たむの週間分析レポートEURJPY|2023年12月1日

今回はユーロ円について分析していきます!

目次

4H足分析

ぱっと見として、上昇トレンドを形成しています。

これは円安がずっと続いており、同じく円を含むクロス円の通貨全てが現在も上昇を続けています。
上昇中も押し目が浅く、エントリーがしにくい期間が続いていました。

その中で、直近の下落が気になります。
今までじわじわと上昇してきていたのが164.3に到達した瞬間に、今までの動きから一転し急落しました。
その後上昇はしましたが、163.7のレートでストップに下方向へ方向転換しました。

このことから、『前回の高値を超えるほどの上昇の力がなかった』ということが伺えます。

この時点ではまだダウ理論は崩れていません。
よくあるパターンとして、『最新安値付近でWボトムを形成して再上昇』という場面を見ます。

それでは今回はどうなのか?

現在の最新安値である161.2を下に抜けたところでもじもじしています。
この時点で安値を割っているのでダウ理論上、4H足での上昇トレンドは終了していると言えます。

この後はレンジになるか、下降トレンドになるかのどちらかになります。

黒枠で右肩下がりのWトップが確認できます。ネックラインである161.2を下に抜けているので、Wトップ完成として見ていいと思います。
このWトップの大きさ的に159.0あたりまでは下落してくるものと思います。

これからは下降戦略がメインになってくると思いますので、方向を間違わないように下位足で最終的な方向を見定めていきましょう!

15M足分析

15M足のぱっと見の印象としては、4H足よりも綺麗な下降トレンドを形成していると感じます。

15M足での切り下げラインも引けるので、わかりやすいと思います。
4H足Wトップのネックラインである161.2付近での動きを見てみると、抜ける直前の動きが今までの綺麗な戻り目の付け方ではなく、レンジっぽいもじもじした動きから下抜けをしています。

ここから新規で売り注文が入ったというよりも、買い注文の決済で相対的に売り注文の比率が多くなり下落したという動き方に見えます。

どちらにしてもこの動きで上位足でも下降トレンド入りが確定しているので、15M足では素直に戻り目を狙って下降戦略で行けば安定して利益を取っていけると思います。

ただこの下落は一旦159.0あたりまでを想定していますが、わかりやすいエリオットカウントもない為、無理に分析はしません。

またWトップの効力が終わるころに再分析し、その後の動きについてシナリオを立てていきます。

現在のEURJPYの値段

それでは、来週もいいトレードを!

注意事項

本サイトのコンテンツは、あくまでも情報提供を目的としたものであり、トレードの判断を促すものではありません。これらのコンテンツから得られる情報によって生じた一切の損害について、弊社及び記事執筆者は責任を負いません。加えて、記事の修正・変更が生じた場合についても、弊社はこれを通知する義務を負いません。
また、本サイトに掲載されているコンテンツの著作権は全て『Wiki Co.、Limited』に帰属しており、著作権法、関連条約・法律で保護されています。当サイトのテキスト・画像の無断転載・複製は固くお断りいたします。

取引に役立つ情報をあなたの元に
WikiFXアプリはこちらから

アプリ画面
この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

WikiFXでは、テクニカル分析のやり方から、FX会社の安全性に関する情報まで『今日から役立つFXの情報』を幅広く発信しています。
そして私たちは、FX会社アフィリエイトを一切していません。
だからこそ、正しく・信頼性の高い情報を読者の皆様にお届けする自信があります。

コメント コメント 0

コメントする