昨日は久しぶりに服を買いに行きました。
最近は「小汚く見えなければいいや」といった姿勢だったのですが、周りに叱咤激励され(涙)、今どきの服も買ってみました。
それでは昨日(8月17日)のドル円相場の動きを振り返ってみましょう。
ドル円相場の振り返り−ファンダメンタルズ分析
東京市場はオセアニア通貨や円が売られました。
午前は、一時的な円の買戻しが入りドル円は下落基調となりますが、ピボットの位置する133.90円で下値を支えられると、上昇に転じました。
- 8時50分、日本貿易統計は、予想値を下回り、1兆4000億円の赤字となりました。
これで12か月連続の貿易赤字となっています。
輸入額は、円安の影響やエネルギー価格の高騰を受け、47.2%の大幅な増加となっています。
・11時00分ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は、予想通り50pbの利上げを行い、政策金利を3.00%となりました。
同行は声明で、「5月以降、インフレ圧力が高まっており、オフィシャルキャッシュレートの引き上げ時期をさらに加速させることで合意した」と述べています。
・12時15分頃、オアRBNZは会見で、「GDP成長率は潜在成長率を下回る見込み」と述べました。
欧州市場はユーロやドルが買われ、オセアニア通貨が売られました。
ドル買いの影響でドル円は上昇しています。
15時過ぎには各市場で市場のボラティリティが高まると、ドル円も急伸します。
市場開始直後は一時的に下押ししましたが、前日のNY高を支えに上昇に転じ、堅調に推移しています。
- 15時に英国消費者物価指数が予想値を上回ると、ドル、欧州通貨が上昇し、オセアニア通貨、円が売られました。
この結果を受け、ドル円は急騰します。
日米中株式市場が下降、米長金利も上昇基調に転じ、リスクオフの展開となっています。 - 18時00分、欧州の4-6月期四半期域内総生産(GDP、改定値)は予想値を下回りましたが、引き続き高い成長率を示しており、ユーロ買いが進行します。
NY市場のドル円は欧州市場の流れを引き継ぎ、買い圧が高く上値を広げます。
8月8日の高値を意識した値動きを見せましたが、FOMC議事要旨が発表されるとドル売りとなり、下落基調に転じました。
- 21時30分、7月小売売上高は予想値をやや下回りましたが、小売売上高(除自動車)が予想値を上回り、ドル高を後押ししています。
- 27時00分、FOMC議事要旨は、「インフレ弱化の証拠はほとんどない」「政策金利の引き上げペースを減速させる」「政策調整が経済活動やインフレに与える影響を精査する可能性が高い」と述べました。
この結果を受け9月の75pb利上げ期待は後退しています。
本日の重要指標·発言
時間 | イベント |
---|---|
10:30 | 豪洲 7月雇用統計 |
23:00 | 米国 7月中古住宅 |
23:00 | 米国 7月中古住宅販売件数販売件数 |
26:20 | 米国 カンザスシティ連銀総裁 ジョージ総裁の発言 |
相場分析−テクニカル分析−
本日は以下のテクニカルを中心に分析していきます
・節目を使用した環境認識(ドル円1時間足)
・CPRを使用した環境認識(複数通貨)
節目を使用した環境認識(ドル円1時間足)
昨日は①「8月8日の高値」付近に到達しました。
「8月8日の高値」はフィボナッチターゲットと『出来高の多いレンジ帯(緑四角)』の安値に抑えられています。
この水準を上抜けば、②そのレンジ帯の高値付近がターゲットとして意識されます。
③サポレジ転換ラインを下抜けた場合は、④一段下のサポレジ転換ラインをターゲットとして予測しています。
CPRを使用した環境認識(複数通貨)
ドル円&ユーロ円
⇒『Higher Value』…押し目買い狙い
ユーロドル
⇒『Higher Value』+「Trending」…買いのブレイクアウト狙い
豪ドル
⇒『Lower Value』…戻り売り狙い
狙い目は「Trending」の出ているユーロドルです。
豪ドルは昨日『Lower Value』+「Trending」となっており、良いチャンスでした。
また、判断の迷っていたドル円ですが、CPRを見ると買い相場となっています。
本日のトレード方針-EURUSD-
本日はユーロドルで売買方針を示していきます。
アクション | 価格 |
---|---|
エントリーポイント(指値) | 1.02735 |
利益確定ポイント(T/P) | 1.01216 |
損切りポイント(S/L) | 1.03736 |
損切りポイントは直近高値に設定しています。
このポイントは、「日足の2点形成のレジスタンスライン」と重複しています。
エントリーポイントは、サポレジ転換ラインとフィボナッチ・リトレースメントの61.8%戻しの重複ポイント、利益確定ポイントはレンジ下限となっています。
エントリーポイントは、一旦は反発する確率の高いポイントなので、下位足でダイバージェンスが確認出来れば、スキャ~デイトレ規模の戻り売りを仕掛けても良いと思います。
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