FXのスワップポイントだけで生活する方法|プロが徹底解説

スワップポイントだけで生活できる?

スワップポイントで稼ぐコツを知りたい!

疑問にお応えし、この記事では、FXのスワップポイントだけ生活する方法や稼ぐコツについて解説しています。

FXのスワップ金利生活は、よく難しいといわれておりますが、利回りは非常に良いので投資先として優秀です。

ただし、NISA口座でインデックスファンドを運用するようにはいきません。知識も必要ですし、調査も計算も必要になります。

この記事では、スワップ金利生活を成り立たせるためには何をすればよいのかについて詳しく解説していきます。

目次

スワップ金利生活を達成する上で必要な知識を解説

スワップ金利生活を達成するためには、知識がとても重要になってきます。知識をまず身に付けて、調査と計算を行ったうえで良い投資を見抜き挑まなければなりません。

スワップ金利生活を達成する上で必要な知識を以下の項目から解説していきます。

FXのポジションを保有し続けると1日ごとにスワップポイントが付与される

スワップ金利生活を達成するためには、スワップポイントを得る必要があります。スワップポイントを得るやり方は簡単で、FXで「買い」か「売り」を注文し、ポジションを保有するだけです。

買いか売りのうちどちらかはプラススワップでどちらかがマイナススワップであることが殆どなので、プラススワップの方のポジションを保有します。

プラススワップのポジションを保有していれば、1日経つごとにお金が増えて、マイナススワップを保有していると1日経つごとにお金が減ります。

なので、スワップ金利生活のコツの1つは、なるべくプラススワップが大きな銘柄を選び、保有することです

為替差益を狙うのと違って、スワップ金利生活は注文してポジションを保有していれば稼げます。

スワップポイントの付与額は業者によって異なる

スワップポイントの額は毎日変動し、業者によって付与額が異なります。スワップポイントの額を決める要因は以下の2つです。

スワップポイントの額を決める2つの要因
  1. 通貨ペア両国の金利差
  2. 業者ごとの手数料

スワップポイントの額を決める最も大きな要因は、通貨ペア両国の金利差です。

米ドル/円の場合は、米国の金利が5%で日本国の金利が0.01%である場合、米ドルを購入し保有すれば割合大きなスワップポイントがもらえます。

日本は低金利国家として有名なので、日本円を売って他の通貨を買うことで大きなスワップポイントを得ることができるというわけです。

FXには、「買い」と「売り」の注文があると思いますが、米ドル/円で米ドルを保有したい場合は、「買い」を選択すればプラススワップのポジションを保有できます。

つまり、通貨ペアの表記の前の銘柄が「買い」、後ろの銘柄が「売り」を担当しているわけです。

しかし、注意点としては各国の金利が変われば、スワップポイントも変わるということです。金利政策によって今までは稼げたスワップポイントが稼げなくなるということもあり得るので注意が必要になります。

また、業者によってスワップポイントは異なる点も注意が必要です。なぜ業者によってスワップポイントが異なるのかというと、スワップポイントがFX業者の大きな収入源であり、手数料を上乗せしているためです。

スワップポイントの付与額は良く変化しますし、銘柄によってもAという業者が良かったり、Bという業者が良かったりするので、常に良い業者で取引するということは困難になります。

なぜなら、スワップ金利生活ではポジションを保有し続けるという注文方法をするので、ポジションを簡単に買ったり売ったりすることはできないからです。

スワップ金利生活において業者選びはとても重要ですが、現時点で良い傾向のあるFX業者を選ぶ程度のことしかできません。

今からポジションを保有して10年先にその業者がどうなっているかは誰にも分からないということです。スワップ金利生活を効率よく続けるコツは、情報収集をかかさないということになります。

2024年3月現在のおすすめの業者の米ドル/円とスワップ金利生活の代表的な銘柄であるメキシコペソ/円の1万通貨保有時のスワップポイント比較一覧表を用意したので参考にしてください。

FX業者名米ドル/円(USD/JPY)のスワップポイントメキシコペソ/円(MXN/JPY)
みんなのFX230円25円
GMO外貨235円26円
LIGHTFX231円26円
GMOクリック証券234円28円

メキシコペソ/JPYの表記がおかしいと思った人もいるかもしれませんが、正常な数値です。FX業者によっては新興国通貨ペアは10万通貨で計算されているため、桁が1つ多かったりします。

