SvoFXは詐欺業者?安全性をプロが検証|金融庁からの警告アリ

SvoFXは2014年に設立された老舗の海外FX業者です。

2019年から日本でのサービスの提供を始め、豪華なボーナスと自分で取引せずにプロトレーダーのトレードをコピーして簡単に利益を出せるコピートレードで人気がありました。

しかし、2024年9月30日、サービスを終了しました。

なお、SvoFXには、

個人情報が共有されて詐欺に遭った

金融庁に警告されているので、利用するのは危ない

という口コミがあります。

もし個人情報の共有や金融庁の警告が本当なら、サービス終了後に返金されない、個人情報を共有された他の詐欺業者から詐欺など、高いリスクがあります。

この記事では、FX会社の格付けサービスを提供しているWikiFXが、SvoFXの安全性について事実ベースで客観的に解説します。

※2024年10月、情報更新。

目次

SvoFXの安全性を基本情報や取得ライセンスから調査

SvoFXの安全性を基本情報や取得ライセンスから調査するイメージ
掲載元:SVOFX

SvoFXの安全性を確かめるために、 公式サイトやWikiFXで下記3点を調査しました。

WikiFXとは?

WikiFX(ウィキエフエックス)は、FX会社の安全性・信頼性を評価している第三者機関です。
全世界3万以上のFXブローカーの情報を収集し・格付けを行っています。
FX会社の安全性スコアや詐欺被害のリアルな口コミは『wikifx.com』で確認できます。

安全性調査項目

1.企業情報と特徴
2.取得ライセンス
3.ユーザーの資産保護

基本情報1.企業概要と特徴

SvoFXの企業概要や特徴は、以下の通りです。

企業情報1(掲載元:WikiFX)
企業情報2(掲載元:WikiFX)

SvoFXの公式サイトは、3カ国語に翻訳されています。

また、日本語サポートに対応しており、日本人スタッフもいるとされています。
日本語サポートはメールとライブチャットの2つの形式があり、メールは24時間、ライブチャットは営業時間内の対応となります。

特徴詳細
取扱商品・FOREX
・株式指数
・貴金属
・エネルギー
・暗号通貨

など40銘柄以上
レバレッジ最大100倍
口座タイプ・スタンダード口座
・マイクロ口座
・プロフェッショナル口座  
取引プラットフォーム・MT4
・SVO SOCIAL TRADE(コピートレード)
スプレッド・スタンダード口座:USDJPY 1.4pips~
・マイクロ口座:USDJPY 1.4pips~
・プロフェッショナル口座:USDJPY 0.2pips~(取引手数料:$2~2.5/lot)  
最低入金額$5
入出金方法・銀行振込
・クレジットカード
・暗号資産(ビットコイン、イーサリアム、リップル、USDT)  
ロスカットシステム80%
ゼロカットシステムあり
スキャルピング可能
両建て可能
ボーナス・100%+20%入金ボーナス
・Twitterフォローボーナス
・Svoポイントプログラム
SvoFXの特徴

SvoFXの特徴として、下記3つが挙げられます。

SVOFXの特徴
  1. レバレッジが低い
  2. 両建て取引に規制がない
  3. ボーナスが多い

1つ目の特徴は「レバレッジが低い」点です。

海外FXは国内FXの25倍よりも高く、数百倍に設定できる所が多いです。

業者名最大レバレッジ
SVOFX100倍
Axiory400倍
FXDD500倍
XM888倍
海外FXのレバレッジ

しかしSvoFXは最大100倍と、他社と比較してレバレッジが低水準となります。

2つ目の特徴は「両建て取引に規制がない」点です。

両建て取引をOKにしている業者は多いですが、大半は「同一口座内に限る」という規制があります。しかしSvoFXでは、そのような規制がなく、複数口座をまたがる両建てや他社口座を介した両建てについても、特に規制がありません。

