4H足分析
まずはEURUSDの現状確認です。
今の大きな流れは日足で下降トレンドを形成していましたが、最終高値である1.08700を右側の上昇トレンドで上抜けしたので、ダウ理論上、一旦下降トレンドは終了したと見ます。
1週間ほどの直近の動きは1.08700を上限として、下降トレンドのようなレンジ相場を作っています。
まとめると、新しく上昇トレンドへ入っているものの、直近で不穏な動きをしているので、注意が必要という状態です。
僕が不安に感じているのは、『エリオット2波として変な形』だからです。
詳しく説明すると、1.06000~1.08700までの上昇で下降トレンド中の最終高値まで到達したことでこの部分をエリオット1波として仮定しました。
となるとこの後は2波が始まりそうですが、短期で下降トレンドがスタートするのが自然で高値安値の切り下げが起こるはずです。
ですが実際は高値が同じレートでストップし、安値のみ更新している状態になります。
確かに安値を更新しているので、下降トレンド中ではありますが、その中でもまだ上昇しようとする力が強いのを感じます。
1.07890から上昇している部分は上ヒゲが長いので、今までに比べて下へ押し返す力の方が強くなった気がしますが、高値が切り下がっているわけではないので、注意しておきましょう。
2波終了の目安としては、1.06000~1.08700までフィボナッチを引き、その38.2/50.0/71.8%付近で再上昇しそうなプライスアクションが出現するのを計りましょう。
スキャルピングとしては、上下にレートが振れている状態でどちらに動くか絞りにくいので、おすすめしません。 今上昇が終わったところで、この後の安値が1.07890よりも上で折り返すのが確認できれば、再上昇の準備が整いつつあるので、積極的に狙っていきましょう。
15M足分析
15M足では1.08700に到達した後の動きを見ることができます。
到達後にすぐ下落してきているのが分かります。
このことから、新規の売りポジションが一気に入り、バランスが売りに傾いたことが分かります。
直近に注目すると高値安値切り上げの上昇トレンドを形成しているので、まだ下降は始まりそうにありません。
15M足の理想の動きは1.08700の高値に届かずに落ちてくる事
言い換えると、今まで高値まで上昇できていた勢いがなくなったことを示しています。
そうなると売り勢力の方が相対的に強くなるので、下降トレンドへ突入する動きになってくると思います。
逆に上昇が継続するのであれば、高値を実体で大きく超えて更新が確定させなければいけません。
どっちの場合でも焦らずに対応できるよう、頭の中に入れておきましょう。
次の動きが出るまで時間が掛かりそうなので、ゆっくりと転換を待ちましょう。
現在のEURUSDの値段
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