スワップ金利生活を成功させるためには必要な業者選びを解説

スワップ金利生活を成功させるためには、業者選びがとても重要になります。

いや、FX業者なんてどれも一緒でしょと思うかもしれませんが、全くそんなことはありません。

確かに表面上は似通っているように見えますが、細かいところで相当の違いがあり、しかもスワップ金利生活を成功させるうえで、その細かい違いの知識の有無が致命的になる可能性が高いのです。

例えば、業者選びに失敗すると、そもそもスワップポイントを出金できないという事態にもなりえます。

そんなスワップ金利生活を成功させるために必要な業者選びのコツを以下の項目から詳しく解説していきます。

スワップポイントだけ出金できる業者も存在する

業者選びにおいて、スワップポイントの付与額も重要ですが、スワップポイントの出金システムの違いを把握することも重要です。

業者によってスワップポイントの出金システムが違い、スワップ金利生活にかなり大きな影響があるので注意しなければなりません。

具体的には以下の3つの違いがあります。

スワップポイントの出金システムの3つの違い
  • 決済時に出金可能
  • スワップポイントが自動的に決済され口座に反映
  • 申請時のみスワップポイントが決済され口座に反映

つまり、スワップ金利生活を始めようとしても業者によってはスワップポイントが出金できないということになりかねないということです。

しかし、スワップポイントが出金できない業者はデメリットだけではなく、メリットもあります。3つの出金システムのメリットとデメリットをそれぞれ解説していきます。

決済時に出金可能な出金システムのメリットとデメリット

決済時のみ出金可能な出金システムは一見メリットなどなさそうに見えますが、実は結構メリットがあります。

まず、一番のメリットは証拠金維持率が増加するということです。確かに、スワップポイントは受け取れないので、現金は増えませんが、証券口座の口座残高は増えていくので証拠金維持率が上がりロスカットされる確率が下がります。

スワップポイントなんて少額だと思うかもしれませんが、実は月日が経つと結構な額になるので証拠金維持率に大きな影響を及ぼすのです。

2つ目のメリットは、スワップポイントがポジションを決済しないと得れないということは課税されないという点です。スワップポイントだけを出金できる業者の場合は、自動的に課税も同時にされてしまうデメリットがあります。

FXの収益で税金を調整したい場合は、決済時に出金可能なFX業者を選ぶメリットは十分にあります。

決済時に出金可能な出金システムのFX業者の例
  • くりっく365
  • 岡三オンライン
  • マネックス要件
  • FXTF
  • auカブコムFX
  • OANDA証券

スワップポイントが自動的に決済され口座に反映される出金システムのメリットとデメリット

スワップポイントが自動的に決済され口座に反映されるメリットは、スワップポイントだけを出金できるということです。

スワップポイントの利益を目当てにスワップ金利をしたい場合は、こちらの業者の選択をおすすめします。

デメリットは、スワップポイントが自動的に課税されてしまう点ですが、どちらにしてもポジションを決済すれば課税されるので、早いか遅いかだけの違いです。

スワップポイントを当てにした税金の調整ができないという点だけはデメリットです。

スワップポイントが自動的に決済され口座に反映される出金システムのFX業者の例
  • IG証券
  • GMOクリック証券
  • サクソバンク証券
  • アイネット証券
  • 外為オンライン

中でも取引量が多く、スプレッドの安定性が高いGMOクリック証券はおすすめです。

申請時のみスワップポイントが決済され口座に反映される出金システムのメリットとデメリット

申請時のみスワップポイントが決済され口座に反映される出金システムは、前述した2つの出金システムのいいとこどりです。

スワップポイントを課税せずにためておくこともできますし、申請すればスワップポイントだけを出金して、ポジションは保有したままにすることもできます。

強いて欠点を上げるとするならば、スワップ金利生活を行う場合、申請をいちいちする手間が面倒というくらいです。

申請時のみスワップポイントが決済され口座に反映される出金システムのFX業者の例
  • ヒロセ通商
  • 外為どっとコム
  • みんなのFX
  • LIGHTFX
  • パートナーズFXnano
  • JFX株式会社
  • MATSUIFXFX
  • マネースクエア
  • トライオートFX

スワップポイントに強いみんなのFXやLIGHTFXがおすすめです。コストが低い自動売買が行えて、少額取引も可能なMATSUIFXFXもかなり良いFX業者です。

新興国通貨ペアと米ドル/円のどちらがスワップ金利生活において有利か?

