スワップポイントの高いFX口座を知りたい!
スワップポイントのおすすめ通貨ペアは?
疑問にお応えし、この記事では、スワップポイントの高いFX口座やおすすめ通貨ペアについて解説しています。
スワップポイント狙いの投資は原則として、スワップポイントが高ければ高い方が有利です。たとえ数円数銭や数十円の違いであっても、中長期間運用して毎日コツコツと積み重なると、資産に大きな違いが出てきます。
しかし、スワップポイントの付与金額も以外にも大事なことはたくさんあります。
例えば、FX会社選びに関しても単純にスワップポイントが高い会社が良いのかといえばそうではありません。
スワップポイントも現在たまたま高いだけという状態では、中長期に渡って稼ぐ事ができません。
なので、現在の最もスワップポイントが高い通貨ペアだけを運用しても失敗する可能性は高いでしょう。
本記事では、スワップポイント狙いにおすすめの通貨ペアに加え、スワップポイントの概要、スワップポイントの高いFX口座、スワップポイントだけで生活できるかの考察など、様々な視点から解説していきます。
スワップポイントとは?
スワップポイントとは通貨間の金利差によって発生する損益のことで、金利差調整とも言われます。
スワップポイントは取引対象通貨の金利情勢に応じて変動し、金利差がプラスであればその分を受け取れ、反対にマイナスとなればその分を支払う必要があり、コストとなります。
例えば、米ドル円を買った場合、米ドルの方が円よりも金利が高いため、金利差はプラスとなり、スワップポイントを受け取ることができます。
一方、米ドル円を売った場合、金利差はマイナスとなり、スワップポイントを支払わなければなりません。なので、マイナススワップが生じる取引ではコストを抑えるため、スワップポイントの安い業者を利用しましょう。
スワップポイントの発生するタイミング
スワップポイントは毎日発生し、翌営業日までポジションを持っていると自動的に受け取れます(または支払います)。
外国為替市場は24時間開いているけど、スワップポイントはいつもらえるの?
それは、スワップポイントが付与される時間帯は毎朝早朝のメンテナンス明けです。
金利差は為替市場の動向に応じて毎日変動するため、スワップポイントの量は日ごとに異なり、1日ごとに計算されます。
そのため、毎日同じスワップポイントが得られる保証はありません。
なお、土曜日、日曜日、祝日の場合は例外として別の日にまとめて付与されます。付与ルールは各社異なりますが、土日祝日分の付与のタイミングは一般的に水曜日から木曜日の業者が多いです。
スワップポイントは少額の取引でも発生します。1円未満のスワップポイントについては、受取り・支払いともに日々積立られます。
スワップポイントはFX取扱い業者や銀行や証券会社によって異なり、公式に設定されているわけではありません。各社のスワップポイントの詳細は、各社の公式サイトに掲載されています。
多くのFX業者ではスワップポイントカレンダーというコンテンツを作成し、カレンダー形式で各通貨ペアのスワップポイントをわかりやすく表示しているので、簡単にチェックできます。スワップポイントカレンダーには通常、1万通貨あたりの買スワップ・売スワップの値、付与日数などが記載され、毎日更新され、最新のスワップポイントが公表されています。
スワップポイントを狙ったトレード
スワップポイント狙いの売買では基本的に、高金利通貨と低金利通貨の組み合わせ、金利差が最大になるようにします。
スワップポイント投資ではメジャーな通貨を含む高金利通貨が注目されています。
具体的には以下の通貨です。
- 南アフリカランド
- メキシコペソ
- トルコリラ
- 米ドル
- 英ポンド
- ユーロ
- 豪(オーストラリア)ドル
- NZ(ニュージーランド)ドル
- 中国人民元
- ロシアルーブル
低金利通貨の代表としておすすめなのは、日本円です。
スワップポイント投資はどのぐらい稼げる?
例えば、メキシコペソ/円を10万通貨でレバレッジなしで1年間運用した場合のスワップポイントの金額は約3万円、年間の利回りは利回りは4.83%です。もちろん、通貨を増やしたりレバレッジを増やせば、もっと稼ぐことができます。
なお、バイナリーオプション、CFD取引、暗号資産取引ではスワップポイントはありません。ただし、CFD取引はスワップポイントに似た金利調整額(オーバーナイト金利)が発生します。これはポジションを作る際に金や原油や株式などをCFD業者から購入し、その際に生じる金利差です。
FXのスワップポイントのおすすめの通貨ペアランキング5位を徹底解説!
