4H足分析
現在の4H足は再上昇しかけている場面になります。
4H足以上の時間軸では上昇トレンドは崩れていない為、現状上昇しやすい相場環境ではありますが、詳しく見ていきます。
先週~今週で上昇トレンドの高値は1.12000まで到達しており、このレートを上に抜けた時に上昇トレンドの継続が確定します。
対して安値は1.10970を下に抜け、現在の最安値が1.10260になっており、一旦上昇トレンドが終了し、上昇戦略が難しい相場を形成していました。
形を見てみると、下落しながらも戻り目をしっかり作っていることから、そこまで下落一辺倒な様子はありませんが、下落/上昇ともに足の数は少ないものの、100pips程は一気に下落しているので、勢いがあるのは感じます。
1.10260の安値を付ける前の下落は今まで2回の下落とは違い、明らかに足の大きさが違うので、勢いが衰えていることが確認できます。
その後に大きく上昇しているので、下落の勢いよりも上昇の勢いが上回っていることが確認できました。
下落中の高値を結んだ切り下げラインも上に大きく抜けているので、下落も終了し、本来の流れである上昇トレンドへ戻っていくのかな?といった状況です。
一つ考慮すべき点とすれば、ダウ理論の観点で、今回だと下降トレンド中なので、安値更新で下降トレンド継続、高値更新で下降トレンド終了と見ます。
具体的に言えば、1.10260を下に抜けるかどうかです。
今はまだ大きく上昇しているだけで安値には絡んでいませんが、この後に来るであろう下落がどこでストップするのかに注目して見ましょう。
15M足分析
15M足は1.10260の安値を付けてから上昇している所を詳しく表示しています。
15M足では既に高値安値切り上げの上昇トレンドを形成しており、4H足と同じ方向へ進んでいるように見えますが、4H足で解説した再上昇の兆しはまだ作っていません。
ただ節目は確認できないので、下降トレンドのスタートはプライスアクションと波形を確認してからになるので、少し難易度は高めです。
パッと見る感じ上昇の勢いが少し落ち着いている様子は分かりますが、サインは作っていません。
下落開始の目安として、15M足で切り上げライン(赤)を引いていますので、このラインを下に割ってきたら、「下降トレンドがスタートしかけてるな~」ぐらいで捉えましょう。
下落がスタートしても1.10970~1.10260までは約70pips程しかないので、スキャルピングメインになるので、早めの損切/利確を意識してトレードしましょう。
現在のEURUSDの値段
本サイトのコンテンツは、あくまでも情報提供を目的としたものであり、トレードの判断を促すものではありません。これらのコンテンツから得られる情報によって生じた一切の損害について、弊社及び記事執筆者は責任を負いません。加えて、記事の修正・変更が生じた場合についても、弊社はこれを通知する義務を負いません。
また、本サイトに掲載されているコンテンツの著作権は全て『Wiki Co.、Limited』に帰属しており、著作権法、関連条約・法律で保護されています。当サイトのテキスト・画像の無断転載・複製は固くお断りいたします。
取引に役立つ情報をあなたの元に
WikiFXアプリはこちらから
コメント コメント 0