あなたはSNSで有名人の投資広告を見たことがありませんか?現在、SNSの広告を介した有名人のなりすましによる投資詐欺被害が増えています。先月警視庁が発表したデータによると、2023年にSNS型投資詐欺(SNSまたはその他の実際に対面しないで行われる投資の名目でお金を騙し取る詐欺)の件数は2271件に上り、被害金額は約277.9億円に達しました。
産経新聞は、メタの投資広告に登場する著名人ランキングを発表しました。
なお、SNSのなりすまし詐欺の手口としては、LINEに誘導して、LINEで詐欺案件や架空の証券会社・FX業者に勧誘します。もしも有名人の広告をタップして、LINEへの誘導があったら、、詐欺の可能性が高いので、そのLINEには絶対に登録しないでください。
SNS型投資詐欺は今年に入って、昨年以上に急増しています。その背景には、新NISAなどによる個人投資ブームがあります。
SNS型投資詐欺の急増を受け、岸田総理大臣は4月16日、個人投資家グループとの対談で、「安心して投資を行うことができる環境整備は、政府にとっても大きな責任だと感じている」と述べ、今年6月をめどに投資詐欺などに対処するための総合的な対策を取りまとめる考えを示しました。
詐欺に遭わないためにも、
- 有名人の投資広告はタップしないでください。
- LINEで勧誘された投資案件や証券会社・FX業者の話には絶対に乗らないでください。
免責事項
トレードの際は自身の投資経験、目標、財務状況、リスクを取る能力等について十分検討する必要があります。
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