FXProは詐欺業者?出金拒否の噂をプロが調査しました

FXProはライセンスを6つも取得している海外FX業者です。

しかし最近WikiFXで、

FXProで詐欺に遭った

とされる口コミが急増しています。

そのため取得ライセンスの多さに惑わされずに、FXProが詐欺業者なのかを見極める必要があります。

この記事では、FX会社の格付けサービスを提供しているWikiFXが、
FXProの安全性について事実ベースで客観的に解説しています。

WikiFXとは?

WikiFX(ウィキエフエックス)は、FX会社の安全性・信頼性を評価している第三者機関です。
全世界3万以上のFXブローカーの情報を収集し・格付けを行っています。
FX会社の安全性スコアや詐欺被害のリアルな口コミは『wikifx.com』で確認できます。

FXProに詐欺があるかどうかを、取得ライセンスや規則、Twitterの口コミなど様々な視点から安全性を徹底的に調査しましたので、ぜひ参考にしてみてください。

FXProの安全性スコア

≫FXProの最新安全性スコアを確認する

目次

FXProの安全性を基本情報や取得ライセンスから調査

FXProの安全性を確かめるために、 公式サイトやWikiFXで下記3点を調査しました。

安全性調査項目

1.企業情報と特徴
2.取得ライセンス
3.ユーザーの資産保護

基本情報1.企業情報と特徴

FBSの企業情報や特徴は、以下の通りです。

企業情報 詳細
運営会社FXPRO UK Limited
設立2006年
登記国イギリス
会社所在地13-14 Basinghall str., City of London, EC2V 5BQ, UK
URLhttps://www.fxpro.jpn.com/
カスタマーサポート電話番号+44 (0) 203 151 5550(英語) 00531 122 031(日本)
カスタマーサポートメールsupport@fxpro.com
チャットサポートあり
Facebookhttps://www.facebook.com/FxProGlobal
Twitterhttps://twitter.com/FxProGlobal

FXProの公式サイトは、27カ国語に翻訳されています。

日本におけるカスタマーサービスは、平日5日間(月曜日から金曜日)の11時~20時で対応しています。

ただし、日本語サポートは外国人スタッフが務めているようです。

特徴詳細
取扱商品・外国為替
・株式
・インデックス
・先物
・貴金属
・エネルギー
・仮想通貨

など270銘柄以上
レバレッジ最大200倍
口座タイプ・FxPro MT4 instant
・FxPro MT4
・FxPro MT5
・FxPro cTrader
・FxPro Platform
取引プラットフォーム・独自プラットフォーム(FxPro Trading Platform)
・MT4
・MT5
・cTrader
スプレッド・FxPro MT4 instant:1pips~
・FxPro MT4:1pips~
・FxPro MT5:1pips~
・FxPro cTrader:0.2pips~(取引手数料:往復9ドル)
・FxPro Platform:1pips~  
最低入金額100ドル  
入出金方法・銀行送金 ・クレジットカード  
ロスカット50%
ゼロカットあり
スキャルピング可能
両建て可能(同一口座のみ)
ボーナスなし

FXProの特徴として、下記3つが挙げられます。

FXProの特徴
  1. レバレッジが低い
  2. ロスカット水準が高い
  3. cTraderが使える

1つ目の特徴は「レバレッジが低い」です。

他の海外FX業者では、最大レバレッジを400倍以上にしているところがほとんどです。
しかし、FXProでは「レバレッジ最大200倍」と低い傾向があります。

2つ目の特徴は「ロスカット水準が高い」です。

ロスカットとは?

ロスカットとは、FX取引で一定水準の損失が発生した時に、損失の拡大を防ぐために保有ポジションを強制的に決済することです。
FXでは、レバレッジをかけることによって元本以上の取引ができるため、相場によっては元本割れのリスクが伴います。
そのためロスカットでシステムが強制的に取引を終了させることで、元本以上の損失を防ぐことができます。
ただし、相場が急変する場面ではロスカットが間に合わずに元本割れすることもあるので、注意が必要です。

他の海外FX業者ではロスカット水準を「20%」と低く設定しているところが多いので、多少不利な方向へ相場が傾いても、ポジションを維持できます。
しかし、FXProでは「50%」と高いので、相場変動ですぐにポジションが決済される可能性があります。

