娘が学校のテスト習慣に入り早起きして頑張っています。お父さんも負けないように頑張らないといけませんね!
それでは昨日(2月16日)のドル円相場の動きを振り返ってみましょう。
ドル円相場の振り返り−ファンダメンタルズ分析
16日は日付変更と同時にピボットを狙った値動きとなり、その後反発して底固い展開となっています。
東京時間は日経平均株価が上昇しましたが、ドル円への影響は限定的となっています。
底固い値動きを見せるものの、FOMCを前に様子ムードが強く、狭いレンジ内で推移しました。
欧州時間はドル売り、円売りとなっています。東京時間に続き、様子見ムードが強く、前日NY時間の値幅内の動きとなりました。
日本銀行の黒田総裁は衆院予算委員会で、バランスシートや政策金利の調整を現時点で検討する段階ではないと述べました。しかし、現在0.25%としている長期金利を未来永劫変えないというつもりはないとの見解も示しています。発言を受けてドル円は上昇しました。
ウクライナ情勢はNATO事務総長がロシアの脅威を訴えるも、ロシア政府は交渉の余地があることを強調します。
続いてウクライナのゼレンスキー大統領が、ロシア軍の撤退が確認出来ていない事を主張しています。
NY時間では米小売売上高が発表され大幅に改善が見られました。
マイナスに転じた前月から3.8%増加しており、物価が過去最高水準で上昇しているにもかかわらず、回復力を示しています。
ドル円はやや上昇しましたが、その後米国務長官が「ロシア軍が撤収した証拠はない」と発言があり、リスクオフの円売りとなりました。
ドル円は当日のレンジを下抜け下落基調に変化しています。
FOMCでは物価上昇を受け、政策金利の引き上げ、金融引き締めのペースを速める可能性を示唆しました。
利上げとバランスシートの縮小に関してはデータ分析を行い、毎回の会合で評価し直していくとしています。
ただ、前回と似通った内容が多く、市場の反応も限定的となっています。
本日の重要指標・発言
時間 | イベント |
---|---|
9:30 | 豪州 新規雇用者数&失業者数 |
22:30 | 米国 フィラデルフィア連銀景況指数 |
25:00 | 米国 セントルイス連銀総裁の発言 |
ドル円相場分析−テクニカル分析−
本日は下記の分析を中心にドル円を分析していきます。
・節目を使用した環境認識
節目を使用した環境認識
チャートはドル円週足です。
現在はフィボナッチの161.8%(桃色四角)を達成し膠着状態です。
1月4日に161.8%を到達した後に押しが入りますが、再度上値をアタックしています。
オシレーターをみるとダイバージェンスが発生しており、上昇の勢いが弱まったことが確認できます。
チャートはドル円日足です。
2月10日に1月4日の高値更新のチャンレジをするも失敗しました。
また、オシレーターも週足と同じくダイバージェンスが発生しています。
週足のフィボナッチターゲットに2度チャンレンジして下降しています。
下位足のトレンドに沿い、売りも買いも考える面ですが、大きく値幅が狙えるのは、売り方の損切りが入る高値ブレイクだと考えています。
チャートはドル円4時間足です。
4時間足クラスだと、2月10日の高値チャレンジ失敗から下降トレンドになっています。
下げた後の戻りを見ると、フィボナッチリトレースメントの61.8%(橙色四角)にタッチした後、反落しています。
この値(若しくは50%)で反応するのは、トレンド転換で一番多いパターンです。
よって、その値を背に売りを狙っても良いのではないかと思います。
また、この61.8%の高値を上抜いた場合、損切り注文が入りやすくなりますので、買い狙いに転じます。
本日のトレード方針 -USDJPY-
本日はドル円で売買方針を示していきます。
アクション | 価格 |
---|---|
エントリーポイント | 115.477 |
利益確定ポイント(T/P) | 115.040 |
建値にストップ移動ポイント | 115.28 |
損切りポイント(S/L) | 115.880 |
チャートはドル円1時間足です。
相場分析で示したように、一旦は戻り売り相場ですのでドル円を売っていきます。
注文は当日始値で成り行きです。利益確定ポイントに到達した時にバンドウォークしているようなら一段下を狙います。
利益確定の最大ターゲットは114.182となっており、ここはフィボナッチターゲットと節目が重複するポイントになります。
また、損切りポイントに到達した後、下位足に勢いがあるようなら買いに転じる予定です。
その場合のターゲットは2月10日の高値116.33円で、ここも勢いよく抜けるようならストップを移動させながら大利を狙っていきます。
ただし、ファンダメンタルズに反応しやすい相場なのでロットは少なめでトレードを行います。
直近の平均値変動幅
1日の平均値変動幅を表すADRです。
1日の高値~安値の幅がこの付近に収まることが多いです。
【ドル円】
ADR20=66
ADR10=66
ADR5=77
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