FXのデイトレードって、どんなトレードスタイル?
必勝法とかあるの?
デイトレードは、1日の中で取引が完結するトレードスタイルのことです。
そのため、デイトレードを始めたい人の中には、必勝法があるかどうか気になる人もいることでしょう。
もし必勝法があれば、ぜひ使いたいところですが、果たして本当に存在するのでしょうか?
仮に無いようなら、具体的にどうするか考えたいところです。
- FXのデイトレードの概要
- FXのデイトレードの必勝法の存在や具体的な方法
- FXのデイトレードのメリット・デメリット
この記事を読めば、FXにおけるデイトレードの概要から必勝法の存在や具体的な方法、デイトレードのメリット・デメリットまで理解できます。
FXのデイトレードがどんなトレードスタイルか知りたくて必勝法も探しているなら、ぜひ参考にしてください。
FXのデイトレードとは?
デイトレードとは、1日の間に注文チャンスがあれば注文と決済を数回行うトレードスタイルのことです。
トレードスタイルは大別すると4種類あり、それぞれ下記の通りです。
トレードスタイル | スキャルピング | デイトレード | スイングトレード | ポジショントレード |
---|---|---|---|---|
ポジション保有期間 | 数秒~数分 | 数十分~1日 | 数日~数週間 | 1ヶ月~数年 |
使用チャート | 1分足~15分足 | 5分足~日足 | 1時間足~週足 | 日足~週足 |
取引回数 | かなり多い | 多い | 少ない | かなり少ない |
分析方法 | テクニカル分析がメイン | テクニカル分析がメイン たまにファンダメンタルズ分析 | テクニカル分析とファンダメンタルズ分析が半々 | ファンダメンタルズ分析がメイン |
利益 | 為替差益 | 為替差益 | 為替差益+スワップポイント | 為替差益+スワップポイント |
デイトレードは、比較的短期のトレードスタイルであるため、スキャルピングに似ています。
そのため、ポジションの保有期間が「数十分~1日」と短いため、取引回数も比較的多くなります。
また、相場分析やエントリーはテクニカル分析がメインとなるため、ファンダメンタルズ分析はたまにする程度です。
他にも、ポジション保有期間がその日の内に全てクローズさせる点からスワップポイントもないため、利益は為替差益のみとなります。
デイトレードは「スキャルピングのように短時間で取引判断を下すのは苦手だけれど、短時間で終わる取引をしたい!」という方に向いています。
FXのデイトレードに必勝法はある?答え:なくても稼げる
結論から言うと、FXのデイトレードに「聖杯」と呼ばれるような必勝法はありません。
なぜなら、必勝法が存在してしまうとすべてのトレーダーが勝ってしまい、価格が一方向へ傾き続けて市場が崩壊してしまうからです。
サッカーで例えるなら、シュート成功率100%のチームが存在するとそこばかりが常勝してしまい、スポーツとして成り立たなくなるのと同じ理屈です。
ですが、手法によってはデイトレードで勝率を上げることならできます。
具体的には、下記の特徴を持つ手法を使うことです。
- シンプルな手法
- みんなが使うような手法
1つ目の特徴は「シンプルな手法」で、できるだけ単純な手法の方がデイトレードでは有効になります。
必勝法と聞くと、
さまざまなインジケーターを組み合わせた複雑な手法を使わなければ、勝てないのでは?
と、イメージしがちです。
しかし、複雑な手法では毎日の分析やエントリー判断が大変になるため、精神的に疲れやすく、かつ失敗しやすい点から勝率が下がりやすくなります。
勝率を上げるなら、分析や判断がしやすいインジケーターを使った手法が有効です!
