FXの相場分析レポート|2022年4月13日(水)

ワクチン3回目を接種してきました。
会場の案内もスムーズで、素早く終えることが出来ました。
因みに、症状は悪寒、腕の痛みです(汗)

それでは昨日(4月12日)のドル円相場の動きを振り返ってみましょう。

目次

ドル円相場の振り返り−ファンダメンタルズ分析

12日のドル円は、東京市場オープンと直後に鈴木財務相の発言があり、「円安進行含め、市場動向や日本経済への影響を緊張感もって注視」、「為替の安定が重要、急激に変動することは望ましくない」、「為替の水準についてコメントすることは控える」と述べました。
これを受けてドル円は急落します。

前日の欧州市場の安値を意識した値動きとなり、125.10円まで下値を伸ばしました。
しかし、米長期金利が上昇幅を拡大していることから、すぐに高値圏まで値を戻しています。
午後は再び下値を試すも反発し、その後上値を探る展開となる。

17時台に前日高値を意識した値動きを見せ、125.74円の値をつけると反発し、その後は軟調に推移しました。

欧州市場では、消費者物価指数(CPI)を控えていることもあり、小動きとなっています。

NY市場に入ると、消費者物価指数(CPI)が予想通りの結果となり、ドル円は急落しました。
前日、ホワイトハウスのサキ報道官が「明日の米国のCPIは異常に高い数値が予想される」と発言し、利上げがさらに加速するとの思惑からドル買いが続いていたが、結果は予想通りで失望売りに押される結果となりました。

また、FRBが注目するコア指数は前月比で伸び悩み、前年比では40年ぶりの急激な伸びとなり、インフレがピークに達したことが示されました。

ブレイナード連邦準備理事会理事は、FRBは早ければ6月にもバランスシートの縮小を開始する可能性があると述べました。
また、利上げに関する言及を避け、タカ派的な姿勢をやや弱めています。

本日の重要指標・発言

時間イベント
11:00NZ ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利
15:00英国 3月 消費者物価指数(CPI) [前月比]
英国 3月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前月比] [前年同月比]
21:30米国 生産者物価指数
米国 生産者物価指数【コア】
23:00カナダ カナダ銀行 政策金利
24:00カナダ マックレムBOC総裁の記者会見

ドル円相場分析−テクニカル分析−

本日は下記の分析を中心にドル円を分析していきます。

・節目を使用した環境認識

・CPR(Central Pivot Range)を使用した環境認識

節目を使用した環境認識

チャートはドル円月足です。


現在、ボリンジャーバンド2σを実体で上抜ける「強いバンドウォーク」が発生し、125.847(赤ライン)を意識した高値を形成しています。

仮に下落した場合は、117.00円付近(緑ライン)が候補となります。
このポイントはフィボナッチリトレースメントの38.2%であり、重要なサポレジ転換した価格帯(青矢印)です。

ここまで落ちてきた場合、赤ラインのブレイクアウトを狙い、押し目を拾っていく予定です。

CPR(Central Pivot Range)を使用した環境認識

本日のCPRは、完全に前日のCPRの上に位置していますので、『Higher Value』と呼ばれるパターンとなります。
また、本日の始値もCPRの上からスタートしていますので、上昇圧力は強いと判断できます。

本日のCPRは前日に比べて狭くなっていますので「Trending」=トレンドが発生しやすい、または変化日、に該当します。

『Higher Value』と「Trending」の組み合わせですので、本日のドル円は買いのブレイクアウト戦略がセオリーです。
しかし、上値(125.847)が大きな反発ポイントになる可能性もあるため、トレンドの変化日を疑うべき局面でもあります。

また、CPRと合わせてサポレジ転換した節目(赤ライン)を描画しております。合わせて活用下さい。

本日のトレード方針 -USDJPY-

本日はドル円で売買方針を示していきます。

アクション価格
エントリーポイント①125.466
エントリーポイント②125.293
利益確定ポイント(T /P)124.919
損切りポイント(S/L)125.769

大きな節目に到達しています。
大きな足の反転を待っていると遅いので、下位足のサポレジ転換ラインを使いトレードしていきます。

エントリーポイント①に指値の売り注文を出します。
メインはエントリーポイント②で、エントリーポイント①に到達後、紫のラインを15分足のローソク足の実体が超えたらエントリーします。

直近の平均値変動幅

ADRとは、1日の平均的な価格変動幅のことです。

1日の高値から安値までの値幅は、この近辺に収まることが多いです。

材料が少ないときにより意識されやすくなります。

【ドル円】

ADR20=124

ADR10=114

ADR5=98

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