レジサポラインは自動で引ける?
レジサポラインが引けるおすすめのインジケーターを知りたい
レジサポラインのように、勝てるタイミングを判断する基準を持っておくことはFX取引においてとても重要です。しかし、レジサポラインを自分で引くのは難しいと思っている方も多いのではないでしょうか。
本記事ではレジサポラインを自動表示させるおすすめのインジケーターや、レジサポラインの活用手法についても徹底解説いたします。
- FXにおけるレジサポラインとは何か
- MT5のおすすめ無料インジケーター3選
- レジサポラインを活用する手法
最後まで読むことで、レジサポラインを自動表示させる方法や活用手法を理解することができます。
レジサポラインを自動で引いてFXで利益をあげたいと考えている方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
FXにおけるレジサポラインとは?
![](http://www.wikifx.jp/wp-content/uploads/2022/10/名称未設定のデザイン-34-1024x576.png)
FXにおけるレジサポラインとは、チャートから情報を読み取りやすくするために引く、真っすぐな線(水平ライン)のことをいいます。
できるだけ多くのローソク足の先端にラインが重なるように線を引くことで、チャートの動向を読み取ることが可能です。
チャートはランダムに上下しているように見えますが、ラインを引いてみると価格の上昇・下落するポイントがラインで跳ね返されているのがわかるでしょう。
レジサポラインを引くことにより、ライン付近でチャートの勢いが弱まることを予想したり、反転するタイミングを見極めたりできます。
ラインには2種類あり役割によって名称が異なりますが、2つのラインをあわせた呼び方がレジサポラインです。
- レジスタンスライン(上値抵抗線)
- サポートライン(下値支持線)
それぞれの特徴について詳しく解説していきます。
レジスタンスライン
レジスタンスラインとは、直近の高値と高値を結んだラインで「上値抵抗線」とも呼ばれています。
上昇している相場が伸び悩み、それ以上上昇できずに下落する可能性をしめすラインです。
![](https://www.wikifx.jp/wp-content/uploads/2022/11/レジサポ_19.jpg)
サポートライン
サポートラインとは、直近の安値と安値を結んだラインで「下値支持線」とも呼ばれています。
下降している相場が下げ止まりになり、反転して上昇する可能性をしめすラインです。
![](https://www.wikifx.jp/wp-content/uploads/2022/11/レジサポ_20.jpg)
次にMT5でレジサポラインを自動表示させる無料インジケーター3選を紹介!
MT5無料インジケーター①Auto Support and Resistances
![](http://www.wikifx.jp/wp-content/uploads/2022/10/名称未設定のデザイン-31-1024x576.png)
MT5無料インジケーター「Auto Support and Resistances」は、直近の「高値」「安値」と思われる部分にそれぞれ自動でラインを引いてくれるインジケーターです。
Auto Support and Resistancesの、ダウンロード方法から設定方法や使い方について解説します。
MT5に「Auto Support and Resistances」を導入
下記サイトより無料でダウンロードができます。
ダウンロードにはログインIDとメールアドレスを含む会員登録が必要です。
「ダウンロード」をクリックします。
![](https://www.wikifx.jp/wp-content/uploads/2022/11/レジサポ_1-1.jpg)
MT5のダウンロードが完了しているかを聞かれるので、「はい、私はMeta Trader 5を持っています」をクリック。
MT5のダウンロードができていない場合には、インジケーターよりも先にダウンロードしてください。
![](https://www.wikifx.jp/wp-content/uploads/2022/11/レジサポ_2.jpg)
「Auto Support and Resistances」が自動的にMT5にインストールされます。
MT5が立ち上がり、下記画面が表示されたらインストールは完了です。
![](https://www.wikifx.jp/wp-content/uploads/2022/11/レジサポ_3.jpg)
MT5画面から「挿入」⇒「インディケータ」⇒「カスタム」を開くと、「Auto Support and Resistances」が実装されたことが確認できます。
![](https://www.wikifx.jp/wp-content/uploads/2022/11/レジサポ_4.jpg)
Auto Support and Resistancesの設定・使い方
Auto Support and Resistancesをクリックして、「インプット」タブで詳細を設定。
![](https://www.wikifx.jp/wp-content/uploads/2022/11/レジサポ_13.2.jpg)
変数名 | 意味 |
---|---|
Timeframe to analyze S&R Zone | 水平ラインを引く時間足(ローソク足と同じ) |
How many days back to draw S&R zones? | 水平ラインを引く日数 (数値が大きいほどラインを多く表示) |
Agglutinate lines closer than N ticks | 水平ラインの間隔 (数値を大きくするとラインが減る) |
Line Color | ラインの色を変更できる |
Line style | ラインの種類を変更できる |
Line Width | ラインの太さを変更できる |
Label prefix name for lines drawn on chart | 設定したラインを保存するときの名称 |
![](https://www.wikifx.jp/wp-content/uploads/2022/11/レジサポ_14.jpg)
詳細設定後に「OK」ボタンをクリックすると、チャートにゴールドのライン(レジスタンスライン・サポートライン)が表示されます。
MT5無料インジケーター②PR Support And Resistance for MT5
