4H足分析
まずはEURUSDの現状を確認します。
4H足は長期下降トレンド中でしたが、5/20時点で、1.087000へ到達しました。
このレートは下降トレンド中の最新高値で、トレンドが終了するかどうかの境目になる場所です。
1.087000に到達した後は、再上昇をせずに下落をしてきています。
それではこの下降はどこまで続くのかは、過去を見て推測します。
1.06000からの上昇中の2か所(①②)の押し目は約100pips程の下落をしています。
もし押し目として機能するのであれば、今回も100pips程の押し目が想定されます。
最新の安値は一番トップの1.089400から100pips程下落した、1.08000が安値です。
しかもここは日足の切り下げラインと重なる場所です。
本来であれば、順張りとして切り下げラインを背にして上昇戦略を立てられる場面ですが、考慮すべきポイントがあります。
それはトレンド転換の可能性があるということです。
この1.06000~1.087000の上昇トレンドがエリオット1波である可能性です。
前回高値である1.08700を少し超えたぐらいで、大きく抜けているわけではなく、見た人が全員「トレンドが終了した」と判断できる状態ではありません。
だからこそ先ほど開設した直近の下落が大切になってきます。
今回の仮定1波は約270pipsとなっており、フィボナッチの38.2%に当てはめてみると約100pipsの値幅になります。
100pipsと言えば、上昇トレンド中の戻り目の共通点であり、③回目もそうなりそうですが、押し目として小さすぎることが挙げられます。
このあと1波と同じ上昇をしようと思ったら、一度しっかりと調整する必要があるので、フィボナッチは38.2ではなく、50か61.8%で止まる可能性がありますが、ここは下位足も含めて考えましょう。
15M足分析
15M足ではいつも通り、トレンド転換が起こるのを見ていきます。
現状高値安値切り下げの下降トレンドを形成しており、トレンド転換が起こりそうな雰囲気はまだありません。
本来は高値を上抜けたタイミングを計ってトレードするのですが、今は15M足の切り下げラインに注目して見るのがいいかと思います。
理由は15M足でトレンド転換を見ようと思ったら、だましが多いことに注意しないといけないので、難易度が高くなってしまいます。
なので、切り下げラインを上に抜けるまで待機し、上抜けした後にトレンド転換の判断をするのが分かりやすくていいと思います。
現状まだ何も起こってないし、4H足ではもう少し下がりそうな雰囲気もありますので、4H足節目までは短期下降戦略でトレードしていくのが自然な流れでいいかと思います。
注意点として、上昇へ転換したときには一気に上昇へ勢力が傾くので、早く撤退できるように心構えだけはしっかりしておきましょう。
現在のEURUSDの値段
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