今日は七夕ですね!
子供のお願い事を知るのが楽しみです!
それでは昨日(7月6日)のドル円相場の動きを振り返っていきます。
ドル円相場の振り返り−ファンダメンタルズ分析
東京市場は円買いとなりました。
ドル円は早朝から下落を開始し、ピボットS1を意識した値動きを見せ、135.41円まで下落しました。
その後、日米中の株式市場が堅調に推移すると、ドル円も仲値に向けて上昇します。
日米中株式市場と米長金利が下降に転じると、リスク回避の流れから円買いが進み、
ドル円もピボットのS2の位置する135.01円まで下落しました。
円は株式市場が上昇すると売られ、下降すると買われる展開となっています。
欧州市場はユーロ売りが優勢となりました。
18時にユーロ圏の指標発表の結果を受け、ユーロドルは東京市場で形成したレンジを下抜け、大きく下落を開始します。
リスク回避で買われやすいドルと、円は同一方向の値動きとなるため、
ドル円は方向感を欠いた値動きとなっており、東京市場の高値安値に挟まれた値動きに収まっています。
- 18時、ユーロ圏の小売売上高は、前月比を上回るものの、予想を下回る結果となりました。
この結果を受けてユーロは下落します。
イギリス政権は、20人以上の政府高官が辞任するという異常事態に陥っています。
ジョンソン首相の辞任を求める声も強かったが、首相は続投を宣言しています。
NY市場は円買い·ユーロ売りとなっています。
ユーロドルは2016年の安値を割りこみ、下げが加速しています。
21時半頃から日米中株式市場と米長金利が上昇に転じ、原油は急落を開始します。
ドル円は膠着状態となっていますが、23時発表の米国PMI確定値の結果を受け、上昇を開始します。
27時のFOMC議事要旨では、現在までのパウエルFRB議長の発言に沿った内容となっており、サプライズはありませんでした。
発表後、日米中株式市場と米長金利は続伸しドル円は大きく上昇、当日の始値まで値を戻しています。
- 23時、米国の6月PMI改定値は、予想を上回る結果となりました。
この発表を受けてドル買い·円売りとなり、ドル円は急騰しました。 - 27時、6月のFOMC議事要旨が公開されました。
特にサプライズの内容もなく、今までのパウエルFRB議長の発言に沿った内容となっています。
7月の会合で0.5%または0.75%の利上げを行う可能性と、
インフレが持続する場合はさらに金融引き締めを行う可能性を示唆しました。
本日の重要指標·発言
時間 | イベント |
---|---|
10:30 | 豪洲 貿易収支 |
18:00 | 欧州連合 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨 |
21:15 | 米国 ADP雇用者数 |
相場分析−テクニカル分析−
本日は下記の分析を中心に分析していきます。
- 経済指標を使用した環境認識
- CPR(Central Pivot Range)を使用した環境認識
経済指標を使用した環境認識
チャートはユーロドル15分足です。
ユーロドルは東京市場以降、レンジで推移していましたが、経済指標の悪化と同時にレンジを下抜けます。
ファンダメンタルズの方向とテクニカル分析の方向がタイミングよく揃い、その後大きく下落しました。
このようなタイミングは絶好と機会となります。
また、ファンダメンタルズ分析を支援材料としてトレードする場合、
チャートを監視する時間も限定することは大きなメリットと考えます。
CPR(Central Pivot Range)を使用した環境認識
CPR(Central Pivot Range)は、ピボットを中心とした『3つの水平ライン』で形成されるレンジ帯の事を指し、
前日(前期間)と当日(当期間)の位置関係から相場のタイプを7つに分類します。
ドル円…『Lower Value』⇒始値がCPRの上にあるので様子見
ユーロドル…『Lower Value』⇒戻り売り
ユーロ円…『Lower Value』「Trending」⇒売りのブレイクアウト
米国株…『Higher Value』「Trending」⇒買いのブレイクアウト
ドル円、ユーロドル、ユーロ円の3すくみの相関関係で見ると、最も強いのはドル、弱いのはユーロなので、ユーロドルの売りが正解となります。
本日のトレード方針-AUDUSD-
本日は豪ドルドルで売買方針を示していきます。
アクション | 価格 |
---|---|
エントリーポイント | 0.6784 |
利益確定ポイント(T/P) | 0.672 |
損切りポイント(S/L) | 0.6826 |
ユーロドルの売りを狙いたいのですが、タイミングを取りづらいです。
よって、経済指標の予定されている豪ドルドルの売りを狙っていきます。
流れを重視したエントリーとなっており、リスクリワードレシオは1対1となっています。
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