3つ目の特徴は「cTraderが使える」です。

cTraderとは取引プラットフォームの一種で、海外FXで主流になっているMT4やMT5よりも、機能面や決済スピードの点で優れています。

ただし提供しているFX業者が少ないことから、cTraderが使えるFXProは珍しい業者となります。

cTraderはECN取引専用のプラットフォームでもあるので、海外FXでECN環境を使いたいトレーダーの選択肢の一つとなっています。

基本情報2.取得ライセンス

FXProが取得しているライセンスを、WikiFXで調査しました。

金融ライセンスとは?

金融ライセンスとは、各国の金融監督機関が発行している『金融業の営業許可証』のことです。
取得をするためには、監督機関からの審査や、資金の預託が必要になる場合があるため、FX会社の信頼性を見極める上で重要な指標の一つと言えます。
取得難易度や規制の内容は、ライセンスを発行する国や機関によって異なります。

結果は以下の通りです。

No.ライセンス名現在の状態ライセンスタイプ取得難易度
1キプロス証券取引委員会(CySEC)オフショア規制フルライセンス(MM)
2ドイツ連邦金融監督庁(BaFin)オフショア規制外為取扱ライセンス
3フランス銀行(BDF)オフショア規制外為取扱ライセンス不明
4英国金融行動監視機構(FCA)オフショア規制直通ライセンス(STP)
5ドバイ金融サービス局(DFSA)取消済み外為取扱ライセンス
6バハマ証券委員会(SCB)オフショア規制外為取扱ライセンス

FXPROが取得しているライセンスは6つありますが、ドバイ金融サービス局(DFSA)だけは「取消済み」として鑑定されています。

また、バハマ証券委員会(SCB)もWikiFXから下記の「リスク注意喚起」をされています。

WikiFXリスク注意喚起

ライセンス番号がSIA-F184であるバハマSCBの規制は、オフショア規制であり、リスクにご注意ください。

出典;WikiFX

取得ライセンス1.キプロス証券取引委員会(CySEC)

FXProの取得ライセンス1.キプロス証券取引委員会(CySEC)
ライセンス状況(掲載元:WikiFX)

WikiFXにて記載されているキプロス証券取引委員会(CySEC)の登録情報や、ライセンス情報などは以下の通りです。

CySEC登録情報及びライセンス情報詳細
現在の状態オフショア規制
規制国/エリアキプロス
ライセンスタイプフルライセンス(MM)
ライセンスNo.078/07
登録機関FXPRO Financial Services Ltd
登録住所1 Karyatidon, CY-4180 Ypsonas, Limassol, Cyprus
CySEC 登録情報
正式名称Cyprus Securities and Exchange Commission
日本語名(略称)キプロス証券取引委員会(CySEC)
設立2001年
取得難易度
信頼性
公式サイトhttps://www.cysec.gov.cy/home/
CySEC ライセンス情報

キプロス証券取引委員会(CySEC)を取得するには、財政面からユーザーサポートに至るまで、多くの規制項目をクリアする必要があります。

そのため取得難易度は中程度であり、同時に信頼性も中程度とされています。

キプロス証券取引委員会 (CySEC)の規制内容
  • 新規ユーザーによる口座開設ではレバレッジを50倍に規制
  • 取引量に応じたボーナス提供の禁止
  • ユーザー保護を目的としたゼロカットシステムの導入義務
  • 出金要請がある場合、翌日までに完了させること
  • ICF(投資家補償基金)への加入義務
  • 運営資金とユーザー資産の分別管理義務

取得状況はWikiFXにより、CySEC公式サイトにてFXProグループの1つである「FXPRO Financial Services Ltd」が確認されています。

CySEC公式サイトでFXProグループの1つであるFXPRO Financial Services Ltdが確認できたイメージ
WikiFXによりCySEC公式サイトで確認された取得状況
FX業者名ライセンスNo.
XM120/10
exness178/12
HotForex183/12
参考【同じライセンスを取得しているFX業者】 

取得ライセンス2.ドイツ連邦金融監督庁(BaFin)

FXProの取得ライセンス2.ドイツ連邦金融監督庁(BaFin)
ライセンス状況(掲載元:WikiFX)