スワップポイントに加え、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析などのデータをもとに、スワップポイント投資向けの高金利通貨ペアを徹底調査しました。
FXのスワップポイントのおすすめ通貨ペアランキングを以下の項目から解説します。
1位【南アフリカランド/円】テクニカル分析的には将来性が高い
南アフリカランド/円はメキシコペソ/円よりも2024年6月時点でスワップポイントは低いですが、2022年以前はメキシコペソ/円よりもスワップポイントが高くなっています。
トルコリラ/円よりはスワップポイントが低いのですが、トルコリラ/円は落ち着いてきたと言ってもまだ完全には上昇する気配がなく、スワップポイント投資する場合は手が出しづらい通貨ペアです。
そのため南アフリカランド/円は新興国通貨ペアの中でテクニカル分析的には現在最もオススメで期待が持てる高金利通貨ペアとなっています。
チャート画像で価格の推移を確認すると、トレンド転換が起こり、これから上昇しそうな状況になっていることが分かります。
ここ4年程度は2円程度の枠内に収まり行ったり来たりしてる状態です。スワップポイントを運用するにはよい高金利通貨ペアだと言えます。
ただし、南アフリカランドは流動性が低いため、価格が急変するリスクがあります。
2位【メキシコペソ/円】スワップポイントは高く安定性があるが高値圏
メキシコペソ/円は、アメリカ経済との関係が深く新興国通貨ペアの中では比較的安定性がある高金利通貨ペアです。
その分、スワップポイントは低めな事が多いのですが、2024年6月地点においては、南アフリカランド/円よりも全体的に高い傾向にあります。
メキシコペソ/円はスワップポイントの投資先としては良い通貨ペアなのですが、問題は現在のレートが高値圏に達しているということです。
上記のチャートを見て分かるように、現在メキシコペソ/円は高値圏に達しており、いつ下落するか分からない状態です。
実際に2024年6月では1円以上の下落が発生していることが分かります。しかし、それならメキシコペソ/円が今後も右肩上がりにならないかというとそうではありません。
メキシコペソの価値が高くなり、日本円の価値が低くなれば、今後も右肩上がりに伸びていく可能性はあります。
現状日本の経済力は頭打ちで、メキシコはまだまだこれから伸びる国なので、高値圏に到達しているからといって必ずしも下落するとは限らないのです。
特に、新興国通貨ペアはテクニカル分析よりもファンダメンタルズ分析の方が重要と言われることが多いので、テクニカル分析のセオリー通りにならない可能性も高くなります。
3位【トルコリラ/円】業者によって破格のスワップポイント!底値圏だが希望も出てきてる
トルコリラ/円は、新興国通貨ペアの中で最もスワップポイントが高く、全通貨ペアの中で最大のスワップポイントをもらえる可能性が高いです。
例えば、2024年6月21日地点のGMOクリック証券で10万通貨で取引した場合は、以下のスワップポイントが獲得できるようになっています。
通貨ペア | スワップポイント |
---|---|
南アフリカランド/円 | 200円 |
メキシコペソ/円 | 301円 |
トルコリラ/円 | 460円 |
南アフリカランド/円と比べて、トルコリラ/円のスワップポイントは倍以上であることが分かります。
このように、トルコリラ/円はスワップポイントの受け取れる額でいえば非常に高額です。しかし、チャートを見てみると、下落を続けており買うのが難しい状況とも言えます。
チャート画像を見て分かるように、トルコリラ/円は急落する一方です。ただし、ここ1年くらいは安定しており、底値が固められている状態となっています。
つまり、現在がチャンスと見てトルコリラ/円のスワップポイント投資をしている投資家も出てくるということです。
トルコリラ/円はスワップポイントの額も高額なので、リスクはありますがリターンも高い通貨ペアとなっています。
トルコリラ/円のスワップポイントの見通しは?トルコリラを徹底解説!の関連記事差し込みお願いします。
4位【米ドル円・英ポンド/円・ユーロ/円】現在スワップポイントが高く為替差益も狙える
現在、コロナ明けで経済が活発化しており、先進国も金利を上げております。2024年時点でアメリカは5.5%、イギリスは5.25%、ユーロは4.5%と高水準であり、スワップポイントも新興国通貨ペアと同程度になっています。
