4H足分析
まずは状況確認からです。
4H足以上の上位足では上昇トレンド中で、4H足では直近下がり気味の相場です。
上位足の方向が上昇トレンド中であるため、これより後は順張り、上昇戦略が優位性が高いとして分析を進めていきます。
まずは直近の状態ですが、1.06700~1.07530の約80pipsの間でレンジ相場を形成しているように見えます。
その中で安値は1.06700で3回、高値は徐々に切り下がっているように見えます。
この『高値が切り下がっている』という状態は上昇しようとする力よりも、下降する力の方が強いことを示しています。
あくまで上位足では上昇トレンド中の為、最終的には上昇していく相場ではありますが、直近のレンジ相場ではいつ上昇へ向かっていくのか見当がつきません。
ダウ理論の目線で見ると、最新高値は1.07530、最新安値は1.06700です。
この2つのレートをどちらにブレイクするかどうかで今後の動きも決まってきます。
現在のレートは1.07420で、高値の方が近い状況で、このレートまで進む前の安値に注目しましょう。
1.06700で3回反発後の4回目、同じレートまで下がることなく、安値を切り上げた状態で上昇へ折り返しています。
まだ「上昇へ転換した!」というには早すぎる判断ですが、少し上昇へ力が入りだしたのも感じます。
このまま1.07530を明確に上にブレイクすると、押し目である下降トレンドの終了となり、再度日足トレンドの方向へ動き出す予兆として長期トレードがやりやすい相場になってきます。
割とすぐに到達しそうな値幅でもある為、こまめにチェックしてトレンドの再開に乗り遅れないようにしましょう。
15M足分析
15M足では安値を切り上げた所を拡大しています。
細かく見ると、かなり細かく上下を繰り返しながら推移しているのが分かります。
ですが、どちらかと言えば下落の方が下落する角度が急な気がします。
なので高値安値切り上げの上昇トレンド中でも、上昇するのに苦労しているような印象を受けます。
とはいえ最終的には上昇しているので、下降よりも上昇の力が上回っているということでもあります。
4H足の高値にかなり近く、押し目をつけた後すぐなので一旦1.07530までは一気に到達しそうな気がします。
その後は節目を迎えたということで、今買いポジションを持っているトレーダーは決済するので、少し相場は下がりそうです。
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