今回はユーロドルについて分析していきます!
4H足分析
まずは先週のおさらいからです。
10/20の記事では下降トレンドから上昇トレンドへ転換していて、大きい波と小さな波の2つの切り下げラインがあることを解説しました。
続いて小さい波(緑)は既に抜けており、大きい波(橙)を抜けるかどうかといった場面でした。
1週間経って結果としては大きく上に抜けるという結果になりました。
と言うところで今週の分析ですが今後の動きについて分析していきます。
まずはぱっと見の印象ですが、上昇トレンドが本格的にスタートし始めたかな?といった印象です。
そのポイントは2つ。
- 大きい波(橙)の切り下げラインを上に抜けていること
- 安値が切り上げ状態であること
水平線が引ける場所は非常に多く、トレーダーによって引く場所が全く異なるので、最終的に絞り込む時に迷ってしまうことが多いです。
対してトレンドラインはその名の通り、トレンドに対して引くもので引ける場所はそこまで多くはないですが、その分トレンドの把握と戦略のたてやすさはあります。
さて話を戻して2つ目。
これはダウ理論から来ています。
トレンドの定義は『連続する高値安値が、前回の高値安値を更新していること』です。
青矢印の部分に注目です。
下降トレンド最安値(1.04500)から安値を追いかけてみると、1度も安値を割っている部分が見当たりません。
これはダウ理論のトレンドの定義に当てはまるので、上昇トレンドと言えます。
ということは順張りの基本戦略としては【上昇を積極的に狙っていきたい】ということになります。
ですが、直近では大きく下落をしていますが、単純に4H切り下げラインへのリターンムーブと認識して問題ないと思います。
もっと詳しい分析は下位足を見ていきます。
15M足分析
現在の15M足では下降トレンドを形成中です。
黒い矢印で予測を立てていますが、現在のレートからもう一段程下落する流れになると思います。
理由として、転換の予兆が見えないことが挙げられます。
分かりやすいところで言うと、Wボトムや逆三尊が挙げられます。
現状を確認してもまだまだゆっくりと下落へ向かっている部分しか確認できないので、まだ直近のトレンドである下落の方が優位であることが分かります。
トレンドが転換する際には必ず勢力が拮抗するタイミングがありますので、ご自身の使っているインジケーターと合わせて考えてみてください。
ここから上昇へ転換したとなると、上位足の長期トレンドと下位足のこれから向かうであろう方法が一致するので、セオリー通りのトレンドフォローをできる環境が揃うといった状況であるので、切り下げライン付近での動きは要チェックです!
現在のEURUSDの値段
それでは、来週もいいトレードを!
本サイトのコンテンツは、あくまでも情報提供を目的としたものであり、トレードの判断を促すものではありません。これらのコンテンツから得られる情報によって生じた一切の損害について、弊社及び記事執筆者は責任を負いません。加えて、記事の修正・変更が生じた場合についても、弊社はこれを通知する義務を負いません。
また、本サイトに掲載されているコンテンツの著作権は全て『Wiki Co.、Limited』に帰属しており、著作権法、関連条約・法律で保護されています。当サイトのテキスト・画像の無断転載・複製は固くお断りいたします。
取引に役立つ情報をあなたの元に
WikiFXアプリはこちらから
コメント コメント 0