今回はユーロ円について分析していきます!
4H足分析
4時間足では現在のユーロ円(クリックで参考レートをご覧ください)、高値と安値を切り下げる下降トレンドが形成されています。しかし、日足と週足では引き続き上昇トレンドが見られ、12月27日から始まった下降トレンドは、上昇トレンドの中の一時的な調整と捉えられていました。
基本戦略として日足に基づく順張りを採用している場合、上昇を狙うのが望ましいシチュエーションですが、4時間足では下降トレンドが継続中のため、4時間足やそれより短い時間枠での下降戦略を採ることにしていました。
日足での前回の安値は1.07250で、このレベルを明確に割り込むと、日足レベルで下降トレンドに入る可能性が高いとされる重要なレートです。
一時的にこのレートを下回る動きが見られましたが、その下落は25pips程度であり、ヒゲ先に留まったため、まだ下割れしたとは判断していません。
下降トレンドを形成しているため、トレンドラインを戻り高値で引く試みをしましたが、正確に高値で引くのは難しく、抜けたり届かない部分の平均を基準に引いてみました。
その結果、トレンドラインを上回る上昇が既に確認されており、さらに下降トレンド中の高値1.08000を上回っていることから、下降トレンドの終焉が示唆されています。
今後の重要なポイントは、下降トレンドの最低値である1.07000を下回るかどうかですが、おそらくは1.07000に到達せず、1.07250付近で反転して上昇する流れになると考えられます。これはトレンドラインで3回の反発後、4回目に抜けたこと、及び4回目の試みで人々が意識し始めるため、このトレンドライン付近でのサポート・レジスタンス転換とリターンムーブが期待されるからです。
15M足分析
15分足では高値と安値を切り上げる上昇トレンドが形成されています。トレンドラインを引くことが可能であり、戻り安値同士を結んでトレンドラインを表示しています。
トレンドラインを引いた結果、すでにその下を抜けてリターンムーブを形成し、戻り高値をつけた後の状態にあることが分かりました。
これは4時間足での予測と一致し、一時的に下降トレンドに転じる流れにあると考えられます。この推測の根拠としては、2月22日頃に見られた急騰急落が挙げられます。
これを4時間足で確認すると、長い上ヒゲを伴う上昇が見られますが、これにより上昇トレンドであっても、下降の勢いが上昇を上回っていることが示されます。上位時間足のプライスアクションを踏まえると、これからの下降トレンドへの移行が予想されるため、短期的には戻り高値を狙った4時間足の下降戦略が良い選択となりそうです。
本サイトのコンテンツは、あくまでも情報提供を目的としたものであり、トレードの判断を促すものではありません。これらのコンテンツから得られる情報によって生じた一切の損害について、弊社及び記事執筆者は責任を負いません。加えて、記事の修正・変更が生じた場合についても、弊社はこれを通知する義務を負いません。
また、本サイトに掲載されているコンテンツの著作権は全て『Wiki Co.、Limited』に帰属しており、著作権法、関連条約・法律で保護されています。当サイトのテキスト・画像の無断転載・複製は固くお断りいたします。
取引に役立つ情報をあなたの元に
WikiFXアプリはこちらから
コメント コメント 0