HotForexに出金拒否はある?プロが安全性を調査しました

HotForexには、HFコピーと呼ばれる他人に任せて自動でトレードしてもらえるサービスがあることから、

時間をかけずに取引できる

と人気があります。

しかしHotForexは、利益をきちんと出金できる業者でしょうか?

もし出金拒否する業者ならば、利用は避けるべきです。

この記事では、FX会社の格付けサービスを提供しているWikiFXが、
HotForexの安全性について事実ベースで客観的に解説しています。

WikiFXとは?

WikiFX(ウィキエフエックス)は、FX会社の安全性・信頼性を評価している第三者機関です。
全世界3万以上のFXブローカーの情報を収集し・格付けを行っています。
FX会社の安全性スコアや詐欺被害のリアルな口コミは『wikifx.com』で確認できます。

HotForexが出金拒否をする業者かどうかを、取得ライセンスや規則、Twitterの口コミなど様々な視点から安全性を徹底的に調査しましたので、ぜひ参考にしてください。

≫HotForexの安全性をWikiFXで確認する

目次

HotForexの安全性を基本情報や取得ライセンスから調査

掲載元:HotForex

HotForexの安全性を確かめるために、 公式サイトやWikiFXで下記3点を調査しました。

安全性調査項目

1.企業情報と特徴
2.取得ライセンス
3.ユーザーの資産保護

基本情報1.企業情報と特徴

HotForexの企業情報や特徴は、以下の通りです。

企業情報1(掲載元:WikiFX)
企業情報2(掲載元:WikiFX)

HotForexの公式サイトは、20カ国語に翻訳されています。

カスタマーサービスは日本語に対応しており、平日5日24時間で対応しているようです。

また日本人スタッフもいるとされています。

特徴詳細
取扱商品・外国為替
・貴金属
・エネルギー
・株式
・インデックス
・債券
・コモディティ
・DMA株式
・上場投資信託

など1,200銘柄以上
レバレッジ最大1,000倍
※口座タイプにより変動
口座タイプ・マイクロ口座(レバレッジ最大1,000倍)
・PREMIUM口座(レバレッジ最大500倍)
・ゼロスプレッド口座(レバレッジ最大500倍)
・AUTO口座(レバレッジ最大500倍)
・PAMM口座(レバレッジ最大300倍)
・HFコピー口座(レバレッジ最大400倍)  
取引プラットフォーム・MT4
・MT5  
スプレッド・マイクロ口座:1.0pips~
・PREMIUM口座:1.0pips~
・ゼロスプレッド口座:0pips~(取引手数料:往復$6/ロット)
・AUTO口座:1.0pips~
・PAMM口座:1.0pips~
・HFコピー口座:1.0pips~  
最低入金額・マイクロ口座:$5 ・PREMIUM口座:$100 ・ゼロスプレッド口座:$200 ・AUTO口座:$200 ・PAMM口座:$250 ・HFコピー口座:$500(ストラテジープロバイダー)、$100(フォロワー)   ※口座タイプにより異なる
入出金方法・クレジットカード
・BXONE
・bitwallet
・bitpay
ロスカット・マイクロ口座:10%
・PREMIUM口座:20%
・ゼロスプレッド口座:20%
・AUTO口座:20%
・PAMM口座:20%
・HFコピー口座:20%

※口座タイプにより異なる
ゼロカットあり
スキャルピング可能
両建て可能
ボーナス・50%ウェルカムボーナス
・100%スーパーチャージボーナス
・100%クレジットボーナス
HotForexの特徴

HotForexの特徴として、下記3つが挙げられます。

HotForexの特徴
  1. 取引銘柄が多い
  2. 口座タイプの種類が豊富
  3. 入出金方法で銀行送金がない

1つ目の特徴は「取引銘柄が多い」点です。

他社の取引銘柄は、多くても200~300銘柄以上としているところが多いです。
しかし、HotForexはそれを大幅に上回る1,200銘柄以上と、幅広く取り扱っています。

