MT5に対応しているおすすめのVPSを知りたい
MT5でVPSの設定する方法を知りたい
MT5で本格的に自動売買を行うために必要なレンタルサーバーであるVPS。
どの業者のVPSを選択したも同じように思われますが、VPSの種類によって料金や稼働の安定性が異なるため、FX業者と同様にVPS選びも非常に大切です。
しかし、MT5に対応しているVPSを知らない方やMT5でVPSを設定する方法が分からない方もいるでしょう。
そのため、この記事では「MT5に対応しているおすすめのVPS6選」や「MT5で利用するVPSの選び方」、「MT5でVPSを設定する方法」ついて解説しています。
- MT5に対応しているおすすめのVPS6選
- MT5でVPSを利用するメリット
- MT5で利用するVPSの選び方
この記事を読めば、MT5でVPSを利用し自動売買を始める方法を深く理解できるため、ぜひ参考にしてください。
MT5でFX取引するのにVPSが必要な理由

VPSとは、Virtual Private Server(バーチャル・プライベート・サーバー)の略称で、利用者専用に作られる仮想サーバーを指します。
また、普段生活するうえで利用している共用サーバーの中に、利用者ごとに専用の仮想サーバーを作成することによって、共用サーバーで限られていた用途や権限が、仮想サーバーでは自由に使用可能です。
つまり、VPSとは「クラウド上で自由に使える高機能PC」で、VPSを契約すると高機能PCをもう一台利用できるのと同じような環境になります。
VPSは、MT5でFX取引するうえで主に自動売買を行いたい場合に利用されています。
お手持ちのPCでもMT5の自動売買は行えますが、常にPCを起動させる必要があるため、PCに不具合があった場合や停電が発生した場合は、自動売買が停止してしまい、収益に影響する危険性があります。
VPSを利用することによって、24時間常にPCを起動させていなくても、自動売買ができるようになります。
また、電気代の節約や火災リスクの低減につながるため、自動売買を行うならVPSを契約しておくのがベターです。
MT5で利用する際におすすめのVPS6選! 200

ここからは、MT5で利用する際におすすめのVPSを6社紹介します。
VPS | 初期費用 | 月額費用 | 最低利用期間 | メモリ | ディスク種類 | 詳細 |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() Wiki FX VPS | 無料 | 13円~ | なし | 1GB~ | SSD | 詳細 |
![]() ConoHa | 無料 | 1,100円~ | 1時間 | 1GB~ | SSD | 詳細 |
![]() お名前.com | 無料 | 1,082円~ | 3ヶ月 | 1.5GB~ | SSD | 詳細 |
![]() Winserver | 無料~2,200円 | 990円~ | 3ヶ月 | 1GB~ | SSD | 詳細 |
![]() さくらのVPS | 無料 | 1,100円~ | 3か月 | 1GB~ | SSD | 詳細 |
![]() 使えるネット | 2,200円 | 2,728円~ | 1ヶ月 | 2GB~ | SSD | 詳細 |
それぞれのVPSの特徴を紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
WikiFX VPS

引用:WikiFX VPS
運営企業 | WikiFX |
初期費用 | 無料 ※無料プランの場合は112円 |
月額料金 | 13円~2289円 |
最低利用期間 | 1ヶ月 |
CPUコア数 | 1~2コア |
メモリ容量 | 1~100GB |
サポート対応 | メール、電話、チャット |
お試し期間 | なし |
- 自動売買トレーダー向けのVPS
- コスパが非常に良い
- 13カ国で快適に利用できる
WikiFX VPSは、自動売買トレーダー向けに構築されたVPSであるため、MT5で取引する際に遅延無く取引できます。
また、月額料金は13円~2,288円と破格であるにも関わらず、CPUが2コア、最大4GBと他社と同じ性能のVPSを利用できることに加えて、FXTFとXMユーザーの場合は無料で利用できるプランもあります。
そのため、いきなり料金の高いVPSを契約するの避けたい方やコストパフォーマンスを重視したい方におすすめのVPSです。
さらに、一般的なVPSは利用できる国が数カ国となっていますが、Wiki FX VPSでは13カ国で利用できるため、海外でMT5を利用したい方にもおすすめです。

