FXのスワップポイントは、FX会社や通貨ペアによって変わってきます。ヒロセ通商のスワップは他社と比べて高いのでしょうか?スワップを狙うならどこを使うべきか、調査するトレーダーは多いようです。
ヒロセ通商のスワップはどうなの?
マイナー通貨は他社より高い?
ドル円やトルコリラ、メキシコペソなど、
ヒロセ通商のスワップが気になりますね。
今回はヒロセ通商ならどれぐらいのスワップがつくのか、おすすめのスワップポイントをご紹介。最新スワップのFX会社比較一覧や過去の実績。さらにはスワップで稼ぐトレード術もシミュレーションをしながら教えていきます。
中長期トレードとスワップで攻めたいトレーダーは必見です。
- ヒロセ通商はスワップトレードに向いているのか
- ヒロセ通商のスワップポイント比較一覧
- ヒロセ通商のスワップポイント メリット・デメリット
- スワップトレード術:ニュージーランドドル
- スワップトレード術:メキシコペソ
- スワップトレード術:トルコリラ
ヒロセ通商のスワップポイントはおすすめ?
スワップポイントはFX会社によってさまざまです。メジャー通貨が高めでもマイナー通貨なら他社がよいなど、通貨ペアごとにおすすめのFX会社が変わってきます。
ヒロセ通商の場合も、通貨ベアごとに条件が変わってくるのですが、とくにマイナー通貨やオセアニア系のスワップが高めだと評判です。メジャー通貨でも、英ポンドなど特定の通貨で高スワップがついたりします。
まずは、ぜひともチェックしておきたい、ヒロセ通商の最近のスワップ情報をご紹介しましょう。
ヒロセ通商のスワップカレンダー(メジャー通貨)
ヒロセ通商のスワップポイントは、メジャー通貨の場合、1Lot (1000通貨)単位でポイントが適用されます。以下にヒロセ通商のスワップカレンダーを基に、最新のスワップ情報をまとめておきました。
他社のおおむねの平均値と比較しながら見ていきましょう。
2024年8月時点
通貨ペア | ヒロセ通商 | 他社平均 | ヒロセ通商 | 他社平均 |
---|---|---|---|---|
Buy | Buy | Sell | Sell | |
USDJPY | 20~23 | 8~25 | -23~-25 | -24~-50 |
EURJPY | 17~19 | 14~21 | -20~-24 | -23~-40 |
GBPJPY | 22~25 | 20~30 | -30~-33 | -30~-50 |
AUDJPY | 11~15 | 7~14 | -10~-13 | -15~-20 |
NZDJPY | 12~16 | 8~14 | –15~-17 | -13~-21 |
EURUSD | -0.030~-0.05 | -0.07~-1.8 | 0.03~0.05 | 0.05~0.07 |
NZDUSD | 0.01~-0.03 | -0.004~-0.04 | 0.01~0.03 | 0~0.04 |
GBPAUD | 0.03~0.05 | 0.01~0.035 | -0.03~-0.05 | -0.02~-0.04 |
EURGBP | 0.03~0.05 | 0.1~0.3 | -0.01~-0.02 | -0.1~-0.3 |
USDCAD | 0.04~0.06 | 0.2~0.4 | -0.1~-0.2 | -1.0~-1.5 |
比較するとわかるように、ヒロセ通商の場合、ドル円などのメジャー系では他社よりもやや低めで、どうしても短期向けのFX会社だという事実が伺えます。
しかし、ポンド系やオセアニア、GBPAUD・NZDUSDなど外貨ペアや、ポジションによっては他社よりも条件が良いのが特徴。
ヒロセ通商スワップカレンダーは、公式サイトから確認できます。
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ヒロセ通商のスワップカレンダー(マイナー通貨)
次に、ヒロセ通商のマイナー通貨のスワップポイントを見てみましょう。マイナー通貨においては、他社よりもかなり有利なスワップが期待できます。
取引通貨量は、1部の通貨ペアをのぞいて、基本的に1000通貨~の取引です。
通常は、マイナー通貨の取引は1万通貨です。1000通貨から取引できることがヒロセ通商の大きなメリットとなります。
以下のスワップポイントは、※がついている通貨ペアは1万通貨あたりの数値です。
南アフリカランド(ZAR)、シンガポールドル(SGD)、に関してはヒロセ通商では4~5日単位のスワップとなりますので、1日単位で換算しています。
