ロシアの大手石油会社の会長が転落死したと報じられました。
ウクライナ侵攻の停止を、公に訴えた人物です。彼の死が報道されることで、彼の信念がリレーされることを願います。
それでは昨日(9月2日)のドル円相場の動きを振り返ってみましょう。
ドル円相場の振り返り−ファンダメンタルズ分析
ドル円は早朝に❶ローガン米ダラス連銀総裁の発言を受け急騰します。
東京市場
ドル買い・オセアニア通貨売りとなりました。
東京市場はドル買い・オセアニア通貨売りとなりました。ドル円は、❶7月14日の高値を上回り、大きく上昇しています。そのような状況を受け、❷❸と口頭での介入が入りましたが、以前と比べ介入に対する文言が弱い事もあり、上昇を継続しました。
- 7時30分頃、8月31日にローガン米ダラス連銀総裁は「物価の安定を取り戻すことを第一に考えている」と述べた、と報道が入りました。
- 12時35分頃、財務省幹部は「為替市場はボラティリティーが高まっており、高い緊張感を持って注視する」と述べましたが、市場の反応は限定的でした。
・14時50分頃、台湾国防部が正体不明のドローンを撃墜したと発表しました。
・15時00分、ドイツの小売売上高は予想を大きく上回りましたが、市場の反応は限定的でした。
- 16時00分頃、松野内閣官房長官は、「為替市場の動向を高い緊張感を持って注視」と述べましたが、市場の反応は限定的でした。
- 16時50分頃、欧州委員会関係者は「エネルギー価格の上限設定を検討中」「エネルギー市場に介入するあらゆる可能性を検討中」と述べました。概要は今月14日に公表されます。
この発表を受け、ユーロは買われました。
欧州市場
ドル円は一時下押しが入り、前日安値まで下降し、NY市場開始まで膠着状態となりました。
NY市場
ドル買い、ユーロ売りとなりました。市場がオープン後に上昇基調となり、❺前週分新規失業保険申請件数❻米8月ISM製造業景況指数が予想を上回ると、強いドル買い、強いユーロ売りとなりました。
ドル買いの影響でドル円相場も急騰し、当日始値から1.29円高の140.22円まで上昇しました。
- 21時30分、前週分新規失業保険申請件数は予想を下回り、労働市場の堅調さが確認されたことから、ドル円は上昇しました。
- 23時00分、米8月ISM製造業景況指数は予想を上回り、ドル買い・ユーロ売りが進行しました。
物価上昇圧力が緩和され、インフレはピークに達したとの見方が強まりました。
本日の重要指標·発言
時間 | イベント |
---|---|
21:30 | 米国 雇用統計 |
相場分析−テクニカル分析−
・RSIで見る相関関係
・CPRを使用した環境認識
RSIで見る相関関係
RSI(28)は各通貨のトレンドを見るために使用します。
緑色が濃いほど上昇圧力が強く、赤色が濃いほど下降圧力が強いことを示します。
※RSIが過熱感を示せば色が濃くなっていきます
ドルストレートの通貨相関です。
比較がしやすいように、
ドル円⇒円ドル
ドルスイス⇒スイスドル
とドルを後に回しています。
現在、主要全7通貨ペアが赤色になっており、強いドル買いが発生していることを示しています。
別の長期チャート確認すると、最も弱いのは円、次いでポンドなので、ドル円の買い、ポンドドルの売りが正解となります。
CPRを使用した環境認識
CPR分析ではユーロ円が大きく動きそうです。
ドル円… 『Higher Value』⇒押し目買い
ユーロ円…「Trending」⇒ブレイクアウト狙い
ユーロドル…『Lower Value』⇒戻り売り
豪ドル…『Lower Value』⇒戻り売り
ドル円、ユーロドルは前日に比べてCPRが広がっていますので、膠着しやすい状態です。
それに対し、ユーロ円はCPRが収縮して「Trending」となっており、大きな値幅が出やすい状況となっています。
「Trending」はボリンジャーバンドのスクィーズと似た原理となります。
本日のトレード方針-EURUSD-
本日はユーロドルで売買方針を示していきます。
アクション | 価格 |
---|---|
エントリーポイント(売り指し値) | 0.99704 |
利益確定ポイント(T/P)① | 0.98578 |
建値ストップ移動ポイント | 0.9941 |
損切りポイント(S/L) | 1.00836 |
上値抵抗線で反転し、大陰線が出現しましたので売りを狙います。
建値ストップポイントは前回安値のローソク足実体下限となっています。
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