ただし、金利を上げているのは一時的なものなので、先進国の金利は低下する可能性は高いです。そうするとスワップポイントも下がるので、今一時的にスワップポイントが高くても、新興国通貨ペアのように安定して長年スワップポイントを稼ぐのは難しいでしょう。
しかし、為替差益で稼げる可能性はあります。というのは、日本は低金利国家であり、日本円の人気は低く、米ドル・英ポンド・ユーロの人気が高いからです。
現在、クロス円の主要通貨は殆ど高値圏ではあるのですが、まともな経済政策を行っていない日本円の人気がない以上、更に円が弱く他通貨がますます強くなる可能性はあります。
プラススワップを得れるポジションは、クロス円ならば現状「買い」です。なので、日本円の弱さを見越した長期保有で為替差益を狙えれば、スワップポイントが低くても新興国通貨ペアよりも稼げる可能性は出てきます。
特に、アメリカ・イギリス・ヨーロッパは政治的経済的な安定性が高いので、新興国通貨ペアよりもリスクも低い可能性が高いのです。
5位【豪ドル/NZ(ニュージーランド)ドル】スワップポイントは低いがリバランスとして優秀!自動売買が主流
クロス円以外ですと、現状スワップポイントはさほど儲かりません。やはり、日本の金利が0.1%という破格の低さなので大きな影響を与えています。
以下の表は、各国の政策金利をまとめたものです。
表を見れば分かるように、日本だけが断トツで金利が低いことが分かります。同じようにスイスの政策金利も1.25%と低いわけですが、スイスはインフレ率も低く、政策金利が上回っているので経済政策として何の問題もありません。
日本は、インフレ率が政策金利を上回っているのに金利が低いという異常な状態なので、金利を上げられない理由があると考えたほうが良いでしょう。
なので、やはりスワップポイント投資はクロス円が基本となるのです。
しかし、クロス円だけで運用するのもリスクが大きくなります。仮に分散投資で、新興国通貨ペアを均等に投資したとしても、円の変動一つで崩れる可能性があるからです。
これではリスク分散という意味でリバランスになりません。
そのため、スワップポイントは低いが、相場安定しており自動売買にも向いている豪ドル/NZドルの運用を5位とさせていただきました。
FX業者ごとのおすすめ通貨ペアのスワップポイント比較一覧
FXのスワップポイントは業者ごとに異なり、どの業者を選ぶかによって収益も違ってきます。同じ通貨ペアでも業者によっては100円以上も差が出てきます。
スワップポイントは一定ではなく、変動するものなので、常にスワップポイントの最高の値を出しているFX業者はおりません。
しかし、スワップポイントに力を入れている国内業者は大体固定されているので、スワップポイント運用目的ならば、なるべくスワップポイントが平均して高い業者を選んで口座を開設して利用した方が効率よく稼げるのでお得です。
以下の項目から、新興国通貨ペア3銘柄と米ドル/円のスワップポイント一覧を表でまとめて解説します。
南アフリカランド/円のスワップポイント一覧
25社の南アフリカランド/円のスワップポイント一覧をランキング順に表でまとめました。(10万通貨単位で計算)
南アフリカランド/円のスワップポイント一覧
FX業者名 | 南アフリカランド/円のスワップポイント |
---|---|
FXネオ(GMOクリック証券) | 190.3円 |
トライオートFX(インヴァスト証券) | 188.4円 |
LIGHTFX(トレイダーズ証券) | 180.7円 |
IG証券 | 172.1円 |
みんなのFX(トレイダーズ証券) | 171.3円 |
MATRIX TRADER(JFX) | 170円 |
FXブロードネット | 170円 |
外貨ex(GMO外貨) | 167.2円 |
LIONFX(ヒロセ通商) | 167.2円 |
岡三アクティブFX(岡三証券) | 167.2円 |
外貨ネクストネオ(外為どっとコム) | 162.1円 |
松井証券 | 160円 |
FX PLUS(マネックス証券) | 160円 |
auカブコムFX(auカブコム証券) | 154.5円 |
LINE FX(LINE証券) | 150円 |
ゴールデンウェイ・ジャパン | 150円 |
サクソバンク証券 | 147.2円 |
アイネット証券 | 141.4円 |
楽天証券 | 140円 |
フィリップ証券 | 116.2円 |
外為オンラインFX(外為オンライン) | 58.6円 |
ひまわり証券 | 58.6円 |
FXダイレクトプラス(セントラル短資FX) | 40円 |
マネーパートナーズ | 35.9円 |
マネースクエアFX(マネースクエア) | 30円 |