WikiFXにて記載されているドイツ連邦金融監督庁(BaFin)の登録情報や、ライセンス情報などは以下の通りです。

BaFin 登録情報及びライセンス情報詳細
現在の状態オフショア規制
規制国/エリアドイツ
ライセンスタイプ外為取扱ライセンス
ライセンスNo.121095
登録機関FXPRO Financial Services Ltd
登録住所1, KayaTidon 4180 Ypsonas Zypern
BaFin登録情報
正式名称Federal Financial Supervisory Authority
日本語名(略称)ドイツ連邦金融監督庁(BaFin)
設立2002年
取得難易度
信頼性
公式サイトhttps://www.bafin.de/
BaFinライセンス情報

ドイツ連邦金融監督庁(BaFin)は、ドイツ国内の金融サービス業者を監督する組織であり、世界的にも規制が厳しいことから取得難易度が高いとされています。

その厳しさから、信頼性も高いとされています。

ドイツ連邦金融監督庁(BaFin)の規制内容
  • 第三者機関による内部監査の徹底
  • 定期的な財務報告の提出
  • 緊急時に備えた資金の分別管理とその証明
  • 苦情に対するサポート体制の構築

取得状況はWikiFXにより、BaFin公式サイトにてFXProグループの1つである「FXPRO Financial Services Ltd」が確認されています。

BaFin公式サイトでFXProグループの1つであるFXPRO Financial Services Ltdが確認できたイメージ
WikiFXによりBaFin公式サイトで確認された取得状況
FX業者名ライセンスNo.
XGLOBAL132843
FIBO Group124031
LIRUNEX156748

取得ライセンス3.フランス銀行(BDF)

FXProの取得ライセンス3.フランス銀行(BDF)
ライセンス状況(掲載元:WikiFX)

WikiFXにて記載されているフランス銀行(BDF)の登録情報や、ライセンス情報などは以下の通りです。

BDF 登録情報及びライセンス情報詳細
現在の状態オフショア規制
規制国/エリアフランス
ライセンスタイプ外為取扱ライセンス
ライセンスNo.72430
登録機関FXPRO financial services Ltd
登録住所1 KaryaTidon – 4180 Ypsonas
BDF登録情報
正式名称Banque de France
日本語名(略称)フランス銀行(BDF)
設立2010年
取得難易度不明
信頼性不明
公式サイトhttps://acpr.banque-france.fr/
BDFライセンス情報

フランス銀行(BDF)は、金融システムの安定性を維持し、監督対象の顧客、保険契約者、会員、および受益者を保護する責任を負って運営している金融機関です。

しかし、規制関係の実務は「フランス健全性管理局(ACPR)」にて行われており、日本の金融庁のフランス版と言った組織です。

また目的は確認できましたが、取得要件や規制内容などが確認できないため、取得難易度や信頼性は不明となります。

フランス銀行(BDF)の目的
  • 金融と財政面での安定性の確保
  • 消費者保護を前提とした規制の遵守
  • フランスと欧州の監督機関として貢献

取得状況はWikiFXにより、ACPR公式サイトにてFXProグループの1つである「FXPRO financial services Ltd」が確認されています。

ACPR公式サイトでFXProグループの1つであるFXPRO financial services Ltdが確認できたイメージ
WikiFXによりACPR公式サイトで確認された取得状況
FX業者名ライセンスNo.
サクソバンク15868
CMCMarkets12333
LIRUNEX83447

取得ライセンス4.英国金融行動監視機構(FCA)

FXProの取得ライセンス4.英国金融行動監視機構(FCA)
ライセンス状況(掲載元:WikiFX)

WikiFXにて記載されている英国金融行動監視機構(FCA)の登録情報や、ライセンス情報などは以下の通りです。

FCA 登録情報及びライセンス情報詳細
現在の状態オフショア規制
規制国/エリアイギリス
ライセンスタイプ直通ライセンス(STP)
ライセンスNo.509956
登録機関FXPRO UK Limited
登録住所13-14 BasinGhall STreeT CiTy OF London EC2V 5BQ UNITED KINGDOM
FCA登録情報
正式名称Financial Conduct Authority
日本語名(略称)英国金融行動監視機構(FCA)
設立2012年
取得難易度
信頼性
公式サイトhttps://www.fca.org.uk/
FCAライセンス情報

