MT5での移動平均線の表示方法は?おすすめインジも厳選紹介

MT5で移動平均線の表示方法を知りたい!

移動平均線の正しい使い方って何?

海外FXの取引プラットフォームとして最も利用されているMT5。

MT5では、多くのインジケーターを設定することが可能で、それぞれのインジケーターにメリットやデメリットがあるため、自分のトレードスタイルに合ったツールを選択することが重要になります。

移動平均線はシンプルな分析ツールでありながら、さまざまな種類や使い方が存在するため、多くのトレーダーに利用されている人気のインジケーターです。

そのため、この記事では移動平均線の見方や使い方についてやパソコン版・スマホ版それぞれのMT5での移動平均線の表示方法について解説します。

この記事で分かる事
  • パソコン版・スマホ版MT5の移動平均線の表示方法
  • 移動平均線の見方
  • 移動平均線の種類・使い方
  • 移動平均線を使ったオススメの手法
  • 移動平均線を活用したオススメのインジケーター・EA

この記事を読めば、移動平均線の使い方と手法を理解し、MT5で移動平均線を活用した優位性の高いトレードを行えるようになるので、ぜひ最後まで読んでください。

目次

【パソコン】MT5での移動平均線の表示方法

移動平均線の設定

パソコン版のMT5で移動平均線を設定するためには、まずチャート画面上の「挿入」から「インディケータ」を選択しましょう。

その後、「トレンド系」から「Moving Average」をクリックしてください。

すると、移動平均線の設定画面が表示されるため、自分の好きな環境に設定しましょう。

もし、移動平均線の期間設定をどうすればいいか分からない場合は、期間を短期なら「25日」中期なら「75日」長期なら「200日」に設定することをおすすめします。

また、複数の移動平均線を表示させたい場合は、これまでの工程を繰り返して行うことによって、表示することが可能です。

移動平均線の削除・編集

もし移動平均線が必要なくなった場合は、簡単に削除・編集を行うことが出来ます。

削除・編集を行う場合は、チャートに表示されている移動平均線をクリックしましょう。

移動平均線をクリックすると、上の写真のように表示されるので、削除したい場合は、青色で囲まれている「インディケータを削除」をクリックしてください。

移動平均線について設定したい場合は、ピンク色で囲まれた「プロパティ」をクリックすると、最初に設定した画面と同じように表示されるので、何度も編集できます。

【スマホ】MT5での移動平均線の表示方法

移動平均線の設定

スマホ版のMT5で移動平均線を表示させるためには、まずチャート画面真上の赤色で囲まれた部分をタップしてください。

その後、インディケータ設定画面が表示されるので、「メインウィンドウ」の項目の右端赤色で囲まれた「+」部分をタップします。

android版の場合、「メインチャート」と表示されていますが、同様に右端のマークをタップしましょう。

その後、全てのインジケーターが表示されたら、トレンド系の中にある「Moving Average」を選択してください。

すると、移動平均線の設定画面に進むので、パソコン版と同じように「期間」「スタイル」など自分の好きなように設定してください。

設定後、右上の「完了」を押すとチャート画面に表示されるようになります。

移動平均線の削除・編集

スマホ版MT5での移動平均線の削除・編集も簡単に行えます。

削除・編集を行う場合は、表示設定時と同じように、チャート真上のマークを選択します。

その後表示された画面右上にある「編集」をタップし、iPhone版の場合は左の「-」をタップ後表示される「削除」を選択すると、削除が完了します。

android版の場合は画面右上のゴミ箱マークをタップし、右側のチェック欄をタップ後に、再び画面右上のゴミ箱マークをタップで削除できます。

表示されている移動平均線を編集したい場合は、チャート真上のマークを選択後「Moving Average」をタップすると編集できます。

移動平均線の見方

移動平均線とは、設定した一定期間の価格の平均値を線で結び、相場の状況を分析するために使われるインジケーターです。

それぞれの期間の移動平均線の角度や方向を見ることによって、簡単に相場の状況を正しく分析することができるため、FXトレーダーの多くがテクニカル分析の一つに利用しています。