3つ目の特徴は「ボーナスが多い」点です。

海外FXでは、証拠金として使えるボーナスをもらえる業者があります。

SvoFXでは、

・100%+20%入金ボーナス
・Twitterフォローボーナス
・Svoポイントプログラム

とこれらの豪華なボーナスが用意されています。

なお、豪華なボーナスキャンペーンを実施する業者はメリットばかりというわけではありません。なぜならその分、運営に大きな負担かかるため、破綻のリスクがあるからです。

また、悪質な業者の集客ツールとして豊富なボーナスが利用することもよくあります。例えば、FBS、GEMFOREX、LandFXなどです。

基本情報2.取得ライセンス

SvoFXが取得している金融ライセンスを、WikiFXで調査しました。

取得しているライセンスは、以下の通りです。

No.ライセンス名現在の状態ライセンスタイプ取得難易度
1オーストラリア証券投資委員会(ASIC)取消済み授権代表(AR)
2バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)取消済み外為取扱ライセンス
SvoFXの取得ライセンス一覧

取得ライセンス1.オーストラリア証券投資委員会(ASIC)

SvoFXが取得しているオーストラリア証券投資委員会(ASIC)
取得ライセンス1(掲載元:WikiFX)

オーストラリア証券投資委員会(ASIC)のライセンス情報は、以下の通りです。

正式名称Australia Securities & Investment Commission
日本語名(略称)オーストラリア証券投資委員会(ASIC)
設立1998年
取得難易度
信頼性
公式サイトhttps://asic.gov.au/
ASICライセンス情報

オーストラリア証券投資委員会(ASIC)とは、オーストラリアで活動する金融機関を監視・監督するためにオーストラリア政府によって設立された機関です。

公式サイトでは「消費者を不正行為や危害から保護する」という目的を掲げており、顧客からのクレームがあり次第、法的訴訟を起こすなどの厳しい対応をしているようです。

そのため、取得難易度や信頼性は高いとされています。

取得状況はWikiFXにより、ASIC公式サイトにてSVOFXグループの1つである「SVODA GLOBAL MARKETS PTY LTD」が「2020年7月31日」と、有効期限切れになっていることを確認しています。

VODA GLOBAL MARKETS PTY LTDは2020年7月31日時点でASICの取得ライセンスは取り消しになっているイメージ
SvoFXのASICの取得状況(掲載元:WikiFX)

そのためWikiFXでは、ライセンスの現在の状況を「取消済み」としています。

また同じライセンスを取得しているFX業者は、以下の通りです。

FX業者名ライセンスNo.
楽天証券418036
サクソバンク280372
IG証券220440
同じライセンスを取得しているFX業者

取得ライセンス2.バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)

取得ライセンス2(掲載元:WikiFX)

バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)のライセンス情報は、以下の通りです。

正式名称Vanuatu Financial Services Commission
日本語名(略称)バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)
設立1993年
取得難易度
信頼性
公式サイトhttps://www.vfsc.vu/
VFSCライセンス情報

バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)は、取得基準が緩いことから信頼性が低いライセンスの1つとして認知されていました。しかし2019年から規制強化に乗り出しており、現在は以前よりも信頼性があるライセンスとして生まれ変わったとされています。

そのため、取得難易度と信頼性は中程度とされています。

バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)の規制内容
  • 取締役は最低でも5年以上の証券取引経験がある者に限る
  • 取締役か経営者のどちらかはバヌアツに1年の内6ヶ月以上滞在していること
  • 取得企業を監査する独立法人は事前にVFSCの許可を得ている必要がある
  • 専門職業賠償責任保険への加入義務

取得状況はWikiFXにおいて、SvoFXの運営会社である「SVO CAPITAL LIMITED」の有効期限が「2023年1月9日」であり、有効期限後に再確認したところ、リストに掲載されていないことを確認しています。

SVOFXのVFSCの取得状況①(掲載元:WikiFX)
SVOFXのVFSCの取得状況②(掲載元:WikiFX)

同じライセンスを取得しているFX業者は、以下の通りです。

FX業者名ライセンスNo.
TitanFX40313
FXPRIMUS14595
MultiBank Group700433
同じライセンスを取得しているFX業者

基本情報3.ユーザーの資産保護

SvoFXがユーザーの資産保護するために、「分別管理」や「信託保全」などを公式サイトで明言しているか調査しました。

その結果「国際的な規制基準に従い、顧客の資金は規制された金融機関の信託口座にて分別管理されています。これは顧客の資金が安全に利用可能であることを保証し、もしSvoFXが倒産する等の事態が発生しても、債権者への支払い・返済等に充当されることはありません。」と、明言されているのを確認しました。