業者名取扱銘柄数
exness200銘柄以上
IronFX250銘柄以上
FXPro270銘柄以上
HotForex1,200銘柄以上
他社とHotForexの取扱商品数

2つ目の特徴は「口座タイプの種類が豊富」な点です。

海外FXの多くは、通常の口座タイプと、スプレッドの狭さに特化した口座の2種類を用意するケースが多いです。

しかしHotForexは、全部で6種類もの口座タイプを用意しています。

HotForexの口座タイプ
  • マイクロ口座
  • PREMIUM口座
  • ゼロスプレッド口座
  • AUTO口座
  • PAMM口座
  • HFコピー口座

3つ目の特徴は「入出金方法で銀行送金がない」点です。

他社なら必ずと言っていいほど、入出金方法で銀行送金が用意されています。ですがHotForexでは銀行送金が用意されていないので、下記のいずれかで入出金をします。

HotForexの入出金方法
  • クレジットカード
  • BXONE
  • bitwallet
  • bitpay

基本情報2.取得ライセンス

HotForexが取得している金融ライセンスを、WikiFXで調査しました。

金融ライセンスとは?

金融ライセンスとは、各国の金融監督機関が発行している『金融業の営業許可証』のことです。
取得をするためには、監督機関からの審査や、資金の預託が必要になる場合があるため、FX会社の信頼性を見極める上で重要な指標の一つと言えます。
取得難易度や規制の内容は、ライセンスを発行する国や機関によって異なります。

取得しているライセンスは、以下の通りです。

No.ライセンス名現在の状態ライセンスタイプ取得難易度
1キプロス証券取引委員会(CySEC)オフショア規制フルライセンス(MM)
2英国金融行動監視機構(FCA)オフショア規制直通ライセンス(STP)
3ドバイ金融サービス局(DFSA)オフショア規制外為取扱ライセンス
4スペイン国立証券市場委員会(CNMV)オフショア規制外為取扱ライセンス不明
HotForexの取得ライセンス一覧

取得ライセンス1.キプロス証券取引委員会(CySEC)

ライセンス状況(掲載元:WikiFX)

キプロス証券取引委員会(CySEC)のライセンス情報は、以下の通り。

正式名称Cyprus Securities and Exchange Commission
日本語名(略称)キプロス証券取引委員会(CySEC)
設立2001年
取得難易度
信頼性
公式サイトhttps://www.cysec.gov.cy/home/
CySECライセンス情報

キプロス証券取引委員会(CySEC)を取得するには、財政面からユーザーサポートに至るまで標準的な規制項目をクリアする必要があります。

そのため、取得難易度と信頼性は中程度とされています。

キプロス証券取引委員会(CySEC)の規制内容
  • 新規ユーザーによる口座開設ではレバレッジを50倍に規制
  • 取引量に応じたボーナス提供の禁止
  • ユーザー保護を目的としたゼロカットシステムの導入義務
  • 出金要請がある場合、翌日までに完了させること
  • ICF(投資家補償基金)への加入義務
  • 運営資金とユーザー資産の分別管理義務

取得状況はWikiFXにより、CySEC公式サイトにてHotForexグループの1つである「HF Markets (Europe) Ltd」が確認済みです。

WikiFXによりCySEC公式サイトで確認された取得状況

同じライセンスを取得しているFX業者は、以下の通りです。

FX業者名ライセンスNo.
XM120/10
exness178/12
FBS331/17
同じライセンスを取得しているFX業者

取得ライセンス2.英国金融行動監視機構(FCA)

ライセンス状況(掲載元:WikiFX)

英国金融行動監視機構(FCA)のライセンス情報は、以下の通りです。

正式名称Financial Conduct Authority
日本語名(略称)英国金融行動監視機構(FCA)
設立2012年
取得難易度
信頼性
公式サイトhttps://www.fca.org.uk/
FCAライセンス情報

