フィリップ証券とは?ユーザーの評判・口コミを徹底調査!

フィリップ証券について知りたいな。
メリット・デメリット、リアルな評判や口コミについても知りたい。
私のトレードスタイルに合うFX会社かな?

本記事ではこのような疑問に答えます。

フィリップ証券は、シンガポールに拠点を持つフィリップキャピタルグループのFX会社です。

MT5が使えたり、取引方式がNDD方式といった特徴から、フィリップ証券を海外FX会社と思われている方も多いのではないでしょうか?

勘違いされてはいけないので、最初にはっきりお伝えしておきますが、フィリップ証券は日本の金融ライセンスを持つれっきとした国内FX会社です。

フィリップ証券のことを海外FX業者だと思っていました…

そこでここでは、意外と知られていないフィリップ証券のメリット・デメリットを解説していくとともに、実際の評判・口コミについても見ていきます。

MT5を使える国内FX会社を探している方、前からフィリップ証券のことが知りたいと思っていた方には有益な内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること
  • フィリップ証券のメリットとデメリット
  • フィリップ証券のリアルな評判・口コミ
  • フィリップ証券がおすすめなのはこんな人
目次

フィリップ証券とは

フィリップ証券について解説するイメージ
フィリップ証券公式サイトより

まずは、フィリップ証券がどのようなFX会社なのか、会社の概要や取引環境について見ていきましょう。

フィリップ証券というのは、実は非常に歴史ある証券会社なんです。

フィリップ証券会社概要

フィリップ証券株式会社は、FX以外にも株式や債券など様々な金融商品を扱う総合証券会社です。
会社の概要は以下の通り。

会社名フィリップ証券株式会社
ホームページhttps://www.phillip.co.jp/
設立年月日1944年(昭和19年)4月
登録番号・金融商品取引業者
関東財務局長(金商)第127号
・商品先物取引業者
経済産業省20180404商第1号
農林水産省指令30食産第412号
代表取締役永堀 真
資本金9億5,015万円
主要株主Phillip Brokerage Pte. Ltd.(シンガポール)持ち株比率100%
本店所在地東京都中央区日本橋兜町4番2号 
取扱商品FX・各種CFD・株式・先物・投資信託・外債・外国株式など
カバー先SBI リクイディティ・マーケット株式会社(リクイディティプロバイダー)
Swissquote Bank SA(銀行業:スイス連邦金融市場監督機構)
IS Prime Limited (金融商品取引業:英金融行為監督機構)
Velocity Trade International Limited (金融商品取引業:英金融行為監督機構)
Forex Capital Markets Limited (金融商品取引業:英金融行為監督機構)
信託先 (区分管理先)SBIクリアリング信託株式会社

フィリップ証券の社長は、2021年より前任の下山氏に代わり永堀氏が務めています。

本店の所在地はかつて世界屈指の金融センターとして栄えた東京の日本橋兜町です。

兜町はかつて日本のウォール街といわれたくらい主要金融機関が集中していた場所ですね。

フィリップ証券の業務は多岐に渡り、個人向けばかりではなく株式上場のサポート等の法人向けの業務も行っており、特に「TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)」への上場に関しては、主幹事実績業界NO.1を誇ります。

TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)とは

東京証券取引所が運営する株式市場のひとつ。2009年に開設され、上場基準が一般市場よりも柔軟なため、中堅・中小企業を中心に、約100社が上場している。

フィリップ証券は歴史ある証券会社

フィリップ証券の歴史は古く、前身の成瀬証券のルーツを辿っていくと明治20年まで遡ります。
フィリップ証券の企業としての推移は以下の通りです。

年代出来事
明治20年当社の前身である上甲信弘商店が横浜に設立
大正6年東京支店を開設
大正9年成瀬省一が東京支店を引き継ぎ、株式現物店成瀬省一商店として独立
昭和19年株式会社に改組(資本金200万円)、社名を成瀬証券株式会社に変更
昭和24年東京証券取引所の再開に伴い、東京証券取引所正会員となる
昭和38年会社設立以降数回にわたる増資を経て、資本金2億3000万円となる
昭和43年証券取引法の改正により、同法第28条1~4号の各免許を取得
昭和57年資本金を3億4500万円に増資
昭和58年資本金を4億6000万円に増資
昭和62年栃木県足利市に足利営業所を開設
昭和63年足利営業所を支店に昇格
平成2年資本金を7億2000万円に増資
平成19年金融商品取引法に基づく第一種金融商品取引業者として登録
平成23年Phillip Financials株式会社と合併、フィリップ証券株式会社に商号変更
平成23年資本金を8億円に増資
平成24年商品先物取引法に基づく商品先物取引業者の許可を受ける
東京工業品取引所(現 東京商品取引所)の受託参加者となる
平成24年資本金を9億5,015万円に増資
平成25年サイバークォート株式会社(100%出資子会社)を設立
平成27年大阪市北区に大阪営業所を開設
令和4年第二種金融商品取引業の登録
参考:フィリップ証券公式サイトより

フィリップ証券が現在の名前になったのが平成23年(2011年)から。

そのためフィリップ証券は、比較的新しいFX会社の印象がありますが、実は歴史ある会社なのがわかります。

フィリップ証券の取引プラットフォームはMT5

フィリップ証券の大きな特徴が、取引プラットフォームにMT5を採用していることです。

MT5(Meta Trader 5)とは

ロシアのMetaQuotes社によって開発された、FXや株式、先物、CFDなどの金融商品を取引するためのプラットフォーム。同じくMetaQuotes社が開発したMT4の後継版として2010年にリリースされた。

MT5には、高度な取引機能やテクニカル分析ツール、ファンダメンタル分析ツール、自動売買(EA)機能、コピートレード機能などが搭載されており、機能性や動作速度はMT4上回ります。

FX業界のトレンドとしては、まだまだMT4を利用している人が多いものの、MT4から徐々にMT5に移行する人が増えているといった感じです。

フィリップ証券の取扱通貨ペア

フィリップ証券のFX取引で扱われているのは以下の24の通貨ペアです。

フィリップ証券取扱通貨ペア
  • USD/JPY 米ドル/日本円
  • EUR/USD ユーロ/米ドル
  • GBP/USD 英ポンド/米ドル
  • USD/CHF 米ドル/スイスフラン
  • EUR/GBP ユーロ/英ポンド
  • EUR/JPY ユーロ/日本円
  • GBP/JPY 英ポンド/日本円
  • EUR/CHF ユーロ/スイスフラン
  • USD/CAD 米ドル/カナダドル
  • AUD/USD 豪ドル/米ドル
  • NZD/USD ニュージーランドドル/米ドル
  • CHF/JPY スイスフラン/日本円
  • CAD/JPY カナダドル/日本円
  • AUD/JPY 豪ドル/日本円
  • NZD/JPY ニュージーランドドル/日本円
  • GBP/CHF 英ポンド/スイスフラン
  • ZAR/JPY 南アフリカランド/日本円
  • HKD/JPY 香港ドル/日本円
  • NOK/JPY ノルウェークローネ/日本円
  • TRY/JPY トルコリラ/日本円
  • SGD/JPY シンガポールドル/日本円
  • EUR/AUD ユーロ/豪ドル
  • CNH/JPY 中国人民元/日本円
  • MXN/JPY メキシコペソ/日本円

