今回はユーロ円について分析していきます!
4H足分析
ぱっと見として、上昇トレンドを形成しています。
これは円安がずっと続いており、同じく円を含むクロス円の通貨全てが現在も上昇を続けています。
上昇中も押し目が浅く、エントリーがしにくい期間が続いていました。
その中で、直近の下落が気になります。
今までじわじわと上昇してきていたのが164.3に到達した瞬間に、今までの動きから一転し急落しました。
その後上昇はしましたが、163.7のレートでストップに下方向へ方向転換しました。
このことから、『前回の高値を超えるほどの上昇の力がなかった』ということが伺えます。
この時点ではまだダウ理論は崩れていません。
よくあるパターンとして、『最新安値付近でWボトムを形成して再上昇』という場面を見ます。
それでは今回はどうなのか?
現在の最新安値である161.2を下に抜けたところでもじもじしています。
この時点で安値を割っているのでダウ理論上、4H足での上昇トレンドは終了していると言えます。
この後はレンジになるか、下降トレンドになるかのどちらかになります。
黒枠で右肩下がりのWトップが確認できます。ネックラインである161.2を下に抜けているので、Wトップ完成として見ていいと思います。
このWトップの大きさ的に159.0あたりまでは下落してくるものと思います。
15M足分析
15M足のぱっと見の印象としては、4H足よりも綺麗な下降トレンドを形成していると感じます。
15M足での切り下げラインも引けるので、わかりやすいと思います。
4H足Wトップのネックラインである161.2付近での動きを見てみると、抜ける直前の動きが今までの綺麗な戻り目の付け方ではなく、レンジっぽいもじもじした動きから下抜けをしています。
ここから新規で売り注文が入ったというよりも、買い注文の決済で相対的に売り注文の比率が多くなり下落したという動き方に見えます。
どちらにしてもこの動きで上位足でも下降トレンド入りが確定しているので、15M足では素直に戻り目を狙って下降戦略で行けば安定して利益を取っていけると思います。
またWトップの効力が終わるころに再分析し、その後の動きについてシナリオを立てていきます。
現在のEURJPYの値段
それでは、来週もいいトレードを!
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