先日、間違ってキャベツを2玉も買ってしまいました。
暫くはお好み焼き三昧です!
それでは先週(7月4日~7月8日)のドル円相場の動きを振り返ってみます。
相場の振り返りと今週の展望−ファンダメンタルズ分析
- 豪洲の住宅建設許可は-1.8%から+9%と予想を大きく上回る結果になりました。
- 一部報道で「バイデン大統領は対中関税引き下げ決定を今週発表する可能性がある」と伝わりました。
各国株式市場は上昇しており、リスクオンの展開となります。 - 豪準備銀行は0.5%の利上げを決定しました。
予想通りの結果となりましたが、豪ドルは利益確定の売りに押され反落します。 - ユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は52.0となり、16か月ぶりの低水準となりました。
- ユーロ圏の小売売上高は、前月比を上回るものの、予想を下回る結果となりました。
- 6月のFOMC議事要旨が公開されました。
特にサプライズの内容もなく、今までのパウエルFRB議長の発言に沿った内容となっています。
7月の会合で0.5%または0.75%の利上げを行う可能性と、インフレが持続する場合はさらに金融引き締めを行う可能性を示唆しました。 - 豪洲の5月貿易収支は予想を上回り、過去最大を更新しました。
世界的なエネルギー需要を背景に、石炭、液化天然ガス(LNG)が全体を押し上げています。 - ECB議事録で7月の大幅利上げが議論され、その後の大幅利上げの可能性が示唆されました。
また、インフレが沈静化しなければ、9月に大幅な利上げを行う可能性も示唆されています。 - FRBのウォラー理事は今月のFOMCの75pbの利上げの支持を表明し、
9月会合では50pbの利上げを実施する可能性を示唆しました - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は、金利を大幅に引き上げても、
米国経済が軟着陸する可能性は「十分にある」と述べました。 - 米雇用統計は、非農業部門雇用者数で前月比+37.2万人となり予想+26.5万人を大きく上回りました。
今月末FOMCで75bpの利上げに弾みがつくと予想されます。
今週の展望
ドル
先週の要人発言はタカ派的であり、週末の雇用統計では景気後退懸念が後退していることが示されました。
今週も同様の結果となれば、ドル買いを継続します。
円
金利の乖離から、引き続き円売りを検討します。
ユーロ
天然ガスの高騰もリセッション懸念を高めています。
今週は、特にドイツの指標結果に注目していき、予想値よりも悪ければ売りで臨みます。
ユーロドルのパリティ(1.0000)が意識されていますので、そのあたりも注意しましょう。
ただし、先週末に急反発したため、週明けは様子見とします。
豪ドル
先週は、米国の対中関税引き下げのニュースや、良好な経済指標を受け、通貨相関では最強通貨となっています。
今週は、中国関連のニュースや指標に注目し、リスクオン(各国の株価上昇)であれば、買いスタンスで臨みたい。
今週の重要指標·発言
11日 10:00 日本 黒田総裁の発言
11日 23:15 英国 ベイリーBOE総裁の発言
12日 18:00 ドイツ 7月ZEW景況感調査(期待指数)
12日 26:00 英国 ベイリーBOE総裁の発言
13日 11:00 NZ RBZD 政策金利発表
13日 15:00 英国 5月月次国内総生産(GDP)
13日 21:30 米国 6月消費者物価指数(CPI)
13日 23:00 カナダ 政策金利発表
14日 10:30 豪洲 雇用統計
14日 21:30 米国 6月生産者物価指数
14日 24:00 米国 ウォラーFRB理事の発言
15日 11:00 中国 4-6月期四半期国内総生産(GDP)
15日 21:30 米国 小売売上高
15日 23:00 米国 7月ミシガン大学消費者態度指数·速報値
相場分析−テクニカル分析−
本日は下記の分析を中心に分析していきます。
·節目を使用した環境認識(ユーロオージー)
節目を使用した環境認識(EURAUD)
最近、何度か取り上げたユーロオージー週足ですが、良いポイントで反転してきました。
何度か赤いラインに対して緑の四角の部分で反転しているのが確認できます。
直近では、ピンクの四角の部分で上値を抑えられ、下降しています。
このまま大きく下落する可能性が高いので、
しばらくはユーロオージー(もしくはポンドオージー)を狙いたいところです。
本日のトレード方針-EURAUD-
本日はユーロオージーで売買方針を示していきます。
アクション | 価格 |
---|---|
エントリーポイント | 1.5101 |
利益確定ポイント(T/P) | 1.3848 |
建値ストップ移動ポイント | 1.42813 |
損切りポイント(S/L) | 1.3848 |
チャートはユーロオージー週足です。
エントリーはフィボナッチ·リトレースメントの50%、利益確定は週足の主要な安値付近となっています。
暫くは目線を下に固定して、戻り売りを狙っていきます。
ユーロ圏の経済指標で弱い結果が出る、オーストラリアの経済指標で強い結果が出るようであれば、短い足で入っていきます。
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