通貨ペア | ヒロセ通商 | 他社平均 | ヒロセ通商 | 他社平均 |
---|---|---|---|---|
Buy | Buy | Sell | Sell | |
ZARJPY | 1.2~1.8 | 0.5~2.1 | -3~-3.5 | -1.8~-3.5 |
TRYJPY | 3.3~6.5 | 3.5~10.0 | -5~-7 | -3.8~-6.6 |
NOKJPY | 16~18 | 13~16 | -17~-20 | -16~-20 |
HKDJPY | 25~27 | 20~28 | -30~-35 | -28~-35 |
CNHJPY※ | 15~37 | 6~37 | -17~-37 | -6~-37 |
MXNJPY | 22~30 | 23~28 | -38~-48 | -28~-50 |
USDHKD | 0.09~0.11 | -2.44~0.4 | -0.11~-0.15 | -3.4~-1.1 |
USDMXN | -2~-4 | -2.2~-4.2 | 1.5~2.5 | 1.3~2.2 |
USDSGD | 0.01~0.016 | -0.02~-0.09 | -0.012~-0.017 | -0.16~-0.63 |
EURTRY | -50~-70 | -19~-54 | 20~40 | 13~15 |
EURZAR | -2~-2.4 | -3~-3.9 | 1.2~2.4 | 4.0~4.8 |
EURPLN | -0.15~-0.35 | -16.0~-16.7 | 0.15~0.35 | 0.7~0.9 |
1,000通貨で比較した場合、人気のZAR・TRY・MXNが有利なスワップで取引できることがわかります。スキャルピングでサクッと稼げるだけでなく、マイナー通貨のスワップトレード(中長期)でコツコツと増やしていくことが可能です。
マイナススワップが生じるポジションにおいても、ヒロセ通商なら小さめのマイナス値でダメージを抑えた保有が可能です。
そもそも通貨ペアの種類が多いため、市場動向に応じて他社では取引できない通貨ペアが選べることが魅力です。
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スワップポイントの注意点
FX会社、通貨ペアの種類にかかわらず基本的にスワップポイントは、1日の最後の市場であるNY市場がクローズしたタイミングで付与(課金)されます。水曜日は3倍の計算です。
また、スワップポイントは金利の動きに応じて、日々変化していきます。エントリー前に必ず確認するようにしてください。
ポジション保有後も
こまめにチェックすることが大切です。
なお、スワップポイントの基礎知識はこちらから詳しくご覧になれます。
ヒロセ通商のスワップポイント・メリットデメリット
ヒロセ通商では、特定のメジャー通貨(オセアニア・ポンド系)や、マイナー通貨・外貨クロスで高めのスワップが期待できます。
他にも、スワップのみの振替が可能だったり、キャンペーンで増額スワップがもらえたりと多くのメリットがあります。しかし、メリットだけではありません。
ここで、ヒロセ通商のスワップの仕組みや特徴をメリット・デメリットでわかりやすく見ていきます。
メリット1.特定の通貨ペアは他社よりも高めのスワップ!
まず、メリットとして特定の通貨ペアにおいて高めのスワップが狙えることが、ヒロセ通商ならではのメリットです。
ヒロセ通商のスワップは、スワップを売りにしているFX会社のように総じて高いわけではないのですが、特定の英ポンドやオセアニア系、外貨クロス、売りポジションにて他社より条件が良いケースが多いのです。
比較的にスワップポイントが高い通貨ペア
- 他社よりも付与されるスワップが高め(スワップ収益)
- 他社よりもマイナススワップが小さめ(損失リスクが低減)
GBPJPY(Buy)、AUDJPY(Buy)、NZDJPY(Buy/Sell)、AUDUSD(Buy/Sell)、GBPAUD(Buy)
ZARJPY(Buy)、NOKJPY(Buy)、CNHJPY(Buy)、MXNJPY(Buy)、USDHKD(Buy/Sell)、USDMXN(Buy/Sell)、USDSGD(Buy/Sell)、EURTRY(Sell)
時期によりますので、その時々でチェックしたいものです。
それぞれの戦略に応じて、ロングでスワップが得たり、ショートでスワップの損失を抑えたりと、利益が狙いやすいと評判です。
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メリット2.通貨ペアの選択肢が多い!