主に、移動平均線から分析できる相場の状況は以下の3つです。

移動平均線で分析できること
  • 相場の方向性(上昇・下降・レンジ)
  • トレンドの強弱
  • トレンドの転換期

相場の方向性

移動平均線がどの向きに形成されているかによって、相場の方向性が分析できます。

角度によって、大きく3つの方向性に分けられるので、それぞれのチャートを例に解説します。

移動平均線が上向き:上昇トレンド

上昇トレンド

移動平均線が右肩上がりに形成されている場合は、上昇トレンドが続いていることを表しています。

写真のように、移動平均線が3本とも上向きに進んでいる場合は、とても信憑性の高い上昇トレンドであることを示しており、長時間の上昇トレンドを形成する可能性が高いと判断できます。

移動平均線が下向き:下降トレンド

下降トレンド

移動平均線が下向きに形成されている場合は、下降トレンドが続いていることを表しています。

複数の移動平均線を表示させている際は、右肩下がりになっている移動平均線が多いほど下降トレンドの優位性があり、信頼度が高いと分析できます。

移動平均線が横向き:レンジ相場

レンジ相場

移動平均線が横向きに形成されている場合は、レンジ相場が続いていることを示しています。

上記の写真のように、複数の移動平均線が横向きに形成されている最中に、それぞれの移動平均線が重なる動きを見せた場合は、重なる場所を起点に大きなトレンドを形成する可能性が高くなります。

そのため、複数の移動平均線の重なるタイミングを見計らってエントリーすると、大きな値幅を狙ったトレードが期待できるので非常にオススメです。

トレンドの強弱

移動平均線の角度がどのくらい傾いているかによって、トレンドの強弱を分析することが可能です。

移動平均線の角度が急:強いトレンド

移動平均線の角度が急:強いトレンド

移動平均線の角度が急である場合は、形成されているトレンドが強いことを示しています。

移動平均線は、写真のように基本的に設定日数が少ない移動平均線ほど、角度が急になりやすいです。

そのため、200日移動平均線のような角度の付きにくい線が急角度の場合は、さらに強いトレンドであることを表しており、安易な逆張りはリスクが高いことが分析できます。

移動平均線の角度が緩い:弱いトレンド

移動平均線の角度が緩い:弱いトレンド

移動平均線の角度が緩い場合は、形成されているトレンドが弱いことを示しています。

写真のように、角度の緩い移動平均線は、価格変動の幅が少なく、トレンドに対して反発の意識が多少強いことが分析できます。

このことから、安易に順張りトレードを行ってしまうと、反発の動きに巻き込まれる危険性が高いため、反発後の押し目買いや戻り売りを狙ってエントリーするなどの工夫が必要です。

トレンドの転換期

ローソク足と移動平均線の位置関係によって、トレンドの転換期を分析することが出来ます。

移動平均線を上抜け後に押し目意識:下降から上昇へ

下降から上昇

下降トレンド中にローソク足が移動平均線を上抜ける動きを見せた後、移動平均線で押し目買い意識が見られた場合、下降トレンドから上昇トレンドへ転換する可能性が高いことを示しています。

重要なポイントとして、単純にローソク足が移動平均線を上抜いただけでは、再度下降トレンドに戻る可能性も考えられるため、しっかりと移動平均線が押し目として意識されていることを確認する必要があります。

移動平均線を下抜け後に戻り売り意識:上昇から下降へ

上昇から下降

先ほどとは反対に、上昇トレンド中にローソク足が移動平均線を下抜ける動きを見せた後、移動平均線で戻り売り意識がある場合、上昇トレンドから下降トレンドへ転換する可能性が高いことを示しています。

移動平均線周辺で、反発している回数が多いほど、戻り売り意識が高いため、反発している回数で転換サインの信憑性を見極めるといいでしょう。

移動平均線の種類

移動平均線は、以下の3種類が存在します。

  • 単純移動平均線(SMA)
  • 加重移動平均線(WMA)
  • 指数平滑移動平均線(EMA)

それぞれの移動平均線が、どのように算出されて形成しているかを知ることによって、各移動平均線の特徴を知ることが出来るので、ぜひ参考にしてください。

単純移動平均線(SMA)

単純移動平均線(Simple Moving Average)は、設定した一定期間の複数の終値の平均値を単純に算出し、線で結んだ移動平均線です。

仮に、25日単純移動平均線を設定した場合、今日を含めた過去25日間の終値の合計を25で割り、平均化した価格を毎日更新しながら線で結んでいきます。

単純移動平均線の計算式

25日単純移動平均=(25日前終値+24日前終値+23日前終値+22日前終値+21日前終値…+1日前終値)÷25

単純移動平均線は、今回紹介する移動平均線の中でも、シンプルで分かりやすいため、最も使われているインジケーターになります。

加重移動平均線(WMA)