スワップ金利生活と聞くと、少し詳しいトレーダーの方ならば、南アフリカランドやメキシコペソ、トルコリラなどの新興国通貨ペアと先進国通貨ペアのどちらを投資対象にすべきだろうと考えると思います。

よく聞くのは、新興国通貨ペアはスワップポイントが高いが相場に安定性がなく、先進国通貨ペアはスワップポイントは低いが相場に安定性があるという意見です。

今回は、先進国通貨ペアを米ドル/円、新興国通貨ペアをメキシコペソ/円を代表として、どちらがスワップ金利生活に向いているのか、実際に運用するとどうなるのか、リスクなどについて以下の項目から解説していきます。

同じ通貨量ならば米ドル/円の方がスワップポイントが高いが?

スワップポイントに精通しているトレーダーは、なぜ多くの投資家が新興国通貨ペアを勧めるのだろうと疑問に思うかもしれません。

なぜなら、スワップポイントの付与額だけでいうなら米ドル/円の方が高いからです。それでも、新興国通貨ペアを進める理由は、必要証拠金が圧倒的に新興国通貨ペアの方が低いからです。

どのくらいの違いがあるのかと言いますと、仮に1万通貨で取引する場合、米ドル/円の場合は、6万円程度は証券口座に入金しないと取引できません。

一方で新興国通貨ペアのメキシコペソ/円の場合は、4,000円程度で1万通貨のポジションを保有できます。つまり、10分の1以下というわけです。

確かに、米ドル/円と比べてメキシコペソ/円の方がスワップポイントは低いかもしれませんが、同じ金額量ポジションを保有した場合は、メキシコペソ/円の方がスワップポイント付与額高い計算になります。

具体的にみんなのFXの例を挙げて計算をすると、米ドル/円を6万円分持つと1日230円もらうことが事が可能です。一方でメキシコペソ/円を6万円持つ場合は、25円×(60000÷4000)=375円となり、メキシコペソ/円の方が米ドル/円より高くなります。

それなら、メキシコペソ/円を保有したほうが良いじゃないかと思うかもしれませんが、実は大きな落とし穴が存在します。

スワップ金利生活は本当に新興国通貨ペアの方が強いのか?

数値上はメキシコペソ/円の方が付与額が高いですが、証拠金維持率を忘れてはいけません。証拠金維持率が低いと直ぐにロスカットされてしまいます。

ロスカットされてしまうと、預けている資金が殆どなくなるわけですから、何のためにスワップ金利生活をしているのか分かりません。

しかし、必要証拠金が少ないならロスカットされにくいのではないかと思うかもしれません。確かに同じ1Lot同士で比較するならば、メキシコペソ/円の必要証拠金の低さはロスカットに良い影響を与えるでしょう。

米ドル/円と同額で取引する場合は話が変わってきます。同額で取引するということは、結局必要証拠金は一緒になるということです。

米ドル/円=1Lot=必要証拠金6万
メキシコペソ/円=15Lot=必要証拠金6万

証拠金維持率の計算式は以下のようになっています。

有効証拠金÷必要証拠金×100

これだけみると、一見必要証拠金が重要に見えますが、問題は有効証拠金の中身です。有効証拠金の中身は以下の通りです。

有効証拠金=口座残高+含み益あるいは含み損

問題は、含み損が米ドル/円とメキシコペソ/円とでどのくらい異なるのかです。

同額のポジションを保有した場合の米ドル/円とメキシコペソ/円の違い

同額のポジションを保有した場合の米ドル/円とメキシコペソ/円の違いをシミュレートしてみましょう。

6万円分のポジションを保有している場合、米ドル/円は1Lot、メキシコペソ/円は15Lot保有している計算になります。

1Lot=1pips=100円と計算すると10pips変動した場合の両銘柄の変動額は以下の通りです。

銘柄名10pipsの変動額
米ドル/円1,000円
メキシコペソ/円15,000円

つまり、同額保有している場合、損をした場合はメキシコペソ/円の方は大損してしまうわけです。証拠金維持率の計算式は以下のようになります。

初期資金10万円想定
米ドル/円 10万-1,000円÷6万×100=165%
メキシコペソ/円 10万-15,000円÷6万×100=141%

このように、証拠金維持率がメキシコペソ/円の方が大きく減少していることが分かります。

含み損が増えれば増えるほど、証拠金維持率の差は広がります。

仮に50pipsの含み損があったとしましょう。両銘柄の変動は以下のようになります。

銘柄名50pipsの変動額
米ドル/円5,000円
メキシコペソ/円75,000円

両銘柄の証拠金維持率は以下の通りです。

初期資金10万円想定
米ドル/円 10万-5,000円÷6万×100=158%
メキシコペソ/円 10万-75,000円÷6万×100=41%

強制ロスカットの比率は業者によって異なりますが、50%を下回った場合、ロスカットする業者は多いです。

つまり、50pipsの含み損が出た場合、メキシコ/円は米ドル/円と同額で取引した場合はロスカットになるということです。

一方で、米ドル/円はまだまだ耐えられる計算になります。

とはいえこの計算をもって、だから米ドル/円の方がスワップ金利生活において有利だとも断言はできません。

理由は、米ドル/円は流動性が高く、メキシコペソ/円は流動性が低いからです。米ドル/円は1日に100pips程度動くこともありますが、メキシコペソ/円は、10pips動けばいい方です。

