急な値動きでの損切りが続いてしまう…
トレンドの中でも効率的に利益を獲得したい…
一般的には、突発的な値動きは損切りの可能性が高く避けるべき場面として知られていますが、うまくテクニカル指標を利用すれば効率的に利益を獲得できます。
本記事では、瞬間的な激しい値動きを予測するATRというオシレーターの使い方や特徴、メリットや注意点に関して詳しく解説していきます。
実際に、ATRと別のテクニカル指標を組み合わせた実際のトレード手法も紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
非常にシンプルなオシレーターなので、慣れればすぐに使いこなせるようになりますよ。
ATRとは
ATR(Market True Range)とは、値動きの勢いを移動平均線のようにラインチャート形状で表現してくれるテクニカル指標です。
画像の通り、値動きが強くトレンド性が見られるとATRは上昇し、逆にレンジ相場などの値動きでは下落しているのがわかります。
例えば、レンジ相場からトレンド相場への転換を確認したいのであれば、ATRが一気に上昇したタイミングを狙うのがおすすめです。
トレンドの方向性はATRだけで判断できませんが、トレンドの発生や再開を目視できるだけでも有利なトレードを展開しやすくなります。
商品先物取引向けのテクニカル指標としてJ・ウェルズ・ワイルダー・ジュニアが開発しましたが、現在ではFXでも幅広く用いられています。
彼は、RSIやADXといったテクニカル指標も開発した人物として知られています。
ATRは日本ではあまり知られていませんが、海外トレーダーの中では広く使われており、メジャーなテクニカル指標の1つとして有名です。
ATRをTradingView・MT5で表示させる方法
ATRは、有名チャートツールのTradingViewやMT5でも表示できるので、それぞれ手順を解説していきます。
「TradingViewであれば取引口座を開設していない人でも無料で利用できるので、必ず活用していきたいですね。」
まずは、TradingViewでATRを表示させる手順は以下の通りです。
- 画面上部の「インジケーター」をクリックし、検索欄に「ATR」と検索する
- 設定変更を行う場合は、画面左下の「ATR」をダブルクリック、任意の期間や色を選択して「OK」をクリックする
同じく、MT5でATRを表示させる手順は以下の通りです。
- チャートをダブルクリックして「ナビゲーター」を選択する
- 「指標」→「オシレーター」→「Average True Range」の順でクリックしていく
- 設定画面が開くので、期間や色を設定して「OK」をクリックする
どちらも非常に簡単な手順でATRを表示させられるため、ぜひ試してみてください。
TradingViewでインジケーターを利用する方法をより詳しく解説している記事もあるので、確認してみてください。
ATRの計算式
ARTの計算は以下の2段階に分かれているため、初めて見る人は少々複雑に感じるかもしれません。
- 1日の最大の値動き(True Range)を計算する
- True Rangeの平均値を計算する
まずはTrue Rangeを計算するため、以下3つの値を求めてください。
- 当日の高値と前日の終値の差=当日の高値-前日の終値
- 前日の終値と当日の安値の差=前日終値-当日安値
- 当日の高値と当日の安値の差=当日の高値-当日の安値
以上で求めた3つの数値の数値のうち、最も値が大きいものをTrue Rangeとします。
次に、True RangeをATRの期間で割り、計算は完了です。
ここでは日足でも計算方法を解説しましたが、それ以外の時間足でも同じ計算方法を用いてください。
ATRでおすすめの設定は?