英国金融行動監視機構(FCA)は、ロンドン市場を中心に管轄するライセンス発行機関で、規制内容が厳しいことで知られています。

そのため、取得難易度と信頼性も高いとされています。

英国金融行動監視機構(FCA)の規制内容
  • 消費者への保護や対応方法
  • 資本金や事業形態などの企業としての運営能力
  • 外部機関から監査状況
  • 金融サービス補償機構(FSCS)への加入義務
  • 顧客資産取扱規定(CASS)の遵守

取得状況はWikiFXにより、FCA公式サイトにてHotForexグループの1つである「HF Markets (UK) Limited」が確認済みです。

WikiFXによりFCA公式サイトで確認された取得状況

同じライセンスを取得しているFX業者は、以下の通りです。

FX業者名ライセンスNo.
OANDA JAPAN542574
exness730729
IG証券195355
同じライセンスを取得しているFX業者

取得ライセンス3.ドバイ金融サービス局(DFSA)

ライセンス状況(掲載元:WikiFX)

ドバイ金融サービス局(DFSA)のライセンス情報などは、以下の通りです。

正式名称Dubai Financial Services Authority
日本語名(略称)ドバイ金融サービス局(DFSA)
設立2004年
取得難易度
信頼性
公式サイトhttps://www.dfsa.ae/
DFSAライセンス情報

ドバイ金融サービス局(DFSA)とは、中東市場の中心地であるドバイを管轄する監督機関です。
中東市場の信頼性を担うライセンス発行機関であるため、規制内容には一定の期待が持てます。

そのため、取得難易度と信頼性は中程度とされています。

ドバイ金融サービス局(DFSA)の規制内容
  • 流動資産が100万ドル以上であること
  • 署名付きのリスク明細を公開すること
  • コンプライアンスと最低限の経験を積んだ対応スタッフの配置
  • 規制当局監督下での5年以上のサービス提供実績
  • 証拠金要件として、主要通貨は2%、その他の通貨は5%
  • 顧客苦情窓口の創設

取得状況はWikiFXにより、DFSA公式サイトにてHotForexグループの1つである「HF Markets (DIFC) Limited」が確認済みです。

WikiFXによりDFSA公式サイトで確認された取得状況
FX業者名ライセンスNo.
XMF003484
サクソバンクF001886
PepperstoneF004356
同じライセンスを取得しているFX業者

取得ライセンス4.スペイン国立証券市場委員会(CNMV)

ライセンス状況(掲載元:WikiFX)

スペイン国立証券市場委員会(CNMV)のライセンス情報は、以下の通りです。

正式名称Comisión Nacional del Mercado de valores
日本語名(略称)スペイン国立証券市場委員会(CNMV)
設立1988年
取得難易度不明
信頼性不明
公式サイトhttps://fsp-register.companiesoffice.govt.nz/
CNMVライセンス情報

スペイン国立証券市場委員会(CNMV)は、スペイン株式市場において投資活動を監視・監督する機関です。

規制内容は確認できましたが、取得要件や実効性が確認できないため、取得難易度や信頼性は不明となります。

スペイン国立証券市場委員会(CNMV)の規制内容
  • リスク管理と内部監査の適切な行使
  • 顧客資金の保護
  • 財務能力と支払い能力の定期的な報告

など

取得状況はWikiFXにより、FCA公式サイトにてHotForexグループの1つである「HF MARKETS (EUROPE) LTD」が確認済みです。

WikiFXによりCNMV公式サイトで確認された取得状況

同じライセンスを取得しているFX業者は、以下の通りです。

FX業者名ライセンスNo.
ironFX3541
LIRUNEX4829
XTB3325
同じライセンスを取得しているFX業者

基本情報3.ユーザーの資産保護

HotForexがユーザーの資産保護するために、「分別管理」や「信託保全」などを公式サイトで明言しているか調査しました。

分別管理・信託保全とは?