そう考えてみれば、メキシコペソ/円は全く動かないのだから、pipsの比較計算や証拠金維持率の違いなど意味がないと考えることもできます。

確かにその通りなのですが、メキシコペソ/円のように大量にポジションを保有できてしまう銘柄は、実効レバレッジが非常に高まっている状態で、借金をしている状態に近いということは覚えておかなければなりません。

万が一相場が激変どうすれば、大損する可能性が高いということです。

また、こういった基本的な計算は投資においてとても大事です。数字は嘘をつきませんし、投資は結局数字の計算によって決まるものだからです。

スワップ金利生活というのは、FXの手法として定期的に流行りますが、毎回トレーダーが痛い目を見て終わってしまいます。

なぜなら、ポジションを長期保有するということ自体がリスクが高いからです。確かにメキシコペソ/円は全然相場が変動しないのだから、大量のポジションを保有すれば大儲けできるというのは事実ではあります。

しかし、本当にそうかどうかは相場を見てみれば分かることです。実際にメキシコペソ/円の相場を見てみましょう。

メキシコペソ/円のチャートの推移とスワップ金利生活の現実

以下が、メキシコペソ/円のチャートの推移となります。

以上が2023年の5月から2024年の3月現在までのチャートです。大体100pips以外に収まっています。

チャートが上昇している分には、むしろ為替差益が出ているので、仮に15Lot保有していたら、100pipsで15万円となり、元手10万で始めたとしても、既に利回りは100%を超えている計算になります。

仮に1年15Lotでメキシコペソ/円の買いポジションを保有した場合は、375円×365=13万6875です。1月で1万円程度の収入を得ることができるわけですね。

とはいえ、証拠金ぎりぎりで取引すると少しでも含み損が出てしまうと直ぐにロスカットされるので、6万円で15Lot保有した結果のシミュレーションでは成り立たない点は注意が必要です。

15Lot保有するということは100pips動けば、15万は動くわけですから、今年のチャートを見てもメキシコペソ/円は100pips程度は変動しているので、30万円程度は最低必要だったという結果になりました。

随分大金が必要なんだなと思ったかもしれませんが、利回りを計算してみると30万でスワップポイントが13万円発生しているわけですから、利回りは40%くらいあるわけです。

NISA口座のインデックスファンドの運用で年利5%ということを考えれば破格です。いや、証拠金が少なすぎると思うかもしれませんが、証拠金を倍額の60万にしても年利20%は出るのでやはり破格の利回りと言えるでしょう。

FX業者によって強制ロスカットの額は違いますが、中には半額になった時点でロスカットされる業者もあるので、余分にお金が必要なことは覚えていたほうが良いでしょう。

上記の例の場合は、メキシコペソ/円を30万円の証拠金が15Lotで始めた場合は、100pipsの含み損が出ればロスカットされる可能性があったということです。

実のところここ4年くらいは、メキシコペソ/円は右肩上がりだったわけなので、2020年くらいからメキシコペソ/円でスワップ金利生活をしている人は、大きな利益を手にすることができました。

しかし、問題は2020年の2月24日です。以下の画像がそのチャートになります。

変動が大きすぎて見切れてますが、約200pipsほどの下落がありました。200pipsの下落というと、15Lot保有している場合は、30万円の含み損が発生したわけです。

15Lot保有している場合は、40万円程度で運用していないとロスカットされていたわけですね。新興国通貨ペアは政情が不安定なので、普段は良くてもこのように突如とした下落が起こります。