ATRは通常期間14が設定されていますが、開発者のワイルダー氏自身も期間14をおすすめしています。
同じく、ワイルダー氏が開発したRSIやADXも期間14が推奨されています。
多くのトレーダーが期間14を参考に相場分析をしているため、まずは期間14を利用しましょう。
相場はポジションの総量によって上下するともいわれており、買いが売りより多ければ価格が上昇し、売りの方が多ければ価格が下落するのが特徴です。
より多数のトレーダーが買いと判断すれば相場は上昇しやすくなるため、できるだけメジャーな判断基準を活用する必要があります。
そのため、無理に「自分1人だけが知る聖杯」を探すのではなく、最も推奨されている設定を使いこなすのが先決といえます。
ATRは海外のトレーダーに人気なので、メジャーな判断基準の1つとして安心して利用できますよ。
ATRから読み取れる売買・決済サイン
ATRから読み取れる売買・決済サインは以下の通りです。
ATRを使いこなすためには必ず知っておくべき知識のため、ぜひ参考にしてください。
トレンドの勢いを把握する
ATRは値動きの大きさによって激しく上下する性質を持つため、トレンドの勢いを把握するのに役立ちます。
例えば、ATRがある一定のラインを超えた際にエントリーするというルールを設定する運用を想定してみましょう。
トレンドの中でも強い値動きを確認したタイミングだけでエントリーできるため、短期間で利益を獲得しやすくなります。
一方で、レンジ相場への突入やトレンドの弱まりが発生するとATRが下落するため、ポジションの決済判断にも活用できます。
ただし、ATRが上昇した直後に価格が反転するダマシも発生しやすいため、別のインジケーターを組み合わせる運用も大切です。
ボラティリティの大きさを判断できる
ATRが開発された元々の目的は、市場のボラティリティを計測するというものです。
ボラティリティの大きさ=ATRの動きの激しさによって、トレードの手法や設定も細かく変更していく必要があります。
ATRの状態 | 設計するべきトレード戦略 |
---|---|
ATRが激しく上下している時 | ・ロットを抑えてトレードする ・急な値動きに注意する ・ストップロスを必ず設定しておく |
ATRの動きが緩やかな時 | ・大きめのロットでトレードできる ・長い時間軸でトレード判断を行う ・ATRの上昇による激しい値動きを警戒する ・値動きを観察して裁量の決済でも機能しやすい |
ATRが上昇しておりボラティリティが強い相場では、ロットを張りすぎると急な値動きによって大損をしてしまう可能性も。
また、想定損切りラインを一気に突き抜けてしまう可能性もあるため、非常に慎重なトレード判断が必要となります。
その反面、ATRの上昇が少ない時は突発的な値動きが発生しにくいため、余裕を持ったトレードをしやすくなります。
短期間で狙える利益は少なくなってしまうため、ロットを大きめに張ったりポジションを長期間保有したりと、こちらも調整が必要です。
以上のように、ボラティリティによってトレード戦略は大きく変わるため、ひと目で確認できるATRは非常に便利な指標だといえます。
市場の安定性を視認できる
ATRは市場の安定をひと目で視認できるため、自身の手法が有効かの判断をしやすいのが特徴の1つです。
チャートを縮小してみると、ATRが上昇しているタイミングと下降しているタイミングがはっきり分かれているのがわかります。
本チャートでは、重要な経済指標発表と同時に最もATRが上昇しています。
それからしばらくはATRが激しく上下しているため、市場が安定しておらずトレードリスクが高いと想定できるでしょう。
例えば、スキャルピングで利益を積み重ねていくトレーダーにとって、値動きのノイズは大きなデメリットになりますよね。
トレードを一時的に中断するという判断ができるため、安全に利益を積み上げていきたい人にとってATRの重要度は高いといえます。
長期的に利益を残したいと考えるなら、損失を避けるための分析や行動は非常に重要です。
エントリーや利確・損切りの判断に活用できる
先述の通り、ATRはトレンドの強弱を示してくれるテクニカル指標のため、エントリーや決済の判断基準としても活用できます。