分別管理・信託保全というのは、FX会社が顧客から預かった資金を管理する方式のことです。
分別管理は、FX会社の運営資金と顧客の預入資金を分別して管理していることを表します。
しかし、本当に顧客資金に手が付けられないのかはトレードにはわかりませんし、会社が倒産した場合に返金される保証もありません。
一方の信託保全というのは、顧客資金と同額の資金を信託銀行などの預ける資金管理方式です。
この場合、会社が簡単に顧客資金に手を付けることはできないですし、倒産しても銀行からトレーダーへ資金が返金されます。

その結果「お客様の資金は、当社の使用口座とは別の銀行口座に預託されます。こうした資金は当社のバランスシートに計上されず、当社が万一債務不履行に陥った場合に債権者への返済に充てられることはありません。」と、明言されているのを確認しました。

ただし、どこの銀行でどのように口座資金が分別管理されているのかが不明であり、本当に資産を保護しているかは分かりません。

≫HotForexで分別管理について確認する

HotForexは出金拒否をするのか?Twitterで口コミ5件を調査

HotForexが出金拒否をする業者かどうか、Twitterで口コミを調査してみました。

その中で関係ありそうなものを、5件ピックアップしてご紹介します。

HotForexのTwitterでの口コミ
  1. 大きく勝っても出金拒否になる
  2. 出金すると電話確認がある
  3. クレジットカード画像などを出さないと口座に反映されない
  4. HFコピー口座がコピートレードにおすすめ
  5. HotForexは超優良ブローカー

口コミ1.大きく勝っても出金拒否になる

大きく勝っても出金拒否になり
XM
GEMFOREX
iFOREX
FXDD
tradeview
is6
AXIORY
TITAN
HOTFOREX
FXsuitなど他にも多くありますが、こちらを使用している方は特に選び直した方がよく

とされる口コミです。

昨年勝てなかった人はトレード手法やブローカーを選び直すべきです。

と警告しています。

口コミ2.出金すると電話確認がある

HotForexって出金すると電話で確認するのですね……

とされる口コミです。

出金で業者側が電話確認してくるケースは、珍しいと言えます。

口コミ3.クレジットカード画像などを出さないと口座に反映されない

hotforexのクレジットカード入金、決済完了しても、クレジットカードの裏表の画像及び直近のクレジットカードの明細ださないと、口座に反映してくれないというね。。。
しかもhotforexの確認完了待ち。。。

とされる口コミです。

これはスピード感欠きすぎて使えないな。
特にロスカットを避けたい時の入金は危険。

と語っています。

口コミ4.HFコピー口座がコピートレードにおすすめ

HotForexのHFcopy口座は、コピートレードにおすすめです。

とされる口コミです。

コピートレードとは?