加重移動平均線(Weighted Moving Average)は、設定した一定期間の中でも直近の価格に重点を置いた移動平均線です。

仮に、25日加重移動平均線を設定した場合、25日前終値を1倍、24日前終値を2倍というように、一日ずつ倍率を増やしていき、合計した数値を25日で割り、平均化した価格を毎日更新しながら線で結んでいきます。

加重移動平均線の計算式

25日加重移動平均=(25日前終値×1+24日前終値×2+23日前終値×3…+1日前終値×25)÷25

このように直近の価格になるほど大きな倍率をかけるため、急上昇や急降下などの変動に対応した柔軟性の高い移動平均線が形成できます。

指数平滑移動平均線(EMA)

指数平滑移動平均線(Exponential Moving Average)は、加重移動平均線よりも直近の価格に重点を置いた移動平均線です。

仮に、25日加重移動平均線を設定した場合、前日に算出した数値に24を掛けた値と、今日の終値を2倍した数値を、26で割るった数値を毎日更新しながら線で結んでいきます。

加重移動平均線の計算式

25日指数平滑移動平均={EMA ( 25 – 1 ) + 今日の終値×2}÷ EMA ( 25 + 1 )

指数平滑移動平均線は、ローソク足の常に近くで形成されるため、線で反発反応が見られる回数が多く、エントリーポイントを作りやすい点が魅力的です。

一般的な移動平均線の使い方

移動平均線には、さまざまな使い方が存在します。

  • ゴールデンクロス
  • 移動平均線からの乖離

それぞれの移動平均線の使い方を知ることによって、他のテクニカル分析と組み合わせたオリジナルの手法が作りやすくなるため、ぜひ参考にしてください。

ゴールデンクロス・デッドクロス

移動平均線の一番王道的な使い方は、複数の移動平均線を表示させた際のゴールデンクロスとデッドクロスです。

ゴールデンクロスは、一番短期の移動平均線が中期・長期の移動平均線を上抜く動きを見せた場合のことを指します。

ゴールデンクロス

一番ローソク足の動きに敏感な短期移動平均線が中期・長期移動平均線を上抜くことで、価格上昇の意識が強くなってきていることを示し、上昇トレンド発生の可能性が高くなります。

デッドクロスは、一番短期の移動平均線が中期・長期の移動平均線を下抜く動きを見せた場合のことを指します。

デッドクロス

デッドクロスが発生した場合、価格下落の意識が強くなっていること、下降トレンド発生の可能性を示唆していることになります。

ゴールデンクロスとデッドクロスは、両方ともトレンド発生の可能性があることを示しているため、上手く活用すればトレンドに乗った優位性の高いエントリーが可能です。

移動平均線からの乖離

移動平均線は、過去の価格を設定した期間で平均化した線であるため、長期的な移動平均線であるほど、基本的にチャートの中央に形成されます。

仮に、移動平均線から大きく上下に離れた位置に価格が変動している場合、買いすぎ・売りすぎの状態を表していることになります。

そのため、価格が上下に行き過ぎた状態になった場合、必ず移動平均線付近に戻ろうとする動きが見られます。

移動平均線からの乖離

このことから、移動平均線からの乖離度合いを見ることによって、移動平均線付近に戻る動きを狙った優位性の高い逆張りエントリーを行うことが可能です。

だましには注意!

移動絵平均線は、相場のトレンドを判断するために、非常に便利なインジケーターですが、あくまで相場を分析するツールの1つでしかないため、移動平均線だけを根拠にトレードすることは危険です。

そのため、現在の価格が移動平均線と大きく乖離していたり、複数の移動平均線がゴールデンクロスやデッドクロスしていたからといって安易にトレンドの逆張りを行うことはおすすめできません。

これまで例に挙げた移動平均線の使い方は、トレード根拠の1つとして活用し、必ず他のテクニカル分析やファンダメンタル要素などの根拠と交えてエントリーするように注意してください。

移動平均線を使ったオススメの手法

ゴールデンクロスとRSIを組み合わせた手法

移動平均線を用いたオススメ手法の一つ目は、ゴールデンクロスとRSIを組み合わせた逆張りトレードです。

この手法は、相場の過熱度を測定するインジケーターであるRSIが、ダイバージェンス(ローソク足と反対方向に形成されること)とゴールデンクロス・デッドクロスが同時に発生したタイミングでエントリーします。

