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それでは先週(7月25日~7月29日)のドル円相場の動きを振り返ってみます。
ドル円相場の振り返り−ファンダメンタルズ分析
ドル
❹FOMCでは金利が75pb引き上げられ中立金利水準2.25-50に到達しました。
その後、❺パウエルFRB議長が「ある時点から利上げを抑制する事が適切」と述べたことで、ドル売りとなりました。
❽米国GDPは、予想を大きく下回り、2四半期連続のマイナス成長となりました。
2期連続のマイナス成長は『テクニカル・リセッション』と定義されています。
その後、➓PCEやPCEコアデフレーターが予想を上回る結果となり、リセッション懸念後退からドルの買戻しの流れとなっています。
インフレが確認されるようなら利上げ期待からドル買いとなり、
インフレの減速が確認されればドルが売られやすくなります。
円
❷日銀の金融政策決定会合は、引き続き金融緩和継続の継続が示されました。
修正案が出るとの観測もあり、発表前には円買いの動きも見られましたが、日銀のスタンスに変化がない事が確認されると、円売りの流れに転じました。
❻雨宮日銀副総裁は金融緩和策からの出口戦略の進め方について触れ、具体案を出すには時期尚早としつつ、
方法を考えることは必要だと述べました。
この発言以降、パルエルFRB議長の利上げ抑制発言と重なり、ドル円は大きく下落します。
ユーロ
7月18日の週ではラガルドECBのサプライズ利上げがあり、その後ECBラガルド総裁の「最終的な金利水準は変えない」との発言があり、ユーロは下落基調となりました。
25日では、❶ロシア国営のガスプロムがノルドストリーム1のガス供給量を減少させると発表するなど、
ガス供給問題が欧州経済の大きな懸念材料となっています。
その後、ガスの価格上昇が収まると、ユーロは一旦買い戻されます。
ラガルドECB総裁は今後の利上げに関してはデータ次第と述べている中で
❼ドイツCPIや➒消費者物価指数が予想値を上回る結果となりました。
引き続きエネルギー問題やリセッション懸念がテーマなります。
地政学的リスクやイタリアの政局の混乱など、
地合いの悪い状態となっていますので、経済指標で景気減速が示されれば売られやすい状況です。
豪ドル
❸CPIは予想値を下回る結果となりましたが前回値から大きく上昇しています。
トリム平均値は前年比4.9%となりました。
8月2日のRBA政策金利では0.5%の利上げ予想が優勢となっていますが、予想通りとなった場合にはその後の声明文に注目が集まります。
今週の重要指標·発言
日付 | 時間 | イベント |
---|---|---|
8月1日 | 23:00 | 米国 7月ISM製造業景況指数 |
8月2日 | 13:30 | 豪洲 RBA政策金利発表 |
8月2日 | 26:00 | 米国 クリーブランド連銀、メスタ―総裁の発言 |
8月3日 | 7:45 | セントルイス連銀、ブラード総裁の発言 |
8月3日 | 10:30 | 豪洲 小売売上高 |
8月3日 | 15:00 | 豪洲 6月貿易収支 |
8月3日 | 18:00 | 欧州 6月小売売上高 |
8月3日 | 23:00 | 米国 7月ISM非製造業景況指数 |
8月4日 | 20:00 | 英国 BOE政策金利発表 |
8月4日 | 20:00 | 英国 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨 |
8月5日 | 21:30 | カナダ 7月新規雇用者数 |
8月5日 | 21:30 | 米国 雇用統計 |
相場分析−テクニカル分析−
・CPR(Central Pivot Range)を使用した環境認識
・RSIを使用した環境認識
CPR(Central Pivot Range)を使用した環境認識
ドル円…『Lower Value』+「Sideways」 ⇒戻り売り
ユーロ円…『Lower Value』+「Sideways」⇒戻り売り
ユーロドル…『Outside Value』⇒様子見
オージードル…『Higher Value』⇒戻り売り押し目買い
ドル、ユーロ、円の三すくみでみると、円が強く、
ドルとユーロが膠着していますので、クロス円の売りを狙っていきます。
RSIを使用した環境認識
RSI(28)は各通貨のトレンドを見るために使用します。
緑色が濃いほど上昇圧力が強く、赤色が濃いほど下降圧力が強いことを示します。
クロス円全般赤色となっており下降おり、強い円買いになっていることが確認できます。
日足以上は、まだ上目線なので、この下落がどこまで続くのか注目です。
本日のトレード方針-EURAUD-
本日はユーロオージーで売買方針を示していきます。
アクション | 価格 |
---|---|
エントリーポイント(指値売り) | 1.47923 |
利益確定ポイント(T/P) | 1.45929 |
建値ストップ移動ポイント | 1.4725 |
損切りポイント(S/L) | 1.48391 |
ブレイクアウト手法のリミット値をエントリーポイントに活用した手法です。
リミット値と節目が重複していますので選択しました。
ブレイクアウト手法は比較的リミットが機能しやすい傾向にあります。
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