コピートレードとは、トレードを公開しているユーザーのポジションをコピーして、同様のポジションを保有して取引することです。

おすすめの理由として、

自分の口座が使える、出金が自由、リスク設定ができるからです。
自社でコピーシステムを提供する海外FX業者は貴重です。

と語っています。

口コミ5.HotForexは超優良ブローカー

hotforexは超優良ブローカーだと思うけどね

とされる口コミです。

出金拒否とか心配する必要が無いレベル
exnessと同等ぐらいの安心感はありますよ

とつぶやいています。

WikiFX「真相公開」から口コミを調査

掲載元:WikiFX

WikiFXでは、ユーザーから寄せられる口コミとして「真相公開」が掲載されています。

2022年2月1日時点でHotForexの「真相公開」は18件ありましたので、その中から3件ピックアップしてご紹介します。

≫WikiFXでHotForexの「真相公開」を確認す

真相公開1.利益出金が許可されずアカウント削除

分類出金できない
日時2021年3月26日
投稿国日本

HotForexは、利益を上げると資金の引き出しを許可せず、利益のあるアカウントを削除することさえあります。

とされる口コミです。

利益が出ても出金拒否され、アカウント削除に至るようです。

≫WikiFXで「真相公開」を確認する

真相公開2.HotForexに$1,000を取られた

分類詐欺
日時2021年9月10日
投稿国フィリピン

HotForexは、ボーナス削除の一環として、私の$1,000を取りました。

とされる口コミです。

この$1,000が残高に含まれていたボーナスなら、期限切れで削除されたのか、出金で消滅したのかは不明です。

≫WikiFXで「真相公開」を確認する

真相公開3.事前の通知なしにアカウント閉鎖

分類他の内容
日時2021年8月30日
投稿国ナイジェリア

HotForexから不規則な価格でBTCEURを取引していると言われたため、事前の通知なしにアカウントを閉鎖されました。

とされる口コミです。

投稿者は、

不規則な価格で取引したのは、私のせいではない

と語っています。

≫WikiFXで「真相公開」を確認する

WikiFXによる独自調査結果

WikiFXでは、FX業者を数値で判定する『スコア評価』や、ペーパーカンパニーでないかを調査する『現地調査』などを行っています。

またそれらの結果を基に『注意喚起』も行っています。

結果は、以下の通りです。

独自調査1.スコア評価

WikiFXでは、下記の5つの指標から10点満点でFX業者を評価しています。

WikiFXスコアの評価基準
  1. ライセンス指数:取得ライセンスの信頼性・価値
  2. 事業指数:企業としての安定性・運営能力など
  3. リスク指数:倒産時の資産保証の度合い・詐欺業者の可能性の低さなど
  4. 規制指数:取得ライセンスの規制の強さ
  5. ソフトウェア指数:取引プラットフォームなどの利用環境

HotForexのスコア評価結果は、以下の通り。

WikiFX評価の詳細は「WikiFX HotForex」ページでもご確認頂けます。

≫WikiFXでHotForexの安全性をもっと詳しくチェックする

HotForexのスコア評価(掲載元:WikiFX)
指数スコア
ライセンス指数7.59
事業指数7.86
リスク指数0.00
規制指数7.56
ソフトウェア指数9.12
総合点5.50
HotForexのスコア評価(2022年2月1日時点)

総合スコアが「5.50」なので、FX業者としては平均的な部類に属します。

「ライセンス指数」「7.59」と高スコアです。
「基本情報1.取得ライセンス」の通り、取得難易度と信頼性が高い「英国金融行動監視機構(FCA)」などを取得しているのが要因のようです。

また同じ理由から「規制指数」「7.56」と、高スコアです。

「事業指数」「7.86」であり、資本金や運営能力は高いと判断されています。

「リスク指数」「0.00」と皆無です。
「Twitterの口コミ」「真相公開」で、詐欺や出金拒否に遭った事例がいくつか報告されているのが原因のようです。

「ソフトウェア指数」「9.12」と、満点近いスコアを出しています。
取引プラットフォームで、MT4から高スペックのMT5が使える点が評価されているようです。

独自調査2.現地調査結果

WikiFXの『現地調査』のコラムでは、現地オフィスへ実際に訪問し、ペーパーカンパニーであるかどうかを調査しています。

2022年2月1日時点でのWikiFXによるHotForexへの現地調査結果は、1件です。

No.現地調査結果
1HotForexキプロスへ訪問オフィスを確認
HotForexへの現地調査

現地調査1.HotForexキプロスへ訪問

調査チームは金融ライセンス「キプロス証券取引委員会(CySEC)」に記されている、HotForexのキプロスオフィス「50、Spirou Kyprianou Str、Irida 3 Tower-10th Floor、CY-6057」を訪問しました。

住所には高層ビルが建ち、そのビルの入り口にある看板で業者ロゴを確認しています。

掲載元:WikiFX
掲載元:WikiFX

HotForexオフィスはビルの9階と10階に存在し、マーケティングスタッフに暖かく出迎えられながらオフィス内を案内されたようです。
スタッフによると、ここで約100人が働いているとのことです。

掲載元:WikiFX

よって調査チームはキプロスでオフィスを確認できたため、HotForexは、

CySECライセンスを保有する業者なので、投資家は利用を検討してもいい。

と結論付けています。

≫WikiFXで詳しく調査報告を確認する

独自調査3.注意喚起

2022年2月1日時点で、WikiFXからHotForexで下記2点のリスク注意喚起があるとしています。

WikiFXでの注意喚起(2022年2月1日時点)
  1. WikiFXが受け取ったクレーム数が過去3カ月で14件に達している
  2. 日本への有効なライセンスがない