特徴としては、取り扱い通貨ペア数自体はそれほど多くないものの、「円」絡みの通貨ペアが多く、FX初心者にも取引しやすいと言えるでしょう。

なお、フィリップ証券の最低取引単位は1,000単位からとなっています。

フィリップ証券のスプレッド・手数料

フィリップ証券のスプレッドは変動性で、取引手数料に関しては無料です。

スプレッドの特徴としては、極端に狭かったり広かったりせず、標準レベルにあると言えます。

というのも、フィリップ証券の取引方式はディーラーを置かないNDD方式が採用されており、トレーダーの注文が直接カバー先に流されるからです。

NDD方式とは

トレーダーからの注文を直接カバー先に流して取引する方式のこと(A-Book処理)。

取引にFX会社のディーラーが介入しないため、約定拒否などの操作が行えず、取引の透明性や信頼性が高いとされている(FX会社はスプレッドを主な収益源とする)。

一方、国内FXに多く見られる狭いスプレッドや固定スプレッドを提供しているFX会社は、ほとんど全てがDD方式を採用しています。

DD方式とは

FX会社にディーラーが存在し、トレーダーの取引をカバーするかどうかをディーラーが決定する方式のこと(B-Book処理)。

スプレッドを狭くできたりレートが安定する反面、トレーダーとFX会社が利益相反の関係になる。

DD方式は、「トレーダーが勝つとFX会社の損失」「トレーダーが負けるとFX会社の利益」というイメージです。

NDD方式を採用しているフィリップ証券は、スプレッドは標準的ですが、トレーダーとFX会社が利益相反しないため、透明性の高い取引が担保されていると言えるでしょう。

フィリップ証券のメリット

フィリップ証券を利用するメリットを解説するイメージ

フィリップ証券のメリットは以下の7点です。

  1. フィリップ証券はMT5が使える【Macにも対応】
  2. 口座開設手続きが簡単
  3. スキャルピング・自動売買OK
  4. 便利なAPI接続サービス
  5. マーケット情報や教育コンテンツが豊富
  6. 世界的金融グループのFX会社なので安心
  7. FX以外の取扱い商品が豊富

それぞれ詳しく見ていきましょう。

フィリップ証券はMT5が使える【Macにも対応】

フィリップ証券の取引プラットフォームはMT5です。

実は数ある国内のFX会社の中でも、MT5が使えるのはフィリップ証券を含めて4社しかありません。

これは、国内FX会社でMT5を使ってトレードしたい方には大きなメリットと言えるでしょう。

海外FX業者にはMT5が使えるところが多いですが、やっぱり安心の国内FX会社でトレードしたいですからね。初めてMT5に触れるという方も国内FXがおすすめです。

ちなみに、MT5が使える国内FX会社は以下の通りです。

  • フィリップ証券
  • 外為ファイネスト
  • OANDA証券
  • アヴァトレード・ジャパン

さらにフィリップ証券のMT5はMacにも対応しています。

Mac対応のMT5を提供しているのは、フィリップ証券以外では外為ファイネストしかなく、Macユーザーにとっても大きなメリットになります。

口座開設手続きが簡単

フィリップ証券の口座開設手続きでは、オンライン本人確認(eKCY)が導入されています。

そのため、本人確認書類やマイナンバー確認書類の提出を全てオンラインで済ますことができ、わずか数時間での口座開設が可能です。

口座開設手続きから入金までを、わずか2時間で済ませて取引を開始した人もいるそうです。

本人確認書類を郵送で提出する場合だと、口座開設だけで数週間かかるケースもあるので、いち早くトレードを始めたい方にとって非常に大きなメリットになります。

スキャルピング・自動売買OK

国内のFX会社の中には、スキャルピングが禁止されているところも多いですが、フィリップ証券ではスキャルピングや自動売買が禁止されていません。

高機能で動作が軽いMT5が使える点からも、スキャルピングや自動売買を含めた多彩なトレードスタイルに対応できるのは大きなメリットです。

便利なAPI接続サービス

フィリップ証券では、API接続サービスが提供されており、MT5を外部のサービスと連携できます。

API接続サービスとは

API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を使って、異なるアプリケーションやサービス同士を連携させるサービスのこと。

フィリップ証券のAPI接続で連携できるのは以下のサービスです。

✔「Quorea FX」:AIを活用した自動売買のプラットフォーム
✔「メールdeオーダーwith TradingView」:TradingViewのアラートを使った自動売買が可能に

ともに自動売買系のサービスで、自動売買をトレードに組み込んでいる方には大きなメリットです。

TradingViewを使って自動売買できるのはすごいですね!

