最近は、30分作業したら5分休憩を入れることにしています。
試行錯誤の結果なのですが、作業効率が格段にアップしました。
それでは昨日(6月27日)のドル円相場の動きを振り返っていきます。
ドル円相場の振り返り−ファンダメンタルズ分析
- 26日、日本、英国、米国、カナダ政府はロシアの金の輸入停止を決定しました。
この発表を受けて、週明け27日、ゴールドは大きく窓を開け上昇しています。
東京市場のドル円は「行ってこい」の展開となりました。
四半期最終週という事もあり、日本の輸出企業の売りが観測され、市場オープン後に大きく下落しました。
戻りを見せず55銭の急落をみせ、ピボットの位置する134.51円まで下落しました。
- 中国株式市場がオープンすると反転上昇し、同市場と連動する形でドル円も上昇、当日始値まで値を戻しています。
26日に上海当局が新型コロナウイルス対策の規制緩和を発表した事を受け、中国株式市場はオープンと同時に急上昇しました。
この影響でオージーは下げ止まり、円は売られました。オージーと円は綺麗な逆相関の動きとなっています。
欧州市場は東京市場の流れを引き継ぎ上昇基調となっています。
米10年積利回りが下値を固め上昇を始めると、ドル円も追従し、金曜日の高値を超えて135.54円まで上値を広げました。
NY市場は米5月耐久財受注速報値の結果を受けてドル買いとなりますが、安値から1円幅上昇した後、反落し50銭ほど下落しました。
その後、5月中古住宅販売成約指数が予想値を上回ったことでドル買いが進み、原油価格が節目を上抜けるとリスク選好の動きからドル円は上昇に転じました。
本日の重要指標·発言
17:00 欧州連合 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁の発言
G7首脳会議(26日~28日)ECBフォーラム (27日~29日)
相場分析−テクニカル分析−
本日は下記の分析を中心に分析していきます。
·節目を使用した環境認識(米10年積利回り)
·CPR(Central Pivot Range)を使用した環境認識(ドル円)
節目を使用した環境認識(米10年積利回り)
チャートは米10年積利回りの4時間足です。
昨日(27日)にお伝えしたオレンジのラインに到達中です。
現在はフィボナッチ·リトレースメントの38.2%戻し(赤四角)と61.8%に挟まれている状態です。
「61.8%で反転下落のシナリオ」と「38.2%戻しで押し目をつけて上昇オンシナリオ」がありますが、
どちらもラスト押し目、ラスト戻り高値を抜けた後、下位足でトレンドフォローを行うのが良いと思います。
また、「日足が上昇トレンド」なので、この61.8%戻しが押し目となった場合、更に大きく上昇する確率が高くなります。
CPR(Central Pivot Range)を使用した環境認識(ドル円)
チャートはドル円30分足です。
本日のCPRは、前日のCPRの上に位置していますが、CPR同士が重なっているため、『Overlapping Higher Value』と呼ばれるパターンとなります。
当日始値もCPRの上からスタートしているため、戦略としては押し目買いとなります。
ただし、前日も前々日のCPRと重なっており、方向感のない展開となっていることが確認できます。
このような場合、様子をするか、監視する時間軸を上げるのがおすすめです。
本日のトレード方針 -EURAUD-
本日はユーロオージーで売買方針を示していきます。
アクション | 価格 |
---|---|
エントリーポイント | 1.5560 |
利益確定ポイント(T/P) | 1.43798 |
損切りポイント(S/L) | 1.57743 |
チャートはユーロオージー日足です。
現在月足~週足の上値抵抗線に接触中していますので、ショートのタイミングを狙っていきます。
このまま上昇するようであれば、現在波の値幅の限界値付近で売りを狙います。
現在ユーロポンド(ユーロが強く、ポンドが弱い)は上昇中なので、ポンドオージーも連動してショートを狙います。
無事に下落して、日足のラスト押し目を下抜けた後は、トレンドに沿った戻り売りを予定しています。
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