≫WikiFXでリスク注意喚起を確認する

HotForexで出金拒否になる規約は3つ

HotForexの公式サイトには、口座開設について記した「Account Opening Agreement」が公開されています。
そこには出金拒否につながるような禁止行為が、規約として明記されています。

HotForexで出金拒否になる規約
  1. 提供された文書に満足できない場合
  2. 禁止取引をしていると判断した場合
  3. 契約終了後に出金しようとした場合

規約1.提供された文書に満足できない場合

HotForexでは「提供された文書に満足できない場合は、引き出しを取り消し、アカウントへ返金する」としています。

12.9.
(中略)

If the Company is not satisfied with any documentation provided by the Client will reverse the withdrawal transaction and deposit the amount back to the Client’s Account.

出典:Account Opening Agreement

意訳すると、以下の通りです。

12.9.
(中略)

当社がお客様から提供された文書に満足できない場合、引き出し取引を取り消し、金額をお客様のアカウントに返金します。

逆に言えば、どのレベルから満足なのかなどの記載が無いため、何がきっかけで出金拒否されるかは分かりません。

規約2.禁止取引をしていると判断した場合

HotForexでは「禁止取引をしていると判断した場合は、口座を閉鎖し出金拒否をする」としています。

27.1. The Client is not allowed to enter into any form of prohibited trading i.e. certain trading  techniques commonly known as “arbitrage trading”, “picking/ sniping” or the use of certain  automated trading systems or “Expert Advisors”;

(中略)

The Client agrees and acknowledges that if the Company considers that the Client has been acting in any of the manners described above; the Company may at its sole discretion and without prior notice to the Client, take one or more, or any portion of, the following actions:

(中略)

(e) close the account, confiscate any profits that arose from prohibited trading techniques  and return the original deposit(s) to the account holder. If profits arising out of Prohibited Trading were already withdrawn, profits can be confiscated from the  Client’s related accounts in order to make up for the difference.

出典:Account Opening Agreement

意訳すると、以下の通りです。

27.1お客様は、禁止されている取引、つまり「裁定取引」、「ピッキング/スナイピング」、または特定の自動取引システムまたは「エキスパートアドバイザー」などの特定の取引手法を利用することは許可されていません。

(中略)

お客様は、お客様が上記のいずれかの方法で取引していると当社が判断した場合、下記をすることを同意します。
当社は独自裁量により、お客様への事前の通知なしで、以下の行動をとることができます。

(中略)

(e)口座を閉鎖し、禁止されている取引手法から生じた利益を没収し、元の預金を口座名義人に返還します。
禁止取引から生じる利益がすでに引き出されている場合は、差額を補うために、お客様の関連アカウントから利益を没収することができます。

この規定から「裁定取引」や「エキスパートアドバイザー」などの自動取引システムの利用は、禁止されているようです。

アービトラージ(裁定取引)とは?

同一通貨ペアで一時的な価格差(歪み)が生じた際に、割高なほうを売り、割安なほうを買い、その後、両者の価格差が縮小した時点でそれぞれの反対売買を行うことで、利益を獲得しようとする取引のこと。
業者間のスプレッド差を利用した「業者間アービトラージ」や、業者間のスワップポイント差を利用した「スワップアービトラージ」などがある。

規約3.契約終了後に出金しようとした場合

HotForexでは「契約終了後に出金しようとした場合、当社はこれを拒否する」としています。

36.7. Once notice of termination of this Agreement is sent or upon termination (when a notice is not required) the following will apply:

(中略)

(d) the Company will be entitled to refuse to the Client to withdraw money from the Client Account
(中略)

出典:Account Opening Agreement

意訳すると、以下の通りです。

36.7.本契約の終了の通知が送信された後、または終了時に(通知が不要な場合)、以下が適用されます。

(中略)

(d)当社は、お客様がアカウントからお金を引き出すことを拒否する権利があります。
(中略)