ヒロセ通商の通貨ペア数は54種類です。豊富な種類から、市場動向にマッチしたものが選べる点もヒロセ通商のメリットです。
ヤミクモにとにかくスワップが高ければいい、というやり方では為替差益で大損する可能性があります。
これから上昇が期待できる通貨、または下降すると思われる通貨とポジション。ヒロセ通商なら選択肢が広がるため非常に有利なのです。
メリット3.スワップの増額キャンペーンが利用できる
そして、極めつけはヒロセ通商のスワップ増額キャンペーンです。ヒロセ通商では、最近、マイナー通貨のスワップが増額されるキャンペーンを毎月ペースで行っています。
対象となる通貨ペアはその都度変わり、2024年の8月は、最大55%・上限100万円、6種類の通貨ペアで増額キャンペーンが開催されています。おまけのキャンペーンにてニュージーランドドルにも20%増額が実施されました。
スウェーデンクローナやタイバーツなど、他では探せない通貨ペアで高スワップが狙えます。過去には、人気のトルコリラでスワップ50%増額もありました。
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メリット4.スワップのみの振替ができる
さらに、注目したいのが未決済でもスワップのみ口座に出金ができることです。通常は、ポジション情報に損益とスワップの金額が反映されているだけで、決済するまではスワップを実質の残高として加算することができません。
しかし、ヒロセ通商ではスワップだけ先に受け取れる、「スワップ振替」を採用しています。数週間、数か月とポジションを保有しつつも一部の収益が決済していけるのです。
メリット5.短期トレードとも併用しやすい
また、ヒロセ通商はスキャルピングやデイトレードに適した、高度なトレード環境を備えています。最新のシステム技術を採用し、世界中の大手金融21社とカバー取引で提携。
業界トップクラスの最狭スプレッドとスピーディーで安定した約定力を提供しているのです。中長期のスワップトレードだけでなく、短期トレードも併用していけるでしょう。
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でも、デメリットもあるのです・・・。
次に、ヒロセ通商のスワップポイントのデメリットを確認しておきましょう。
デメリット1.ドル円などのメジャー通貨のスワップは低め
ヒロセ通商は本来スキャルピングで有名なFX会社です。NDD方式を採用していることもあり、取引回数が多い短期トレードが推奨される傾向にあります。
スワップ向けではないと見なすトレーダーもいるようです。
従って、スプレッドや約定力では業界トップクラスのレベルにありますが、スワップに関してはそこまで高くないのが現状です。
ドル円や他社でも取り扱いが多いメジャー系など、他社よりも低めの設定になっている通貨も多いです。
なぜ、NDD方式だと取引回数を増やしてほしいのか、詳しくはこちらの記事からご覧いただけます。
デメリット2.初心者にはハードルが高め
ヒロセ通商のメジャー通貨のスワップポイントは、ごく一部をのぞいて全体的に低めの設定です。マイナー通貨のスワップが優遇されるケースが多く、どうしても初心者には扱いづらい面があります。
スワップトレードでも基本は為替差益です。相場の先行きを見るスキルも必要となります。中級以上のトレーダーにおすすめだと言えるでしょう。
もちろん、初心者でもメキシコペソやトルコリラ、香港ドル、中国人民元、ノルウェークローナなど、興味があり多少の知識がある方はぜひ少額からチャレンジしてみてください。
デメリット3.スワップの条件は予告なしで変わる
もう1つ、デメリットとして認識しておきたいのは、スワップポイントは毎日変動するということです。
これは、ヒロセ通商に限ったことではありませんが、高めのスワップだったとしても市場の変化に応じて、予告なしで急激に変わることもあります。
キャンペーンなどで固定スワップが約束されていない限りは、定期的にスワップに大きな変動がないかの確認が必要です。
状況によっては、
プラスだったスワップがマイナスに変わることもあります。
スワップポイント・トレード術:ニュージーランドドル
では、早速スワップのおすすめの通貨ペアとトレード術をご紹介しましょう。
ヒロセ通商は、豪ドル・ニュージーランドドルのスワップが他社よりも高め。とくに注目したいのがNZDUSDです。まずは、NZDUSDのスワップトレードをご紹介していきます。
豪ドルやニュージーランドドルなどのオセアニア系は、オージー(豪ドル)、キウイ(NZドル)とも呼ばれ、メジャー通貨の中でもとくに人気の通貨です。
オセアニア系のトレーダーって、
本当にオージーやキウイが大好きなんです!