例えば、ATRが大きく上昇するようなトレンドが発生している場合、ATRの下落はトレンドの弱まりを示します。
特に、トレンド相場を中心に取引している人はATRをもとに決済判断ができるため、非常に使い勝手がいい取引指標といえるでしょう。
一方で、逆張りトレードを狙っているのであればATRの下落に乗じてエントリーすると、勝率を上げられます。
ただし、ATRが下落しても押し戻りが発生せず、そのまま値動きが進行するケースも多く見られます。
そのため、メインとなる決済基準は水平線など別のテクニカル指標を活用し、ATRはサブの基準として利用するのがおすすめです。
ATR単体で分析から決済まで判断するのは難しいため、他の指標との組み合わせ方は「ATRと相性がいいテクニカル指標を組み合わせた実際のトレード手法4選」を参考にしてください。
ATRで注意するべきデメリット
ATRは市場の安定性や値動きの勢いを判断するのに有効なテクニカル指標ですが、デメリットも理解して運用する必要があります。
無駄な損失を避けるためにも、ATRの弱みは理解しておきましょう。
トレンドの方向は判断できない
ATRは値動きの激しさによって上下するだけで、トレンドの方向によって上下するわけではありません。
そのため、たとえば下降トレンド中の下落であっても下落の勢いが強くなければ、ATRの上昇率が弱くエントリー判断に利用できません。
ATRが全ての場面で有効ではないのがわかりますね。
そのため、ダウ理論などを用いてトレンドの方向は別で認識する必要があります。
画像のチャートでは、目立つ直近安値と直近高値が前回の高安値を上抜けているため、上昇トレンドが発生している判断が可能です。
価格とATRの上昇が同時に発生した時に限ったエントリーを狙えるようになるため、勝率を大幅に上げられます。
逆に、上昇トレンド発生時に価格下落によるATR上昇でエントリーをしても、勝率は低くなってしまいます。
長期的な上昇トレンドを確認するためのダウ理論をより詳しく知りたい人は、以下の記事をチェックしてみてください。
ATR単体でトレードを完結しにくい
先述の通り、ATRは値動きの勢いを補足する意味合いが強いため、単体ではトレードを完結させにくいのはデメリットの1つです。
ATRだけに着目するとトレンドの方向がわからないほか、トレンドの押し戻りの終了位置も判断できません。
上昇が続いてもATRが一度下落して再び上昇している時は、エントリータイミングとしては最適ではありません。
そのため、ATRの上下の中でもエントリーしやすいタイミングを測れるようなインジケーターとの併用が必要です。
以下のテクニカル指標であればトレンドの押し戻りを判断しやすいので、参考にしてください。
テクニカル指標 | 役割 |
---|---|
フィボナッチ・リトレースメント | トレンド中の押し戻りをパーセンテージで正確に予測する |
水平線・チャネル | サポートやレジスタンスとしてトレンド継続を予測する |
移動平均線 | ・サポートやレジスタンスとしての機能 ・ゴールデン、デッドクロスによる方向性の予測 |
チャートパターン | チャート形状による方向性の予測 |
どのテクニカル指標もトレード初心者が序盤では学ぶ概念ですが、多数の上級者も使用する実践的な根拠です。
基本に忠実なトレードを続けられる人こそが、長期間にわたって利益を残せます。
他にも、ATRでの判断を助けるテクニカル指標の1つであるフィボナッチ・リトレースメントについては、以下の記事で紹介しています。
ATRがさらに視認しやすくなるインジケーター「ATRバンド」とは
ここまででATRの基本的な使い方を解説しましたが、決済においてさらなる使いやすさを重視したATRバンドというインジケーターも存在します。
画像のようにチャートの上下に表示され、価格がタッチした際の反発ポイントとして活用されるのが特徴です。
1時間足のチャートに対して内側が日足の50%ATRバンド、外側が100%ATRバンドという組み合わせになっています。
- 日足50%ATRバンド・・・日足ATRの半分の幅をチャート上下に表示
- 日足100%ATRバンド・・・日足ATRをそのままチャート上下に表示
