4H足分析

現在の4H足以上の足では下降トレンドを形成していますので、基本は下降戦略をメインにしていきます。
本題の4H足をぱっと見で判断すると、大きくは下降トレンドを形成しており、4H足以上の足と同じ方向でトレンドを形成しています。
大きなトレンドの高値は147.210、安値は139.650となっており、このレートを基準にダウ理論的に判断していきましょう。
左側はそれでもいいのですが、緑■の中はどちらかと言えば、上昇トレンドを形成しています。
一瞬だけ上昇する形ではなく、高値安値を何度も切り上げる形で既に下降よりも上昇の力が上回っていることを示しています。
とはいえこれは【小さいトレンドの話】です。
現在のレートは147.00となっており、既にトレンドの最新高値に接近しています。
大きなトレンドの高値安値はまだ割れていないので、メインはまだ下降トレンド継続中として見ます。
トレンドの終了に近い気がするというのも本音で、小さく切り上げをしているだけであれば、再下落の予兆があり、下降トレンドの継続が強いとして判断するのですが、今回のように、4H足切り下げライン付近で大きく動いたうえで上昇へ向かっているということはもう既に下降トレンドは終了間近として見るのがいいかと思います。
そうなるとあとはトレンド高値を割るだけになります。
パターンとしては2つ。
- このままじわじわと高値を抜けていく
- 一度下落し、勢いをつけて再上昇していく
この2パターンが考えられます。
ここにドル円の特性も加えて考えると、①のじわじわと上昇していくように感じます。
他のドルストレートだと、パターン②の方を考えるのですが、ドル円は取引量が多い関係で急な動きをすることが少ない通貨です。
方向が忙しく変わるのではなく、じっくりと一方向へ進んでいくことが多い通貨ペアなので、押し目をつけるとしても浅めの押し目を1回付けるかどうかといった所です。 細かい所は15M足で見ていきます。
15M足分析

15M足は141.750よりも上、4H足の切り下げラインを超えた後の動きを表示しています。
4H足だけで見ると大陽線が出現しており、大きく上昇していたことは分かっていたのですが、15M足を見ても戻り目をつけずに徐々に上昇していることが分かります。
他の通貨だと、141.750を付けた直後ぐらいの動きをずっと続けるのですが、一度方向が決まるとこのじわじわと動き続けるのが、ドル円らしい動きです。
高値である147.210付近を見てみると、上昇が終了し、レンジを形成しているように見えます。
今まで上昇をしてきた動きが止まっているので、このまま行くというよりも一度押し目をつけそうな気がしています。
この後の動きは予測の域を出ないのですが、再上昇するのを念頭に置いて相場を観察していきましょう。
現在のUSDJPYの値段
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