必要証拠金はドルやユーロの70%程度で済むため、ロスカットのリスクも低減できます。国内でも多くのトレーダーに好まれています。
トレード術①NZDUSDのスワップポイントをチェック
なぜ、ヒロセ通商のNZDUSDに注目したいかというと・・・
NZDUSDの買いポジションでプラスのスワップがつくのはヒロセ通商だけだからです。(2024年8月時点)
NZDUSD FX会社スワップ比較(みんかぶ)
買いポジション → 1.5~2.5
売りポジション → -8~-10
上記のNZDUSDのように、他社では探せないスワップの条件がヒロセ通商の最大の強みです。NZDUSDを中長期で保有したくとも、マイナススワップが気になっていた!というトレーダーに嬉しい情報ですね。
トレード術②為替動向を探る(相場分析)
ここで、ロングのポジションを持った場合に、今後NZDがロングの方向に向かうかどうかを探ることが重要なポイントです。というのも、FXトレードは為替差益によって利益を得るのが基本であり、スワップはそれに付随するプラスアルファの利益だからです。
ロングで為替差益が狙えるか?ロングの方向に動く可能性があるか?
⇒これが一番大事(スワップより大事!)
USDJPY・NZDJPY・NZDUSD 比較チャート
では、今後のNZDの為替動向はどうなのか比較チャートで検証してみましょう。分析しやすいように、ドル円との関連性を3つの通貨ペアで見ていきます。
- USDJPY (基軸通貨ペアとして)
- NZDJPY(USDJPYに連動する通貨ペアとして)
- NZDUSD(USDJPYに相反する通貨ペアとして)
USDJPY・NZDJPY・NZDUSD 比較チャート(週足)
週足チャートで見た場合、USDJPYとNZDPJPYはほぼ連動する流れで、長い上昇トレンドが続いています。2021年以降は、「NZD買い/円売り」が進んだようです。これは、金利差による円売りが進んだためだと見ることができます。
USDJPY・NZDJPY・NZDUSD 比較チャート(日足)
日足チャートでは、部分的に重複する時期はあるものの、NZDJPYはUSDJPYに連動し、NZDUSDは相反する関係にあることがより明確に表れているようです。
そこで、2024年8月現在において、USDJPYが上がるか下がるか、というのが1つのキーポイントだと言えます。ファンダメンタルズ、テクニカルと双方から相場を分析してみましょう。
ファンダメンタル分析
最近の「ドル売り円買い」の要素となっているのが、「米国の利下げ」と「日銀の利上げ」です。連続利上げ以来、初の利下げを米国が発表するなら、「ドル売り」に火がつきNZDUSDが中長期で上昇トレンドに乗る可能性が強まります。
また、地政学リスクとして、イラン・イスラエル、ロシア・ウクライナなどの情勢悪化、さらにトランプ前大統領が当選する可能性が高まることも「ドル売り円買い」を促す要素だと見れるでしょう。
利上げや利下げがFXに与える影響については、下記より詳しくご覧いただけます。
テクニカル分析
次に、テクニカルからのアプローチも欠かせません。
NZDUSD 日足チャート(2023年3月~2024年8月)
中長期のテクニカル分析では、2023年8月・10月の安値ラインから反発して、フィボナッチ50、61.8のラインに向かっているところです。
ボリンジャーバンドの中央ラインをちょうどブレイクしたところでもあり、これから上昇に向かおうとしています。61.8を超えるなら、フィボナッチ100あたりまで上昇の可能性があり、もし100を超えるなら、さらには長期のレジスタンスラインあたりまで狙えそうです。
上記の相場分析は、
1つの例として参考にしてみてください。
トレード術③中長期でスワップを狙う
では、実際にNZDUSDでポジションを持ったとして、スワップトレードにてどれくらいの利益が得られるでしょうか。想定どおりに動いた場合の利益をシミュレーションしてみます。
想定通りに動いた場合の利益
シミュレーションは数週間保有した場合と、数か月保有した場合で計算していきます。
- 保有:3週間(21日)
- 1日のスワップ平均:15円(1万通貨あたり)
- 収益値幅:50pips
15円 × 21日 = 315円
50pips = 0.5円
- 1万通貨:5,000円 + 315円 = 5,315円の利益
- 10万通貨:50,000円 + 3,150円 = 53,150円の利益
- 保有:3か月(90日)
- 1日のスワップ平均:15円(1万通貨あたり)
- 収益値幅:335pips
15円 × 90日 = 1,350円
335pips = 3.35円
- 1万通貨:33,500円 + 1,350円 = 34,850円の利益
- 10万通貨:33.5万円 + 1,350円 = 33.65万円の利益
スワップの金額は小さめですが、
マイナスで引かれることなくNZDUSDで稼げるんです!