メキシコペソ/円のスワップポイント一覧
25社のメキシコペソ/円のスワップポイント一覧をランキング順に表でまとめました。(10万通貨単位で計算)
メキシコペソ/円のスワップポイント一覧
FX業者名 | メキシコペソ/円のスワップポイント |
---|---|
FXネオ(GMOクリック証券) | 288.2円 |
トライオートFX(インヴァスト証券) | 285.9円 |
FXダイレクトプラス(セントラル短資FX) | 276.9円 |
LIGHT FX(トレイダーズ証券) | 276円 |
MATRIX TRADER(JFX) | 270円 |
IG証券 | 269.3円 |
外貨ex(GMO外貨) | 262.9円 |
みんなのFX(トレイダーズ証券) | 262.7円 |
外貨ネクストネオ(外為どっとコム) | 260円 |
LION FX(ヒロセ通商) | 260円 |
ゴールデンウェイ・ジャパン | 260円 |
auカブコムFX(auカブコム証券) | 260円 |
楽天証券 | 260円 |
FX PLUS(マネックス証券) | 259.7円 |
松井証券 | 255.2円 |
アイネット証券 | 252.1円 |
LINE FX(LINE証券) | 250円 |
サクソバンク証券 | 238.8円 |
フィリップMT5(フィリップ証券) | 181.5円 |
マネースクエアFX(マネースクエア) | 180円 |
外為オンラインFX(外為オンライン) | 50円 |
マネーパートナーズ | 20円 |
FXブロードネット | 取り扱いなし |
岡三アクティブFX(岡三証券) | 取り扱いなし |
ひまわり証券 | 取り扱いなし |
トルコリラ/円のスワップポイント一覧
25社のトルコリラ/円のスワップポイント一覧をランキング順に表でまとめました。(10万通貨単位で計算)
トルコリラ/円のスワップポイント一覧
FX業者名 | トルコリラ/円のスワップポイント一覧 |
---|---|
FXネオ(GMOクリック証券) | 383.4円 |
サクソバンク証券 | 366.6円 |
LIGHTFX(トレイダーズ証券) | 359.3円 |
IG証券 | 350.3円 |
MATRIX TRADER(JFX) | 350円 |
トライオートFX(インヴァスト証券) | 346.6円 |
FX PLUS(マネックス証券) | 343.8円 |
外貨ex(GMO外貨) | 337.9円 |
auカブコムFX(auカブコム証券) | 337.2円 |
みんなのFX(トレイダーズ証券) | 336.9円 |
松井証券 | 335.2円 |
LION FX(ヒロセ通商) | 333.1円 |
外貨ネクストネオ(外為どっとコム) | 328.6円 |
アイネット証券 | 320.7円 |
LINE FX(LINE証券) | 300.3円 |
フィリップMT5(フィリップ証券) | 237円 |
楽天証券 | 115.9円 |
マネースクエアFX(マネースクエア) | 70円 |
外為オンラインFX(外為オンライン) | 50円 |
マネーパートナーズ | 40円 |
FXダイレクトプラス(セントラル短資FX) | 30円 |
FXブロードネット | 取り扱いなし |
ゴールデンウェイ・ジャパン | 取り扱いなし |
岡三アクティブFX(岡三証券) | 取り扱いなし |
ひまわり証券 | 取り扱いなし |
米ドル/円のスワップポイント一覧
25社の米ドル/円のスワップポイント一覧をランキング順に表でまとめました。(1万通貨単位で計算)
米ドル/円のスワップポイント一覧
FX業者名 | 米ドル/円のスワップポイント一覧 |
---|---|
FXネオ(GMOクリック証券) | 230.17円 |
FXダイレクトプラス(セントラル短資FX) | 230円 |
LIGHTFX(トレイダーズ証券) | 229.24円 |
FXブロードネット | 228.76円 |
LINE FX(LINE証券) | 228.72円 |
ゴールデンウェイ・ジャパン | 226.21円 |
外貨ex(GMO外貨) | 225.48円 |
トライオートFX(インヴァスト証券) | 224.48円 |
アイネット証券 | 223.28円 |
みんなのFX(トレイダーズ証券) | 221.38円 |
外貨ネクストネオ(外為どっとコム) | 221.21円 |
楽天証券 | 219.21円 |
マネースクエアFX(マネースクエア) | 217.76円 |
IG証券 | 216.55円 |
松井証券 | 212.62円 |