マーケット情報や教育コンテンツが豊富

フィリップ証券では、マーケット情報や教育コンテンツが豊富に提供されています。

フィリップ証券の公式サイトで確認できるマーケット情報は以下の通りです。

  • FX経済指標カレンダー
  • リアルタイムニュース
  • IMMポジション推移
  • 主要国政策金利
  • 為替動向予想
  • 通貨変動率

教育コンテンツの内容は、FXの基礎知識からMT5のインストールや注文方法、EAの稼働方法やバックテストのやり方等の複数のコンテンツが用意されており、FX初心者から中上級者までをカバーする内容となっています。

特にMT5周りのコンテンツは全て動画で用意されており、初めてMT5を利用する方でも安心です。

フィリップ証券の公式サイトを訪れるだけで、「FXは売りからでも取引できる」みたいな超基本的な内容から、カスタムインジケーターのインストール方法といった高度な内容が学べるのは、あらゆるトレーダーにとって大きなメリットです。

世界的金融グループのFX会社なので安心・安全

フィリップ証券が属するフィリップキャピタルグループは、世界16ヶ国でサービスを展開する国際的な総合金融グループです。

そのため、企業としての信頼度としては申し分なく、安心してトレードを行えます。

また、フィリップ証券は日本の金融ライセンスを取得している「国内FX会社」でもあります。

信託保全をはじめとする厳格なルールのもとに運営が行われており、安全性には問題がないと言っていいでしょう。

信託保全とは

顧客から預かった資金を自己資金と分別管理し、信託保全によって保護すること。これにより、万が一FX会社が破綻しても顧客資金は返還される。

FX以外の金融商品が豊富

フィリップ証券では、FX以外にも各種CFDや、株式、債券、投資信託など、さまざまな金融商品が取り扱われています。

そのため、幅広く投資を行う方には大きなメリットと言えるでしょう。

また、フィリップキャピタルグループがシンガポールで提供している株式のオンライン取引サービス「POEMS(ポエムズ)」が日本でも導入されるという話もあります。

フィリップ証券は総合証券会社の側面も併せ持つため、FX以外の金融商品やサービスにも注目です。

オンラインで株式が取引できたら便利ですね。為替相場に動きがないから株式をトレードするみたいなこともできます。

フィリップ証券のデメリット

フィリップ証券のデメリットを解説するイメージ

フィリップ証券のデメリットとしてあげられるのは以下の3点です。

  1. フィリップ証券はMT5しか使えない
  2. スプレッドが変動性
  3. クイック入金対応の金融機関がやや少なめ

それぞれ見ていきましょう。

フィリップ証券はMT5しか使えない

フィリップ証券の取引プラットフォームはMT5のみです。

これはMT5ユーザーにはメリットですが、MT4ユーザーには大きなデメリットになります。

なぜならMT5とMT4にはインジケーターやEAの部分で互換性が無いからです。

機能性としてはMT5の方が上ですが、そもそもMT5はMT4と比べてインジケーターやEAの数自体が少なかったりします。

そのため、MT4で行っていたEAによる自動売買が、MT5ではEAが対応しておらずこれまでのトレードを再現できないという問題が起こってしまいます。

したがって、MT4でカスタムインジケーターやEAを使って取引していたトレーダーがMT5に移行する際には十分な注意が必要です。

スプレッドが変動性

フィリップ証券は変動性のスプレッドを採用しているため、時間帯や相場環境によってはスプレッドが広がってしまうデメリットを抱えています。

ちなみにスプレッドが広がりやすい時間帯・相場環境は以下の通りです。

  • ボラティリティが低下する日本時間の早朝(4:00〜7:00くらい)
  • 主要市場の休場期間(クリスマス・年末年始など)
  • 重要指標発表前(米雇用統計・消費者物価指数など)
  • 政治・地政学情勢の変化(主要国の政策金利変更・テロ・紛争など)
  • 甚大な自然災害の発生

