4H足分析
現在の4H足では下降トレンドから上昇し始めた所です。
先週までは1.30440~高値安値切り下げの下降トレンドを形成していましたが、下降トレンド中の安値である1.26700をつけてから安値がブレイクされることはなく、そのままの流れで1.28600まで伸びている状況です。
明確に1.28600をブレイクしているわけではないので、まだ下降トレンドとして見ているトレーダーも居ると推測できます。
安値である1.26700を付けた(緑■)ところに注目してみると、Wボトムのような形になっており、分かりやすいサインが 出現していることが分かります。
最新のところを確認すると、おなじようにWトップを形成しているようにみえます。
ただ、チャートパターンだからといって戦略を考え出さないように気をつけましょう。
今はまだ何とも言えませんが、1波が伸びているとしたら、今から始まるのは2波であり、下降がスタートすることがイメージできますので、容易な飛び乗りロングは控えるようにしましょう。
2波がストップするときには、4H足のみだと判断が難しいので、下位足でも確認しながら慎重に分析しましょう。
目安としては1.26700~1.28600の1波としたところに対するフィボナッチが有効でいいと思います。
良く使われる水平線ですが、このチャートをパッと見たときに使えそうな水平線はないので、今回も無理やりこじ付けのようにするのではなく、現状を確認したうえでそのような場所がない時にはつかわないという判断をしました。
目安にしたフィボナッチの水平線に近づくたびに判断をしましょう。
15M足分析
15M足では1.28600あたりで発生したダブルトップ付近の動きを観察します。
高根安値は切り上げ状態だったのですが、1.28600付近では高値と安値が動いているようには見えず、レンジ相場であることが分かります。
1.28600は4H足でエリオット1波の終了レートであることを先ほどの分析で解説しました。
レンジ相場は言い換えれば『売り勢力と買い勢力』の力が釣り合っているということが分かります。
今までが上昇してきていたことを考えると、単純にこの後の動きは下降していくこと推測できます。
1.28000を一瞬下に抜けていますが、最終的には押し戻されて、下落が始まるレートまで戻っているので、どちらが優位ということはありません。
レンジ幅をブレイクするか、高値安値の切り下げが起こるかどうかは今の状態だと全くわからないので、小さな変化を見逃さないように、初動に乗り遅れないように、こまめにチェックするようにしましょう。
現在のGBPUSDの値段
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