auカブコムFX(auカブコム証券) | 200.34円 |
FX PLUS(マネックス証券) | 193.69円 |
外為オンラインFX(外為オンライン) | 188.45円 |
ひまわり証券 | 188.45円 |
サクソバンク証券 | 176.93円 |
LION FX(ヒロセ通商) | 170円 |
MATRIX TRADER(JFX) | 170円 |
岡三アクティブFX(岡三証券) | 170円 |
フィリップMT5(フィリップ証券) | 145.59円 |
マネーパートナーズ | 83.24円 |
スワップポイント投資でおすすめのFX業者はGMOクリック証券株式会社のFXネオ
25社のスワップポイントを評価した結果、新興国通貨ペアも先進国通貨ペアも現在のスワップポイントのトップはGMOクリック証券のFXネオです。GMOクリック証券は、スワップポイントが業界で最も高い水準であるだけではなく、スプレッドも業界内で狭い水準、取引手数料が無料で、サーバーも安定性が高いため、スワップポイント投資向きと言えます。
また、GMOクリック証券はスワップポイント狙いだけではなく、スキャルピングやデイトレードといった短期トレードなど様々なスタイルのトレードに対応しています。さらに、約定力が高く、スマホアプリが使いやすく、スピード注文機能とチャート機能が優秀といった特徴があり、上級者はもちろん、初心者にも使いやすく始めやすいです。
さらに、口座開設と取引で最大100万円のキャッシュバックも現在実施中です。また以前はスプレッド縮小キャンペーンを実施し、通常よりも有利なキャンペーンスプレッドで取引ができました。
ただし、GMOクリック証券はスワップポイントだけを出金できるシステムな点は注意が必要です。スワップポイントだけを出金できるのは、スワップポイントだけで生活したいトレーダーにとってはメリットに思えますが、年間利益が20万円を超えると税金がかかり確定申告しなければならないのでメリットだけではありません。
なお、ポジションを決済しないとスワップポイントが出金できないシステムの場合は、ポジションを決済しない限り税金は発生しないので、税金を考慮する場合は、他社もおすすめです。
また、FX会社によっては新規口座開設キャンペーンや還元プログラム等のキャッシュバックやスワップポイント増額キャンペーン等を開催しています。それらを活用すれば、さらに有利にトレードできるので、各会社の公式サイトで最新の情報を定期的にチェックしましょう。
FXのスワップポイントだけで生活できて稼げるか?
スワップポイントだけで働かないで生活したい!
こんな風に思っている人は少なくないでしょう。
FXのスワップポイントだけで生活するためには、スワップポイントを受け取る以外にも様々な視点で運用する必要があります。
以下の項目からFXのスワップポイントだけで生活し稼ぐ方法を解説していきます。
長期で稼ぐならば証拠金と追加資金は多めに必要
スワップポイント投資を考える際に最も警戒すべきことは、証拠金不足によるロスカットです。
FXにおいてポジションを保有するということは、明確なリスクです。なぜならば、価格が大変動する経済ショックは1年に一度程度起こり、世界を揺るがす大恐慌が10年に1度起こっているからです。
特にクロス円で新興国通貨ペアを運用している場合、日本には問題はなくてもトルコ・南アフリカ・メキシコの方に問題が起こって市場が急変する可能性は高いです。
また、スワップポイント投資を行って長期保有しているトレーダーが多いため、そういった人たちのロスカットを巻き込んで暴落するケースも多いです。
そのため、長期でスワップポイントを運用しようと考える場合は、必ず多めの証拠金が必要になります。
目安としては、過去チャートを見て10年間の暴落に耐えられる証拠金を用意するというのが理想的です。
最低でも250%から300%以上の証拠金維持率を確保しておくと安心と言えるでしょう。
ロスカットを防ぐための追加資金も用意しておくことをおすすめします。
分散投資は必須
スワップポイント投資を考える際には分散投資は必須です。理由としては、スワップポイントの変動を考慮すべきだからです。
新興国の金利が安定するか、あるいは日本の金利が上昇しだしたら、クロス円のスワップポイント投資は成り立ちません。
金利差が逆転した場合、プラススワップがマイナススワップになる事もあり得るので、そうなるとスワップポイントで生活することもできなくなります。なので、分散投資することで、一部の通貨ペアのスワップポイントが下がったりマイナススワップに逆転しても総合してプラスになればスワップポイント生活を続けることができます。