こうした相場環境ではスプレッドが広がりやすく、取引コストが高くついてしまうので注意しましょう。

クイック入金対応の金融機関がやや少なめ

フィリップ証券のクイック入金は、24時間いつでも入金が可能で、なおかつ即時に口座に反映されます。

しかしながら、対象の金融機関がやや少なめなのがデメリットと言えるかもしれません。

フィリップ証券でクイック入金に対応しているのは以下の金融機関になります。

  • みずほ銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • PayPay銀行
  • 楽天銀行

これらの金融機関にインターネットバンキング口座を保有していれば、クイック入金の利用が可能です。

なお、地方銀行や上記以外のネット銀行には対応していないので注意しましょう。

「ソニー銀行」「住信SBIネット銀行」「auじぶん銀行」といった大手のネット銀行もクイック入金の対象外なので注意してください。

フィリップ証券のFXトレーダーのリアルな評判・口コミ

フィリップ証券の利用者の口コミや評判を解説するイメージ

ここでは「X(旧Twitter)」から集めてきたフィリップ証券の評判・口コミをご紹介していきます。
実際にフィリップ証券を利用しているトレーダーのリアルな声を確認してみてください。

ちなみに、フィリップ証券の評価に関してはWikiFXにも掲載があるのでチェックしてみてください。

参考:https://www.wikifx.com/ja/dealer/2981995315.html

WikiFXとは?

WikiFX(ウィキエフエックス)は、FX会社の安全性・信頼性を評価している第三者機関です。
全世界3万以上のFXブローカーの情報を収集し・格付けを行っています。
FX会社の安全性スコアや詐欺被害のリアルな口コミは『wikifx.com』で確認できます。

フィリップ証券がおすすめなのはこんな人

フィリップ証券がおすすめな人について解説するイメージ

フィリップ証券がおすすめな人を一言でまとめると「MT5を使って安心・安全にトレードしたい人」です。

MT5が使えるのは海外FX業者に多いのですが、日本の金融ライセンスを保持してない海外FX業者でトレードするのは常にリスクが伴います。

スキャルピングや自動売買を禁止しているところも多いですし、出金拒否といったトラブルの事例も跡を絶ちません。

その点フィリップ証券はスキャルピング・自動売買OKですし、日本の金融ライセンスに則って営業を行っている限り、出金拒否といったことも起こり得えません。

取引方式もNDD方式を採用してるので、取引の透明性の部分でも信頼できます。

そのため、高性能のMT5の長所を活かしつつも、安心・安全にトレードできると言っていいでしょう。

スキャルピング・自動売買が禁止じゃないのは大きいですね。
フィリップ証券のMT5だと、あらゆるトレードスタイルに対応できるといった感じです。Macにも対応してますしね。

確かに、自動売買をやられている方であれば、MT4からMT5への乗り換えには注意が必要ですが、裁量トレードがメインの方であれば、むしろ動作が軽く高性能なMT5を使えばトレードの幅が広がります。

そういった意味でも、フィリップ証券は初めてFXをやられるという方、初めてMT5に触れるという方にもおすすめです。

初めてFXをやられる方であれば、慣れ親しんだ取引プラットフォームというものはありませんから、最初から高性能のMT5を使うことにはメリットしかありません。

初めてMT5に触れるという方にとっても、フィリップ証券にはMT5のインストール方法から注文方法までを動画で解説するコンテンツがあるので、すんなりMT5での取引に入れます。

