最近は、新しい料理にチャンレンジしています。
子供が美味しいと言ってくれるのが、何よりのご褒美です。
それでは先週(7月18日)のドル円相場の動きを振り返ってみましょう。
ドル円相場の振り返り−ファンダメンタルズ分析
先週は100pb利上げの期待からドル高となりましたが、
15日(金)の深夜に各連銀総裁が75pbの利上げを強調すると、ドル安に転じました。
東京市場は前週の流れを引き継ぎ、ドル円は調整局面となっています。
日米中の株式市場は堅調に推移し、クロス円は上昇しています。
ドル円は、9時台には金曜日のNY安値を下抜け続落し、138.21円まで下値を拡大しました。
その後、一時的に反発するも、金曜日のNY安値に上値を抑えられると、再び下落基調となります。
7時45分、ニュージーランドの4-6月期消費者物価指数(CPI)は、
前年比は7.3%に増加となり予想値を上回りました。
発表後、NZドルは大きく上昇しましたが、その後利益確定に押され反落しました。
これにより、追加利上げの思惑が強くなります。
欧州市場は欧州通貨買い・ドル売りとなっています。
ユーロドルはパリティ割れから反転しており、大きく上昇しています。
ドル円は、東京市場の流れを引き継ぎ、下値を探る展開となり、ピボットS1の位置する137.88円まで下落しました。
その後は乱高下を繰り返し、方向感のない展開となっています。
16時台、スイス中央銀行は、9月の金融政策決定会合で50bp、
もしくは75bpの利上げを計画していると、スイス紙のシュバイツ・アム・ ボッヘンエンデが報じました。
NY市場は欧州通貨買い・ドル、円売りとなっています。
ドル円は欧州時間の安値を更新することが出来ず、膠着状態となっています。
- 23時、7月NAHB住宅市場指数は予想66に対し55となり予想を大きく下回りました。
この結果を受け、ドル円は下落しています。
本日の重要指標·発言
時間 | イベント |
---|---|
10:30 | 豪洲 RBA金融政策会合議事要旨公表 |
15:00 | 英国 6月失業保険申請件数 |
18:00 | 欧州 6月消費者物価指数(HICP) |
21:30 | 米国 6月住宅着工件数 |
相場分析−テクニカル分析−
本日は下記の分析を中心に分析していきます。
・値幅を使用した環境認識(豪ドルドル)
・CPR(Central Pivot Range)を使用した環境認識(豪ドルドル)
値幅を使用した環境認識(豪ドルドル)
上下にひとつずつ緑の四角がありますが、それぞれ理想値で反転しています。
現在は上値の理想値は達成されたので、週足では下値を探る展開となります。
現在の下値ターゲット候補は2つあり、
ひとつは②の青線で示した値幅の理想値、次点で③で示した緑のポイントです。
こちらはフィボナッチの50%と主要な節目が重なっています。
上値抵抗線として重要になるのは④で、
「心理的節目の7.000」とフィボナッチの基点、サポレジ転換ラインが重なっています。
また、大局では心理的節目「0.8000」「0.7000」「0.6000」(オレンジ)の値幅を基準に動いていますので、
値幅観測やフィボナッチ・リトレースメントと合わせて活用していきます。
CPR(Central Pivot Range)を使用した環境認識(豪ドルドル)
①4時間足ではダイバージェンスが発生し、②のサポレジ転換ラインを上抜けていますので、少し早いですが上目線です。
30分足で見ると③主要な節目で綺麗に反転していますので、現在は下値を探る展開を予想しています。
CPRでみると、『Higher Value』と「Trending」の組み合わせとなっていますが、当日始値がCPRの下に位置していますので、様子見となります。仮に始値がCPRの上に位置していれば、ブレイクアウトを狙っていきます。
最重要なのは②サポレジ転換ラインで、ここよりも上であれば買い、下回れば売りを狙います。
この付近でレンジを形成し、反転するようなら買いを狙っていきます。
本日のトレード方針
本日は豪ドルドルで売買方針を示していきます。
アクション | 価格 |
---|---|
エントリーポイント① | 0.67893 |
エントリーポイント② | 0.67837 |
利益確定ポイント(T/P) | 0.68457 |
建値ストップ移動ポイント | 0.67837 |
損切りポイント(S/L) | 0.6750 |
分析で示した「サポレジ転換ライン」で買いを狙います。
チャートを監視できる方は、エントリー値付近で反転を確認した後、下位足でタイミングを取るのが良いと思います。
4時間足の高値はトレンド転換を意識できる水準まで上がっているため、押し目で拾い大きな利益を狙います。
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