下の関連記事では、Wiki FX VPSの申し込み方法とMT5の設定方法について解説しているので、ぜひ参考にしてください。


ConoHa


引用:ConoHa
運営企業 | GMOインターネット |
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 1,100円~65,780円 |
最低利用期間 | 1時間 |
CPUコア数 | 2~24コア |
メモリ容量 | 1~64GB |
サポート対応 | 電話、メール、チャット |
お試し期間 | なし |
- 国内No.1の利用者数
- 利用プランが非常に豊富
- 最低利用期間が1時間
ConoHaは、GMOインターネットが運営しており、国内No.1のユーザー数を誇る、使いやすさを特徴としたVPSです。
またConoHaのMT5向けのVPS「Windows Serverコース」には、最低1,100円から7種類の料金プランが用意されており、メモリやCPUなどの性能がプランごとに細かく異なるため、自分に合った最善のプランを見つけられます。
さらに、利用期間が1ヶ月満たない場合は、1時間ごとの料金が請求されるため、契約後にすぐ辞めたい場合でも、1ヶ月分の料金を払う必要がありません。
そのため、ConoHaは、運用実績のあるVPSを利用したい方や利用した分だけの金額を払うVPSが良い方におすすめです。
お名前.com


引用:お名前.com
運営企業 | GMOインターネット |
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 1,082円~4,235円 |
最低利用期間 | 3ヶ月 |
CPUコア数 | 2~28コア |
メモリ容量 | 1.5~200GB |
サポート対応 | 電話、メール、チャット |
お試し期間 | なし |
- FX自動売買専用VPSを利用できる
- 稼働率が99.99%以下の場合返金保証がある
- 24時間365日サポートが受けられる
お名前.comは、ConoHaと同じGMOインターネットが運営しており、FX自動売買専用VPSを提供しているため、MT5で自動売買を利用したい方におすすめのVPSです。
FX自動売買専用VPSは高い稼働率を強みとしており、仮に稼働率が99.99%を下回った場合は返金保証を受けられるため、万が一VPSに不具合があったとしても損することはありません。
また、お名前.comでは、24時間365日サポート対応を行っているため、深夜に取引することが多いFXトレーダーにとっても安心でしょう。
Winserver


引用:Winserver
運営企業 | アシストアップ株式会社 |
初期費用 | 無料~2,200円 |
月額料金 | 990円~31,900円 |
最低利用期間 | 3ヶ月 |
CPUコア数 | 3~11コア |
メモリ容量 | 1~32GB |
サポート対応 | メール、電話 |
お試し期間 | 2週間無料 |
- Windows VPSを専門としている
- 無料のオンライン相談会などサポートが充実している
- 2週間のお試し期間がある
Winserverは、マイクロソフトのホスティングパートナーであり、Windows サーバーを専門としているVPSです。
そのため、VPSでMT5を導入しやすく、導入後も自動売買の安定した稼働や不具合の無い快適なトレード環境が見込めます。
また、Winserverでは、メールや電話での24時間365日のサポート以外にも、定期的に無料でオンライン相談会を行っているため、プランやVPSについて直接聞くことも可能です。
さらに、VPS契約前に2週間のお試し期間を利用が可能で、無料でWinserverの使用感やMT5での取引を体感できるため、興味がある方は一度お試し体験を利用してみてください。
さくらのVPS


引用:さくらのVPS
運営企業 | さくらインターネット |
初期費用 | 無料 |
月額料金 | 1,100円~32,340円 |
最低利用期間 | 3ヶ月 |
CPUコア数 | 2~10コア |
メモリ容量 | 1~32GB |
サポート対応 | 電話、メール |
お試し期間 | 14日間 |
- 20年以上の運用実績がある
- VPSの操作や管理がシンプルで簡単
- 安心安全のサーバー管理体制
さくらのVPSは、20年以上の運用実績があり、知名度も業界最大レベルであるため、実績と信頼度が高いVPSを利用したい方におすすめのVPSです。
MT5を利用する際にVPSの契約を検討する場合は、MT5の導入しやすさや導入後の操作性が懸念される傾向がありますが、VPS自体の管理のしやすさや運用のしやすさも非常に大切です。
さくらのVPSでは、コンソール画面一つで複数サーバーの設定や再起動、再インストールなどを簡単に行えるため、VPSを初めて利用する方でもトレード以外にストレスを感じる心配はありません。
また、専門の技術者が24時間365日サーバー状況を監視しており、相場が活発に動く深夜時間にVPSが不具合を起こすリスクは極めて低いため、安心して自動売買の稼働や取引を行えます。
使えるネット