ただし、どこの銀行でどのように口座資金が分別管理されているかなどの詳細が不明であり、本当に資産を保護しているかも不透明です。

≫SvoFXで分別管理されていることを確認する

海外FX業者には悪徳業者も多く、また破綻した後に資産が返還されないリスクがあるので、金融ライセンスやユーザーの資産保護の状況をチェックするのは重要です。トラブルに遭わないために必ずチェックしましょう。

SvoFXは詐欺業者なのか?Twitterで口コ5件を調査

SvoFXが詐欺や出金拒否をする業者かどうか、X(旧Twitter)で評判を調査してみました。

その中で関係ありそうなものを、5件ピックアップしてご紹介します。

SVOFXのTwitterでの口コミ
  1. 個人情報を共有されて詐欺の案内が来るようになった
  2. 新規口座開設ボーナスが付与されず問合せても返答が無い
  3. $82を出金したのに着金しなくてマイナスになった
  4. AVERAL GLOBALと同一ライセンス&同一デザイン
  5. 着金確認ができた

口コミ1.個人情報を共有されて詐欺の案内が来るようになった

SvoFXに入金のツイートを見ましたけど口座開設したら、個人情報共有されて詐欺の案内が多く来るようになったと報告ありました。

とされる口コミです。

半年前なので現在は分かりませんが

とつぶやいています。

口コミ2.新規口座開設ボーナスが付与されず問合せても返答が無い

SvoFXデジタル署名含め全ての審査通過して、2、3日前に新規口座開設のボーナスが付与されていないので問い合わせしたが、未だ返答無し。

とされる口コミです。

個人情報集めか詐欺業者の可能性が高いかな。

と語っています。

口コミ3.$82を出金したのに全額着金しなくてマイナスになった

15万円入金して、+$82で出金しても、
14万円しか着金しなくてマイナスになったわ(笑)

とされる口コミです。

SvoFXはスプレッドが高すぎてマイナスになってしまったという口コミ
出金でマイナスになった画像(掲載元:Twitter)

「SvoFXでソーシャルトレードしようと思ったけど、人にオススメ出来ないわ💦

・スプレッド広すぎる
・出金手数料高い
・ドル→円換金のレートが悪すぎ

と語っています。

口コミ4.AVERAL GLOBALと同一ライセンス&同一デザイン

AVERAL GLOBAL(averalglobal .com)と同一ライセンス同一デザインw

とされる口コミです。

各サイトのデザインは、以下の通りです。

AVERAL GLOBALのライセンス画像
AVERAL GLOBALのサイト画像(掲載元:Twitter)
SvodaGlobalのライセンス画像
SvoFX GLOBALのサイト画像(掲載元:Twitter)

このような業者は信頼できませんね…

口コミ5.着金確認ができた

SvoFX出金申請を9/4に行い
日9/9に着金確認できました(^^)

とされる口コミです。

画像からUSD1,346が出金できたようです。

SVOFXで着金が確認できたという口コミのイメージ
USD1,346が出金できたとされる画像(掲載元:Twitter)

SvoFXのサービス終了

SvoFXは2024年9月30日をもってサービスを終了しました。

ここで気になるのは、「口座の中にあるお金は帰って来るのか?」です。

SvoFXは分別管理は行われている様ですが、信託保全に関しては公式サイトの記載がありません。

分別管理はFX業者が破綻した場合、顧客の資産も債権回収の対象になるため、預け入れた証拠金が返還されないリスクがあります。

また、ユーザーの資産保護のところでも触れましたが、「もしSvoFXが倒産する等の事態が発生しても、債権者への支払い・返済等に充当されることはありません。」と公式サイトにあります。

そのため、証拠金が戻って来る可能性は低いと考えられます。

出金について質問をしても、回答がないようです。

https://x.com/fxatty/status/1846390896788693289

WikiFX「真相公開」から口コミを調査

WikiFXの真相公開でSVOFXについて調査するイメージ
SVOFXの真相公開一覧(掲載元:WikiFX)

