たむの週間分析レポートUSDJPY|2024年3月4日

目次

4H足分析

4時間足では現在ドル円(クリックで参考レートをご覧ください)が、上昇トレンドの中で直近にレンジ相場が形成されています。このレンジは、安値149.540と高値150.900で定義されており、これらのレベルのブレイクをもって、現在の上昇トレンドの継続または終了が判断されるべきです。過去の分析では、日足以上でエリオット波動の第3波が進行中とされましたが、150.900の高値を越えるかどうかが、その継続の鍵となります。
しかし、約3週間150.900~149.540の範囲内で推移しており、第3波の継続は不確実になっています。

この長期間のレンジ形成は、2024年初からの上昇トレンドと下落の力が均衡していることを示唆し、急な下降トレンドへの転換リスクをはらんでいます。

しかし、ドル円がゆっくりと動く性質を考えると、現在の上昇トレンドが続くとは考えにくいです。
今後の動向としては、レンジの下限149.540を下回るかどうかが注目され、さらに大きな流れの安値145.900を下回るかが重要なポイントです。

このレベルまでには約400pipsの余地があり、直近では再上昇か下降トレンドへの転換かの判断が必要です。現時点では、150.900と149.540のどちらをブレイクするか、プライスアクションを注意深く観察し、戦略を練ることが求められます。

15M足分析

15分足では、レンジ相場の中の細かな動きを分析します。

最近は下降傾向にありますが、3月1日に149.540を下回った後、上昇に転じています。これは米雇用統計の影響であり、過度に重視すべきではありません。その後の上昇で150.700付近まで達しましたが、再び下降傾向にあることが確認できます。

レンジの上限150.900に達せずに反転しているため、逆張りを主戦略とする短期トレーダーは、新規の売りポジションよりも、むしろ買いポジションの決済を考えるのが自然です。この動きから、市場参加者が下降への視線を向け始めていることが示唆され、今後の動向が注目されます。

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この記事を書いた人

22歳の時に投資コミュニティーに参加し、2か月目で月収30万円を達成。
平均足×移動平均線を使ったテクニカル特化の分析が得意
現在はトレーダー、トレーダー’sハウスの運営、YouTuberとして活動中
兼業では将来【世界を遊び歩きたい人生】と現実が大きく乖離していたため、資歴2年半で専業トレーダーになる。
趣味:バドミントン・ゲーム(RPG、アクション)・筋トレ・YouTube鑑賞

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