ネットの買い物は楽しいですね。
業務用の食用油一斗缶などを見るとわくわくします。
それでは昨日(8月30日)のドル円相場の動きを振り返ってみましょう。
ドル円相場の振り返り−ファンダメンタルズ分析
東京市場
前々日(29日)は強い円売りとなっており、昨日(30日)の東京市場はその反動を受け、調整の円買いとなっています。
ドル円は前日のNY市場の高値安値に挟まれた値動きとなり、方向感のない展開となりました。
鈴木財務相の「為替の動きはその時々の状況に応じ変わる」との発言もありましたが、市場の反応は限定的となっています。
欧州市場
スイスの8月KOF景気先行指数が予想を下回る結果となり、スイスフランは大きく売られ、オセアニア通貨が買われました。
ドル円は東京市場の安値を下回るも、下げ幅は限定的となっており、引き続き高値圏で推移しています。
ジャクソンホール会合後、➊❷❽各ECBメンバーの発言が相次いでいます。
その中で市場が反応したのは➊レーンECB専務理事の発言です。
「一時的なテクニカルリセッションの可能性も排除しない」
「ECBは段階的に金利を引き上げるべき」
と述べており、市場はユーロ買いで反応しました。
また、原油価格が下落しており、ユーロ買いの支援材料となっています。
注目の❸ドイツ8月消費者物価指数(CPI・速報値)は概ね予想通りの結果となりました。
市場の反応は限定的となっています。
NY市場
ドル買い・ユーロ買い、豪ドル売りとなっています。
❺台湾が中国のドローンに初の威嚇射撃を行ったという報道が流れると、各国株式市場・豪ドルは下げ幅を拡大しました。
ドル円は、❹6月ケース・シラー米住宅価格指数等、住宅関連指標が予想値を下回り、ドル売りとなりますが、❻8月消費者信頼感指数が予想を上回るとドル買いに転じます。
また、FRBメンバーのタカ派発言を相次いだ結果、139.07円まで上昇しました。
市場が反応したのは❼ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の発言で、「インフレは高すぎる」「2023年の利下げを想定していない」と述べると、ドル売りが進行しました。
本日の注目は米国ADP雇用統計です。
ここ最近は本家雇用統計との乖離が激しく、市場の注目度が下がっていました。
その結果、本日からは、推計方式を採用して再開する事となっています。
本日の重要指標·発言
時間 | イベント |
---|---|
10:30 | 中国 製造業PMI(購買担当者指数) |
18:00 | 欧州 ユーロ圏消費者物価指数(HICP) |
21:00 | 米国 メスタ―米クリーブランド連銀総裁の発言 |
21:15 | 米国 ADP雇用者数(前月比) |
21:30 | カナダ GDP |
相場分析−テクニカル分析−
本日は以下のテクニカルを中心に分析していきます。
・フィボとチャネルラインを使用した環境認識(ドル円4時間足)
・チャートパターンを使用した環境認識(ドル円1時間足)
フィボとチャネルラインを使用した環境認識(ドル円4時間足)
現在の上値ターゲットは
- フィボナッチ・ターゲットと前回高値の重複する139.40円付近
- チャネルラインの位置する139.86円付近
となっています。
注目は緑の四角部分で綺麗なチャネルラインが描けます。
このエリアに出来高が固まっており、上抜けたことで、相応の上昇が見込めると判断しています。
チャートは右や左に傾いている事も多く、その場合はチャネルラインが活躍します。
主要な高値安値にチャネル(オレンジ)を追加してみました。
多くのポイントで機能している場合のみ、このようなチャネルラインは使用します。
チャートパターンを使用した環境認識(ドル円1時間足)
こちらはオーソドックスなチャネルラインを引いています。
大きく上げた後にチャネルを形成していますので『フラッグ』と呼ばれるチャートパターンに該当します。
既にラインを上抜けていますので、成り行きで買いを狙います。
本日のトレード方針
本日はドル円で売買方針を示していきます。
アクション | 価格 |
---|---|
エントリーポイント(成り行き) | 138.82 |
利益確定ポイント(T/P)① | 139.40 |
利益確定ポイント(T/P)② | 139.86 |
損切りポイント(S/L) | 138.50 |
分析で示した通り、フラッグを上抜けていますので、成り行きで買っていきます。
利益確定ポイント①は「直近高値」と「フィボナッチ123.6%」の重複ポイント。
利益確定ポイント②はチャネルの上限です。
利益確定ポイント①に到達したらポジションの半分を決済し、残りのポジションのストップは建値に移動、そして利益確定ポイント②を目指します。
本サイトのコンテンツは、あくまでも情報提供を目的としたものであり、トレードの判断を促すものではありません。これらのコンテンツから得られる情報によって生じた一切の損害について、弊社及び記事執筆者は責任を負いません。加えて、記事の修正・変更が生じた場合についても、弊社はこれを通知する義務を負いません。
また、本サイトに掲載されているコンテンツの著作権は全て『Wiki Co.、Limited』に帰属しており、著作権法、関連条約・法律で保護されています。当サイトのテキスト・画像の無断転載・複製は固くお断りいたします。
取引に役立つ情報をあなたの元に
WikiFXアプリはこちらから
コメント コメント 0