反対方向に向かった場合の損益
反対方向に向かった場合は、スワップポイントを得たとしても、為替差損による損失の方が大きくなるケースがほとんどです。
- 1日のスワップ平均:15円
- 損失値幅:50pips
90日)1万通貨: -33,500円 + 1,350円 = -32,150円の損失
90日)10万通貨: -33.5万円 + 13,500円 = -33.36万円の損失
上記のシミュレーションのような結果を避けるために、スワップトレードでは、まず為替差益が狙えるポジションかどうかの検証が欠かせません。
※他社の場合はマイナススワップによって、ヒロセ通商よりもダメージを受けることになるでしょう。
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NZDUSDならヒロセ通商で
安全性が高まるわけです。
スワップポイント・トレード術:メキシコペソ
さて、ヒロセ通商のスワップで次にご紹介したいのが、大人気の「メキシコペソ」です。「メキシコペソ」で、どのようにスワップトレードで稼ぐのか、トレード術をご紹介しましょう。
ヒロセ通商ならではの
メキシコペソのペアが選べます!
トレード術①スワップポイントをチェック
まずは、メキシコペソの通貨ペアのスワップを確認します。
ヒロセ通商で取引できるメキシコペソは以下の通りです。
- MXNJPY(買い/240円~270円)(売り/-500円~-520円)
- USDMXN(買い/-250円~270円)(売り/130~160円)
「MXNJPYの買いポジション」または「USDMXNの売りポジション」でスワップが得られることがわかりました。果たして、どちらかのポジションで中長期保有が狙えるか探ってみましょう。
トレード術②為替動向を探る
基軸となるUSDJPYを目安に見てみると、大まかな流れでMXNJPYはUSDJPYと連動する傾向にあります。一方、USDMXNはUSDJPYと相反する傾向にあるようです。
上図チャートでは、MXNJPYはドル売りの影響を激しく受けて下へ大きく下げたところ。今後の円買いの可能性から下降が進むかもしれず、ここでは、逆にUSDMXNのショートの可能性に目を向けたいと思います。
ファンダメンタルズ分析
メキシコは米国に隣接する国で、米国向けの生産・流通拠点として近年急成長している国です。また、欧米の脱中国の動きからも、メキシコに企業の投資資金が流れ、経済効果を得ています。
米経済の影響をダイレクトに受けやすい弱さがある一方では、近年のロシア・ウクライナ、ガザ・イスラエルなどの紛争には中立的な立場を守り続けていることがメキシコの強みとなっています。仮に、米経済の弱体化が進んだとしても影響は限定的で、利下げによるドル売りに相まって、メキシコペソに資金が流れる可能性があるでしょう。
テクニカル分析
次に、テクニカルの視点からもUSDMXNの今後の動向を探ってみましょう。
USDMXNチャート(日足)
USDMXNでショートのスワップを狙うのであれば、これからショートで稼げる可能性があるか?これが一番大事(スワップより大事!)です。もし、可能性がなければ無理にスワップのためだけにエントリーする必要はありません。
「為替差益が期待できるところに、スワップがもらえる」ことがスワップトレードで重要な部分だといえます。
上図チャートでは、最後の高値をつけたあと、トレンドラインのレジスタンスから急落しています。RSIでも買われすぎシグナルが出現。サポートラインを下に抜けてフィボナッチ61.8に触れれば、青線のトレンドの軌道を外れて下降に向かう可能性が強まるでしょう。
トレード術③中長期でスワップを狙う
数週間、数か月でどれくらいになるでしょうか。結果をシミュレーションをしていきます。
想定通りに動いた場合の利益
想定通りに動いたとして、USDMXNの為替差益とスワップの利益を仮定で計算します。
- 保有:3週間(21日)
- スワップ1日平均:150円(1万通貨あたり)
- 収益値幅:3300pips
150円 × 21日 = 3,150円
3300pips = 0.33 MXN = 2.57円
- 1万通貨:25,700円 + 3,150円 = 28,850円
- 10万通貨:25.7万円 + 31,500円 = 28万8,500円
メキシコペソに人気が集まるのも納得。
反対方向に向かった場合の損益
反対方向に向かった場合のリスクもしっかりシミュレーションしておきましょう。
- 1日のスワップ平均:150円
- 損失値幅:3300pips = 0.33 MXN = 2.57円