引用:使えるネット
運営企業 | 使えるネット株式会社 |
初期費用 | 2,200円 |
月額料金 | 2,728円~8,888円 |
最低利用期間 | 1ヶ月 |
CPUコア数 | 3~6コア |
メモリ容量 | 2~6GB |
サポート対応 | 電話、メール、チャット |
お試し期間 | なし |
- FX専用VPSを提供している
- 運用実績国内No.1
- 30日以内に解約すると全額返金される
使えるネットは、FX専用VPSを提供しており、処理速度が格段に早いSSDを搭載しているため、スキャルピング取引などの短い時間軸で取引する方におすすめの会社です。
さらに、運用実績No.1を謳っている会社で、データセンター運用の実績は20年以上あるため、安全性と信頼性の高い会社といえるでしょう。
また、使えるネットでは契約後30日以内に解約した場合、全額返金されるため、契約後に使用感が自分に合わなかったとしても損することはありません。
MT5でVPSを利用するメリット


ここからは、MT5でVPSを利用するメリットについて紹介します。
- 通信速度が早く安定性がある
- 手間やコストがかからない
- 手軽にスマホからアクセスできる
通信速度が早く安定性がある
VPSを利用する最大のメリットは、通信速度が早く安定性がある点です。
FXの自動売買では、短い時間軸のトレード手法を採用している場合ほど、1分1秒の決済タイミングの誤差で収益に影響があるため、通信速度と安定性は非常に重要となります。
通信速度は、自身でどれだけ早い環境を用意しても、住んでいる地域や利用する時間帯によって限界がある場合や遅くなってしまう場合など、安定性に欠けてしまう傾向があります。
VPSでは、通信速度が早く安定性もあるサーバーを低価格でレンタルできるため、回線速度が遅い方でも自身でネット環境を改善するは必要ありません。
また、VPSは通信速度が早い点から、自動売買以外にもMT5でスキャルピング取引を行う方からも人気があります。
手間やコストがかからない
VPSは仮想サーバーであるため、24時間常にPCを起動させていなくても、MT5で自動売買を稼働させておくことが可能です。
そのため、PCに負荷が掛かる不安も無く、電気代を削減できるなどコスト面にもメリットがあります。
また、前述したようにVPSは通信速度が早く安定性が高いため、回線が遅い方でもネット環境を改善する必要がないため、VPSを契約すれば、ネット環境にかかるコストや手間も削減できます。
手軽にスマホからアクセスできる
自身のPCを使ってMT5で自動売買を行っている場合、外出先でPCを利用できない際は取引状況を確認できません。
しかし、VPSを利用してMT5で自動売買を行っている場合、手軽にスマホからVPSへアクセスできるため、外出先でも常に取引状況を確認できます。
また、iPhoneでは、現在MT5をApp Storeからインストールできない状態となっているため、過去にインストール経験が無いiPhoneの方はMT5を利用できません。
VPSを利用すれば、iPhone内のVPSでMT5をダウンロードして取引できるので、iPhoneでMT5を使って取引したい方にもおすすめです。
MT5を利用する際のVPSの選び方 200


