本日はゴトー日ですね。9時55分に向けて上がりやすいので要注視です。
それでは昨日(12月14日)のドル円の動きを振り返ってみましょう。
ドル円相場の振り返り -ファンダメンタルズ分析–

ドル円はFOMCを前に様子見ムードです。
東京時間は実需の買いが入り113.66円をつけました。
日経平均株価が下げ幅を拡大すると円買いとなり、当日始値近辺の113.46まで下落。
ただし、売りも続かず値動きは限定的な動きのように見えます。
欧州時間に入ると東京時間の高値、安値をそれぞれ更新する投機的な値動きを見せました。
NY時間では米11月 卸売物価指数(PPI)が発表され予想値を上回り、前年同月比で9.6%の上昇し(予想:9.2%)、ドル円も上値を伸ばしました。PPIの値は過去最大の伸びとなっています。
本日から明日にかけて発表されるFOMCでは、テーパリングの終了時期と利上げがテーマです。
既に2回の利上げは織り込み済みとみられていますので、より注目されるのはその後に行われるパルエルFRB議長の定例記者会見です。
どの程度タカ派に振れるのか市場関係者の注目が集まります。
本日の重要指標・発言は下記でございます。
時間(日本時間) | 経済指標・イベント |
---|---|
22時30分 | アメリカ 11月 小売売上高 [前月比] アメリカ 11月 小売売上高(除自動車)(前月比) |
28時00分 | アメリカ 連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表 |
28時30分 | アメリカ パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見 |
ドル円相場分析 -テクニカル分析-
本日(2021年12月15日)テクニカル分析の着眼点は以下の通りです。
- ボリンジャーバンドを使用した環境認識
- チャネルラインを使用した環境認識
ボリンジャーバンドを使用した環境認識
まずはチャートはドル円4時間足のチャートを見てみましょうでした。

ローソク足は20SMA(緑MA)を跨いで推移しており、レンジを形成しています。
上値は200SMA(青MA)と200EMA(赤MA)が抵抗帯となっており、長期的には下目線であることを示しています。
緑の帯は主要な高値と安値に引いています。
注目は橙色の帯で、この安値はフィボナッチリトレースメントの半値で綺麗に反発しています。
綺麗に反発するほど、その後の値動きもテクニカル通りに動きやすくなりますので、サポートやブレイクアウトのポイントとして注視していきます。
チャネルラインを使用した環境認識
ドル円日足のチャートをみていきましょう。

現在黄色の四角部分でチャネルラインにタッチして反転を始めています。
『ボリンジャーバンドを使用した環境認識』で確認した『フィボナッチリトレースメントの半値』はこの反転に対する値動きになっていることに注目しています。
また、半値を下抜けた場合、意識されるのは黄色四角の安値近辺で、更にそこを抜けた場合は、一段下を目指す展開になると考えています。
本日のトレード方針 -ポンドドル-
本日はポンドドルで売買方針を示していきます。
アクション | 価格 |
---|---|
エントリーポイント | 1.32570 |
利益確定ポイント(T/P) | 1.32965 |
損切りポイント(S/L) | 1.32309 |
建値にストップ移動ポイント | 1.32888 |

ポンドドルで『セントラル・ピボット・レンジ』の『Inside Value』が発生していますので、ブレイクアウトを狙います。
利益確定ポイントはフィボナッチターゲットとADRの重複ポイントです。
建値ストップはよく機能しますので、是非活用ください。
本日はFOMCとパルエルFRB議長の発言がありますので、日中のブレイクアウトは騙しの可能性が上がるかもしれません。
直近の平均値変動幅
ポンドドルの1日の平均値変動幅を表すADRです。ファンダメンタルズ次第で拡大も考えられます。
ADR20=82
ADR10=78
ADR5=74
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