日足分析
今のポンドドル(クリックで参考レートをご覧ください)は年単位での下降トレンドを形成しており、週足で切り下げラインを引くことができています。
2023年の10月ごろからは上昇トレンドを形成しており、言語化をすると『長期下降トレンド中の戻り目を形成している』と表現することができます。
その中で1か月以内の動きとしては1.26120を安値として、12月から高値切り下げの三角保ち合いの形を形成しています。
約2か月、トレードしにくい相場状況でしたが、安値に注目すると1.126120を3度反発しており、安値が固い/サポートラインとして意識されていそうということを汲み取れます。
切り下げラインが引けるぐらいには高値も切り下がってきているので、買い勢力が弱まってきていますが、1.26120で反応しているのを見ると、高値更新をしていないので、一旦決済。
再上昇するのを待つトレーダーが多いので高値が切り下がる形になってきたのだと読み取れます。
次に左側に注目して見ると、下降トレンド中の最終高値の候補は2つあります(橙〇)
先に言うと上の橙〇が戻り高値として意識されていると思います。
理由は下橙〇を戻り高値として認識した場合、上昇トレンドが進行する中でこの付近のレートで折り返してはいますが、下落後の上昇が高値を軽々と更新しています。
もしここが高値として認識、同時にエリオット1波としたときにその後の2波が短すぎて不自然なことになりますので、上橙〇を戻り高値として認識、右側の上昇トレンドをエリオット1波、現在を2波中?として認識するのが自然です。
この後の予測としては、直近で引いている日足の切り下げラインに対して大陽線で抜けるような動きがあれば、積極的に上昇ポジションを取っていきたいです。
逆に1.23120を割るような動きをしたら、反動をつけるような動きをして一気に日足/週足切り下げラインを突破するような動きをしそうなので、直近の動きに注意しつつ戦略を立てていきたいです。
1H足分析
1H足では三角保ち合いの部分が詳しく表れています。黒矢印は日足での波、黄色矢印が1H足の高安値の推移を表しています。
直近の緑□に注目すると、一気に上昇後、動きがストップしていることから、買いポジションを持っていたトレーダーの決済により売り買いのバランスが取れている状態になっています。
この後下落がポイントで上昇し始めの安値、1.26260よりも高い所で再上昇し始めたら、再度上昇方向へトレンドが傾いていることになりますので、上昇戦略を狙っていける相場になると思います。
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