ここまで、MT5におすすめのVPSとMT5でVPSを利用するメリットについて解説してきました。
紹介したVPSにはそれぞれ特徴があり、ユーザーによって向き・不向きがあるため、自分にあったVPSを正しく選ぶ必要があります。
ここからは、MT5を利用する際のVPSの選び方について解説します。
- MT5への導入のしやすさ
- コストパフォーマンス
- メモリ・ディスクの容量
- 運用実績・安定性
MT5の導入のしやすさ
MT5を利用する際のVPSを選び方で一番重要な点が、MT5の導入のしやすさです。
結論として、MT5を利用する際のVPSを選ぶ場合は、なるべくWindowsサーバーが使えるVPSを選択しましょう。
各社が提供しているVPSでは、基本的に「Linux系のOS」か「windows系のOS」のどちらかのVPSが用意されています。
Windows版のVPSは、問題なくMT5をインストール・利用できますが、Linux版のVPSは、MT5を導入する手間が多い点や導入後も常に表示がおかしくなってしまう点など、MT5を利用する方向けのVPSでは無い傾向があります。
契約後に、MT5を導入できなかったり、快適に利用できないといったことが起きないように、VPSを選ぶ際はなるべくWindows版のVPSを選ぶことが大切です。
また、Windows版のVPSは、Windows以外のPCやAndroid、iPhoneからもアクセスできるので、Windowsユーザー以外の方でも問題なく利用できます。
コストパフォーマンス
当然ですが、希望のサーバースペックを満たす範囲内で、可能な限りコストパフォーマンスの高いVPSを選択することも大切です。
VPSをコストパフォーマンスで比較する際は、月額プランの料金も重要ですが、初期費用やその他ライセンス費用がかからないかを必ず確認しましょう。
MT5でFX取引する専用にVPSを契約したい方は、自動売買トレーダー向けにお手頃な価格で専用VPSを提供しているWiki FX VPSがおすすめです。



FXTMとXMユーザーは、Wiki FX VPSを永久無料で利用できるプランもあるので、非常にお得です。
また、VPSの月額料金を一定では無く、時間単位で提示している会社もあります。
VPSを使ってMT5で自動売買を行う場合は、長時間・長期間の利用が予測できるため、VPSを選ぶ際は、必ず一定の月額で契約できる会社を選びましょう。
メモリ・ディスクの種類
VPSの性能を確認する際に、特に重要な項目が「メモリ容量」と「ディスクの種類」です。
メモリ容量が大きいほど快適に利用することが可能で、メモリ不足になってしまうとトラブルの原因となってしまう危険性や自動売買が停止してしまうリスクもあるため、なるべく容量の大きいプランを選ぶことが大切です。
また、ディスクの種類は読み取り速度に大きく影響し、MT5で取引する際に遅延や発生するリスクに直結してきます。
ディスクの種類は「SSD」と「HDD」に分けられますが、SSDの方がHDDよりも読み取り速度が早いため、短い時間軸での取引を行う方ほど、SSDのVPSを優先して選ぶようにしましょう。
運用実績・稼働率
初めてVPSを契約する方は、運用実績や安定性でVPSを選ぶのも大切でしょう。
価格が安いからといって、サービスのリリース歴や契約実績の少ない会社のVPSを選んでしまうと、使いにくい可能性ややトラブルが多い可能性があります。
また、MT5で自動売買を行うためにVPSを契約する方は、VPSの稼働率に注目してみるといいでしょう。
稼働率が高いVPSは、長時間利用した場合でも安定した稼働を続けていることを証明しているため、安定性を求める方には稼働率が一番重要な数値といえます。
必要最低限のスペック以外を特に重要視していない方は、まず運用実績の長いVPSや安定性の高いVPSを選ぶことをおすすめします。
【まとめ】自分に合ったトレード環境に合ったVPSを選ぼう!
今回は、MT5を利用する際におすすめのVPSやMT5を利用するVPSの選び方などについて解説しました。
MT5で取引や自動売買を行う際にVPSを利用することによって、通信速度が早く安定性のある環境が手に入る点や手軽にスマホからアクセスできるなどのさまざまなメリットが得られます。
しかし、VPSは提供している会社や料金によって性能が大きく異なるため、さまざまな観点から自分に合ったVPSを見つける必要が大切です。
この記事で紹介したVPSの選び方を参考に、自分のトレード環境に合ったVPSを選んで、MT5で快適に取引を行いましょう。
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