じりじりと暑くなってきました。
水分補給&塩分補給をしっかりと行い、季節の変わり目を乗り越えましょう!
それでは昨日(6月20日)のドル円相場の動きを振り返っていきます。
ドル円相場の振り返り−ファンダメンタルズ分析
20日の外国為替市場は、目立った経済指標がなく、米国が休日だったこともあり、おおむね小動きとなりました。
前週末に急騰し、歴史的高値圏に戻って来たドル円は、135.57円を上抜けるかどうかに注目が集まっています。
時間外のドル円は、前日のNY時間のレンジを上抜けて上昇を開始し、ゴトー日らしい上昇となりました。
東京市場、9時にドル円は前日高値を僅かに超え、135.43円の値をつけます。
その後、日経平均が大幅安でスタートをすると、ドル円も仲値時刻を待たず下落します。
その後は下落基調となり、当日始値を下回り、下値を探る展開となりました。
また、最近の傾向として、日本株式市場が閉場すると、ドル円は下落します。
黒田総裁は首相官邸で岸田首相と会談しました。
15時半頃、会談後の黒田総裁は記者団に対し、
「急激な円安は憂慮すべきだという話があった」
「急速な円安の進行は好ましくないと申し上げた」
「今後とも市場動向を注視し、政府と連携して適切に対応したい」と述べました。
欧州市場は東京市場の流れを引き継ぎ、下落基調となっています。
オープン直後にピボットの位置する134.52円で支えられると反発し、その後はじりじりと値を上げていきました。
NY市場はジューンティーンスの振替休日となっており、小動きとなりました。
東京市場で形成された節目で上値を抑えられると反落し、その後は静かな展開となりました。
本日の重要指標·発言
時間 | イベント |
---|---|
9:00 | 豪洲 オーストラリア準備銀行(RBA)のロウ総裁の発言(発言詳細はこちら) |
10:30 | 豪洲 RBA議事録公表 |
21:30 | カナダ 小売売上高 |
21:30 | カナダ 小売売上高(除自動車) |
25:00 | 米国 クリーブランド連銀総裁、メスタ―総裁の発言 |
相場分析−テクニカル分析−
本日は下記の分析を中心にテクニカル分析していきます。
·CPR(Central Pivot Range)を使用した環境認識(ドル円)
·節目を使用した環境認識(ユーロオージー)
CPR(Central Pivot Range)を使用した環境認識(ドル円)
週足
今週のCPRが先週のCPRよりも上に位置するも、両者が重複していますので『Overlapping Higher Value』 となります。
これはやや強気のパターンとなり、基本戦略は押し目狙いとなります。
条件が揃えばブレイクアウトも狙うのですが、今回は期待値が低くなりそうなのでスルーします。
日足
本日のCPRは、完全に前日のCPRの上に位置していますので、『Higher Value』と呼ばれるパターンとなります。
また、本日の始値もCPRの上からスタートしていますので、上昇圧力は強いと判断できます。
本日のCPRは前日に比べて狭くなっていますので「Trending」=トレンドが発生しやすい、または変化日、に該当します。
『Higher Value』と「Trending」の組み合わせですので、本日のドル円はブレイクアウトの買い戦略となります。
ブレイクアウトする前に、オシレーターがヒドゥンダイバージェンスを形成すれば、より期待値の高いトレードが望めます。
節目を使用した環境認識(ユーロオージー)
チャートはユーロオージー週足です。
環境認識
- 緑丸の高値安値を基準とした節目で頭を抑えられている
- その後、青丸の安値で反発して上昇中
トレードのタイミング
節目を下抜けているので下落局面です。
ショートを狙うタイミングは以下の2点となります。
- 青の水平線にタッチしたらエントリー
- 日足以下でラストの押し目を下抜けたらエントリー
また、利益確定は次の節目となるピンクのラインとなります。
本日のトレード方針-EURAUD-
本日はユーロオージーで売買方針を示していきます。
アクション | 価格 |
---|---|
エントリーポイント | 1.56183 |
利益確定ポイント(T/P) | 1.38275 |
損切りポイント(S/L) | 1.57896 |
節目を使用した環境認識で示した通り、ユーロオージーの戻り売りを狙います。
エントリーポイントは日足の節目、フィボナッチ·ターゲット、フィボナッチ·リトレースメントの重複ポイントです。
利益確定ポイントは週足のローソク足実体下限を選択しています。
現在のユーロオージーショートの本命は、現在値付近からの下落なのですが、
その場合は状況を見ながら4時間足程度でタイミングをとっていきます。
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