![](http://www.wikifx.jp/wp-content/uploads/2022/10/名称未設定のデザイン-32-1024x576.png)
MT5無料インジケーター「PR Support And Resistance for MT5」は、チャートにレジスタンスラインとサポートラインを自動で描画してくれるインジケータです。
PR Support And Resistance for MT5の、ダウンロード方法から設定方法や使い方について解説します。
PR Support And Resistance for MT5の導入方法
下記サイトより無料でダウンロードができます。
ダウンロードにはログインIDとメールアドレスを含む会員登録が必要です。
PR Support And Resistance for MT5
「ダウンロード」をクリックします。
![](https://www.wikifx.jp/wp-content/uploads/2022/11/レジサポ_5.jpg)
MT5のダウンロードが完了しているかを聞かれるので、「はい、私はMeta Trader 5を持っています」をクリック。
MT5のダウンロードができていない場合には、インジケーターよりも先にダウンロードしてください。
![](https://www.wikifx.jp/wp-content/uploads/2022/11/レジサポ_8.jpg)
「PR Support And Resistance for MT5」が自動的にMT5にインストールされます。
MT5が立ち上がり、下記画面が表示されたらインストールは完了です。
![](https://www.wikifx.jp/wp-content/uploads/2022/11/レジサポ_6.jpg)
MT5画面から「挿入」⇒「インディケータ」⇒「カスタム」を開くと、「PR Support And Resistance for MT5」が実装されたことが確認できます。
![](https://www.wikifx.jp/wp-content/uploads/2022/11/レジサポ_7.jpg)
PR Support And Resistance for MT5の設定・使い方
PR Support And Resistance for MT5をクリックして、「インプット」タブで詳細を設定。
![](https://www.wikifx.jp/wp-content/uploads/2022/11/レジサポ_15.2.jpg)
ラインの色や太さを変更できるほかに、「Period」の数値を大きくすればより長い期間ラインを描写できます。
また3つのアラートがあり、値を「false」から「true」に変更すれば設定が可能です。
![](https://www.wikifx.jp/wp-content/uploads/2022/11/レジサポ_16.jpg)
詳細設定後に「OK」ボタンをクリックすると、チャートに緑色のライン(レジスタンスライン)と赤色のライン(サポートライン)が表示されます。
MT5無料インジケーター③LT Day High Low
![](http://www.wikifx.jp/wp-content/uploads/2022/11/ジグザグとは?.png)
MT5無料インジケーター「LT Day High Low」は、直近n日間の最高値と最安値に水平ラインを引いてくれるインジケーターです。
LT Day High Lowの、ダウンロード方法から設定方法や使い方について解説します。
MT5に「LT Day High Low」を導入
下記サイトより無料でダウンロードができます。
ダウンロードにはログインIDとメールアドレスを含む会員登録が必要です。
「ダウンロード」をクリックします。
![](https://www.wikifx.jp/wp-content/uploads/2022/11/レジサポ_9.jpg)
MT5のダウンロードが完了しているかを聞かれるので、「はい、私はMeta Trader 5を持っています」をクリック。
MT5のダウンロードができていない場合には、インジケーターよりも先にダウンロードしてください。
![](https://www.wikifx.jp/wp-content/uploads/2022/11/レジサポ_10.jpg)
「LT Day High Low」が自動的にMT5にインストールされます。
MT5が立ち上がり、下記画面が表示されたらインストールは完了です。
![](https://www.wikifx.jp/wp-content/uploads/2022/11/レジサポ_11.jpg)
MT5画面から「挿入」⇒「インディケータ」⇒「カスタム」を開くと、「PR Support And Resistance for MT5」が実装されたことが確認できます。
![](https://www.wikifx.jp/wp-content/uploads/2022/11/レジサポ_12.jpg)
LT Day High Lowの設定・使い方
LT Day High Lowをクリックして、「インプット」タブで詳細を設定。
![](https://www.wikifx.jp/wp-content/uploads/2022/11/レジサポ_17.2.jpg)
変数名 | 意味 |
---|---|
Days(1=actual only) | 期間(直近n日間) |
Type | アラートを表示するライン |
Distance to trigger(points) | アラートを表示するラインまでの値 |
Push notification(MT5 app) | アラートの有効・無効 |
High | レジスタンスラインの色 |
Low | サポートラインの色 |
Infinite lines of actual day | ラインを右端まで表示するかどうか |
Size actual day | ラインの太さ(当日) |
Size other days | ラインの太さ(当日以外) |
Size of day min/max difference(0=disabled) | 当日の最高値と最安値の差(文字サイズ) |
![](https://www.wikifx.jp/wp-content/uploads/2022/11/レジサポ_18.jpg)
詳細設定後に「OK」ボタンをクリックすると、チャートに赤色のライン(レジスタンスライン)と青色のライン(サポートライン)が表示されます。
FXでレジサポラインを活用する手法とは?
