ビットコインは2月12日、遂に5万ドルを超えました。5万ドルを超えたは2021年12月以来です。
ビットコインが5万ドルを超えた背景に、ビットコイン現物ETFへの資金の流入と半減期への期待があると考えられます。
米証券取引委員会(SEC)がビットコイン現物ETFを承認して以降、ビットコインは、ビットコイン現物ETF承認の事実売りと暗号資産運用会社グレイスケールのETFであるグレイスケール・ビットコイン・トラスト(GBTC)の売り圧力によって、大きく下落していました。
しかし、2月に入り、ブラックロックのビットコイン現物ETFであるiシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)とプロシェアーズのビットコイン・ストラテジーETF(BITO)がGBTCの取引量を上回り、GBTCの売り圧力が一服しました。
そして、4月は半減期が控えています。過去3回の半減期では半減期後にビットコインが急騰するので、多くのビットコイン投資家は「半減期でビットコインが上昇する」という期待を持っています。
グレイスケールによると、ビットコインは半減期以降これまで以上に上昇すると分析しています。その理由として、ビットコイン現物ETF承認に加え、半減期におけるマイナーの売り圧力が以前の半減期よりも相対的に減少することを挙げています。
2024年のビットコインの相場を強気に見ていて、10万ドルを超えると主張する人は少なくありません。
暗号資産分析プラットフォームのクリプトクオントでCEOキ・ヨンジュ氏は、「2024年にビットコインが11万2000ドルまで上がる」と見ています。その理由として、ビットコイン現物ETFによる資金の流入を挙げています。スタンダードチャータード銀行ジェフ・ケンドリック氏は、「2023年4月にFRBの利上げ終了やビットコインの半減期などのいくつかのマクロ経済的要因によってビットコインが10万ドルまで上昇する可能性がある」と述べました。ブロックチェーン企業ブロックストリームCEOアダム・バック氏は、「半減期前に10万ドルを超える」と見ています。
なお、彼らの予測に対して、アナリストの中には、機関投資家の関心、不正な市場参加者の排除、FRBの利下げの見通しなど、ビットコインに楽観的な根拠を多く集めているに過ぎないと指摘する者もいます。
ビットコインは現在、1BTC5万ドル台で推移しています。
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