じめじめした天気が続いています。
昨日は気分を一新しようと大掃除を行いました。
久しぶりに(?)ピカピカになった我が家を見るのは気持ちが良いです。
それでは昨日(7月11日)のドル円相場の動きを振り返っていきます。
ドル円相場の振り返り−ファンダメンタルズ分析
参議院選挙で自民党が大勝したことを受け、日本の量的緩和継続の見方が強まりドル買い·円売りが進行しました。
米長期金利は下落基調にあり、日経平均株価は寄り付きでは上昇しましたが、その後軟調に推移しました。
中国株式市場は、一部都市でコロナ感染が確認され、行動規制が導入されたことを受け、リスク回避の動きから急落しました。
11日のドル円は時間外から強い上昇を見せました。
9時55分頃に、黒田日銀総裁が金融緩和策の継続を強調すると、
金曜日(8日)の高値を上抜け、ピボットR2の位置する137.26円まで上昇しました。
1円29銭の上昇となっています。
(1)9時55分頃、黒田日銀総裁は支店長会議で、新型コロナウイルスやウクライナ情勢、資源価格の動向など、
日本経済を取り巻く不確実性が極めて高いことを理由に、現在の大規模な金融緩和策を継続する方針を強調しました。
この発言を受け、ドル買い·円売りとなりました。
欧州市場は引き継ぎ、ドル買いが買われ、豪ドルが売られました。
ドル円は東京高値を上抜けると続伸します。
NY市場のドル円は勢いが緩み小動きとなっています。
ピボットのR2が意識された東京高値をサポートに変えると、そのまま高値圏で推移しています。
この日は1円82銭の上昇となりました。
23時半頃、英中央銀行のベイリー総裁は、
インフレ率が来年に大幅に低下する可能性があると引き続き予測していると述べました。
また、ガス価格の上昇や国内のコスト上昇が強まるようなら予測が修正される可能性があると発言しています。
本日の重要指標·発言
時間 | イベント |
---|---|
18:00 | ドイツ 7月ZEW景況感調査(期待指数) |
26:00 | 英国 ベイリー英中銀(BOE)総裁の発言 |
相場分析−テクニカル分析−
本日は下記の分析を中心に分析していきます。
·節目を使用した環境認識①(ドル円)
·節目を使用した環境認識②(ドル円)
節目を使用した環境認識①(ドル円)
チャートはドル円月足です。
上昇の勢いは全く衰えていません。
これだけ勢いがあると、反転の目安となる節目は、
ストップロスを巻き込んで大きく上昇するポイントになることも多いので、意識してみてきます。
一旦、緑の四角の高値で反発するかと思ったのですが、そのまま上昇を続けています。
この場合、月次に意識されるのは赤矢印の高値です。
また、月足確定時にどの水準に価格があるのかも大事で、緑矢印の高値の下で終値をつけるようなら、
一旦下押しする可能性が高まります。
もうひとつの注目ポイントは水色丸とオレンジの丸の安値で、同レベルで反転しています。
この場合、水色丸安値のひとつ前の高値(赤矢印の高値)が意識されやすくなります。
節目を使用した環境認識②(ドル円)
フィボナッチを使用して上値ターゲットを見ていきます。
ピンク四角で示したポイントですが、ここはトレンド転換した直後にレンジを形成しています。
これはエリオット波動の調整波に見られる形状で、上値が広がらない可能性が高くなります。
具体的には、フィボナッチの123.6%や138.2%の水準が高値のターゲットになることが多いようです。これらの水準は青い四角で示さしています。現在、123.6%の「137.451」に接近しているため、相場をよく見ておくことが大切です。
また、138.2%は赤矢印の高値と近い値となっており、この付近では強い売りが予想されます。
本日のトレード方針-GBPCHF-
本日はポンドスイスで売買方針を示していきます。
アクション | 価格 |
---|---|
エントリーポイント | 1.17210 |
利益確定ポイント(T/P) | 1.1538 |
損切りポイント(S/L) | 1.17761 |
チャートはポンドスイス1時間足です。
サポレジ転換していますので、戻り売りを狙っていきます。
良い水準で転換ラインが形成されましたので、いつもより期待値が高いです。
また、ピンポイントでエントリーを狙い場合、スプレッド分程度届かない事も多いので、
チャートを監視できる方は、注意深く見てください。
本サイトのコンテンツは、あくまでも情報提供を目的としたものであり、トレードの判断を促すものではありません。これらのコンテンツから得られる情報によって生じた一切の損害について、弊社及び記事執筆者は責任を負いません。加えて、記事の修正・変更が生じた場合についても、弊社はこれを通知する義務を負いません。
また、本サイトに掲載されているコンテンツの著作権は全て『Wiki Co.、Limited』に帰属しており、著作権法、関連条約・法律で保護されています。当サイトのテキスト・画像の無断転載・複製は固くお断りいたします。
取引に役立つ情報をあなたの元に
WikiFXアプリはこちらから
コメント コメント 0