2つ目の特徴は「みんなが使うような手法」で、できるだけ多数派の手法を使った方がデイトレードでは勝ちやすいということです。
というのも、チャートというのは市場参加者の総意で動いているからです。
もし少数の人たちしか使っていないようなマイナーなインジケーターでは、エントリーや決済タイミングが大衆とズレる可能性が高いため、勝ちにくくなります。
マイナーなインジケーターばかり使うと、みんなとは違う場面で取引することが多くなるので、注意しましょう。
そこでここからは、FXのデイトレードで勝率を上げるための方法を5ステップに分けて解説していきます。
- 流動性の高い通貨ペアで取引する
- 日足・4時間足でトレンド確認する
- 15分足・5分足でGC・DCを探す
- 利確・損切りを設定する
- 決済する
ステップ1.流動性の高い通貨ペアで取引する
FXのデイトレードで勝率を上げるための方法1ステップ目は、「流動性の高い通貨ペアで取引する」です。
デイトレードは1日だけで利益を狙うため、いつでも希望の価格で注文を通す必要があります。
流動性が高い通貨ペアなら希望価格で注文が通りやすくなるため、通貨ペア選びは重要なポイントです。
具体的には、メジャー通貨同士の通貨ペアなら流動性は高くなります。
デイトレードにおすすめの通貨ペアは、以下の通りです。
- 米ドル円
- ユーロ円
- ユーロ米ドル
- 豪ドル円
- 豪ドル米ドル など
逆に「メキシコペソ円」や「トルコリラ円」などマイナー通貨が入った通貨ペアでは、流動性の低さからスリッページの原因となります。
注文レートと約定レートの差のこと。
マーケットは常に変動しているため、注文を出してからサーバーを通じて実際に確定するまでのタイムラグが原因で発生する。
また、流動性が低い通貨ペアはボラティリティも激しいです。
大きな変動幅を狙ってボラティリティが激しい通貨ペアを選んでも、高いリスクも背負うため、思わぬ損失を招く危険もあります。
それでも、ボラティリティが高い通貨ペアで取引して、大きな利益を狙いたい!
と考えるなら、流動性が高くてボラティリティが低い通貨ペアを選びつつ、レバレッジを高くすればいいでしょう。
ステップ2.日足・4時間足でトレンド確認する
FXのデイトレードで勝率を上げるための方法2ステップ目は、「日足・4時間足でトレンド確認する」です。
日足や4時間足でトレンドが確認できれば、1日の値動きもそのトレンドにしたがって動くことが多いと言えます。
トレンド確認をするなら、MA(移動平均線)が最も分かりやすく、かつ大勢が使っているので、おすすめです。
- 短期線MA(赤):20日
- 長期線MA(青):50日
トレンドとMAの関係は、下記の通りです。
トレンド | エントリー |
---|---|
上昇トレンド | MAが上向き |
レンジ | MAが交差 |
下降トレンド | MAが下向き |
このように日足や4時間足などの大きな時間足からトレンド確認していく分析方法のことを、「マルチタイムフレーム分析」と呼びます。
ただし、MAが交差している場合は、トレンドが明確になっていないレンジと判断できます。
レンジだと、上に行くのか下に行くのかハッキリしません。
無理してエントリーしても、レンジでトレンドが明確になっていないせいで乱高下する可能性が高いと言えます。
トレンド確認でその日はどんな方向でエントリーするかをまとめると、下記の通りです。
トレンド | エントリー |
---|---|
上昇トレンド | 買いで順張り |
レンジ | 中止 |
下降トレンド | 売りで順張り |
上昇トレンドなら買い、下降トレンドなら売りと、トレンドに逆行しない順張りメインでエントリーするのがおすすめです!
ステップ3.15分足・5分足でGC・DCを探す
FXのデイトレードで勝率を上げるための方法の3ステップ目は、「15分足・5分足でGC・DCを探す」です。
移動平均線のGC・DCは、移動平均線を使う手法の中では最もポピュラーであり、大衆心理に乗ってトレードするという意味でおすすめです。
GCは「ゴールデンクロス」、DCは「デットクロス」のことで、下記の条件で成立します。
GC・DC | 条件 | エントリー |
---|---|---|
GC(ゴールデンクロス) | 短期線が長期線を上抜け | 買い |
DC(デッドクロス) | 短期線が長期線を下抜け | 売り |
GCやDCでエントリーすれば、短期足でも明確なトレンド転換を確認してから売買できるため、有利な価格でエントリーできます。
仮にステップ2で上昇トレンドを確認できたら、15分足や5分足でGCするまで待ち、出現に合わせて買いエントリーしましょう。
逆に下降トレンドを確認していたら、15分足や5分足でDCするまで待ち、出現に合わせて売りエントリーします。
短期線が長期線にタッチしただけでは、GCやDCとなりません!