もし不安な場合は、フィリップ証券ではデモ取引を無料で行えるため、何度も試すことができて安心です。

このようにフィリップ証券は、安心・安全にMT5でトレードしたい方にはピッタリのFX会社と言えるでしょう。

FX以外にトレードしたい方にもおすすめです。
株式や債券、投資信託といった多彩な金融商品を安心・安全にトレードできます。

フィリップ証券のFX口座開設の流れ

フィリップ証券のFX口座開設の流れについて解説するイメージ

フィリップ証券の口座開設は、以下のわずか4ステップで完了です。

  1. 口座開設申込フォームへの入力
  2. 本人確認書類の提出(オンラインor郵送)
  3. 口座開設完了通知の受取り
  4. 入金&取引開始

口座開設開設の申し込みフォームは、フィリップ証券公式サイトのトップページ右上から進めます。

フィリップ証券で口座開設する手順1
フィリップ証券公式サイトより

あとは公式サイトの指示通り進みましょう。

スムーズにいけば数時間程で口座開設手続きが完了します。

なお「 本人確認書類の提出」で必要な書類は「個人番号確認書類」+「本人確認書類」で、以下の3パターンいずれかの組み合わせでの提出になります。

パターン個人番号確認書類本人確認書類 
1マイナンバー通知カード
※「通知カード」は記載事項に変更がなく、本人確認書類と氏名・住所が一致している場合に限る
※変更がある場合、パターン2またはパターン3の組み合わせでの提出
【いずれかの書類2点】
• 運転免許証 • 在留カード • 特別永住者証明書 • 住民基本台帳カード • 各種保険の被保険者証 • 印鑑登録証明書 • 住民票記載事項証明書 • 住民票の写し
2マイナンバーカード【いずれかの書類1点】
• 運転免許証 • 在留カード • 特別永住者証明書 • 住民基本台帳カード • 各種保険の被保険者証 • 印鑑登録証明書 • 住民票記載事項証明書 • 住民票の写し
3個人番号記載の住民票記載事項証明書
または個人番号記載の住民票の写し
【いずれかの書類1点】
• 運転免許証 • 在留カード • 特別永住者証明書 • 住民基本台帳カード • 各種保険の被保険者証 • 印鑑登録証明書

書類の提出は、圧倒的にオンラインがおすすめです。

書類を撮影してサイトの手順に沿ってアップロード&送付するだけなので、郵送と比べてとても簡単に書類を提出できます。

提出した書類の審査が完了し、口座開設が完了すると登録のメールアドレスにID・初期パスワードを記載した「口座開設完了のお知らせ」が届きます。

メールが届いた時点で口座開設手続き完了です。

これによりマイページにログインできる状態になり、入金を済ますことで取引を開始できます。

フィリップ証券に関するよくある質問

フィリップ証券に関するよくある質問について答えていくイメージ

ここからはフィリップ証券に関するよくある質問に答えていきます。
何かわからないことがあった際の参考にしてみてください。

フィリップ証券はシンガポールの会社だと聞きましたが、海外FX業者なのですか?

いいえ、フィリップ証券は日本のFX会社になります。

フィリップ証券が属するフィリップキャピタルグループの本拠地はシンガポールになりますが、フィリップ証券自体は日本の金融商品取引業の登録を受けている国内FX会社です。

フィリップ証券では口座維持手数料は発生しますか?

口座維持手数料は発生しません。

フィリップ証券では口座開設に関しても全て無料で行なえます

フィリップ証券の口座にログインできなくなったのですがどうすればいいですか?

ログインが出来ない場合、次のことを確認してみてください。

  • ログインID、パスワード、サーバー名が、大文字、小文字の区別を含めて正確に入力されているか。
  • 使用しているパソコンに最新のOSアップデートが適用されているか。
  • 取引時間内であるかどうか。(日本時間の月曜日午前7時から土曜日の午前6時50分※夏時間の場合は同午前5時50分)
  • インターネットのセキュリティ環境。(高めに設定されている場合やアンチウイルスソフトで制限されている場合あり)
  • インターネットに適切に接続されているかどうか。

上記の項目を確認した上で、それでもログインできない場合は何らかのトラブルの可能性もあるのでサポートまで連絡してみてください。

フィリップ証券サポートチーム:0120-883-308

フィリップ証券ではキャンペーンのようなものは行われていないのですか?

フィリップ証券では、頻繁にキャンペーンが行われています。

例えば、2023年のキャンペーンだと新規の口座開設でMT5のオリジナルインディケーターがもらえたり、お客さんを紹介すると商品券がもらえるキャンペーンが行われています。

なお、キャンペーンの内容は期間によって変わるので、詳しくはフィリップ証券の公式サイトで確認してみてください。

フィリップ証券には独自の取引アプリはありますか?

