師走に入り交通渋滞が増えてきたように感じます。車を運転されている方は、安全運転で本日も頑張りましょう。
それでは昨日(12月15日)のドル円の動きを振り返ってみます。
ドル円相場の振り返り -ファンダメンタルズ分析–
2021年12月15日のドル円は底固い値動きしました。
ゴトー日であり、実需の買いが見られピボットR1のある113.79円まで上値を広げました。
仲値後は反落するも値動きは限定的でした。
欧州時間に入ると徐々に上値を広げ、一時下押しするも、東京時間の高値で支えられ上昇に転じました。
FOMCを前に動きづらい状況となっています。
NY時間に入ると米国11月小売売上高が発表され、前月比から0.3%の増加となるも、市場予想を大きく下回り、下値を目指す展開となりました。NY時間は堅調な値動きでした。
そして、日本時間今朝午前中にFOMCの結果が発表され、2022年に3回、2023年に3回の利上げを提示しました。
テーパリングの縮小については、縮小ペースを月300億ドルに引き上げました。
来年の利上げは2回と予想とされていましたので、予想以上にタカ派な印象となっています。
発表後はドルが急騰しましたが、買いが一巡した後は売り込まれ下値を探る展開となっています。
本日の重要指標・発言は下記でございます。
時間(日本時間) | 経済指標・イベント |
---|---|
21時00分 | イギリス イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表 |
21時45分 | EU 欧州中央銀行(ECB)政策金利 |
22時30分 | アメリカ 前週分 新規失業保険申請件数 |
23時15分 | アメリカ 11月 鉱工業生産 [前月比] |
ドル円相場分析 -テクニカル分析–
本日(2021年12月16日)テクニカル分析の着眼点は以下の通りです。
- チャネルとフィボナッチエクスパンションを使用した環境認識
- チャネルと水平線を使用した環境認識
チャネルとフィボナッチエクスパンションを使用した環境認識
ドル円の1時間足のチャートから見ていきましょう。
現在の高値はチャネルラインの半値と、フィボナッチエクスパンションの78.6%の重複ポイント(赤色四角)で反応しています。
綺麗に反発しているので、このまま下落していく可能性もあります。
また、黄色の四角はレンジとなっていますが、青色四角の安値を大底にして上昇が始まっていますが、上昇後すぐに黄色の四角でレンジを形成しています。
トレンドが始まり、直ぐにレンジとなった場合、
エリオット波動で考えると修正波になる可能性が高く、上値は限定的となります。
以上、2点の理由からタイミングを見て売りを狙いたいと考えています。
シナリオは当たったり外れたりを繰り返すのですが、リスクリワードレシオの観点からトレードしても良いポイントだと考えています。
チャネルと水平線を使用した環境認識
週足を見ていきましょう。
チャネル分析で考えると、現在の高値は反落しても良いポイントにも見えます。
また、そういったポイントが否定されて上昇した場合、戻りをつけずに暴騰することもあるので、柔軟に対応していきたいと思います。
上にも下にもシナリオが描けるポイントなので、1時間足以下の三波を狙い(20SMAでサポートされた後の値動きを狙う)、利益が伸ばせそうなら大利を狙ってみたいと思っています。
本日のトレード方針 -ドル円-
本日はドル円で売買方針を示していきます。
アクション | 価格 |
---|---|
エントリーポイント | 114.023 |
利益確定ポイント(T/P) | 112.585 |
損切りポイント(S/L) | 114.422 |
建値にストップ移動ポイント | 113.241 |
ファンダメンタルズ分析とボリンジャーバンド分析では押し目狙い(買い目線)なのですが、ライン分析では反発が期待できるので、リスクリワードを優先して売りを狙っていきます。
エントリーは本日始値です。
下落後に乗り遅れていた場合、始値に売りの指値注文をしても良いと考えます。
今週の月曜日、火曜日の値動きのように、いったんトレンド方向の動いた後に、始値まで戻し反転していくケースは多いです。
始値は注文が集中しやすく、その建値決済を狙った値動きが見られますので、それを利用する戦略となります。
直近の平均値変動幅
ドル円の1日の平均値変動幅を表すADRです。徐々に値幅が収縮してきていますので、エクスパンションが起こるかもしれません。
ADR20=80
ADR10=61
ADR5=51
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