ウクライナのEU加盟が決まりそうです。早くウクライナに平和が訪れて欲しいと思っています。
それでは昨日(2月28日)のドル円相場の動きを振り返ってみましょう。
ドル円相場の振り返り−ファンダメンタルズ分析
28日は大きく窓を開けてスタートしました。
前週終値比34銭安の115円18銭で始まり、ピボットS1が意識される値動きとなりました。
オープン直後から反発に転じ、窓を埋め、前週末25日の高値をやや上回る動きとなりました。
時間外から大きな動きとなっています。
他の主要通貨も大きく窓を開けましたが、ユーロドル、ユーロ円以外は当日中に窓を埋めています。
東京市場がオープンし日経平均株価が上値を探る展開になると、ドル円も底固い展開を見せます。
しかし、ロシアとウクライナの停戦に関する協議が待たれる中、上値の重い狭いレンジ相場が続きました。
欧州市場では欧州株式市場が急落しましたが、ドル円への影響は特にありませんでした。
ドル売り、円売りとなっており、ドル円は引き続き様子見ムードが続きます。
ロシアとウクライナの交渉が始まると、停戦への期待からユーロが上昇しました。
NY市場がオープンするとドルが売られ、ドル円も急落しました。
日通し安値の115.18円付近で一時サポートされるものの、勢いは止まらず、更に下値を探る展開となりました。
ピボットS2のある114.85円まで値を下げた後、急反発しています。
ロシアとウクライナの停戦協議は妥結に至らず、2日後に再協議となりました。また、EU首脳はウクライナのEU加盟を討議しており、ウクライナのゼレンスキー大統領は加盟申請書に署名をしました。
「本日の重要指標・発言」
時間 | イベント |
---|---|
12:30 | 豪州 RBA政策金利発表 |
22:30 | カナダ 12月 月次国内総生産(GDP) [前月比] |
22:30 | 米国 2月 ISM製造業景況指数 |
ドル円相場分析−テクニカル分析−
本日は下記の分析を中心にドル円を分析していきます。
・節目を使用した環境認識
・ボリンジャーバンドを使用した環境認識
節目を使用した環境認識
ドル円4時間足チャートです。
主要な節目に水平線を引いています。
レンジ相場なので、トレンドラインより水平線が意識されやすい環境となっています。
エントリーの基準や利食いの目安の一部としてご活用ください。
青ラインの116.33円は月足のヘッド&ショルダーのネックラインと週足のフィボナッチターゲットで反発したポイントなので、ここを抜けると一気に上昇する可能性があります。
橙色ラインの115.75円は2度頭を抑えられたポイントです。
フィボナッチターゲットも重複していました。
緑ラインはサポレジ転換した節目で、現在はここが最も意識されやすいと考えています。
桃色ラインは2度サポートされた節目で、日足の節目にもなっています。
紫色ラインも2度サポートされた節目となっており、日足のトレンドラインの基点にも使われる安値です。
ボリンジャーバンドを使用した環境認識
ドル円1時間足チャートです。
緑丸印でバンドウォークが発生していますが、4時間足、日足がレンジ相場となっており、トレンドが長続きしていません。
バンドウォークは単体で使用すると騙しが多いのですが、節目を抜けた後のバンドウォークに絞ると期待値が高まります。
本日のトレード方針 -USDCHF-
本日はドルスイスで売買方針を示していきます。
アクション | 価格 |
---|---|
エントリーポイント | 0.9228 |
利益確定ポイント(T/P) | 0.91534 |
損切りポイント(S/L) | 0.92844 |
ドルスイスのサポレジ転換を狙いトレードをしていきます。
少し根拠が薄いので、小ロットでトレードをしていきます。
日足で見ると強いレンジ相場となっており、もう少しストップ幅を広げて損大利小で回転させた方が良い気もしています。
直近の平均値変動幅
ADRとは、1日の平均的な価格変動幅のことです。
1日の高値から安値までの値幅は、この近辺に収まることが多いです。
材料が少ないときにより意識されやすくなります。
【ドル円】
ADR20=67
ADR10=65
ADR5=77
【ドルスイス】
ADR20=58
ADR10=65
ADR5=83
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