緩やかなトレンドやレンジ相場では50%ATRに収まるケースが多く、勢いのあるトレンドであれば価格が100%ATRにタッチするまで進行します。
そのため、エントリー後は50%ATRバンドでの反応を見て、利益確定するかさらなる値幅を狙うかの判断ができます。
重要な経済指標発表などを除けばほとんどの値動きが100%ATR内に収まるため、決済ポイントを決めやすいのが強みです。
トレンドフォローの決済ポイントを決められない人は多いので、ぜひ活用してください。
ATRと相性がいいテクニカル指標を組み合わせた実際のトレード手法4選
ATRは単体での利用ではなく、相性がいいテクニカル指標と組み合わせるとさらなる効力を発揮します。
様々な組み合わせによる実際のトレード例を4つ紹介していくので、試してみてください。
いきなり実践するのではなく、まずは本当に使える手法か検証してみるのがおすすめです。
RSIなどのオシレーターと組み合わせたレンジブレイク手法
RSIは、買われすぎや売られすぎによる逆張りに利用されるケースが多いインジケーターです。
ATRと組み合わせると、通常とは異なる使い方でトレードに活かせるので、確認していきましょう。
- ATRが通常よりも大きな上昇を起こしているのを確認する
- 同時にRSIが買われすぎを示していればロングエントリー、売られすぎを示していればショートエントリーを行う
- RSIが0にタッチした時点で利益確定
- エントリー後すぐに値動きが反転し、ATRが下落したタイミングで損切り
まずは、ATRが通常よりも大きな上昇を見せているのを見つけ、値動きが加熱している相場を確認してください。
激しい値動きは、本手法の前提となる環境認識となります。
次に、ATRが下落せずにRSIが買われすぎを示したらロングエントリー、売られすぎを示したらショートエントリーを行います。
通常であれば、RSIの買われすぎは売りサイン、RSIの売られすぎは買いサインとなります。
ただし、今回のように値動きが加熱していると、RSIの買われすぎが発生してもさらに価格上昇してしまうというデメリットを逆に活用しているのです。
予測通りに価格が上昇すれば、相場が落ち着いてくるとRSIが下がって0に到達するタイミングが訪れるため、利益確定を行います。
エントリー後に価格が逆行してATRが下落してしまうと損失が広がってしまう可能性があるため、早めに損切りしてください。
RSIの弱みを活かせる手法なので、インジケーターをメインにトレードしている人はぜひ試してください。
なお、RSIをさらに詳しく知りたいという人は、以下の記事で理解を深めてください。
移動平均線と組み合わせたトレンドフォロー手法
移動平均線を使って行うトレードの決済判断を、ATRバンドで補助していくトレード手法を紹介していきます。
- 日足の移動平均線(期間50・15)のゴールデンクロスを確認
- 1時間足に移り、移動平均線(期間100・20)のゴールデンクロス確認でロングエントリー
- 日足100%ATRバンドタッチで利益確定
- 価格が反落して1時間足のゴールデンクロス否定で損切り
まずは、短期設定にした移動平均線2本を日足に表示させ、ゴールデンクロスの発生を確認します。
上位足での方向性に合わせれば、下位足でのトレードの勝率を大きく上げられます。
上位足のゴールデンクロスという有効な環境認識が完了したら、次は1時間足で中期設定の移動平均線でのゴールデンクロスで買いエントリーです。
上位足と下位足の方向性が同じであれば、非常に強い根拠として自信を持ってエントリーできます。
決済手段としては1時間足に日足ATRバンド50%と100%を表示させ、まず50%でのプライスアクションを確認してください。
連続陰線や大陰線が発生するとトレンド一時休止の可能性が高いため、決済しましょう。
50%も容易に上抜けてしまうようであれば、100%ATRバンドと価格のタッチで利益確定するのがおすすめです。
逆に、エントリー後すぐに価格が下落してゴールデンクロスがキャンセルされてしまうと、下降トレンドやレンジ相場への転換が予測されます。
予測通りの値動きが発生しなかったら、早めに損切りする癖を付けておきましょう。
ADXと組み合わせたトレンドフォロー手法