つまり、メキシコペソ/円だけで安定的にスワップ金利生活ができるとは言い難いわけです。

米ドル/円の場合のスワップ金利生活のシミュレーション

それでは、米ドル/円の場合はスワップ金利生活はどうなるのかシミュレーションしてみます。米ドル/円は2023年3月現在はスワップポイントが非常に高いです。

しかし、両国の金利政策が変われば、スワップポイントは全くおいしくなくなるということは最大のリスクとして覚えておく必要があります。

新興国は自国の通貨を買ってほしいから金利を安定的に上げると予測は付きますが、米国はそこまで切羽詰まった事情はありません。

今が良くても、将来はダメになるという可能性は十分にあるということです。

日本は低金利国家から抜け出せないと考えるとして、米国の金利状態の推移を把握してみましょう。

参考文献 外為どっとコム

見てわかるようにそもそも高金利になったのはかなり最近だということが分かります。

2020年から2022年まではほぼ金利は0%なのでスワップポイントも半額以下の100円以下のことが多かったようです。

2021年ごろは、メキシコペソ/円のスワップポイントも12円程度であまり高くありませんでした。

その時期はトルコリラ/円が高かく35円程度だった時期です。このように、そもそも現在スワップポイントが高いからと言って、「だから買いだ」と考えるのは遅いということです。

この辺の投資方法は後述し、今は話を米国の金利の話に戻します。

歴史上現在の米国の金利は以上に高まっているということが分かります。しかし、いつまでもこの状態が続くかどうかと考えるとかなり疑問です。

仮に米ドル/円をみんなのFXで1Lot保有している場合、スワップ付与額は230円なので、1年で230円×365=8万3950円、月に7000円ほどの収入を得れます。

専門家の意見では、今後日本の経済力はますます落ちると想定されるので、米ドル/円のスワップ金利生活は成り立つ可能性高いとも考えられますが、メキシコペソ/円と比べて、どちらが有利かと言われると優劣はつけがたい印象です。

米ドル/円のスワップ金利生活が成り立つ根拠は?

米ドル/円のチャートがどんどん右肩上がりになっていけば、為替差益も得れますし、ロスカットもされずに安定的にスワップポイントも得れるわけです。

この状態が当てはまるためには、米国の経済力が高まり、日本の経済力が低くなる必要があります。

経済は人口に比例すると考えられており、米国の人口は移民含めてますます増え、日本の人口は減ると考えられています。

なぜなら、日本はいまだに積極的な移民政策をしていないからです。ですが今後どうなるかは勿論分かりません。

このようにスワップ金利生活は、各国の政治や経済の事情に大きく依存する投資なので、これ1つだけを当てにして生活するというのは非常に難しいということが分かります。

ただし、分散投資の1つとしては十分検討の余地があるともいえるでしょう。

また、米ドル/円のスワップ金利生活が成り立つ最も大きな根拠としては、日本は借金が多くて金利を上げれないという事情があげられます。

日本が少しでも金利を上げてしまうと、政府の借金の金利の額も上がるので、日本は低金利国家の宿命を背負っているという意見です。

国の借金は世界でもっとも日本が多いので、相対的に考えても日本円の価値は低下していく傾向にあると考えられます。

とはいえ、専門家の見通しが全部当たるというわけでもないので、いくら根拠がある投資と言えども一点掛けではなく、分散投資を行うことをおすすめします。

新興国通貨ペアのねらい目は?

実のところ、多くの投資家がいうように現在のスワップ付与額が大きいから「買いだ」と考えるのは遅く危険だと考えることもできます。

例えば、メキシコペソ/円のケースを考えてみましょう。2021年ではメキシコペソよりはむしろトルコリラだといわれていました。

確かに付与額を見れば一目瞭然で、トルコリアの方が高かったわけです。当時のメキシコペソ/円の付与額が1万通貨で約13円だったのに対して、メキシコペソ/円は約35円だったわけです。

しかし、チャートを見ると、むしろトルコリラ/円は悪魔の取引だったことが分かります。

このようにトルコリラ/円は下落し続けて、現在はスワップポイントもさほど高くなくなってしまいました。

目先のスワップポイントの高さにつられて、スワップ金利生活を始めるのがいかに危険かが分かる例だと思います。

そして、むしろ当時スワップポイントが低かったメキシコペソ/円こそむしろ投資先として大正解だったことが今となっては証明されているわけです。

後だしジャンケンや結果論だと思うかもしれませんが、これからする話は十分に再現性のある投資法の話をしますのでご安心ください。

つまり、スワップ金利生活を始めるのは、スワップポイントの付与額は参考にならないという可能性があります。

では、どのタイミングで投資すべきかですが、下落時が狙い目です。これはスワップ投資の本質を考えれば理解できます。

スワップ投資とは結局のところ、円がらみで買いポジションをどれだけ長く保有できるかというところにかかってきます。

前提となる円がずっと弱いままという話自体が壊れたら成り立たない投資になってしまいますから、その場合は決済してしまえばいいのです。

今のところ、円は弱いままなので、どのチャートでも基本右肩上がりが予測できます。

もし何らかの予測のつかない出来事が起こって円が強くなった場合は、既に時間がたってますから決済してしまってよいということです。

つまり、スワップ投資も為替差益と一緒で、「低いところで買う」ということが真実になります。

投資の本質は「高いところで売り」「低いところで買う」ということです。目先のスワップ付与額の高さよりも、相場観を養うことが最もスワップ金利生活を成り立たせるためのコツとなります。

