炎天下の中、子供たちは部活を頑張っているようです。
こっそり覗きに行きたいのですが、嫌われたくないので自粛しています。
それでは先週(7月26日)のドル円相場の動きを振り返ってみましょう。
ドル円相場の振り返り−ファンダメンタルズ分析
27日のドル円はFOMC前ということもあり、小動きとなっています。
ユーロはガス供給問題が材料となり、大きく下落しました。
東京市場の円は、日銀の金融政策決定会合趣旨へ向けて上昇し、その後、金融緩和継続が示されると下落しました。
ドル円は会合前には前日NY安値を下回る値動きとなりましたが、発表後は下値を固め、前日NY高値まで上昇します。
また、前日からドル円は小動きとなっており、値幅は限定的となっています。
- 日銀の金融政策決定会合は、引き続き金融緩和継続の継続が示されました。
修正案が出るとの観測もあり、発表前には円買いの動きも見られましたが、日銀のスタンスに変化がない事が確認されると、円売りの流れに転じました。
欧州市場はユーロ売りとなりました。
前日からロシアのガス供給問題が懸念材料となっているユーロですが、節目を超えたことにより急落しています。
ドル円は当日高値、前日NY高値を超えた後急転しています。
NY市場では、引き続きユーロが売られました。
ドル円はFOMC前ということもあり、様子見ムードが漂っています。
オープン後は下値を試す展開となり、当日安値同値まで下落すると反転し、上値を探る展開となっています。
その後、じり高の展開となり、当日高値を僅かに超え136.96円の値をつけました。
- 22時頃、ロシア政府関係者が「ガス供給を絞る戦略を継続するであろう」と述べました。この発言を受け、ガス価格は急騰します。
- 23時、米住宅新築販売件数は予想を下回りました。2年2カ月ぶりの低水準に落ち込んでいます。
販売価格は前月比で下落しており、ピークアウトを示唆する結果となりました。
同時刻に発表されたコンファレンスボードは、予想値を下回り、経済成長の鈍化を示す結果となりました。
7月リッチモンド連銀製造業指数は予想値を上回っています。
本日はFOMCです。ドル円に関しては新規の材料もなく、発表までは様子見ムードが続く可能性が高くなります。
オーストラリアのCPIは注目度が高く、引き続きインフレが確認されるようなら買い材料となります。
本日の重要指標·発言
時間 | イベント |
---|---|
10:30 | 欧州連合 小売売上高 |
27:00 | FOMC |
27:30 | パウエルFRB議長の定例記者会見 |
相場分析−テクニカル分析−
本日は下記の分析を中心に分析していきます。
・節目を使用した環境認識(豪ドルドル)
・高値安値を使用した環境認識(豪ドルドル)
節目を使用した環境認識(豪ドルドル)
①緑色…右側の緑四角に注目です。
ここは、フィボナッチ・リトレースメントの50%となっています。
また、左四角の安値とも連動しており、一旦は反発しやすいポイントとなります。
先日「ドルストレートはトレンド転換か!?」と書きましたが、このポイントで反発したのも材料となっています。
②赤色…心理的節目「0.7000」です。
ここは随分前から意識されるポイントとなっており『サポレジ転換』としても意識されています。
高値安値を使用した環境認識(豪ドルドル)
豪ドルドルを月足チャートで見てみます。
現在は矢印の流れで「高値・安値」が決まっています。
こちらで見ると、「高値・安値」共に切り下がってしますので『下落トレンド』となります。
2020年安値から大きく上昇中ですが、「高値安値を使用したダウ理論」で判断すると、2017年の高値を超えない限り下落トレンドが継続となります。
また、2017年の高値を超えたからと言ってトレンド転換するわけでありません。
この辺りは、ある程度定義づけ出来るのですが、厳密に、となると難しい局面が出てきますので割愛しておきます。
本日のトレード方針-フラン円-
アクション | 価格 |
---|---|
エントリーポイント(成行) | 142.139 |
利益確定ポイント(T/P) | 143.106 |
建値ストップ移動ポイント | 142.139 |
損切りポイント(S/L) | 141.162 |
サポレジ転換ラインを上抜けたスイス円を買っていきます。
節目をブレイクタイミングに合わせて大陽線がでていますので、トレンド持続の確率が高めとなります。
利益確定ポイントはストップ幅を目安に設定しており、損失と利益の割合をほぼ同値としています。
建値ストップ移動ポイントは節目とフィボナッチ・ターゲットの重複ポイントで設定しました。
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