FXの相場分析レポート|2022年6月22日(水)

今日は息子のために弁当を作りました。
子供たちと一緒に暮らせる期間もそれほど長くないので、精一杯愛情をかけ、強い子に育てたいと思っています。

それでは昨日(6月21日)のドル円相場の動きを振り返っていきます。

目次

ドル円相場の振り返りファンダメンタルズ分析

東京市場のドル円はピボットに下値を支えられ、小幅のレンジとなっています。
前々日(20日)の東京市場の高値安値に挟まれ、小動きが続いています。

  1. 7時台から、オーストラリア準備銀行(RBA)のロウ総裁は、
    「失業率が低く、高インフレとなっている経済にとって、金利水準はなお非常に低い」
    「7月の理事会では25bpと50bpの利上げ幅を選択肢として議論する」
    「市場が示唆するような利上げ軌道になる可能性はあまり高くない」と述べました。
    これらの発言を受け、オージードルは上下しています。

10時半、豪準備銀行(RBA)は6月の議事要旨を公表し、
政策金利の決定はインフレが想定を上回っているため、50pbを選択したことを明らかにしました。

欧州市場はユーロが買われ、円が大きく売られました。
市場オープン後、ドル円は東京高値を上抜け、ピボットR1の位置する135.41円まで上昇します。
一旦反発し下落するも、東京高値に支えられると再び上昇を始めます。

その後、前日東京高値を上抜けると上げ幅を拡大し、ピボットR3の位置する136.32円まで上値を広げました。
また、米10年積利回りは膠着状態となっており、しばらく続いていたドル円との相関が崩れています。
各国株式市場は上昇しており、リスクオンの流れとなっています。

  1. 16時40分頃、イングランド銀行のチーフエコノミストのピル氏は
    「ポンド安が英国のインフレ圧力を高めており、これまでよりも早く利上げを行うべきである」と述べました。
    この発言を受けてポンドは上昇しています。
  2. 17時半頃、欧州中央銀行理事会(ECB)メンバーのレーン·フィンランド中銀総裁は
    「インフレは高止まりしており、金融政策の正常化を急ぐ理由は十分にある」
    「ECBが超金融緩和政策からの出口を早めたことは正当化される」と述べました。この発言を受けてユーロは上昇しています。

NY市場はカナダドルが買われ、円が売られました。
米国株式市場の上昇も支援材料となり、円売りが加速、ドル円も上昇しています。
ピボットのR3を上抜けるとその後も堅調に推移し、更に上値を広げる展開となっています。

  1. 21時半、カナダの小売売上高は予想値を上回り、カナダドルは上昇しています。

本日の重要指標·発言

時間イベント
8:50日本 日銀·金融政策決定会合議事要旨
15:00英国 5月消費者物価指数(前月比/前年比)
英国 5月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
21:30カナダ 5月消費者物価指数(前月比/前年比)
22:00スイス スイス中央銀行(SNB)ジョーダン総裁の発言
22:30米国 米連邦準備理事会(FRB)議長の発言
26:30米国 フィラデルフィア連銀総裁 ハーカー総裁の発言

相場分析テクニカル分析− 

本日は下記の分析を中心にドル円分析していきます。

·ボリンジャーバンドを使用した環境認識

ボリンジャーバンドを使用した環境認識

チャートはドル円月足です。

現在はボリンジャーバンドの-2σが外側に向けて広がっていますので、『ボラティリティが拡大』している状態です。
拡大中はロングポジションを保有中であればホールドします。

そして、青四角部分は今回の上げ相場の最初の調整波となります。
二度目の調整は赤矢印で示したポイントとなっており、既に2度調整が入っている可能性があります。

その場合、現在最終波に突入している可能性が高まり、次の陰線が出た場合、最終局面となります。
日本円よって、月足レベルで上値を追うのは止め、日足以下のトレンドフォローに移行します。

また、このようなバンドウォーク中の最終波はバイイング·クライマックスと呼ばれる極端な上昇が起こることも多く、
その場合は下位足の押し目にストップを移動させながらついていきます。
このバイイング·クライマックス後は一気に下落することも多いので、ストップの移動が重要です。

本日のトレード方針-EURAUD-

本日はユーロオージーで売買方針を示していきます。

アクション価格
エントリーポイント1.50463
利益確定ポイント(T/P)①1.47765
利益確定ポイント(T/P)1.38275
損切りポイント(S/L)1.521927

チャートはユーロオージー4時間足です。

週足高値は主要な節目に上値を抑えられていますので、損切り注文が入るポイントで売りを狙っていきます。
利益確定ポイント①は4時間足の節目、利益確定ポイント②は週足の節目に設定しています。

また、エントリー前に損切りポイントを上抜いた場合、注文は取り消します。

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