![](http://www.wikifx.jp/wp-content/uploads/2022/10/デイトレード視点で見たFXと株の違いは6つ.png)
レジサポラインには、3つの基本的な性質があります。
- 価格が反発するライン
- 抜けると価格が大きく動くライン
- 抜けた後に性質が逆になるライン
それぞれの性質にあわせた、レジサポラインを活用する手法について解説していきます。
レジサポライン反発からの逆張り
もっともポピュラーなレジサポラインからの反発を意識した手法です。
レジサポラインはトレーダーにとって売買の目安に利用しやすい基準なので、チャートがラインに近づくと反発が起こるのでは?と考えて逆張りします。
まずは、1時間足や4時間足などの中期的チャートでレジスタンスラインとサポートラインを引きます。
レジサポどちらかのラインにチャートがラインに近づいてきたら、時間足を5分程度に変更して短期の値動きを確認しましょう。
反発が起きそうだと判断したら逆張りでエントリー、ラインで止まらずに進むようであればスルーします。
レジサポラインをブレイクした後の順張り
レジサポライン付近で反転せず、そのままラインを越えて上昇する「ブレイク」を狙って順張りをする手法もあります。
価格がいったん落ち着くポイントを待って、中期的なチャートから時間足を5分足などの短いものに切り替えてレジサポラインを引きます。
過去に上昇がおさえられている価格帯に、ラインが引けていれば問題ありません。あとはブレイクを待って、タイミングを見計らってエントリーするだけです。
ブレイクによって勢いが強まり新しいレンジ帯に向かう可能性が高いため、ブレイクした後に順張りトレードすると瞬間的に稼げる場合も。
ただし、ブレイクしたからといってそのまま進むとは限らないため「だまし」に注意が必要です。
レジサポ転換狙い
レジサポラインを活用して、レジサポ転換のタイミングを狙う手法もあります。
レジサポ転換とは、レジスタンスラインがブレイクしてサポートラインになることを指し、その逆も同様です。
レジスタンスラインやサポートラインは機能が永続的に続くわけではなく、相場が動いてブレイクが発生すると役割も変わります。
ブレイク後に一度戻ってきたローソク足が、2回目の反転をすることでラインの意味合いも反転しレジサポ転換が起こります。
レジサポ転換によって判断材料も増えるので、価格が戻ってくるのを待ってレジサポ転換狙いでエントリーがおすすめです。
MT5自動インジケーターでレジサポラインを見極めよう
今回は、MT5でレジサポラインを自動表示できるインジケーター「Auto Support and Resistances」「PR Support And Resistance for MT5」「LT Day High Low」3つの紹介と使い方についてお伝えいたしました。
本記事のポイントは以下です。
- MT5でレジサポラインを自動表示させるにはインジケーター3選がおすすめ
- 初心者でも簡単にレジサポラインが引ける
- レジサポラインを理解することで勝率の高いエントリーポイントを見つけることができる
紹介した無料インジケーターでは、レジスタンスライン・サポートラインを自動で引いてくれるので、初心者でも簡単に勝てるタイミングの判断ができます。
レジサポラインを活用することによって、価格が反発するタイミングを見極めたりブレイクやレジサポ転換を狙ってエントリーしたりすることも可能です。
インジケーターによって当日と前日までのラインを2種類表示できるものや、アラート機能が備わっているものもあるので、さまざまな機能を導入して使いやすくカスタマイズしてみてはいかがでしょうか。
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