今日は久しぶりに海に遊びに行きます。
この1月間で大分身体がたるんでしまったので、人前に出るのが恥ずかしいです。
それでは昨日(8月4日)のドル円相場の動きを振り返ってみましょう。
ドル円相場の振り返り−ファンダメンタルズ分析
前日NY市場は、7月ISM非製造業景況指数が予想値を大幅に上回り、ドル円は急騰しました。
その後、セントルイス連銀のブラード総裁やサンフランシスコ連銀のデイリー総裁のタカ派的な発言が続きます。
ドル円は高値圏で推移している中で終了しています。
東京市場はドル買い・円売りスタートしました。
早朝から上昇を始めたドル円は、東京市場に入り、更に上値を広げます。
前日NY市場のサポレジ転換ラインに上値を抑えられると急落し、前日NY市場の安値の133.413円まで値を下げました。
その後、貿易収支の結果を受け豪ドル円が上昇すると、ドル円も上昇に転じました。
- 10時30分、オーストラリアの貿易収支は予想値を上回りました。
この結果を受け、豪ドルは上昇しています。 - 14時56分~17時、中国軍は台湾の北東部、南西部の周辺海域に弾道ミサイル11発を発射しました。
欧州市場のドル円は、前日NY市場の高値付近に到達しましたが、高値更新に失敗すると下落に転じます。
イングランド銀行(BOE)の政策金利発表されると、強いポンド売り・強い円買いとなり、ドル円は急落しています。
- 20時、イングランド銀行(BOE)の政策金利は予想通り50bbの引き上げとなりました。
27年ぶりの大幅は利上げとなっています。
また、インフレが加速した結果、英国経済はリセッションに向かいつつあると述べています。
この結果を受け、強いポンド売り・強い円買いとなっています。
NY市場は円買いの流れが継続し、ドル円も下落基調となっています。
一時上昇を見せましたが、上げ幅も限定的となり、その後も徐々に下値を広げています。
- 21時30分、米国新規失業保険申請件数は予想を上回る結果となりましたが、市場の反応は限定的でした。
労働者に対する需要が供給を上回り続けているため、材料視されていないといった声も聞かれました。 - 0時頃、防衛省は、中国が台湾を包囲する軍事演習で発射したミサイルが台湾上空を通過する可能性が高いと発表しました。
- 25時、クリーブランド連銀総裁ブラード総裁は、「今後数ヶ月の間にFRBの目標値である2%に戻ることを確認する必要がある」と述べました。
本日の重要指標·発言
時間 | イベント |
---|---|
10:30 | 豪洲 豪準備銀行(中央銀行)、四半期金融政策報告 |
21:30 | カナダ 7月新規雇用者数 |
21:30 | 米国 雇用統計 |
相場分析−テクニカル分析−
本日の以下の分析をしていきます。
・トレンド転換のパターンの活用した環境認識
トレンド転換のパターンの活用した環境認識
トレンド転換の値動きが発生していますので、以下に解説します。
7月14日から下落トレンドが発生し、8月2日に週足節目に接触しました。
その後、大きく反発し、V字回復(ピンバー)の値動きが発生しています。
- 今後も大きく上昇するためには、緑四角の「ラスト戻り高値」を超える必要があります。
教科書的には「ラスト戻り高値を上抜けるとトレンドの反転が疑われる」となります。
しかし、検証をしてみると、「ラスト戻り高値のローソク足実体上限」まで上がれば、同様の状態と判断されていることが分かりました。 - 「青四角の高値」は既にその状態になっていますので、①を超えると、トレンド転換を判断できます。
但し、このように高値安値を使用してトレンド転換の判断する場合、あまり小さな値動きを拾ってしまうと騙しが多くなりますので、20SMAをフィルターとして利用するようにしています。 - 今回は押し目がフィボナッチ・リトレースメントと重複しました(橙色矢印)。
昨日の分析で示したように、髭のみ下抜けている状態ですので、良いパターンに該当します。
その後、③を下抜けて下落に転じました。
このように値動きを分析することで、重要な節目が何処にあるのか、判断することが可能となります。
本日のトレード方針-USDCHF-
本日はドルスイスで売買方針を示していきます。
アクション | 価格 |
---|---|
エントリーポイント(指値買い) | 0.95385 |
利益確定ポイント(T/P) | 1.01937 |
損切りポイント(S/L) | 0.94672 |
ドルスイスは週足の強い節目に接触後、大きく上昇しています。
ここから週足クラスの上昇を期待して押し目買いしていきます。
節目は損切りポイント付近なのですが、ここより下で、上値を抑えられ下降しない限りは買い目線で良いと思います。
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