フィリップ証券では根本的に独自プラットフォームというものを提供していません。
そのため独自のアプリもなく、MT5アプリのみになります。

なお、MT5のアプリはiOS・Androidで利用可能です。

フィリップ証券では日本株の取扱いもあるのですか?

フィリップ証券では日本株を取り扱っています。

また、日本株以外にも外国株や投資信託、先物や債券などの取引が可能です。

フィリップ証券のシンガポールや香港をはじめとするアジア株の取引手数料はどのくらいですか?

フィリップ証券のアジア株の取引手数料は以下の通りです。

円換算後の現地約定代金手数料
100万円以下円換算後の現地約定代金の1.100%(1,980円に満たない場合は1,980円)
100万円超~500万円以下円換算後の現地約定代金の0.990%
500万円超~1,000万円以下円換算後の現地約定代金の0.880%
1,000万円超円換算後の現地約定代金の0.770%

フィリップ証券では外貨建てMMF(Money Management Fund)の取扱いはありますか?

フィリップ証券では、「フィリップ・アイザワトラストタイファンド(ケイマン籍契約型外国投資信託 )」というドル建てのMMFの取扱いがあります。

外貨建てMMFとは

外国の優良企業や国が発行する短期金融商品に投資する投資信託のこと。外貨建てMMFは、元本割れのリスクが低く、高い流動性を持ち、安定した収益が期待できる。

フィリップ証券でFX以外にも株式や先物を直接窓口で取引したいのですが、店舗はどこにあるのですか?

フィリップ証券の本店と別館は東京の日本橋にあり、支店は大阪と栃木県の足利市にあります。
詳細は以下の通りです。

フィリップ証券
本店・支店
所在地連絡先
本店東京都中央区日本橋兜町4番2号03-3666-2321
本店別館東京都中央区日本橋兜町4番3号 兜町ビル3階03-4589-3300(代)フリーダイヤル:0120-883-308(FX、CFDおよびすばトレ!はこちら)
足利支店栃木県足利市田中町32番地100284-73-1191
ウェルスマネジメント大阪営業所大阪市北区天満1-5-2 トリシマオフィスワンビル50106-6357-5500

関東在住の方であれば、栃木県足利市にもフィリップ証券の支店があるので、店頭で先物や株式が取引できます。

フィリップ証券は海外在住でも口座開設できますか?

できません。フィリップ証券のFX口座を開設できるのは国内居住者に限られます。

ただし、フィリップ証券が属するフィリップキャピタルグループは、シンガポールや香港などのアジア地域をはじめとして、世界16の国と地域でサービスを展開しているので、居住地域にグループ会社が展開していれば口座開設は可能です。

ちなみにフィリップキャピタルグループがサービス展開しているのは以下の国と地域になります。

  • シンガポール
  • マレーシア
  • インド
  • インドネシア
  • タイ
  • カンボジア
  • 香港
  • 中国
  • ベトナム
  • オーストラリア
  • アラブ首長国連邦(UAE)
  • イギリス
  • フランス
  • トルコ
  • アメリカ
  • 日本

「フィリップ証券シンガポール」には日本語デスクが完備されています。

フィリップ証券まとめ

記事のまとめ

ここまでフィリップ証券のメリットやデメリット、リアルな評判・口コミを詳しく見てきて、フィリップ証券がどのようなFX会社なのかがおわかりいただけたかと思います。

最後にもう一度、フィリップ証券のメリットとデメリットについて見てみましょう。

フィリップ証券はMT5が使える数少ない国内FX会社のひとつです。

FX初心者から中上級者にまで対応し、FX以外の金融商品も多く扱っています。

ぜひ、安心・安全なフィリップ証券の高性能なMT5で、ワンランク上のトレードを始めてみてはいかかですか?

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この記事を書いた人

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