FXのスワップ金利生活は、NISA口座でインデックスファンドを運用するといったような何も考えずにできる投資ではありません。

相場観を知り投資の本質を理解してなければ、スワップ金利生活はできません。

【結論】新興国通貨ペアと米ドル/円のスワップ投資はどちらもやるべき

メキシコペソはトルコリラよりも政治の安定性が高いといわれており、米国も日本よりは金利が高い状態が続くと予想されます。

なので、メキシコペソ/円と米ドル/円のスワップ投資はどちらかではなくどちらもやるべきだというのが結論です。

そもそも、1つの投資に一点掛けというのは非常に危険な発想です。むしろ投資において心がけることは、おいしい投資先を見つけたら少額投資を行い、他においしい投資先がないか調べるということになります。

多くのスワップ金利生活の先駆者が失敗した理由は、1つの投資に大金をかけてしまったからです。

また、投資において最も重要なことは情報を収集して調査するということです。

スワップ投資でいうならば、過去のチャートを見れば相場の状況は大体わかります。まずは、過去のチャートを調べることが大事です。

各国の金利の事情を調べることも大切です。金利が逆転してしまえば、今までプラススワップだったものがマイナススワップになる可能性もあるので、意味がなくなります。

次に、証拠金維持率の計算ですが、これはチャートの調査と同時にやるべきでしょう。計算が面倒な場合は、利用している業者のサイトで計算するという方法もあります。

FX業者のスペックについても精通しておく必要があります。2024年3月現在のおすすめはGMOクリック証券です。理由としては資本金が約40億と断トツ1位だからです。

取引量も国内1位で、スプレッドの拡大も起こりにくい傾向があります。

自動でスワップポイントが口座に反映されてしまうという点は人を選びますが、資本金が多く会社として強い業者を選ぶのは今後のことを考えても重要な要素です。

特に、スワップ金利生活は長期的な視野で考えるべきなので、業者選びは重要です。

スワップ金利生活を成立させるためには入金力が必要

投資というのは、貯蓄が前提で成り立つお金儲けのやり方です。普段からいかに節約し固定費を見直して、節税もきっちりやったうえで必要のないものは買わないということを徹底する必要があります。

スワップ金利生活を現実的なものとして考えるならば、まず質素な生活を行うということが現実的な話になってきます。

そうして、入金力を高めておいてから分散投資を行っていけば、スワップ金利生活は成立していくでしょう。

もしかしたら、スワップ金利生活で仕事から解放されて「FIRE」したいと考えてる人もいるかもしれませんが、仕事内容が変わるだけで、仕事自体は続いていくと考える必要があります。

スワップ金利生活は、各国の金利政策に収入が直結し、金利が変わる頻度は高いと考えなければなりません。何らかの事情で各国の力関係が変われば、プラススワップがマイナススワップになる可能性もあり得ます。

収入に安定性がなく、思ったより質素に生きないといけないという点では、サラリーマンの方が良い可能性もあります。

とはいえ、FIREを考えてFXトレーダーになりたいといった場合は、人間関係の煩わしさがないというメリットはあるので、人によっては向いているかもしれません。

投資を成功させる一番のコツは、投資に回せるお金を増やすということです。

趣味にいくらお金を使っても惜しくないように、投資にいくら使っても惜しくないという趣味に近い感覚を持てばスワップ金利生活は成り立つでしょう。

しかも、投資は良い趣味です。なぜなら、普通の趣味はお金を使えばお金はなくなりますが、投資にお金を使えば更にお金が増えて、また投資できるチャンスが出てきます。

仮に、投資に費やしたお金がゼロになったとしても、趣味にお金を使っても同じことだとメンタルコントロールすれば、投資を続けていける可能性は増えるでしょう。

というのは、どんなに優れた投資家でも6割勝てればいいほうだといわれているからです。

今回、米ドル/円とメキシコペソ/円の2つの通貨ペアでのスワップ投資を解説しましたが、プロでも6割勝てれば上出来ということは、どちらかは外れると考えておく必要はあります。

トータルで勝つことを意識すれば、スワップ金利生活をこなしていくことができるかもしれません。投資は普通の労働と違ってお金が減ることもある特殊な仕事なので、メンタルケアが非常に重要です。