90日)1万通貨: -77,800円 + 13,500円 = -64,300円の損失
90日)10万通貨: -77.8万円 + 13.5万円 = -64.3万円の損失
仮に塩漬け状態になったとすれば、スワップで多少の損失は軽減できても、やはり痛手は大きくなります。
為替動向が大事なんですね。
なお、メキシコペソに関する情報は以下からもご覧になれます。合わせてご覧ください。
スワップポイント・トレード術:トルコリラ
さてさて、ヒロセ通商のスワップで、もう1つ見逃せない通貨がトルコリラ。TRYJPYのスワップは平均的な数値でも、EURTRYなど外貨ペアにて破格のスワップが期待できます。
ヒロセ通商だから選べる
通貨ペアがあるのです。
トレード術①スワップポイントをチェック
EURTRYの売りポジションは、ヒロセ通商のスワップポイントの中でも、とくに破格の設定になっています。具体的な数値は1万通貨の場合で以下の通り。
- TRYJPY(買い/290~320円)(売り/-600~-620円)
- USDTRY(買い/220~250円)(売り/-1400~-1470円)
- EURTRY(買い/-3000~-3500円)(売り/860~960円)
1万通貨の取引で、EURTRYのスワップポイントは、何と860円~960円もつくのです!
トレード術②為替動向を探る
では、最近のEURTRYの動向をUSDJPYを交えながらチェックしてみます。
USDJPY・EURTRY・TRYJPY 比較チャート(週足)
リーマンショック以来、トルコリラの価値は年々低下していて、反転ポイントを長年にわたって待つトレーダーも少なくないようです。
2016年から、対円では約100%下降、対ユーロでは約1000%と驚異的な下落を見せています。2024年現在、対ユーロでトルコリラの価値が今年こそ回復するかどうか、チャレンジしたいところではないでしょうか。
ファンダメンタル分析
トルコのインフレーションは2020年以降、急激に進みピーク時には60~80%に達しています。
利上げの必要が指摘されつつも、エルドアン大統領のポリシーにて中央銀行が利上げを見送ってきたことがリラ下落の主な要因だと言われています。ところが、いよいよ抜き差しならない状況となり、2024年5月よりトルコリラ・トレーダー待望の利上げが実施されました。
トルコの中立性や経済成長から、リラの先行きを明るく見直す声も徐々に聞かれています。信用格付け機関のMoody'sは10年以上ぶりにランクをレベルアップ。トルコ中銀の利上げが、1つのキーポイントとなりそうです。
テクニカル分析
では、次にテクニカルからEURTRYにアプローチしてみましょう。
EURTRY 日足チャート(2023年8月~2024年8月)
EURTRYの日足チャートは、堅調な「ユーロ買い・リラ売り」で推移。長い上昇トレンドを形成しています。ここで注目したいのが、上昇トレンドの軌道がレベルダウンしている点です。
安値ラインはフィボナッチの50に触れ、さらに一段下の61.8の軌道へとシフトする気配を見せています。もし、このまま下にブレイクするならば、ショートで稼げる可能性が出てくると言えます。
トレード術③中長期でスワップを狙う
仮に、EURTRYが下降に向かった場合、どの程度の利益が期待できるのか、シミュレーションしていきます。
想定通りに動いた場合の利益
一旦、下降に向かったとすれば、これまでの上昇トレンドが長すぎたこともあり、ショートに資金が集中するかもしれません。
- 保有:3週間(21日)
- 1日のスワップ平均:900円(1万通貨あたり)
- 収益値幅:1000pips
900円 × 21日 = 18,900円
1000pips = 0.1TRY = 0.44円
- 1万通貨: 4,400円 + 18,900円 = 23,300円の利益
- 10万通貨:44,000円 + 189,000円 = 23.3万円の利益
※スプレッドコストが300pips~1700pipsかかります。
- 保有:3か月(90日)
- 1日のスワップ平均:900円(1万通貨あたり)
- 収益値幅:3000pips
900円 × 90日 = 81,000円
3000pips = 0.3TRY = 1.32JPY
- 1万通貨:13,200円 + 81,000円 = 91,200円の利益
- 10万通貨:13.2万円円 + 81万円 = 94.2万円の利益
※スプレッドコストが300pips~1700pipsかかります。
恐るべし!トルコリラ!
