FXの相場分析レポート|2021年12月15日(水)

本日はゴトー日ですね。9時55分に向けて上がりやすいので要注視です。

それでは昨日(12月14日)のドル円の動きを振り返ってみましょう。 

目次

ドル円相場の振り返り -ファンダメンタルズ分析

ドル円はFOMCを前に様子見ムードです。

東京時間は実需の買いが入り113.66円をつけました。
日経平均株価が下げ幅を拡大すると円買いとなり、当日始値近辺の113.46まで下落。

ただし、売りも続かず値動きは限定的な動きのように見えます。

欧州時間に入ると東京時間の高値、安値をそれぞれ更新する投機的な値動きを見せました。

NY時間では米11月 卸売物価指数(PPI)が発表され予想値を上回り、前年同月比で9.6%の上昇し(予想:9.2%)、ドル円も上値を伸ばしました。PPIの値は過去最大の伸びとなっています。 

本日から明日にかけて発表されるFOMCでは、テーパリングの終了時期と利上げがテーマです。
既に2回の利上げは織り込み済みとみられていますので、より注目されるのはその後に行われるパルエルFRB議長の定例記者会見です。
どの程度タカ派に振れるのか市場関係者の注目が集まります。 

本日の重要指標・発言は下記でございます。

時間(日本時間)経済指標・イベント
22時30分アメリカ 11月 小売売上高 [前月比]
アメリカ 11月 小売売上高(除自動車)(前月比)
28時00分アメリカ 連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表 
28時30分アメリカ パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見

ドル円相場分析 -テクニカル分析-

本日(2021年12月15日)テクニカル分析の着眼点は以下の通りです。

  • ボリンジャーバンドを使用した環境認識 
  • チャネルラインを使用した環境認識

ボリンジャーバンドを使用した環境認識 

まずはチャートはドル円4時間足のチャートを見てみましょうでした。

チャート:ドル円4時間足

ローソク足は20SMA(緑MA)を跨いで推移しており、レンジを形成しています。

上値は200SMA(青MA)200EMA(赤MA)が抵抗帯となっており、長期的には下目線であることを示しています。

緑の帯は主要な高値と安値に引いています。
注目は橙色の帯で、この安値はフィボナッチリトレースメントの半値で綺麗に反発しています。
綺麗に反発するほど、その後の値動きもテクニカル通りに動きやすくなりますので、サポートやブレイクアウトのポイントとして注視していきます。 

チャネルラインを使用した環境認識 

ドル円日足のチャートをみていきましょう。

チャート:ドル円日足

現在黄色の四角部分でチャネルラインにタッチして反転を始めています。
『ボリンジャーバンドを使用した環境認識』で確認した『フィボナッチリトレースメントの半値』はこの反転に対する値動きになっていることに注目しています。

また、半値を下抜けた場合、意識されるのは黄色四角の安値近辺で、更にそこを抜けた場合は、一段下を目指す展開になると考えています。 

本日のトレード方針 -ポンドドル- 

本日はポンドドルで売買方針を示していきます。 

アクション価格
エントリーポイント1.32570
利益確定ポイント(T/P)1.32965
損切りポイント(S/L) 1.32309
建値にストップ移動ポイント1.32888
チャート:ポンドドル 15分足

ポンドドルで『セントラル・ピボット・レンジ』の『Inside Value』が発生していますので、ブレイクアウトを狙います。

利益確定ポイントはフィボナッチターゲットとADRの重複ポイントです。

建値ストップはよく機能しますので、是非活用ください。

本日はFOMCとパルエルFRB議長の発言がありますので、日中のブレイクアウトは騙しの可能性が上がるかもしれません。 

直近の平均値変動幅

ポンドドルの1日の平均値変動幅を表すADRです。ファンダメンタルズ次第で拡大も考えられます。 

ADR20=82
ADR10=78 
ADR5=74

注意事項

本サイトのコンテンツは、あくまでも情報提供を目的としたものであり、トレードの判断を促すものではありません。これらのコンテンツから得られる情報によって生じた一切の損害について、弊社及び記事執筆者は責任を負いません。加えて、記事の修正・変更が生じた場合についても、弊社はこれを通知する義務を負いません。
また、本サイトに掲載されているコンテンツの著作権は全て『Wiki Co.、Limited』に帰属しており、著作権法、関連条約・法律で保護されています。当サイトのテキスト・画像の無断転載・複製は固くお断りいたします。

この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

WikiFXでは、テクニカル分析のやり方から、FX会社の安全性に関する情報まで『今日から役立つFXの情報』を幅広く発信しています。
そして私たちは、FX会社アフィリエイトを一切していません。
だからこそ、正しく・信頼性の高い情報を読者の皆様にお届けする自信があります。

コメント コメント 0

コメントする