アカウント閉鎖後だと出金拒否になるので、閉鎖前に出金する必要があるようです。

HotForexで出金拒否になる出金ルールは4つ

HotForexの公式サイトでは、出金拒否につながる出金ルールを「WITHDRAWAL CONDITIONS」にて記載しています。

HotForexの出金ルール
  1. 入金時と同じ方法で出金する
  2. クレジットカードで利益出金は不可
  3. 期限切れのクレジットカードへの返金は不可
  4. クレジットカードの入金履歴があればクレジットカードで同額まで出金が最優先

ルール1.入金時と同じ方法で出金する

HotForexでは「入金時と同じ方法で出金する」としています。

3.2. Withdrawals are always made using the same payment method/gateway that was used to  make the initial deposit.

出典:WITHDRAWAL CONDITIONS

意訳すると、以下の通りです。

3.2.出金は常に、入金に使用されたのと同じ方法で行われます。

例えば、bitpayで20万円、bitwalletで10万円と入金した場合、bitpayで20万円、bitwalletで10万円と同じ方法で出金する必要があるようです。

ルール2.クレジットカードで利益出金は不可

HotForexでは「クレジットカードの入金額以上の出金(利益出金)は、クレジットカードで行えません」としています。

3.3. The Company cannot send more funds back to the Client’s credit card than initially deposited;  If additional amounts need to be withdrawn, they will be sent using an alternative payment  gateway (i.e. Wire Transfer or any e-wallet).

出典:WITHDRAWAL CONDITIONS

意訳すると、以下の通りです。

3.3.当社は、最初に入金された金額よりも多くの資金をお客様のクレジットカードに返金することはできません。これを出金する場合は、別の支払い方法(電信送金または任意の電子ウォレット)で行う必要があります。

もし利益を出金したい場合は、現在HotForexは銀行送金に対応していないので、電子ウォレット(bitwalletやbitpay)で行うことになります。

ルール3.期限切れのクレジットカードへの返金は不可

HotForexでは「期限切れのクレジットカードへの返金はできません」としています。

3.4. Funds cannot be refunded to expired credit/debit card.

出典:WITHDRAWAL CONDITIONS

意訳すると、以下の通りです。

3.4.期限切れのクレジットカード/デビットカードに資金を返金することはできません。

クレジットカードで出金するなら、期限が切れていないか注意しましょう。

ルール4.クレジットカードの入金履歴があればクレジットカードで同額まで出金が最優先

HotForexでは「クレジットカードの入金履歴があれば、クレジットカードで同額まで出金するのが最優先」としています。

3.5. Should credit/ debit card deposits be received, all withdrawals up to the amount of total  deposits by credit/ debit card will be processed back to the same credit/ debit card on a priority  base.

出典:WITHDRAWAL CONDITIONS

意訳すると、以下の通りです。

3.5.クレジット/デビットカードで入金した場合、すべての出金は、優先度に基づいてクレジット/デビットカードによる入金総額まで同じクレジット/デビットカードで行います。

例えば、bitwalletで30万円、クレジットカードで20万円入金した場合、最初にクレジットカードで20万円まで出金する必要があるようです。

調査結果:Wiki内での出金拒否の口コミと規約が気になる

ここまでHotForexが出金拒否をする業者なのかどうかを、口コミやライセンス情報などから徹底的に調査してきました。

結論として、WikiFX内での出金拒否の口コミが20件近く報告されているので、出金拒否の可能性は否定できません。
また出金に関する規約も「独自裁量で決める」という内容が多いので、どんな理由で出金拒否となるかも分かりません。
よって、HotForexの利用は避けた方が良いでしょう。

そのためWikiFXでは、資金の安全性やサービスクオリティの高さが証明されている国内FX業者の利用を推奨しています。

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WikiFXでは、テクニカル分析のやり方から、FX会社の安全性に関する情報まで『今日から役立つFXの情報』を幅広く発信しています。
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だからこそ、正しく・信頼性の高い情報を読者の皆様にお届けする自信があります。

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