WikiFXでは、ユーザーから寄せられる口コミとして「真相公開」が掲載されています。

2022年1月31日時点でSVOFXの「真相公開」が2件ありましたので、ご紹介します。

SVOFXの「真相公開」
  1. SvoFXは詐欺
  2. スクリーンショットで入金を誘導

≫WikiFXでSvoFXの「真相公開」を確認する

真相公開1.SVOFXは詐欺

分類詐欺
日時2021年9月19日
投稿国マレーシア

36,500前後を銀行振込したら、3日後にSVOFXカスタマーサービスが姿をくらましました。

とされる口コミです。

お金を引き出したいと思っても引き出せないので、私はここでようやくだまされたことを知りました。

と語っています。

WikiFXで「真相公開」を確認する

真相公開2.スクリーンショットで入金を誘導

分類詐欺
日時2019年12月31日
投稿国中国

スクリーンショットを使って、資金を入金するよう誘導します。注文を出すとロックし、マージンを要求します。

とされる口コミです。

≫WikiFXで「真相公開」を確認する

WikiFXによる独自調査結果

WikiFXでは、FX業者を数値で判定する『スコア評価』や、ペーパーカンパニーでないかを調査する『現地調査』などを行っています。

またそれらの結果を基に『注意喚起』も行っています。

結果は、以下の通りです。

独自調査1.スコア評価

WikiFXでは、下記の5つの指標から10点満点でFX業者を評価しています。

WikiFXスコアの評価基準
  1. ライセンス指数:取得ライセンスの信頼性・価値
  2. 事業指数:企業としての安定性・運営能力など
  3. リスク指数:倒産時の資産保証の度合い・詐欺業者の可能性の低さなど
  4. 規制指数:取得ライセンスの規制の強さ
  5. ソフトウェア指数:取引プラットフォームなどの利用環境

SvoFXのスコア評価結果は、以下の通り。

WikiFX評価の詳細は「WikiFX SVOFX」ページでもご確認頂けます。

≫WikiFXでSVOFXの安全性をもっと詳しくチェックする

SVOFXのスコア評価(掲載元:WikiFX)
指数スコア
ライセンス指数0.00
事業指数7.32
リスク指数0.00
規制指数0.00
ソフトウェア指数8.22
総合0.37
SvoFXのスコア評価(2024年10月時点)

総合スコアが「0.37」と非常に低いです。

「ライセンス指数」「0.00」と、皆無です。
理由として、取得済みとされたライセンスの「オーストラリア証券投資委員会(ASIC)」と「バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)」が「取消済み」となっていることが考えられます。

また同じ理由から「規制指数」「リスク指数」「0.00」です。

「事業指数」「7.32」であり、資本金や運営能力は普通と判断されています。

「ソフトウェア指数」「8.22」と、こちらもやや高評価です。
取引プラットフォームのMT4や、SVO SOCIAL TRADEと呼ばれるコピートレードサービスの使いやすさが理由のようです。

独自調査2.現地調査結果

WikiFXの『現地調査』のコラムでは、現地オフィスへ実際に訪問し、ペーパーカンパニーであるかどうかを調査しています。

2024年10月時点で、WikiFXによるSvoFXへの現地調査結果はありませんでした。

独自調査3.注意喚起

2024年10月時点で、WikiFXからSvoFXで下記2点のリスクがあると注意喚起しています。

WikiFXでの注意喚起(2022年10月時点)
  1. このブローカーに有効なライセンスが確認されていない
  2. オーストラリア証券投資委員会(ASIC)のライセンスステータスが「取消済み」
  3. バヌアツ金融サービス委員会( VFSC)のライセンスステータスが「取消済み」
  4. バヌアツ金融サービス委員会( VFSC)のライセンスがオフショア規制である
ASICの取得状況(掲載元:WikiFX)
NFAの取得状況(掲載元:WikiFX)

SvoFXで出金拒否になる条件は3つ

SvoFXの公式サイトでは、利用規約を記した「SvoFX-Terms-and-Conditions」や、アンチ・マネーロンダリングポリシーを記した「ANTI-MONEY LAUNDERING POLICY」などが公開されており、そこには出金拒否につながるような禁止事項が規約として明記されています。

マネーロンダリングとは?

犯罪資金の出所を分からなくする目的で、入金と出金を繰り返す犯罪行為のこと。

SvoFXで出金拒否になる条件
  1. 対象外のサードパーティーのサービスプロバイダーと合意していた場合
  2. 登録時の名前と口座や銀行カードの所有者の名前が一致すること
  3. 不可抗力の状況が発生した場合

条件1.対象外のサードパーティーのサービスプロバイダーと合意していた場合

SvoFXでは「対象外のサードパーティーのサービスプロバイダーと合意していた場合、アクセスや利用中止などの制限をする」としています。

9-2 We may be required by a third party service provider to require you to comply
(中略)
restrictions on your access and / or usages that we may communicate to you from time to time, or that are otherwise you between the subject and an agreement between you and such third party Service Providers.