また、複数の通貨ペアを運用しておいて、危なくなったら決済してしまうというのも、スワップポイントだけで生活する上で大事な決断です。
分散投資をすれば、リスクも分散できます。新興国通貨ペアはそれぞれメリットがあるので、全て運用しても構いません。
そのうえで、先進国通貨ペアやクロス円以外の通貨ペアも運用した方が良いでしょう。
将来性の高い銘柄にも投資する
スワップポイントが高い通貨ペアだけではなく、将来性の高い銘柄に投資することも大事です。
現在大したことがなくても、今後伸びていきそうな銘柄を探すのも重要です。スワップポイント投資のコツとして紹介される場合、大体スワップポイントが現時点で大きな銘柄をを紹介されることが多いかと思います。
しかし、現在スワップポイントが高くても将来低くなってしまうとあまり意味はありません。
期間を限定しレバレッジを操作すれば高い利回りを出すこともできる
スワップポイントの利回りは、拘束される資金によって決定されます。
つまり、少ないお金で運用すれば利回りは大きくなりますし、大きなお金で運用すれば利回りは小さくなります。
しかし、少ないお金で運用するとレバレッジが高くなり、ロスカットされ損失を生じる可能性が高いです。
ではどうすればよいのかというと、チャートを分析しスイングトレードのような形で期間限定でスワップポイント投資を運用すれば、少ないお金でもロスカットにならない可能性があります。
うまくいけば為替差益も得れるので、大きな利益を獲得することが可能です。
サヤ取りを行い安全にスワップポイントを獲得する
サヤ取りを使えば、スワップポイントを安全に獲得することもできます。サヤ取りとはスワップポイントが高いFX会社でプラススワップのポジションを持つことです。
クロス円でいえば、買いのポジションを持つということです。そして、スワップポイントの低いFX会社でマイナススワップのポジションを持ちます。
このようにすれば、為替が変動してもロスカットされずに、永遠にスワップポイントをもらうことができるわけです。
ただし、為替差益がマイナスになっている方の口座に資金を追加しなければならないという欠点はあります。
FXスワップポイントのサヤ取りとは?基本と稼ぐコツを紹介の関連記事差し込みお願いします。
スワップポイントで生活することはできる!おすすめの通貨ペアでスワップポイントを運用しよう!
「スワップポイントの高いFX口座を知りたい!」「スワップポイントのおすすめ通貨ペアは?」ご要望にお応えし、当記事では、スワップポイントのおすすめ通貨ペアのランキングやFX会社ごとのスワップポイント一覧、FXのスワップポイントだけで生活するコツについて解説しました。
FXのスワップポイントのおすすめ通貨ペアは、南アフリカランド/円です。理由としてはメキシコペソ/円は南アフリカランド/円よりスワップポイントは高いが高値圏なので下落するという不安があります。
トルコリラ/円はスワップポイントは高いが、下落続きの相場で底値が固くなっていると言えど、まだ買いにくいという点があり、南アフリカランド/円が現状最もおすすめの通貨ペアです。
安定性を考えて先進国のクロス円や、円以外では豪ドル/NZドルもスワップポイント投資と同じような感じで運用できるのでおすすめとなります。
おすすめのFX会社はGMOクリック証券のFXネオです。どの通貨ペアもスワップポイントの高さが魅力で、早朝でもスプレッドが安定しているなどスワップポイント投資に向いている企業となっています。またスプレッド、約定力、機能、スマホのアプリを使った取引のしやすさなど総合しておすすめです。
長期でスワップポイント投資を行う時のポイントは、経済ショックを警戒し少なくても過去チャート10年間を見て下落に耐えられる証拠金で運用する方が安全です。
より安全に運用し、現実的にスワップポイントで生活するなら分散投資は必ず行いましょう。
時間があって興味がある場合は、スイングトレード気味にチャートを分析してスワップポイントを狙いつつ為替差益を狙う方法も効果的です。
プラススワップが高いFX会社も役に立ちますが、サヤ取りを考慮する場合は、マイナススワップが少ないFX会社も役立ちます。
このコンテンツを参考にどの銘柄、どの会社でスワップポイント投資をするか自分の基準で判断してください。
様々な手法や情報を収集し効果的にスワップ運用して、スワップポイントで生活しましょう!
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