英国金融行動監視機構(FCA)とは、ロンドン市場を中心に管轄するライセンス発行機関で、規制内容から取得難易度が厳しいことで知られています。

そのため、信頼性も高いとされています。

英国金融行動監視機構(FCA) の規制内容
  • 消費者への保護や対応方法
  • 資本金や事業形態などの企業としての運営能力
  • 外部機関から監査状況
  • 金融サービス補償機構(FSCS)への加入義務
  • 顧客資産取扱規定(CASS)の遵守

取得状況はWikiFXにより、FCA公式サイトにてFXProグループの1つである「FXPRO UK Limited」が確認されています。

FCA公式サイトでFXProグループの1つであるFXPRO UK Limitedが確認できたイメージ
WikiFXによりFCA公式サイトで確認された取得状況
FX業者名ライセンスNo.
HotForex801701
Land-FX709866
exness730729

取得ライセンス5.ドバイ金融サービス局(DFSA)

FXProの取得ライセンス5.ドバイ金融サービス局(DFSA)
ライセンス状況(掲載元:WikiFX)

WikiFXで記載されている、ドバイ金融サービス局(DFSA)の登録情報やライセンス情報などは、以下の通り。

DFSA 登録情報及びライセンス情報詳細
現在の状態取消済み
規制国/エリアアラブ首長国連邦
ライセンスタイプ外為取扱ライセンス
ライセンスNo.F003333
登録機関FxPro Global Markets MENA Limited
登録住所Unit 1010, Level 10, Index Tower, DIFC, PO Box 507126, Dubai, UAE
DFSA登録情報
正式名称Dubai Financial Services Authority
日本語名(略称)ドバイ金融サービス局(DFSA)
設立2004年
取得難易度
信頼性
公式サイトhttps://www.dfsa.ae/
DFSAライセンス情報

ドバイ金融サービス局(DFSA)とは、中東市場の中心地であるドバイを管轄する監督機関です。

中東市場の信頼性を担うライセンス発行機関であるため、規制内容には一定の期待が持てます。
そのため、信頼性も中程度とされています。

ドバイ金融サービス局(DFSA) の規制内容
  • 流動資産が100万ドル以上であること
  • 署名付きのリスク明細を公開すること
  • コンプライアンスと最低限の経験を積んだ対応スタッフの配置
  • 規制当局監督下での5年以上のサービス提供実績
  • 証拠金要件として、主要通貨は2%、その他の通貨は5%
  • 顧客苦情窓口の創設

取得状況はWikiFXにより、DFSA公式サイトにてFXProグループの1つである「FxPro Global Markets MENA Limited」が確認されています。

DFSA公式サイトでFXProグループの1つであるFxPro Global Markets MENA Limitedが確認できたイメージ
WikiFXによりDFSA公式サイトで確認された取得状況
FX業者名ライセンスNo.
XMF003484
HotForexF004885
PepperstoneF004356

取得ライセンス6.バハマ証券委員会(SCB)

FXProの取得ライセンス6.バハマ証券委員会(SCB)
ライセンス状況(掲載元:WikiFX)

WikiFXで記載されている、バハマ証券委員会(SCB)の登録情報やライセンス情報などは、以下の通り。

SCB 登録情報及びライセンス情報詳細
現在の状態オフショア規制
規制国/エリアバハマ
ライセンスタイプ外為取扱ライセンス
ライセンスNo.SIA-F184
登録機関FxPro Global Markets Ltd.
登録住所Lyford Financial Center; Western Road
SCB登録情報
正式名称The Securities Commission of The Bahamas
日本語名(略称)バハマ証券委員会(SCB)
設立1995年
取得難易度
信頼性
公式サイトhttps://www.scb.gov.bs/
SCBライセンス情報

バハマ証券委員会(SCB)とは、中南米カリブ海の700を超える諸島から構成されるバハマ国にある監督機関です。

資本市場に影響を与える投資ファンドや証券会社の規制と監視、また投資家保護と市場の安定性を目的に活動しています。

バハマ証券委員会(SCB)の目的

委員会は、市場監視、規制監督、証券法の施行、および投資家教育プログラムを利用して、投資家を保護し、公正で効率的かつ透明な市場を維持し、システミックリスクを軽減します。