こんなにスワップだけで!
反対方向に向かった場合の損益
トルコリラに関しては、為替差益よりもスワップの方が大きくなる可能性があります。
- 1日のスワップ平均:900円
- 損失値幅:3000pips
90日)1万通貨: -13,200円 + 81,000円 = 67800円の利益
90日)10万通貨: -13.2万円 + 81万円 = 67.8万円の利益
※スプレッドコストが300pips~1700pipsかかります。
3000pipsの損失でも
スワップで稼げてしまう!
例えば、3000pips程度の値動きであれば、EURTRYが上昇に向かったとしても、ヒロセ通商のスワップなら損失分が賄えてしまうのです。すごいですね。
なお、スワップトレードのシミュレーションには、FX検証ツールTrade Trainerがおすすめです。お試し版が無料で使えますので、ぜひ下記を参考にしてください。
FXスワップポイントで稼ぐコツ
それでは、最後にスワップトレードで稼ぐための総まとめです。
どんなにスワップが高くとも
油断は禁物です。
スワップが高い通貨ペアを調べてみよう
まず、中長期でスワップを狙いたい場合は、「どの通貨ペア」で「どのポジション」でスワップが付与されるのか、しっかり確認しておきましょう。
スワップは時期によって変動するので、その時々で数値が高い通貨ペア・ポジションを調べて活用していきましょう。
利益を得るためだけでなく、ショートしたい時などにマイナススワップが小さいFX会社を調べる方法もあります。
マイナー通貨や外貨ペアなら、ヒロセ通商が断然おすすめです。
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市場動向に合わせて通貨ペアを選ぶ
そして、スワップトレードで痛い目に合わないためには、中長期の市場動向も視野に入れた戦略が大切です。
単にスワップが高いから、という理由だけでエントリーするのは絶対に危険です。
今なら、「通貨ペアはこれ」「ポジションはここ」と根拠を持ったうえで、エントリーするようにしましょう。
スワップ変動によるリスクを忘れないこと
また、再三お伝えしていますが、根拠を持ってエントリーしたとしても、スワップポイントは予告なしで変動します。
プラスのスワップが、突然マイナススワップへと切り替わることもあり得るので、定期的にスワップと損益の確認が必要です。
余裕のある証拠金維持率と資金にて、無理のないトレード計画を立てるようにしましょう。
なお、マイナー通貨や外貨ペアのスワップトレードはリスクが高いため、初心者にはおすすめできません。初心者の方は無難なメジャー通貨から始めるようにしましょう。
また、ヒロセ通商は、スワップ以外でも最狭スプレッドや高速約定、楽しい食品キャンペーンでも有名なFX会社です。詳しい情報はこちらから。
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まとめ:ヒロセ通商のスワップポイントで稼ごう
今回ご紹介したように、ヒロセ通商では他社では得られないスワップのメリットが数多くあることがわかりました。
スキャルピングで名高いFX会社ではありますが、短期トレーダーだけでなく、中長期トレーダーにも十分に満足できるトレード環境が整っているのです。ヒロセ通商のスワップの特徴やリスクを、十分に把握したうえで、ぜひこの機会にチャレンジしてみください。
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