イーロン・マスク氏がツイッター社の買収を申し出ています。
マスク氏は「ソーシャルメディアは言論の自由を尊重するという原則を守っていない」とし、「世界の言論の自由のためのプラットフォームとなる可能性を信じている」「上場廃止して民間企業として生まれ変わるべき」と述べています。
それでは昨日(4月14日)のドル円相場の動きを振り返ってみましょう。
ドル円相場の振り返り−ファンダメンタルズ分析
日付変更後、ピボットを意識した値動きを見せ125.68円まで上昇しました。
その後は反落し、東京市場に移ります。
東京市場に入ると、前日の流れを引き継ぎ下落基調となりました。
通貨相関で見ると、NZが買われ、フランが売られており、手掛かりが掴みづらい状況です。
仲値に向けて上昇し、125.52円の値をつけましたが、米10年積利回りも下落基調となっており、即座に反転します。
12時台に鈴木財務相と若田部日銀副総裁の発言が続きましたが、市場の反応は限定的となっています。
その後、S1ピボットが位置する125.08付近まで下落した後、2度のトライに失敗し、上昇に転じました。
欧州市場のドル円は安値圏のレンジが続きます。
欧州中央銀行(ECB)は、市場予想通り、主要金利を0.00%に据え置くことを発表しました。
声明では、国債を含む資産購入を7-9月期で終了する方針を継続し、しばらくしてから利上げを開始することを示唆しました。
結果を受けてユーロは下落しています。
NY市場では、米指標が発表後に欧州市場レンジ、そして東京市場高値を上抜け、前日のNY市場高値まで上値を広げました。
小売売上高は予想値に対してはまちまちの結果となりましたが、同時刻に発表された輸入物価指数は前月比+2.6%と予想以上の伸びを見せ、インフレを示す結果となりました。
この結果を受け、10年債利回りは2.74%まで上昇し、ドル円も急騰します。
ラガルドECB総裁の記者会見で、量的緩和の正確な終了時期を次回6月の理事会で決定すると発表しました。
緩和終了後「1週間から数ヶ月の間に」徐々に利上げを開始するとの見通しを示しています。
会見中、ユーロが売られ、ドルは買われました。
ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁は記者会見で、次回の会合で50bpが妥当な選択肢と述べています。
また、金融当局は迅速に動くべきであると主張しました。発表を受けてドル円は上昇しました。
ミシガン大学消費者信頼感指数は予想値を上回る結果となり、ドル円は上昇しました。
「本日の重要指標・発言」
本日は重要な指標・発言はありません
グッドフライデーで多くの国が休場となります。
ドル円相場分析−テクニカル分析−
本日は下記の分析を中心にドル円を分析していきます。
・サポレジ転換ラインを使った環境認識
・CPR(Central Pivot Range)を使用した環境認識
サポレジ転換ラインを使った環境認識
チャートはドル円15分足です。
紫のラインは、昨日のCPRの分析で引いたものなのですが、戻りの目安として機能していたようです。
最も意識されているのは赤ラインとなります。
こちらは1時間足で引けるサポレジ転換ラインとなっています。
水平線、トレンドライン等、基本的にラインを使用する場合は15分足でトレードする場合、1~4時間足で引けるラインを参考にすると、損小利大トレードがしやすくなります。
このようなサポレジ転換ラインですが、反発した場合は反発した方向にトレード、抜けた場合は抜けた方向にトレードするのがセオリーです。
この「反発した」「抜けた」の判断は以下のようになります。
「反発」=1時間足のラインに対して15分足のトレンド転換
「抜けた」=1時間足のラインに対して、1時間足のローソク足が実体ラインを超える
CPR(Central Pivot Range)を使用した環境認識
チャートはドル円15分足です。
本日のCPRは、前日のCPRの下に位置していますが、CPR同士が重なっているため、『Overlapping Lower Value』と呼ばれるパターンとなります。
このパターンは戻り売り戦略となるのですが、本日始値はCPRの上からスタートしており、買い目線です。
両者の見解が異なっており、トレンド方向が分かりづらい状況です。
また、本日のCPRは前日同様に幅広となっており、「Sideways」=レンジになりやすい環境、に分類されます。
CPRと始値の方向が異なっている『Overlapping Lower Value』と「Sideways」の組み合わせなので、本日の戦略は基本様子見、またはレンジ戦略が適していると考えられます。
本日のトレード方針 -GBPJPY-
本日はポンド円で売買方針を示していきます。
アクション | 価格 |
---|---|
エントリーポイント | 164.64(成り行き買い) |
利益確定ポイント(T/P) | 165.651 |
建値ストップを移動ポイント | 165.242 |
損切りポイント(S/L) | 164.005 |
高値圏でじり高を続けるポンド円を成り行きで買っていきます。
本日はグッドフライデーで大きく動かないかもしれませんが、ストップを少し広めに設定して粘り強くトレードしていきたいと思います。
直近の平均値変動幅
ADRとは、1日の平均的な価格変動幅のことです。
1日の高値から安値までの値幅は、この近辺に収まることが多いです。
材料が少ないときにより意識されやすくなります。
【ドル円】
ADR20=126
ADR10=102
ADR5=114
【ポンド円】
ADR20=167
ADR10=122
ADR5=132
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