出典:バハマ証券委員会(SCB)

ただし、バハマがタックスヘイブンの候補地として有名な点から、SCBは規制が緩い可能性があります。

そのため、取得難易度や信頼性は低いとされています。

朝日新聞が提携するICIJは、タックスヘイブンに会社や信託を設立・管理する法律事務所など14社の1190万件以上の内部文書を入手し、パンドラ文書と名付けた。

 文書によると、ビートルズ元メンバーのリンゴ・スター氏は、カリブ海のバハマに不動産を購入するための会社を二つ、パナマにライブ収益などを管理する信託を少なくとも五つ設立していた。

出典:朝日新聞デジタル「有名歌手もスポーツ選手もタックスヘイブン パンドラ文書で判明」

取得状況はWikiFXにより、SCB公式サイトにてFXProグループの1つである「FxPro Global Markets Ltd」が確認されています。

SCB公式サイトでFXProグループの1つであるFxPro Global Markets Ltdが確認できたイメージ
WikiFXによりSCB公式サイトで確認された取得状況
FX業者名ライセンスNo.
PLOTIOSIA-F212
LCGSIA-F194
PepperstoneSIA-F217

基本情報3.ユーザーの資産保護

FXProがユーザーの資産保護するために、「分別管理」や「信託保全」などを公式サイトで明言しているか調査しました。

その結果、公式サイトにて下記のような記述がありました。

私の基金を安全に保証してくれるか?

FxProは顧客の基金の安全を重視している。そのため、顧客の基金を当社の基金と完全に別にされていてEUの大銀行で別の銀行口座で預かっている。というおとで、顧客の基金がほかの目的で使われることを保証できる。また、FxPro UK Limitedは財政サービス補償プログラム(FSCS)のメンバーで、FxPro Financial Services Limitedは投資者補償基金(ICF)のメンバーである。

出典:FxPro Help Centre

上記の通り、FXProでは顧客資産を資本金とは別に管理し、投資者保証基金(ICF)のメンバーでもあるようですが、本当に資産を保護・補償してくれるのかは不明です。

FXProは詐欺業者なのか?Twitterで口コミ3件を調査

FXProが詐欺業者かどうか、Twitterの口コミで調査してみました。

その中で関係ありそうなものを、ピックアップしてご紹介します。

FXProのTwitterでの口コミ
  1. ロマンス詐欺に遭った
  2. 先に利用していた銀行口座へ出金された
  3. 1,150万円をbitwalletにて数分で着金できた

口コミ1.ロマンス詐欺に遭った

SNSで知り合った外国人に言葉巧みに入金させられ、国際ロマンス詐欺に遭いました。

とされる口コミです。

数回儲けを出金させ、信用させるのが手口のようで、

誘われても、絶対に取引しちゃダメ!