RSIのダイバージェンスは、移動平均線のゴールデンクロスやデッドクロスと同じように、トレンド相場の転換期を示唆する現象です。

ダイバージェンスとゴールデンクロスが同時に発生した場合は、トレンド転換の示唆が2つ重なることになるので、逆張りエントリーの優位性が非常に高いことになります。

決済タイミングは、エントリー方向と反対に、トレンド転換の示唆が発生した場合に設定するだけと非常に簡単であるため、FX初心者でも無理せず利用できます。

また、上手くトレンド発生に沿ったトレードを行うことが出来れば、大きな値幅を狙ったトレードを実現することが可能です。

しかし、大きな時間軸であるほど、2つの減少が同時に発生する可能性は低くなるので、エントリーポイントが限られるデメリットがあります。

そのため、一度で大きな値幅を狙うデイトレードやスイングトレードをメインに行っている人にオススメの手法です。

以下の記事では、RSIについて解説しています。
具体的な使い方について理解できるので、ぜひ参考にしてください。

水平線と移動平均線を組み合わせた手法

2つ目の手法は、水平線と移動平均線を組み合わせた手法です。

この手法は、過去の相場で多く意識されている価格帯に引いた水平線と、複数の移動平均線が重なるタイミングで逆張りエントリーするだけのシンプルな手法です。

過去の相場で多く反発意識がある価格帯は、その先の価格変動でも反発傾向があるため、逆張りエントリーの優位性が高いポイントになります。

複数の移動平均線が重なるポイントも反発意識が高まるため、水平線と複数の移動平均線が重なるタイミングは、大小にかかわらず反発が生まれる可能性が非常に高くなります。

損切り位置も水平線を上回った位置に設定するだけと、とてもシンプルであるため損切りしやすい点もメリットになります。

しかし、利確ポイントは自分で設定する必要があるため、大まかな価格で設定するか相場を見ながら判断しなければならない点がデメリットです。

そのため、相場を見る時間を多く確保できる人や、シンプルな手法を使いたい人にオススメです。

【MT5】アラート付き移動平均線インジケーターが便利!

Candle Cross MA

「Candle Cross MA」は、アラート機能が付いた移動平均線のカスタムインジケーターです。

チャートに表示させた移動平均線にローソク足が触れた瞬間にアラートが発生するので、もし移動平均線付近をエントリーポイントに設定しようとしている人は、トレード機会を見逃さずに済みます。

また、このカスタムインジケーターがあれば、先ほど解説した移動平均線を使ったオススメの手法を用いる場合に、非常に役立ちます。

「Candle Cross MA」は、以下のサイトからインストールできます。

サイトに移動した後は、MT5をダウンロードする際に作成するアカウントにログインすることでインストールが可能になります。

アカウントが無い場合は、アカウント作成を行ってからインストールしてください。

ログインが完了したら、以下の写真のように「ダウンロード」ボタンをクリックして、ダウンロードしましょう。

ダウンロードが完了した後にMT5を開いた後、チャート上の「表示」から「ナビゲーター」を選択し、「Candle Cross MA」をダブルタップするとチャートに表れます。

設定欄では、移動平均線に関する設定やアラート設定ができるので、自分のトレードスタイルに沿った自由な設定が可能です。

デフォルト設定から移動平均線の期間を変更したい場合は、「Period」の数字を変更し、単純移動平均線に設定したい場合は、「Method」の項目を「Simple」に変更してください。

MA Cross 3MACross Alert WarnSig

「MA Cross 3MACross Alert WarnSig」は、3本の移動平均線にアラート機能が付いたカスタムインジケーターです。

MQL5より引用

このカスタムインジケーターは、3本の移動平均線の内、短期線が中期線か長期線を、中期線が長期戦をゴールデンクロスかデッドクロスした際に通知してくれる機能があります。