しっかり上抜けや下抜けするのを確認してから、GCやDCと判断しましょう。
ステップ4.損切り・利確を設定する
FXのデイトレードで勝率を上げるための方法の4ステップ目は、「損切り・利確を設定する」です。
特に損切り設定していないと、相場が急変した時に想像以上の損失を抱えるため、FXでは必須と言えます。
損切りと利確の設定方法は、下記の通りです。
エントリー | 損切り | 利確 |
---|---|---|
買い | 直近安値 | 損切り幅の2倍 ローソク足が長期線を下抜け |
売り | 直近高値 | 損切り幅の2倍 ローソク足が長期線を上抜け |
損切り設定は、大きな含み損を抱えないためにも、直近安値や直近高値で設定します。
上記の損切り設定なら、多少の反発ですぐ損切りされることを防げます。
また利確設定は、「損切り幅の2倍」か「ローソク足が長期線を下抜け・上抜け」で設定しましょう。
下記は、ローソク足が長期線を下抜け・上抜けした場合の利確です。
取引の終了時間が迫ってきたら、指値注文を入れて放置するのもいいでしょう。
ステップ5.決済する
FXのデイトレードで勝率を上げるための方法の5ステップ目は、「決済する」です。
その日の取引時間が迫ってきても、ステップ4で設定した損切りや利確に達しない場合は、決済するようにしましょう。
そもそもデイトレードは、当日のうちにポジションを全決済して次の日に持ち越さないトレードスタイルです。
ポジションを持ち越してしまうと、相場を見ていない時に思わぬ暴騰や暴落で大きな損失を生む可能性があります。
また、結果が気になって、夜に眠れなくなる原因にもなりかねません。
そのため、設定していた損切りや利確に達していなくても、できるだけ決済するようにしましょう。
大きな含み益があってまだ伸びそうな場合は、含み益がある価格で逆指値注文を入れておきましょう。
FXで勝ち組になるために絶対にしなければいけないのが『検証』です!
ただ、リアルトレードでの検証には膨大な時間が必要です…
本当に稼げる手法なのかスグに検証できたらいいのに…
そんな方にWikiFX Japanがオススメしているのが「Trade Trainer」というツールです。
Trade TrainerはMT4上で動くトレード検証ソフトで、過去のチャートを用いて実際に売買を行いながら手法の検証が可能です!
WikiFX Japanでは数々の検証ソフトを実際に利用して比較していますが、
ズバリ…Trade Trainerが最も使いやすいソフトだと感じます。
買い切り型ソフトで価格がリーズナブルなのもポイントですね!
手法が実際の相場で通用するか、チェックしてからトレードに臨めば怖いものナシです!
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FXでデイトレードをするメリットは5つ!
FXのデイトレードのメリットを理解しながら取引すれば、理解しない場合よりも上手く立ち回れるため、勝ちやすくなります。
そこでここからは、FXのデイトレードのメリットを5つ解説していきます。
- 短時間でトレードが終わる
- 資金効率が良い
- スワップポイントが気にならない
- チャートを見ていない時のロスカットを避けられる
- 上達しやすい
メリット1.短時間でトレードが終わる
デイトレードのメリット1つ目は、「短時間でトレードが終わる」点です。
デイトレードは、他のトレードスタイルと同じようにエントリー前に相場分析をしますが、エントリー自体は5分~15分足がメインとなります。
そのため、チャートが動きやすいロンドン時間やニューヨーク時間ならすぐ利確か損切りで決済するため、取引が早く終わりやすいです。
