GWはどのようにお過ごしでしょうか?
私は決められた時間以外は食べない、寝ないということを自分の中でルール化し、生活を立て直したいと思っています笑
それでは昨日(5月2日)のドル円相場の動きを振り返っていきます。
ドル円相場の振り返り−ファンダメンタルズ分析
週明け2日のドル円は、時間外取引で上昇し、前週金曜日のNY市場の高値を意識した130.29円まで値を上げました。
東京市場は、中国・香港が祝日ということもあり、方向感に欠ける展開となりました。
市場開始後、ドル円は一時下押しする場面もありましたが、米10年債利回りやガス先物相場が堅調に推移し、下値を堅持しました。
午後に入ると、前週金曜日の欧州市場高値を意識した動きを見せ、130.47円まで上昇しました。
その後は反落し、軟調に推移しています。
欧州市場では、株式市場が軒並み下落し、株安を背景に円買いの動きが見られました。
また、英国は祝日となっています。
ドル円は緩やかに下値を切り上げる展開となり、当日始値を意識した値動きを見せ、129.69円の値をつけました。
東京市場の上げ幅を消化する値動きとなっています。
NY市場はロンドン市場の高値と安値に挟まれた値動きとなっており、3日からのFOMCを控え様子見ムードが広がっています。
4月ISM製造業景況指数は57.6%の予想に対し55.4%の結果となり、2020年9月以来の低水準となりました。
予想外の低下となっており、景気減速の声を聞かれます。
ドル円は18銭の値下げを見せました。
米国は金融引き締めを行おうとしていますが、同時に景気が悪くなれば市場は一気に冷え込むので、難しいかじ取りが予想されます。
「本日の重要指標・発言」
・13:30 豪洲 RBA政策金利&声明発表
ドル円相場分析−テクニカル分析−
本日は「節目で見る環境認識」を中心にドル円を分析していきます。
月足には、環境を認識するために水平線を引いています。
重要なラインにはコメントを記載しました。
最も重要になるのが橙色ラインの「年足高値(2002年)」と「年足ローソク足実体上限(2002年)」です。
抵抗線は高値安値よりも終値(ローソク足の始値終値)が意識されることも多く、両方のラインを表示しています。
現在月足、週足とバンドウォークが発生しており、現在の価格が天井になることは考えづらいです。
上値目標を定め、利益確定(部分利確)や反発ショートの目安として活用します。
次に重要なのは赤ラインの「サポレジ転換ライン」です。
付近に青ライン、緑ラインがあり、どのラインを転換線に選ぶか迷うかもしれません。
基点付近を拡大すると下図のようになり、それぞれ根拠があるように見えます。
しかし、どのラインがベストなのか判断がつかないので、年足に切り替えて考察することにします。
ドル円年足チャートです。年足に切り替えてみると、矢印の安値が赤ラインと近似値となっていました。
よって、このラインが3本の水平線の中で、最も意識されるラインは赤ラインと判断できます。
このように、ローソク足が密集していてラインの選択が難しい場合、上の足に切り替えて、両者が重なる点を選ぶようにすると、市場で意識される節目を選択しやすくなります。
では、実際にこの3本の水平線がどのような働きをしたのか?
青の垂直ラインのポイントを日足で確認してみます。思惑通り赤ラインで反応していました。
あくまで確率論になりますが、どのラインに注目が集まるのか考えることで、機能するラインを探っていく事が可能となります。
本日のトレード方針
本日はユーロポンドで売買方針を示していきます。
アクション | 価格 |
---|---|
エントリーポイント | 0.84174 |
利益確定ポイント(T/P)① | 131.67 |
利益確定ポイント(T/P)② | 132.578 |
建値決済のポイント | 131.079 |
損切りポイント(S/L) | 129.298 |
本日はユーロポンドのCPR(Central Pivot Range)で『Inside Value』が出現していますので、ブレイクアウトを狙っていきます。
『Inside Value』は当日のCPRが前日のCPRに「はらまれた」状態を指します。
これはローソク足のはらみ足と同じ原理なのですが、CPRのはらみ足の方が期待値は高くなります。
ユーロポンドは『Inside Value』が機能しづらいのですが、直近2年では良い結果が出ていますので採用しています。
ただし、FOMCまでは相場が膠着しやすいので、通過するまでは様子見が良いかもしれません。
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