今回は、ADXというトレンドの強さを判断するテクニカル指標を組み合わせたトレード例を紹介します。
- ADXが30を超える大きな値動きの発生を確認してロングエントリー
- エントリー時からATRが1.5倍以上の数値に達した時点で利益確定
- 利益目標と同じ値幅だけ逆行したら損切り
ADXとATRをチャートに同時表示させておき、ADXが30を超える場面を確認してロングエントリーを行います。
ADXが30を超えると値動きの勢いが強く、大きなトレンドが発生する可能性が高いと考えられます。
なお、ADXは以下3本のラインから構成されていますが、今回使用するのはADXラインのみです。
ADXの構成要素 | 役割 |
---|---|
ADXライン | ・方向性に関わらずトレンドの強さを示す ・30以上だと強いトレンドだと判断できる |
+DIライン | ・上昇トレンドの強さを示す ・30以上だと強い上昇トレンドだと判断できる |
-DIライン | ・下降トレンドの強さを示す ・30以上だと強い下降トレンドだと判断できる |
さらに根拠を強めたいのであれば、狙う方向によってDIラインも併用するのがおすすめです。
決済ポイントとして、エントリー時のATRから1.5倍の位置を選定します。
トレンドが強ければすぐに利益確定ポイントに到達してしまいますが、即座に利益確定しましょう。
損切りポイントとしては、ATRがから0.75倍の位置まで下落した位置を設定してしてください。
この設定により利益確定と損切りの値幅がほぼ同じになるため、不利なトレードにはなりません。
さらに、ADXによるエントリー判断によって高めの勝率を確保できるため、長期的に利益を残しやすいロジックが完成しています。
フィボナッチ・リトレースメントと組み合わせたトレンドフォロー手法
トレンド再開の判断は非常に難しく、押し戻りからの価格反発が発生してもレンジ相場に突入してしまうようなケースは多く見られます。
そのため、フィボナッチ・リトレースメントによって押し戻り終了の位置を正確に判断するトレードを紹介します。
- 上昇トレンド中の押し目発生を確認する
- フィボナッチ・リトレースメントの50%および61.8%と価格のタッチと反発を確認する
- 反発による上昇でATRが前回の波を超えるのを確認してロングエントリー
- 前回安値から高値と同じ値幅まで伸びた段階で利益確定を行う
- 価格が伸び悩みATRが底まで下落したタイミングで損切り
まずは高値と安値が切り上がっている上昇トレンドを見つけ、押し目の発生を確認してください。
トレンドの起点から直近高値までの位置にフィボナッチ・リトレースメントを引き、50%と61.8%の押し目の位置に注目します。
該当の位置で値動きが反発したらATRを確認し、直近数回の天井よりも高い位置に達したらロングエントリーを行います。
予測した押し目終了位置で強い勢いの上昇を確認できれば、勝率は高いといえます。
トレンドが継続するのであれば前回高値を超えると予測できるため、前回安値から高値までと同じ値幅に達した時点で利益確定します。
フィボナッチ・リトレースメントとATRを利用しても予測通りに上昇しない場合もあるため、価格が伸びずにATRが下がったら損切りです。
多少価格が上昇しても、ATRが下がってしまったのであれば微益で決済してください。
ATRを使いこなしてトレンド相場を乗りこなそう
ATRは、値動きの激しさやトレンドの強さを測るのに最適なテクニカル指標のため、大きな利益を狙える相場を見つけやすいのは強みです。
ただし、トレンドの方向性を掴むのは苦手なため、ダウ理論や移動平均線などで補完する必要があります。
そのため、「ATRと相性がいいテクニカル指標を組み合わせた実際のトレード手法4選」で解説したように他のテクニカル指標と組み合わせ、長期的に利益を残せるロジックを確立する必要があります。
根拠のあるトレードで損切りになっても、さらなる分析と改善ができればさらにハイレベルなトレーダーに成長できるでしょう。
本記事で紹介した内容を参考に、トレードの基礎を地道に固めていくのが大切です。
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