と、FXProの詐欺を警告しています。

口コミ2.先に利用していた銀行口座へ出金された

後から作った新生銀行口座へ出金を試みたら、先に作っていたUFJ銀行口座へ出金された…。

とされる口コミです。

UFJ銀行だと、手数料が高い。

という理由で後から新生銀行口座を作ったようですが、「ルール1.出金方法は入金方法に合わせる」という出金ルールが影響してUFJ銀行口座へ出金されたと考えられます。

口コミ3.1,150万円をbitwalletにて数分で着金

FXProなら、1,150万円の出金でもbitwalletにて数分で着金できる。

とされる口コミです。

早く着金できる点は信頼できる

と語っています。

WikiFX「真相公開」から口コミを調査

WikiFXでは、ユーザーから寄せられる口コミとして「真相公開」が掲載されています。

2021年12月12日時点で、FXProの「真相公開」は76件ありましたので、代表的なものをピックアップしてご紹介します。

FXProの「真相公開」
  1. 彼らは詐欺師でした
  2. 出金拒否とアカウントブロックをされた
  3. 15,000ドルを失った

真相公開1.彼らは詐欺師でした

分類詐欺
日時2021年11月3日
投稿国コロンビア

彼らは詐欺師でした

すべての操作は自分で行いました。彼らは投資した人のために詐欺のエコシステムを作成します。私は189104ペソ以上を預けました。ヘルプ。

出典:WikiFX「真相公開」

すべての操作を自分で行ったのに、彼らの詐欺システムのせいで、預けていた189,104ペソ以上が詐欺に遭いました。

とされる口コミです。

本当に詐欺なのか、もしくは操作ミスが原因で資金が出金できずにいるのかは不明です。

真相公開2.出金拒否とアカウントブロックをされた

分類解決済み
日時2021年9月15日
投稿国中国

撤退できません

私は2018年1月に預金し、$ 2105.61を獲得しました。私は引き出しを申請しましたが、彼らはそれを拒否し、私のアカウントをブロックしました。カスタマーサービスは態度が悪かった。

出典:WikiFX「真相公開」

出金申請をしたら拒否され、アカウントをブロックされた!

とされる口コミです。

ただし「分類」が「解決済み」のため、最終的には出金できたのかもしれません。

真相公開3.15,000ドルを失った

分類出金できない
日時2021年9月14日
投稿国ベネズエラ

私の失われたお金

これらの人々は、私の場合15000ドルのように、奪う人々に捧げられており、答えはありません。彼らはいくつかの番号を残し、私が書いて電話をかけましたが、彼らは答えません。

出典:WikiFX「真相公開」

私の15,000ドルが失われ、電話をかけても返事がありません。

とされる口コミです。

「分類」が「出金できない」のため、出金拒否で15,000ドルを失っているようです。

WikiFXによる独自調査結果

WikiFXでは、FX業者を数値で判定する『スコア評価』や、ペーパーカンパニーでないかを調査する『現地調査』などを行っています。

またそれらの結果を基に『注意喚起』も行っています。

結果は、以下の通りです。

独自調査1.スコア評価結果 

WikiFXでは、下記の5つの指標から10点満点でFX業者を評価しています。 

WikiFXスコア評価の基準
  1. ライセンス:取得ライセンスの安全性
  2. リスク:倒産時の資産保証の度合い・詐欺業者の可能性の低さなど
  3. ソフトウェア:取引プラットフォームなどの利用環境
  4. 事業:企業としての安定性・運営能力など
  5. 規制:取得ライセンスの規制の強さ

FXProのスコア評価結果は、以下の通り。 
WikiFX評価の詳細は「WikiFX FXPro」ページでもご確認頂けます。

≫WikiFXでFXProの安全性をもっと詳しくチェックする

指標スコア
ライセンス8.31
リスク0.00
ソフトウェア9.68
事業8.63
規制8.28
総合点6.25
【FXProのスコア評価(2021年12月12日時点)】 

総合点が「6.25」なので、FX業者としては普通の部類に属します。

「ライセンス」「8.31」であり、

  • ドイツ連邦金融監督庁(BaFin)
  • 英国金融行動監視機構(FCA)

などの信頼性が高いものを含む、計6種類のライセンスを取得している点が評価されているようです。

また同じ理由から「規制」「8.28」と高評価になっています。

「リスク」「0.00」であり、 「独自調査3.注意喚起 」 の「リスクと詐欺の可能性」が低評価の原因のようです。

「ソフトウェア」「9.68」であり、取引プラットフォームの

  • 独自プラットフォーム「FxPro Trading Platform」
  • cTrader

などが評価されているようです。

「事業」「8.63」とこちらも高評価であり、資本金や運営能力が高いと判断しています。

独自調査2.現地調査結果

WikiFXの『現地調査』のコラムでは、現地オフィスへ実際に訪問し、ペーパーカンパニーであるかどうかを調査しています。

2021年12月12日時点で、WikiFXによるFXProへの現地調査結果は3件あります。

WikiFXでの現地調査結果(2021年12月12日時点)
No.訪問先調査結果
1FxProアラブ首長国連邦のドバイへ訪問オフィスを確認できず
2FxPro英国へ訪問オフィスを確認できず
3FxProキプロスへ訪問オフィスが実在することを確認

現地調査1.FxProアラブ首長国連邦のドバイへ訪問

調査チームは、FXProのドバイオフィスがあるとされる「ユニット1010、レベル10、インデックスタワー、DIFC、私書箱507126、ドバイ、アラブ首長国連邦」を訪問したところ、住所に記載されている「インデックスタワー」を確認しました。