スワップ金利生活を海外FXで行うのはやめたほうが良い

FXというと、海外FXも視野に入るかもしれませんが、海外FXは絶対に利用しないほうが良いです。

スペックをパッと見ると、海外FXの方が国内FXよりも優れているようにも見えるかもしれませんが、実情は圧倒的に国内FXのサービスの方が上です。

こう断言されると驚くトレーダーの方もいるかもしれませんがこれは事実ですし、事実に基づいた調査の結果断定しているので誰も否定できないと思います。

以下の項目から、なぜスワップ金利生活を海外FXでやってはいけないのかについて解説していきます。

海外FXは出金拒否されるのでスワップ金利生活に向かない

大手の海外FX業者ですら、すぐに破産して出金拒否するのが海外FXです。FX業者でまともな業者は日本の業者だけだと思って間違いありません。

なぜなら、日本のFX業者は信託法で国で保護されているので、出金拒否を起こさないし、会社が破産しても出金拒否になりません。

海外FX業者の場合は、経営状態が悪くなると直ぐに出金拒否を起こすので、長い期間取引を行うのに向いていないのです。

海外FXのボーナスの豊富さについて

海外FXには入金ボーナスといったものがあります。入金した額と同額の取引に使えるボーナスをもらえたりします。

一見有効証拠金が多いほうが有利なスワップ投資に向いているように思えますが、海外FX業者は大手でもすぐ破産するということを考えると、実は長期運用には向いていないということが分かります。

他にも、ゼロカットがあるから借金にならず長期運用に向いているというように思えますが、いくらサービス内容が良くても出金できないと意味がないので海外FXでスワップ金利生活を行うのはおすすめできません。

海外FXのハイレバレッジについて

海外FXはハイレバレッジだから少額で投資を始めれると思うかもしれませんが、これも間違いです。特に長期投資を考える場合、ハイレバレッジは役に立ちません。

ハイレバレッジということは、少ないお金でたくさん取引できるということですが、この手法がいかに危ないかは米ドル/円とメキシコペソ/円の証拠金の違いのところでも解説しました。

つまり、いくら少ないお金でたくさんポジションを保有しても、含み損が大きくなるので意味がないということです。

なぜ意味がないかというと、相場は行ったり来たりするので、ずっと含み損とかずっと含み益ということにはなりません。

長期保有を考えると、含み損になる事も絶対にあるわけで、その時に大量にポジションを保有していたら、ロスカットされるだけで全く意味がないということです。

スワップ金利生活を行うなら自動売買との併用がおすすめ

スワップ金利生活を行うなら自動売買との併用がおすすめです。スワップポイント運用は、自動売買と比べるとリスクが高いからです。

スワップ金利生活を行うなら自動売買との併用がおすすめな理由について以下の項目からさらに詳しく解説していきます。

スワップポイント運用は為替差益がマイナスになるリスクがある

スワップポイント運用は長期投資になるので、どうしても為替差益がマイナスになる可能性があります。

為替差益がマイナスになってしまうと、ロスカットされるという話だけではなくて、決済時損が確定してしまうのは明確なデメリットです。

保有し続ければ、上がるという保証もありません。

とはいえ、スワップ投資は円がらみの通貨ペアで行うことが多いので、日本の金利が低い限りは、右肩上がりになりやすい傾向はあると考えることはできます。

ファンダメンタルズ分析的には好材料があると考えれるかもしれませんが、スワップポイント運用の為替差益がマイナスになってしまうという明確な弱点は大きなデメリットであることは確かです。

自動売買でプラススワップのポジションのみ保有する

自動売買は使えば都度決済をしてくれるので、プラスになった為替差益を利確することができます。スワップポイント運用を行う場合は、一時期的に為替差益がプラスになっても決済できない点がデメリットです。

自動売買の場合、予約注文を多数行う必要があるので、一度に使える資金はスワップ投資よりも少なくなりますが、それでも為替差益を狙ってトレードしたほうが、スワップ投資よりも利益が出やすい傾向はあります。

自動売買の場合、スワップ投資と違って明確な利益の計算は難しいですが、例えば、米ドルを10Lot保有し、スワップポイントは1日で2,300円と考えるとします。

自動売買で、10Lot分を分けて注文を行い、1つの注文を1Lotで行ったとしましょう。1Lotで20pipsの利益を上げれば約2,000です。

この時のコツとしては、プラススワップのポジションのみ保有することです。

自動売買の怖いところは、ポジションが決済されずに塩漬けになってしまうことですが、プラススワップのポジションを保有している場合は、塩漬けになっていてもスワップポイント分資産が増えます。

