日々のトレード方針ですが、7月から始めた口座で8%増(含み益込み)です。
今月は苦しい時期もありましたが、なんとか持ち直してきました。
それでは先週(7月19日)のドル円相場の動きを振り返ってみましょう。
ドル円相場の振り返り−ファンダメンタルズ分析
東京市場は強いオセアニア通貨買いとなりました。
ドルは100pbの利上げ期待が後退し、引き続き軟調地合いが続いています。
ドル円は市場オープン後に前日のNY高値を意識した値動きを見せましたが、高値更新に失敗すると反落し、その後下落基調となります。
オーストラリア準備銀行の金融政策決定会合議事録が発表されると豪ドル買いドル売りとなり、ドル円は下げ幅を拡大しました。
前日安値を下抜け137.74円まで下落しています。
ドルストレート通貨は豪準備銀行金融政策会合議事要旨をきっかけに大きく上昇しました。
- 10時半、オーストラリア準備銀行の金融政策決定会合議事録は「逼迫した労働市場と高いインフレに直面する経済にとって、金利水準は依然として非常に低い」、
「政策決定にあたり、メンバーは25bpまたは50bpの利上げの可能性を検討」、
「メンバーは50bp利上げの議論の方が強いと同意」と指摘した。
この発表を受けて、豪ドル買い、ドル売りが進行しました。
欧州市場はオセアニア通貨やユーロが買われ、ドルは大きく売られました。
ドル円は、東京安値に上値を抑えられると、137.37円まで下値を拡大しています。
・イギリスの6月失業保険申請件数は予想値を上回りました。
この結果を受け、ポンドは上昇しています。
- 16時半頃、ECB関係者が「木曜日のECB運営理事会では、25bpまたは50bpの利上げが議論される」と発言するとユーロ買いが進行します。
・欧州の6月消費者物価指数は予想通りの結果となりました。
NY市場はドルが大きく反発し、日米中株式市場上昇に転じています。
国際通貨基金(IMF)のロシアの天然ガス禁輸後の予測が発表されるとドル買い・ユーロ売りとなり、ドル円も当日始値まで値を戻しました。
- 21時頃、国際通貨基金(IMF)は、ロシアの天然ガス禁輸により、代替燃料が各国で共有されない場合、ハンガリー、スロバキア、チェコ、イタリアで深刻な景気後退が起こると予測しました。
この発表を受けて、ユーロ売りとなります。 - 21時半、注目の米国6月住宅着工件数は予想を下回る結果となりました。
この発表を受け、ドルは下落しています。 - 24時半ごろ、その後、懸念されていた「ノルドストリーム1」の稼働再開が発表されました。一部修理継続の為、供給量は40%に削減されます。部分的な補修を続けているため、供給は40%に減少します。
本日の重要指標·発言
時間 | イベント |
---|---|
8:10 | 豪洲 ロウBA総裁の発言 |
21:30 | カナダ 消費者物価指数 |
23:00 | 6月中古住宅販売件数 |
相場分析−テクニカル分析−
本日は下記の分析を中心に分析していきます。
・年足を使用した環境認識(ポンドドル)
・値幅を使用した環境認識(ポンドドル)
年足を使用した環境認識(ポンドドル)
今年の終値は、今後の長期トレンドの方向性を予測する上で非常に重要です。
注目は黄色い丸で示したヒゲの群れで、1.2000付近には多くの下ヒゲがあり、強い反発が確認されます。
しかし、今年の年足はローソク足の実体でこの「髯のエリア」に突入する構えです。
仮に、「髯のエリア」でローソク足の終値が確定した場合、下降トレンドに入る確率が高くなります。
値幅を使用した環境認識(ポンドドル)
ポンドルは0.2ドル単位で動くことが多く、図に書くとこのようになります。
この値幅から判断すると、1.2000を割り込むと、次のターゲットは0.2ドル下がって1.0000になると予想されます。
1985年の安値が1.0700であり、ここでの攻防は激しいと思いますが、もう一段下があると思います。
逆に1.2000を守れば1.4000まで戻るシナリオもありますが、
ファンダメンタルズ分析やローソク足分析などを考慮すると、
このまま下落する可能性も高いかと考えています。
本日のトレード方針-USDJPY-
本日はドル円でトレード方針を示していきます。
アクション | 価格 |
---|---|
指値エントリーポイント | 137.99 |
逆指値エントリーポイント | 138.397 |
利益確定ポイント(T/P) | 139.369 |
損切りポイント(S/L) | 137.321 |
V字回復したドル円で買いを狙います。エントリーは2種類で、指値、逆指値注文です。
どちらか一方でエントリーしたら、もう一方の注文は取り消します。
利益確定ポインは直近高値、損切りポイントは直近安値の少し下に設定してあります。
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