近々引越しをすることになり、現在その準備に追われています。断捨離は苦手なのですが、心を込めて頑張ります。
それでは先週(2月14日~2月18日)のドル円相場の動きを振り返ってみましょう。
ドル円相場の振り返りと今週の展望−ファンダメンタルズ分析
物価上昇、政策金利引き上げ、ウクライナ情勢が主なテーマであり、物価上昇を抑えるために金利を引き上げる必要があります。
ただし、金利を引き上げると株価が下がりやすくなるため、米国経済が堅調に推移することが望まれます。
FRBはどのように管理していくのでしょうか?難しい局面を迎えています。
日本銀行は14日、10年物国債の指値オペを実施しました。
水準は0.25%で、買い入れ額は無制限です。
しかし、政策発表以降、10年物国債は下落基調にあり、今週は指値オペの水準には届きませんでした。
気になるのは、金利の拡大が確実視され、円売りが加速していくことです。
また、今回の指値オペは長期国債のみですが、短期国債との関係はどうなっていくのでしょうか。要注視です。
セントルイス連銀総裁の発言があり、利上げとバランスシートの縮小が必要であると述べました。
タカ派的な発言でドル円は上昇しています。
17日のFOMC議事録では、物価上昇を受けて政策金利を引き上げ、金融引き締めのペースを速める可能性を示唆しました。
FOMCでは、利上げやバランスシートの縮小に関するデータを分析し、会合ごとに再評価を行う予定です。
しかし、今回発表された内容は前回会合と共通する部分も多く、市場の反応は限定的でした。
ウクライナ情勢は、各方面から頻繁に発表があり、そのたびに市場は上下しています。
そのような環境が嫌気され、市場参加者が減っている印象があります。
今週は引き続きウクライナ情勢に注目が集まります。両陣営の思惑があり、政治的な駆け引きも加速していくと思われます。
また、物価上昇は深刻な状態ですので、25日に発表される個人消費支出(PCE)の結果にも注目が集まります。
今週の重要指標・発言
日付 | イベント |
---|---|
2月21日 | ドイツ 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) |
2月21日 | 欧州連合 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) |
2月21日 | イギリス 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) |
2月23日 | NZ RBNZ政策金利発表 |
2月23~24日 | 英国 ベイリーBEO総裁の発言 |
2月24日 | 米国 第四半期実質国内総生産(GDP、改定値) |
2月25日 | NZ 第四半期小売売上高 |
2月25日 | 米国 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く) |
2月25日 | 米国 耐久財受注 |
ドル円相場分析−テクニカル分析−
本日は下記の分析を中心にドル円を分析していきます。
・節目を使用した環境認識
節目を使用した環境認識
チャートは、ドル円の月足チャートです。
ヘッドアンドショルダーのネックラインに抑えられ、十字線(青矢印)の状態になっています。
大きなニュースがあり、抵抗線を上抜けするようであれば、大きく利益を狙いたいところです。
上下の分岐点になるポイントなので、ショートも狙えそうに見えますが、その場合はロング勢の損切りが入るポイントを探していきます。
チャートはドル円日足です。
日足チャートに月足のローソク足を表示しています。2022年1月のローソク足が同時線となっており、その同時線の高値安値が意識されやすそうなポイントとなります(緑破線)。仮にこの高値をブレイクした後に反落し、下位足が下落方向に勢いづいた場合はショートを狙っても良いと考えています。
どちらにも跳ねそうなポイントなので、ストップをタイトにして下位足のトレンドに追随するのがメイン戦略です。
本日のトレード方針 -USDJPY-
本日はドル円で売買方針を示していきます。
アクション | 価格 |
---|---|
エントリーポイント | 114.773 |
利益確定ポイント(T/P)① | 114.468 |
利益確定ポイント(T/P)② | 114.588 |
損切りポイント(S/L) | 115.046 |
ドル円のCPR(Central Pivot Range)で『Inside Value』が発生していますので、ブレイクアウトを狙います。
ドルスイスでも『Inside Value』が発生していますが、ドル円のCPRはドルスイスよりも収縮しているため、期待値が高いと判断しました。
直近の平均値変動幅
ADRとは、1日の平均的な価格変動幅のことです。
1日の高値から安値までの値幅は、この近辺に収まることが多いです。
材料が少ないときにより意識されやすくなります。
【ドル円】
ADR20=66
ADR10=65
ADR5=66
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