デイトレードの1日のスケジュール例を示すと、下記の通りです。
- トレンド分析:30分~1時間
- 注文:30分~1時間
- 決済:1~2時間
上記のスケジュールなら、およそ3~4時間で終わります。
デイトレードなら平日忙しいサラリーマンやOLの方でも、会社から帰宅後に短時間でトレードが終わらせられます。
メリット2.資金効率が良い
デイトレードのメリット2つ目は、「資金効率が良い」点です。
デイトレードは、1週間に数回だけトレードするスイングトレードとは違い、1日に何度か往復取引するため、取引回数が多くなります。
特に、相場がよければ利益を重ねて取りに行けるため、チャンスがあればどんどん稼げます。
また、レバレッジを高くすれば少ない資金でも効率良く稼げるため、レバレッジとデイトレードの相性は最高と言えるでしょう。
ただし、レバレッジを高くしすぎると、少しの下落で多くの含み損を抱えるので、注意が必要です。
メリット3.スワップポイントが気にならない
デイトレードのメリット3つ目は、「スワップポイントが気にならない」です。
2カ国間で発生する金利差調整分のこと。
付与されるタイミングは、ニューヨーク市場のクローズ(冬時間6:55、夏時間5:55)からオープン(冬時間7:10、夏時間6:10)をまたいだ時点で判定される。
金利が高い国の通貨を買っているなら、スワップポイントが付与される。
逆に金利が低い国の通貨を買っているなら、スワップポイントを支払う。
デイトレードはその日のうちにポジションを決済してしまうので、スワップポイントは付きません。
もし、マイナス金利が発生している通貨ペアを夜明けまで持ち越してしまうと、スワップポイント分だけ損失が発生します。
取引量が少なかったり、数日だけの持ち越しだけだったりするなら大した金額にはなりませんが、そうでなければ大きな負担になります。
例えば、1万通貨で1日当たり-200円のスワップポイントが発生する通貨ペアを1週間保有すると、1,400円のマイナスです。
スワップポイントの負担を気にせずに取引したいなら、デイトレードが最適と言えます!
メリット4.チャートを見ていない時のロスカットを避けられる
デイトレードのメリット4つ目は、「チャートを見ていない時のロスカットを避けられる」です。
デイトレードは、基本的にその日のうちにエントリーした注文をすべて決済して終了します。
そのため、チャートを見ていない深夜や仕事の時に相場が急変すると、ロスカットは避けられません。
基本的にFXは、平日24時間でチャートが動いています。
経済指標や突発的な戦争などのニュースが舞い込むと、途端にチャートが乱高下することが多いので、注意しましょう。
自分の見ていない時にロスカットされて思わぬ損失を発生させたくない人は、注文をすべて決済して終了するデイトレードがおすすめです。
メリット5.上達しやすい
デイトレードのメリット5つ目は、「上達しやすい」です。
デイトレードは毎日トレードをするため、1週間に数回トレードするか否かのスイングトレードなどのトレードスタイルよりも上達しやすいと言えます。
FXはどうしても経験を積まなければ上達できない部分があります。
例えば、
- トレンド分析
- エントリータイミング
- 損切り・利確の設定 など
は、失敗や成功体験を通じて上達していくものです。
つまり、本を読んだり、他人がトレードしている動画を観ていたりするよりも、実践で素早くトライ&エラーを繰り返した方がいいと言えます。
取引回数が比較的多くなりやすいデイトレードは、初心者が短期間でFXを上達するのに最も適したトレードスタイルと言えるでしょう。
FXのデイトレードに潜むデメリットは5つ!