有効証拠金も増えるので、ロスカットされにくくなり、長期投資に耐えることができるという利点もあります。

仮に、1Lotのポジションが決済されない場合は、1日経過すると230円のスワップポイントが付与されるので、約2pips分の含み益になるわけです。

10日経てば20pips分の含み益となるわけなので、損失分を相殺できる可能性が高くなります。マイナススワップのポジションを保有した場合は、決済されない時のリスクがあまりに高いのでおすすめできません。

よく自動売買を解説するブログで紹介されている「ハーフハーフ」などはおすすめできないということです。

FX業者としては取引回数が多くなれば、スプレッドで稼げるのでそういった取引回数が多くなる手法を紹介するかもしれませんが、自動売買でマイナススワップのポジションを注文するのは非常にリスクが高いです。

最初はリピート系自動売買がおすすめ

FXの自動売買は種類が多いですが、最初はリピート系自動売買がおすすめです。スワップ投資とも相性が良いです。リピート系自動売買とは、一定の価格を決めて一定間隔で注文を予約する自動売買システムとなります。

例えば、100pipsの値幅があったとしたら、20pipsずつ決済を行うようにするのです。そうすると20pipsずつの為替差益を得ることができます。

スワップ投資の場合は、利確をしないでずっと保有しているので、途中の為替差益の利益は一切手に入りません。

リピート系自動売買でおすすめの業者はMATSUIFXFX

自動売買も業者によって稼ぎがだいぶ異なってくるので、FX業者に関する知識は必須です。

2024年3月現在、リピート系自動売買を運用したいならMATSUIFXFX一択と言っても過言ではありません。なぜなら手数料に違いがありすぎるからです。

以下の表が代表的な自動売買の手数料となります。

FX証券会社
(FX口座)
米ドル/円
(USD/JPY)
 マネースクエア
(トラリピ)
4.4銭
 インヴァスト証券
(トライオートFX)
4.3銭
 アイネット証券
(ループイフダン)
2.0銭
 松井証券FX
(MATSUIFXFX)
 0.2~1.6銭

通常自動売買は、スプレッドのほかに手数料がかかるのですが、MATSUIFXFXはスプレッドのみの利用料となっています。

つまり、通常の裁量取引と同じ価格で自動売買が利用できるので、2024年3月現在においては、MATSUIFXFX以外の自動売買は考えにくいのです。

しかも、MATSUIFXは自動売買系で恐らく唯一の1通貨から取引ができる初心者には非常に嬉しいFX業者です。自動売買をやりたいけど証拠金をたくさん用意しないと心配だといった投資家には朗報と言えるでしょう。

MATSUIFXならば、1通貨から取引が可能なので、1,000円あれば自動売買を運用をスタートすることができます。

スワップ金利生活は工夫すれば実行可能!FXの仕組みを理解して賢い投資を行おう!

「FXのスワップポイントだけ生活できる?」「スワップポイントで稼ぐコツを知りたい!」ご要望にお応えし、記事では、スワップ金利生活を成功させるコツや、米ドル/円とメキシコペソ/円の特徴、投資すべきタイミング、注意点などについて詳しく解説してきました。

スワップ金利生活においてまず大事なことは、プラススワップのポジションを保有するということです。また、業者によって出金システムが異なるので、自分にあった業者を選択しましょう。

投資先の銘柄については、現在スワップポイントが多い米ドル/円とメキシコペソ/円はどちらもおすすめです。しかし、他のスワップポイントが低い通貨ペアでも下落している銘柄があれば、投資先として検討しても良いでしょう。

海外FXについては、利用するのはおすすめできません。なぜなら海外FXは国内FXのように信託法で保護されていないからです。

FXを運用したい場合は、国内FXの利用をおすすめします。スワップポイントの額だけを重視するならば、みんなのFXやLIGHTFXが有力候補です。

スペックや出金システムなど様々加味すると、GMOクリック証券もおすすめとなっております。

スワップ金利生活を行うなら、自動売買とも併用も検討しましょう。スワップ投資はどうしても為替差益がマイナスになるというリスクが大きすぎます。

自動売買でプラススワップの方のポジションだけ保有し、少しずつ取引量を分散して、少しずつ為替差益の利益を取っていった方がリスクが少ないです。

初心者の場合は、MATSUIFXがおすすめとなります。理由としては手数料が安く、少額から始められるからです。

スワップ金利生活は難しいと良く解説されていますが、工夫をすれば十分成立します。FXの仕組みを理解して賢い投資を行いましょう!

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