4H足分析
現在のドル円は日足以上で上昇トレンドを形成中です。
上昇トレンド中ではあるものの、直近の緑■の中で、7月に入ってから下落が続いている現在、どう戦略を立てればいいのか解説していきます。
FXのセオリーの順張りからすると、本来であれば「日足上昇トレンド中で狙うとしたら上昇では?」となるのですが、今回に限っては下降戦略です。
その理由としては、下落が安定して継続しているということもありますが、波の習性が大きく関わっています。
日足や週足で見るとわかるのですが、現在はエリオットの4波中であると分析できます。
2011年に76.1からスタートし、2015年6月に125.8、計算すると、50円上昇で1波を形成。
125.8~2020.11月で102.5を形成、ここが2波となります。
1波で50円動いているとすると、2波終了の102.5から50円分足すと、3波は最低でも152.5付近までは上昇することがこの時点で分かります。
2波スタートである125.8を綺麗に抜けていることから、3波であることは確実で、結果として2024.7月に入ってから161.2付近まで円安も絡まって60円上昇しています。
1波分の値幅伸びきっているので、この後伸びるにしても一旦は3波終了とします。
後はダウ理論を見てトレンド転換を確認して今は4波であることが分かります。
4波は3波開始のレートである125.8付近まで下落するパターンが多いので残り25円分は長期間かけて下落へ向かっていくので、基本戦略は下落で行きたいという具合になります。
ただ、チャートの習性を無視して上昇するぐらいの円安の状況であることから気が抜けないので、一応高値を結んだ切り下げラインを見ながら、上に抜けるかどうかは気にしておきましょう。
基本的には短期~中期で下降戦略です。
15M足分析
15M足では直近の下降トレンドの様子を拡大しています。
さらに直近の様子を見てみると、下降トレンドから上昇トレンドへ転換したところです。
青●(154.00)が下降トレンドの最終高値ですが、ここを既に上に抜け、下降トレンドが終了、安値も切り上げている状態なので、上昇トレンドへ転換したと判断して良いと思います。
4H足で見ると調整期間なので、基本的には下落で行きたい局面です。
ですが相場は上昇しているので、目安である黒線までは待機もしくは超短期で上昇を狙ってもいいかもしれません。
ただ中央の下落の様子を見ると、下落の勢いがいいので損切するタイミングを見逃すと今までの利益が損失に転換するので、損切ラインの設定だけは忘れない様に意識するようにしましょう!
難しい局面である為、無理せずに下落だけ狙うのが安全かと思います。
現在のUSDJPYの値段
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