楽しい時間はあっという間に終わりますね。
GWもあと少し。悔いの無いように楽しんで行きましょう!
それでは昨日(5月3日)のドル円相場の動きを振り返っていきます。
ドル円相場の振り返り−ファンダメンタルズ分析
3日のドル円はFOMCを控え様子見ムードが強く、終日小動きとなりました。
時間外取引で前日のNYレンジ下限である130.07円で2度反発し、130.07円から130.20円の狭いレンジで取引されました。
東京市場は、日本、中国が祭日となっており、動きづらい展開となっています。
時間外取引の安値である130.07円を下抜けると下げ幅を拡大します。
その後、上昇するも130.07円で2度押さえられ、下値を模索する展開となりました。
一時129.85円まで下げ幅を拡大したが、その後は反発し、130.07円を上抜けると時間外取引の高値が意識される値動きとなり、130.21円まで上値を伸ばしました。
13時30分、オーストラリア準備銀行は政策金利のオフィシャルキャッシュレートを25bp引き上げ0.35%としました。
予想を上回る利上げとなり、発表後、豪ドルは急騰しました。
ロウ総裁は政策発表後の声明で、「政策委員会は、オーストラリアのインフレ率を長期的に目標に戻すために必要な措置を取ることを約束する」とし、「そのためには、将来的にさらなる政策金利の引き上げが必要になるだろう」と発言しています。また、「2.5%まで金利が上昇すると考えるのが妥当である」と述べました。
欧州市場は米10年積利回りが軟調に推移したことを受け、下落基調となります。
ピボットの位置する130.05円で買い支えられると、一時130.28円まで上昇しました。
その後も2度130.05円で反発していましたが、割り込むと急落し、前日のNY市場安値の129.75円まで下値を拡大しました。
NY市場のドル円は130.19円まで押し戻され、その後ピボットの位置する130.05円で買い支えられると、狭いレンジ内で推移しました。
本日は深夜にFOMCが開催されます。
発表までは引き続き様子見ムードとなることが予想されますので注意しましょう。
既に0.5pbの利上げは織り込まれており、金融引き締めの開始も予想されます。
パウエルFRB議長の政策金利やバランスシート縮小に関する発言に注目していきます。
「本日の重要指標・発言」
時間 | 経済指標 |
---|---|
21:15 | 米国 4月ADP雇用統計[前月比] |
23:00 | 米国 4月 ISM非製造業景況指数(総合) |
27:00 | 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)&政策金利発表 |
27:30 | 米国 パウエルFRB議長の定例記者会見 |
ドル円相場分析−テクニカル分析−
本日はCentral Pivot Rangeを使用したマルチタイムフレーム分析を行っていきます。
MTF(マルチタイムフレーム)分析は多くの分析で使用されていますが、CPR(Central Pivot Range)でももちろん使用することができます。
今回は、月足、週足、日足のCPRを使って、相場を分析していきます。
まず、月足CPRから。
ドル円の日足チャートに表示しています。
今月のCPRは前月のCPRを完全に上回っており、『Higher Value』と呼ばれます。
目線は買いです。
また、CPRのレンジ幅が広いので、押し目狙いとなります。
次に、週足CPRです。
ドル円4時間足チャートに表示してあります。
こちらも『Higher Value』となっています。
CPRのレンジ幅はやや狭く見えますが、前週と同程度なので、こちらも押し目狙いで良いと思います。
最後に日足CPRです。ドル円30分足チャートに表示してあります。
本日のCPRは前日のCPRをすっぽり包んでいますので、『Outside Value』 となります。
例外はありますが、基本的に様子見パターンです。ローソク足の包み足(アウトサイドバー)と同じ原理です。
但し、前々日が『Inside Value』となっています。
未だにブレイクアウトしていませんので、前前々日の高値安値のブレイク待ちが正解となります。
まとめ
月足 ⇒『Higher Value』⇒押し目買い
週足 ⇒『Higher Value』⇒押し目買い
日足 ⇒『Inside Value』⇒ブレイクアウト狙い
月足と週足が上目線ですので、日足『Inside Value』の高値ブレイクアウトがメイン戦略となります。
本日のトレード方針
本日はドル円で売買方針を示していきます。
アクション | 価格 |
---|---|
エントリーポイント | 130.953 |
利益確定ポイント(T/P) | 132.578 |
損切りポイント(S/L) | 130.688 |
「Central Pivot Rangeを使用したマルチタイムフレーム分析」に記載した通り、『Inside Value』の高値ブレイクアウトを狙います。
プログラムで検証したドル円の『Inside Value』の期待値はPF1.4程度ですが、環境認識と節目を加味することでエッジを高めていきます。
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