FOMC議事要旨公表!尚早な利下げを懸念 利下げはいつ?

米連邦準備制度理事会(FRB)は2月21日、1月30~31日にかけて開催された連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表しました。議事要旨によると、利下げを急がない姿勢を示し、インフレについては楽観的な見方と慎重な見方の両方を表明しました。

今回のFOMCでは、フェデラル・ファンド金利の誘導目標レンジを5.25~5.5%に据え置くことが決まりました。さらに、パウエル議長は記者会見で、「今日の会合を踏まえ、3月の会合までに委員会が利下げに踏み切ると確信できるレベルに達する可能性は低い」とコメントしました。

議事要旨には、「大半の参加者は政策スタンスを緩和する動きが速すぎることのリスクを指摘し、インフレ率が2%まで継続的に低下しているかを判断するためのデータを注意深く評価することの重要性を強調した」とあります。また、「FRBの政策がインフレ率を下げることに成功した」という楽観的な見解を示しています。

この他、「政策見通しについて議論する中で、参加者は政策金利が今回の引き締めサイクルのピークに達している可能性が高いと判断した。しかし、参加者はインフレ率が持続的に2%へ向かっているという確信が深まるまでは、フェデラル・ファンド金利の目標レンジを引き下げることは適切ではないと考えている」とあります。

議事要旨によると、「堅実な進展が見られると評価されたものの、その進展の一部は特異なものであり、長続きしない要因によるものである可能性がある」とのことです。

そして、「参加者の大半が尚早な利下げリスクを懸念した」ことが示されていました。

市場では現在、4月~6月に利下げが開始されると予想しています。特に、6月が本命となっています。

ドル円相場は現在、1ドル150.3円台で推移しています。

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