You acknowledge that failure to comply with such additional restrictions may result in your access to and / or usage of all or part of our Online Trading Facility being restricted, suspended or terminated.

出典:SvoFX-Terms-and-Conditions.pdf

意訳すると、以下の通りです。

9-2当社では、サードパーティーのサービスプロバイダーに関して、以下の制限に従うように要求する場合があります。
(中略)
当社は、お客様が対象外のサードパーティーのサービスプロバイダーと合意していた場合、アクセスおよび使用に関する制限で随時お客様に連絡する可能性があります。

お客様はこの追加制限に従わない場合、当社はオンライン取引施設の全部または一部のアクセスや使用を制限、一時停止、または利用の中止をする可能性があります。

つまり対象外のサードパーティーを使用した場合は制限が働き、この制限に従わない場合は、出金を含めた利用が中止されるようです。

条件2.登録時の名前と口座や銀行カードの所有者の名前が一致すること

SvoFXでは「入出金する場合は、登録時の名前と口座や銀行カードの所有者の名前が一致すること」としています。

Deposit and Withdrawal Equirements
All the clients' operations to deposit and withdraw funds have the following requirements:

In case of bank transfer or transfer from a bank card, the name, indicated during the registration must match the name of the owner of the account / bank card.

出典:SVO-AML

意訳すると、以下の通りです。

入出金の要件
資金を預け入れたり引き出したりするすべてのクライアントの操作には、次の要件があります。

銀行振込または銀行カードからの送金の場合、登録時に表示される名前は、口座/銀行カードの所有者の名前と一致している必要があります。

つまり、出金口座の名義が登録した際の名前と一致していないと、出金拒否されるようです。

条件3.不可抗力の状況が発生した場合

SvoFXでは「不可抗力の状況が発生した場合、獲得資金の受け取りについて責任を負いません。」としています。

Force Majeure Circumstances

The company is not responsible for losses or receiving earned funds that are not in full volume,in case any force majeure circumstances occur, namely nature disasters, extraordinary weather conditions, threat of war, act of terrorism, revolution, illegal actions of third parties, massive unrest, riot, decisions of state bodies etc.

出典:SVO-Risk

意訳すると、以下の通りです。

不可抗力の状況

自然災害、異常気象、戦争の脅威、テロ行為、革命、第三者の違法行為などの不可抗力の状況が発生した場合、会社は損失または十分な量ではない獲得資金の受け取りについて責任を負いません。大規模な不安、暴動、国家機関の決定など。

不可抗力の定義が災害や戦争、国家機関の決定など、幅広く言及されているので、実際にどれが出金拒否の理由として適用されるかは分かりません。

SvoFXは金融庁から警告を受けているか調査

SvoFXが金融庁から警告を受けているか、調査しました。

その結果、金融庁の出先機関である「関東財務局」のホームページで、無登録で金融商品取引業を行う業者として警告を受けていました。

SvoFXは金融庁から警告を受けているか調査するイメージ
掲載元:関東財務局

上記の警告理由は、

「業者名等」「所在地又は住所」は虚偽の可能性があります。

とされています。

つまり、金融庁に無登録で営業しているSvoFXが公開している業者名や住所などは、

保証できない

として、警告しているようです。

調査結果:金融庁からの警告は本当であり、詐欺に遭うリスクも高い

ここまでSvoFXが詐欺業者かどうかを、口コミやライセンス情報などから徹底して調査しました。

結論として、SvoFXは金融庁から業者名や所在地に虚偽があるとして警告を受けています。
しかも詐欺に関する口コミも散見されることから、詐欺に遭うリスクも高いと言えます。

なお、SvoFXは2024年9月30日をもってサービスが終了なりましたが、信託保全が行われていないため、証拠金が戻って来るか、また戻って来ても全てなのか一部なのか、今のところ不明です。

WikiFXでは、資金の安全性やサービスクオリティの高さが証明されていて安心して取引ができる国内FX業者の利用をおすすめします。

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この記事を書いた人

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