FXのデイトレードのデメリットを理解していれば、問題が起きた時に動揺せずによりも上手く立ち回れるため、勝ちやすくなることでしょう。
そこでここからは、FXのデイトレードのメリットを5つ解説していきます。
- 1回の取引で大きな利益は期待できない
- スワップポイントがつかない
- 取引コストが高くなりやすい
- 毎日の取引時間が確保できないと厳しい
- レンジ相場では勝ちにくい
デメリット1.1回の取引で大きな利益は期待できない
デイトレードのデメリット1つ目は、「1回の取引で大きな利益は期待できない」です。
デイトレードはポジション保有期間が最長で1日であるため、取引1回当たりの利益も大きくなりません。
例えば、デイトレードと保有期間が「数日~数週間」と長いスイングトレードの取引1回当たりの利益を比較すると、下記の通りです。
トレードスタイル | デイトレード | スイングトレード |
---|---|---|
利確幅 | 数10pips | 100pips以上 |
デイトレードでは1回の取引で利益が数10pipsになることが多いですが、スイングトレードは長期保有のお陰で100pips以上が多いです。
そのため、デイトレードで1回当たりの利益を大きくするなら、取引量を増やす必要があります。
仮に100万通貨保有した状態で10pips以上動けば、利益は10万円以上になります。
ただし、取引量が大きすぎると少しの変動だけで大きな損失を生む危険性があるので、許容できるレベルにしておきましょう。
デメリット2.スワップポイントがつかない
デイトレードのデメリット2つ目は、「スワップポイントがつかない」です。
デイトレードは、ポジション保有期間が終日1日までのため、基本的に持ち越しません。
そのため、スワップポイントはつかず、収益は完全に為替差益頼みとなります。
逆に、スイングトレードなどの1日以上もポジションを保有するトレードスタイルなら、スワップポイントがもらえます。
よってスワップポイントも欲しい人は、スイングトレードなどで取引する方がいいでしょう。
売買によってはマイナスのスワップポイントも発生するので、「スワップポイントがつかない」というのは、メリットにもなります。
デメリット3.取引コストが高くなりやすい
デイトレードのデメリット3つ目は、「取引コストが高くなりやすい」点です。
FXにおける取引コストは、買値と売値の差であるスプレッドです。
デイトレードは、毎日数回ペースが取引していくため、そのたびに取引コストがかかります。
例えば、1週間でデイトレードとスイングトレードでどれだけの取引コストがかかるかを計算すると、下記の通りです。
トレードスタイル | 取引量 | スプレッド | トレード回数 | 取引コスト |
---|---|---|---|---|
デイトレード | 1万通貨 | 0.3pips | 10回 | 300円 |
スイングトレード | 1万通貨 | 0.3pips | 1回 | 30円 |
取引コストは「取引量×スプレッド×トレード回数」で計算できます。
結果として、毎日トレードをするデイトレードの方がトレード回数は多くなるため、スイングトレードよりも取引コストがかかります。
もし取引コストをできるだけ下げたければ、スプレッド設定が小さいFX業者を選ぶようにしましょう。
デメリット4.毎日の取引時間が確保できないと厳しい
デイトレードのデメリット4つ目は、「毎日の取引時間が確保できないと厳しい」です。
デイトレードは基本的に毎日トレードするのが前提のため、トレード時間の確保が難しいと続けられません。
例えば、普段の仕事が残業続きだったり、帰りが遅くなったりするようではデイトレードの継続は困難でしょう。
また、仕事で疲れてクタクタになっているようなら、
明日も仕事があるから、早く寝よ……
と、トレードする気力が湧かず、先延ばしにする可能性もあります。
トレードできる時間を捻出できるよう、仕事を早めに終わらせるなど、ある程度生活スタイルで工夫する必要があります。
デメリット5.レンジ相場では勝ちにくい
デイトレードのデメリット5つ目は、「レンジ相場では勝ちにくい」です。
というのも、レンジ相場ではトレンドが定まらず、乱高下しやすいからです。
仮に、レンジ相場で無理に買いや売りでエントリーしても、相場が思わぬ方向へ進む可能性が十分にあります。
明確なトレンドが発生していないレンジ相場なら当日は無理してエントリーせず、取引を諦めることも考えましょう。
まとめ:必勝法はないが、勝率を上げるための方法はある
ここまでFXのデイトレードの概要から勝率を上げるための方法、メリット・デメリットまでを解説してきました。
- FXのデイトレードは、1日の中で取引が完結するトレードスタイルのこと
- FXのデイトレードに必勝法はないが、勝率を上げるための方法はある
- メリットには「短時間でトレードが終わる」や「資金効率が良い」などがある
- デメリットには「スワップポイントがつかない」や「取引コストが高くなりやすい」などがある
FXのデイトレードに必勝法はありませんが、勝率を上げるための方法はあるので、後は実践して経験を積むだけです。
というのも、方法だけを理解しても、ある程度慣れてこないと相場分析やエントリーの精度は高くならないからです。
そのため、できればトレードが終わった後に毎回トレード日誌をつけるのをおすすめします。
トレード日誌があれば、改善点がハッキリするので、トレード成績が良くなりますよ。
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