また、過去にクロスしたタイミングを矢印で表示してくれるため、チャートの過去検証の際にも役立ちます。

そのため、ゴールデンクロス・デッドクロスを用いたトレードを手法にしたい人には、非常にオススメのインジケーターです。

「MA Cross 3MACross Alert WarnSig」は、以下のサイトからインストールできます。

サイトに移動した後は、①と同様にログインした後にインストールできます。

ログインが完了したら、以下の写真のようにファイルのURLをクリックして、ダウンロードしましょう。

ダウンロードが完了した後は、以下の写真のように、「ファイル」のなかの「データフォルダを開く」を選択しましょう。

データフォルダを開いた後は、「MQL5」→「Indicators」→「Examples」内に、先ほどダウンロードしたファイルを貼り付けてください。

貼り付けた後に、MT5を再起動すると、インジケーターとして挿入できるようになります。

MT5再起動後は、「挿入」→「インディケータ」→「カスタム」→「MA Cross 3MACross Alert WarnSig」をダブルクリックするとチャートの右上に表示されます。

こちらも移動平均線の設定からアラートに関しての機能もを自由にカスタムできるので、自分に合った仕様に設定しましょう。

【MT5】移動平均線をベースにしたオススメのEA

Three Moving Averages

「Three Moving Averages」は、3本の移動平均線が同じ方向に形成された際に、順張りでエントリーするEAです。

MQL5から引用

このEAは、3本全ての移動平均線がエントリーした方向と反対に形成されたタイミングで決済します。

また、EAの移動平均線は、自分の好きな期間に設定できるので、使う人によってエントリータイミングが異なります。

移動平均線を使った順張りトレードのEAを使用したい人にオススメです。

「Three Moving Averages」は、以下のサイトからインストールできます。

サイトに移動した後は、インジケーターの際と同じようにインストールできます。

ログインが完了したら、以下の写真のようにファイルのURLをクリックして、ダウンロードしましょう。

ダウンロードが完了した後は、以下の写真のように、「ナビゲーター」内の「Three Moving Averages」をダブルタップで設定できます。

設定画面が表示されたら、移動平均線の期間、利確・損切り設定、ロット設定を行いましょう。

赤色で囲まれている部分で、移動平均線の期間が設定が可能で、青色の部分の「Stop Loss」で損切りpips、「Take Profit」で利確pipsの設定が行えます。

緑色の部分で、毎回エントリーするロット数が設定できるので、自分の資金とのバランスを考えながら調整しましょう。

EMA 6.12

「EMA 6.12」は、2本の移動平均線がゴールデンクロスしたタイミングで買い、デッドクロスしたタイミングで売りエントリーしてくれるEAです。

買いエントリーした際は、デッドクロスした時点でポジションを決済し、売りエントリーした際は、ゴールデンクロスした時点で決済します。

そのため、ゴールデンクロス・デッドクロスを活用した順張りトレードが出来るEAを利用したい人にオススメです。

また、このEAも移動平均線の期間を自由に設定できるため、トレーダーによってエントリータイミングが異なります。

「EMA 6.12」は、以下のサイトからインストールできます。

サイトにログインが完了したら、以下の写真のようにファイルのURLをクリックして、ダウンロードしましょう。

ダウンロードが完了した後は、以下の写真のように、「ファイル」のなかの「データフォルダを開く」を選択しましょう。

データフォルダを開いた後は、「MQL5」→「Exparts」→「Market」内に、先ほどダウンロードしたファイルを貼り付けてください。

貼り付けた後に、MT5を再起動すると、EAが使用できるようになります。

MT5再起動後は、以下の写真のように、「ナビゲーター」内の「EMA 6.12」をダブルタップで設定できます。

設定画面が表示されたら、移動平均線の期間、利確・損切り設定、ロット設定を行いましょう。

赤色で囲まれている部分で、ロットの設定が可能で、青色の部分の「Take Profit」で利確pips、「Trailing Stop」で損切りpipsの設定が行えます。

緑色の部分で、2本の移動平均線の期間が変更できるので、自分に合う期間を調整しながら設定しましょう。

【まとめ】移動平均線を活用して相場の理解を深めよう

今回は、移動平均線の見方や使い方についてやパソコン版・スマホ版それぞれのMT5での移動平均線の表示方法について解説しました。

移動平均線は、相場のトレンドの方向性や強弱、転換期を分析する際に、非常に便利なインジケーターです。

しかし、あくまでテクニカル分析ツールの一つであるため、移動平均線だけを根拠にトレードを行うと、だましに遭ってしまう危険性があります。

そのため、この記事で紹介した移動平均線の使い方やオススメの手法を参考に、移動平均線を上手く活用して優位性の高いトレードを行いましょう。

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この記事を書いた人

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