現地調査でFxProアラブ首長国連邦のドバイへ訪問したイメージ

ただしビルに入ったところ、FXProが公表している10階にロゴが無かったため、オフィスは確認できませんでした。

現地調査でFxProのオフィスを確認できなかったイメージ

よって調査チームは、ドバイオフィスを確認できなかったため、

この業者を選ぶ際は慎重に

と警告しています。

現地調査2.FxPro英国へ訪問

調査チームは、英国金融行動監視機構(FCA)に登録されている住所「13-14 BasinGhall STreeT CiTy OF London EC2V 5BQ UNITEDKINGDOM」を訪問したところ、閉鎖された取引所を確認しました。

現地調査でFxPro英国へ訪問したイメージ

またそこで、FXProのロゴやその他の情報も確認できませんでした。

現地調査でFxPro英国のオフィスを確認できなかったイメージ

よって調査チームは、イギリスロンドンでオフィスを確認できなかったため、

この業者を選ぶ際は慎重に

と警告しています。

現地調査3.FxProキプロスへ訪問

調査チームは、FXProのキプロスオフィスがあるとされる「FxPro AKaryatidon 1、Ypsonas 4180、Cyprus Ypsonas CY 4180、Karyatidon、リマソール」を訪問ところ、「FXPro」と大きなロゴを掲げている工場のようなオフィスを確認しました。

現地調査でFxProキプロスへ訪問したイメージ

ロビーにはF1車が展示されており、約30人の従業員がいることを確認しています。

FxProキプロスでオフィスを確認できたイメージ

よって調査チームは、キプロスでオフィスが確認できたため、

キプロス証券取引委員会(CySEC)や、英国金融行動監視機構(FCA)に記載されている住所は本物

と結論付けています。

独自調査3.注意喚起

WikiFXからは、下記5点のリスクを注意喚起しています。

WikiFXでの注意喚起(2021年12月12日時点)

過去3ケ月間にこのブローカーに対してWikiFXがユーザーから受けた苦情の数は70に達しました。リスクと詐欺の可能性にご注意ください!

このブローカーの否定的な現地調査レビューの数は2に達しました。リスクと詐欺の可能性にご注意ください!

アラブ首長国連邦 DFSA(ライセンス番号:F003333)規制ステータスは異常です。公式規制ステータスは取消済みです。リスクにご注意ください!

ライセンス番号がSIA-F184であるバハマSCBの規制は、オフショア規制であり、リスクにご注意ください。

現在のデータでは、このブローカーには日本の有効な規制がないことを示しており、リスクをご注意ください。

出典:WikiFX

FXProで出金拒否になる規約は3つ

FXPro公式サイトでは、契約に関係した「Client_Agreement」などが公開されており、そこには出金拒否につながるような禁止行為が規約として明記されています。

FXProで出金拒否になる規約
  1. ゼロカットの悪用
  2. 正確でない情報の提供
  3. 規制上の義務違反

規約1.ゼロカットの悪用

FXProでは「ゼロカットの悪用」が、規約で禁止されています。

12.11 You have the right to withdraw any part of the funds equal to the free Margin available in your Account(s) to your Vault, subject to any applicable restrictions regarding its operation, and any other right or limitation on such withdrawal. We reserve the right to reject a withdrawal request in instances where we have reasonable grounds to believe that the said instruction is being placed to abuse our Negative Balance Protection Policy (‘NBP’).

出典:FXPro「Client_Agreement」

意訳すると、下記の通りです。

12.11お客様は、アカウントで利用可能な無料の証拠金に等しい資金の一部をVaultに引き出す権利があります。

ただし、その運用に適用される制限、およびそのような引き出しに関するその他の権利または制限が適用されます。

当社は、当社のネガティブバランス保護ポリシー(「NBP」)を悪用するために上記の指示が出されていると信じる合理的な理由がある場合、撤回要求を拒否する権利を留保します。

この規約で登場する「NBP」とは「Negative Balance Protection」の略で、他の業者で言う「ゼロカット」と同じ意味です。

つまり、ゼロカットの悪用が発覚した時点で出金などを含む要求を拒否するとしています。

規約2.正確でない情報の提供

FXProでは「正確でない情報の提供」が、規約で禁止されています。

12.15 We reserve the right to request additional information and/or documentation at any time in  order to be satisfied that your dealings with us, including, but not limited to deposits and  withdrawals are legitimate or for any other reason so as to comply with our regulatory  obligations. It is your responsibility to provide us with complete and accurate information, as  failure to do so may result in delays with processing a transaction, and/or a transaction may  be rejected..

出典:FXPro「Client_Agreement」

意訳すると、下記の通りです。

12.15当社は、お客様が合法でない取引や預金および引き出しなどをしている、または当社の規制に準拠しないその他の理由があると判断した場合、いつでも追加情報および/または文書を要求する権利を有します。

お客様の責任において、正確な情報を提供してください。

そうしないと、取引の処理が遅れたり、取引が拒否されたりする可能性があります。

つまり、出金先の口座情報や個人情報が正確でないと、出金拒否をするとしています。

規約3.規制上の義務違反

FXProでは「規制上の義務違反」と判断した場合、取引を取り消すとしています。

12.19 Further, we reserve the right to decline any funding and/or withdrawal request where we believe that such request may lead to a breach of any legal and/or regulatory obligation. This includes instances where we are not satisfied with the documentation provided by you. In this case, we reserve the right to reverse the transaction in part or in full, net of any transfer fees, charges or other deductions incurred by us.

出典:FXPro「Client_Agreement」

意訳すると、下記の通りです。

12.19さらに、当社は、資金提供および/または撤回の要求が法的および/または規制上の義務の違反につながる可能性があると当社が考える場合、その要求を拒否する権利を留保します。

これには、お客様から提供されたドキュメントに満足できない場合も含まれます。

この場合、当社は、当社が負担した振込手数料、料金、またはその他の控除を差し引いて、取引の一部または全部を取り消す権利を留保します。

「お客様から提供されたドキュメントに満足できない場合」とあるので、口座開設時に提供した本人確認書類等に不備があると、取引を取り消すとしています。

FXProで出金拒否になる出金ルール2つ

FXProの公式サイトでは、出金拒否につながる出金ルールも記載します。

FXProで出金拒否になる出金ルール
  1. 出金方法は入金方法に合わせる
  2. 出金方法によっては出金拒否する

ルール1.出金方法は入金方法に合わせる

FXProでは「出金方法は入金方法に合わせる」としています。

12.17 It is our policy to ensure that all withdrawals, either in part or in full of the funds you deposit  with us is sent to the same source where the funds came from.

出典:FXPro「Client_Agreement」

意訳すると、下記の通りです。

12.17お客様が当社に預け入れた資金の一部または全部のすべての引き出しが、資金の出所と同じ方法で送金されるようにすることが当社のポリシーです。

わざわざ出金ルールとして明記しているので、気をつけておきましょう。

ルール2.出金方法によっては出金拒否する

FXProでは「出金方法によっては出金拒否する」としています。

12.18 We reserve the right to accept or decline any funding and/or withdrawal request by you depending on the payment method you choose, and we may suggest you an alternative for your request.

出典:FXPro「Client_Agreement」

意訳すると、下記の通りです。

12.18当社は、お客様が選択した支払い方法に応じて、お客様による資金提供および/または引き出しの要求を受け入れるか拒否する権利を留保し、お客様の要求の代替案を提案する場合があります。

「引き出しの要求を拒否する権利」と明記されているので、出金方法によってはFXProの判断で出金拒否される可能性があります。

調査結果:悪い口コミの多さや「取消済み」ライセンスがあるので詐欺業者の可能性が高い

ここまでFXProが詐欺業者なのかどうかを、口コミやライセンス情報などから徹底的に調査してきました。

結論として、詐欺や出金拒否にあったとされる口コミが多く、「取消済み」となっている取得ライセンスもある点から、詐欺業者の可能性が高いことが分かりました。

また外国人による日本語サポートという点から、トラブル発生時のやり取りで苦労することも懸念されるので、注意が必要です。

WikiFXでは、資金の安全性やサービスクオリティの高さが証明されている国内FX業者の利用を推奨しています。

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この記事を書いた人

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